朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ┏━━━━━━━━━━┓ ┃アクア・スペシャル版┃ ~ 投資の指針 ~ ┗━━━━━━━━━━┛ → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■ ■□ 女性のための株式投資 2013/11/11 朝刊 VOL.6781 □■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ おはようございます。aquaです。 NY市場で円安が進み、1ドル=99.10円前後の値動きとなっています。 この「円安」と「円高」、慣れてきますとどうということはないのですが、ビ ギナーの方にとりましては意外と「あれっ、円高・円安どっち?」とふと考え てみたりするものです。 そこで、本日は「円高」と「円安」について極めて初歩的なお話をさせて頂 こうと思います。既に、ご存知の方もたくさんいらっしゃるかと思いますので 恐縮ですが、ビギナーの方はご参考にして下さいませ。 例えば、昨日に1ドル=100円だった為替相場が、今日110円になった ら、これは円高でしょうか、それとも円安でしょうか。正解は「円安」です。 為替相場は、ある通貨に比べて日本円がどのくらい価値を持っているのかを表 示します。 為替相場が1ドル=100円ということは、1ドルの品物を、日本円で購入 するには100円必要ということです。為替相場が110円ならば、同じ1ド ルの品物を購入する場合でも、為替相場100円の時に比べて10円多い、1 10円を支払うことになります。 つまり、米ドルに対する日本円の価値が下がった、すなわち「円安」になっ たのです。これが1ドル=90円ならば、為替相場100円の時に比べて10 円だけ少ない90円を支払えば済みますから、米ドルに対する日本円の価値が 上がった、すなわち「円高」ということになります。 マーケットに携わる当初は、よくどっちが円高で円安だったかなんて考えた りするものですが、上記で申し上げたことをご理解いただければ、あとは慣れ るだけです。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.NY市況 2.主な注目材料とニュース 3.心に残る名言 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】NY市況 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ □ダウ工業株 15761.78(+167.80)△1.08% □ナスダック 3919.23(+ 61.90)△1.60% □S&P500 1770.61(+ 23.46)△1.34% □ダウ輸送株 7017.34(+ 76.51)△1.10% □半導体株(SOX) 500.98(+ 5.78)△1.17% □NY原油先物(12月限) 94.60(+ 0.40) □NY 金先物(12月限)1284.60(-23.90) □バルチック海運指数 1581 (-12) □為替 (対ドル) 99.07 (対ユーロ)132.46 □CME日経225先物 14270 (+180)※大証比 先週末8日のNY株式市場は大幅反発。雇用者数の予想を上回る伸びを好感 してリスクを取る動きが強まり、ダウは2日ぶりに最高値を更新しました。 朝方発表の10月の雇用統計で、非農業部門の雇用者数が前月比20万人を 超える増加となり、市場予想を大幅に上回りました。想定以上に強い雇用指標 を受けて量的金融緩和の縮小時期が早まるとの見方が強まり、この日序盤の取 引では警戒感から上値も限定的でした。 その後、量的緩和縮小の影響を吸収できるほど米景気は力強さを増しつつあ るとの見方が広がり、リスクを取る動きが加速。主要指数は上げ幅を拡大させ、 ダウは2日ぶりに過去最高値を更新しました。 S&P業種別指数(全10業種)は、金融を筆頭に素材、一般消費財、ヘル スケア、エネルギーなど8業種が上昇し、公益と通信が軟調でした。 個別銘柄では、JPモルガンやバンク・オブ・アメリカなどの金融株が軒並 み高。この日は量的緩和の早期縮小観測が強まったことから債券相場が大幅に 下落(利回りは上昇)し、金利上昇による収益拡大期待で金融株に買いが入り ました。一方、ローン金利の上昇が逆風となるDRホートンやレナーなどの住 宅建設株は軒並み安となりました。 増益決算を発表したメディア・娯楽のウォルト・ディズニーが上昇。市場予 想を上回る利益見通しを示した衣料品のギャップが大幅高。同じく好決算を手 掛かりにオンライン旅行サイトのプライスラインやクーポン共同購入サイトの グルーポンなども大きく上昇しています。前日上場した短文投稿サイトのツイ ッターは7%安で取引を終了しました。 ダウ構成銘柄では、JPモルガンを筆頭にゴールドマン・サックス、メルク、 ディズニー、デュポンなど27銘柄が上昇。一方でホームデポやマクドナルド、 IBMの3銘柄が軟調でした。 NY原油先物は雇用情勢の改善で需要が増加するとの期待を背景に反発。反 面、量的金融緩和の縮小が早まるとの見方が強まったことから金先物は大幅続 落となっています。バルチック海運指数(BDI)は続落です。 CME日経225先物は円建てが14270(大証比180円高)、ドル建 ては14260(同170円高)で取引を終了しました。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 有望銘柄の紹介で大好評!『アクア・スペシャル版』 ┗━━━━┛ お申込み・詳細 → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な注目材料とニュース ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ☆注目材料 = NYダウ、史上最高値更新! = 先週末のNYダウは大幅高。前日比167ドル高の1万5761ドルと2日 ぶりに史上最高値を更新しています。10月の米雇用統計で就業者数の伸びが 市場予想を大幅に上回り、米国景気が本格的に回復することへの期待感が強ま ったことが要因となっています。 シカゴ日経平均先物は1万4260円と先週末の東京市場の日経平均株価1 万4086円と比べて170円ほど高い水準となっています。 週末のNY市場の円相場は、対ドルで1ドル=99円00銭~10銭(8日 16時台は98円09銭前後)と大きく円安に振れています。10月の米雇用 統計で就業者数の伸びが市場予想を大幅に上回り、量的金融緩和の早期縮小論 が再浮上しています。また、米長期金利が上昇し、日米の金利差が拡大したこ とも円安・ドル高(円売り・ドル買い)要因となっています。 対ユーロも1ユーロ=132円45銭~55銭(同131円43銭前後)と 大きく円安に振れています。対ドルでの円安が波及しています。 NY原油は、前日比0.40ドル高の1バレル=94.60ドルと2日ぶり に上昇しています。 NY金価格は2日連続安。前日比23.9ドル安の1トロイオンス=128 4.6ドルと10月16日以来、約3週間ぶりに1300ドルの節目を割り込 んでいます。 = 10月米雇用20.4万人増、市場予想上回る = 米労働省が8日(金)に発表した10月の雇用統計は、非農業部門の就業者 数が前月比20.4万人増と市場予想の12.5万人増を大幅に上回っていま す。9月の就業者数の増加は14.8万人から16.3万人に、8月は19. 3万人から23.8万人にそれぞれ上方修正しています。遠のきつつあると見 られていた量的金融緩和の縮小議論に影響を与える可能性があります。一方、 失業率は7.3%となり、前月より0.1ポイント上昇しています。 中国国家統計局が9日(土)に発表した10月の消費者物価指数(CPI) は、前年同月比3.2%上昇と8ヵ月ぶりの高水準になっています。中国政府 の年間抑制目標である3.5%に近づいています。 前週末の日経平均株価は2日連続安。前日比141円安の1万4086円と なっています。11月限オプションSQ値1万4013円よりも70円ほど高 く引けています。 東証が8日発表した10月第5週(10月28日~11月1日)の投資部門 別株式売買動向を見ますと、外国人投資家は2週ぶりに買い越し、買越額は2 277億円(前週は242億円の売り越し)となっています。 一方、個人投資家は2週ぶりに売り越し、売越額は2221億円(前週は1 229億円の買い越し)となっています。5月に日経平均株価が高値を付けた 時に買い建てた投資家による期日前の処分売りが出ています。 本日は、8:50に9月の国際収支が発表されます。経常収支(海外とのモ ノやサービス、投資などの収支状況)の事前予想は4000億円程度の黒字( 8月・速報値は1615億円の黒字)と2月から8ヵ月連続で黒字となる見通 しです。 14:00頃に10月の景気ウォッチャー調査が発表されます。9月の調査 では、街角の景況感を示す現状判断指数(DI)は前月より1.6ポイント上 昇の52.8と6ヵ月ぶりに改善しています。景気判断の分かれ目とされる5 0の水準は8ヵ月連続で上回っています。2~3ヵ月先を見る先行き判断DI は前月より3.0ポイント上昇の54.2と5ヵ月ぶりに改善しています。5 0の水準は10ヵ月連続で上回っています。 今週の主な国内経済指標・行事は、12日(火)は10月の工作機械受注。 13日(水)は9月の機械受注。14日(木)は7~9月期のGDP・速報値。 15日(金)は米国の次期駐日大使キャロライン・ケネディ氏の来日などが予 定されています。 海外では、本日はCOP19・第19回国連気候変動枠組み条約締約国会議 (~22日、ワルシャワ)、EU(欧州連合)財務相理事会(ブリュッセル)、 ユーロ圏財務相会合(ブリュッセル)、米国はベテランズ・デーで債券市場が 休場(株式・商品市場は通常取引)。12日(火)は中国共産党第18期中央 委員会第三回全体会議(三中全会の最終日、北京)。13日(水)は10月の 米財政収支の発表など。 週後半の14日(木)はインド市場休場(ムハッラム・イスラム教新年)、 アジア欧州会議(ASEM)外相会合(~15日、ニューデリー)、7~9月 期の独GDP・速報値、7~9月期のユーロ圏GDP・速報値、ユーロ圏財務 相会合(ブリュッセル)、9月の米貿易収支、米上院銀行委員会で次期議長に 指名されたイエレンFRB副議長の承認公聴会。15日(金)は7~9月期の 香港GDP、EU財務相理事会(ブリュッセル)、10月の米鉱工業生産・設 備稼働率の発表などが予定されています。 今週、9月中間期(4~9月)の決算の発表を予定している主な企業は以下 の通りとなっています。 【11日】(月) 大王紙(3880)、東和製薬(4553)、DIC(4631)、 BML(4694)、東京精(7729)、岩谷産(8088)、 東急(9005)、 9月本決算:ホトニクス(6965) 【12日】(火) 大成建(1801)、大林組(1802)、清水建(1803)、 鹿島(1812)、日揮(1963)、明治HD(2269)、 ロート(4527)、太平洋セメ(5233)、信号(6741)、 パイオニア(6773)、いすゞ(7202)、 ゼンショー(7550)、タカラトミー(7867)、 セイコーHD(8050)、りそなHD(8308)、 三井住友FG(8316) 【13日】(水) 電通(4324)、大塚HD(4578)、東洋エンジ(6330)、 ミズノ(8022)、東映(9605)、 9月本決算:日農薬(4997) 【14日】(木) 長谷工(1808)、マツキヨHD(3088)、 エアウォータ(4088)、三菱UFJ(8306)、 三井住友トラ(8309)、みずほFG(8411)、 第一生命(8750) 【15日】(金) あおぞら銀(8304)、SONYFH(8729)・・・等々。 ◆主なニュース ・国家戦略特区、沖縄・新潟など候補 設備投資減税も検討 ・非課税の私的年金創設 政府、金融分野で新たな成長戦略 ・柏崎刈羽原発、審査へ 原子力規制委、汚染水対策を評価 ・東証、夜間市場の創設を検討 午後7時~11時半が有力 ・上場企業の経常益28%増 今期、自動車・電機がけん引 ・購買データ、新商品開発に提供 CCCは4700万人分 ・日産「軽」生産へ 国内100万台維持、三菱自にも供給 ・キリン、ブラジルに積極投資 生産能力増強に150億円 ・NTT、自社株9500億円分消却 年間配当10円増配 ・米新興ネット企業、業績格差広がる モバイル対応に注力 ◆経済指標等 ・対内証券売買契約(10月、財務省) ・国際収支(9月と4~9月、財務省) ・貸出預金動向(10月、日銀) ・特定サービス産業動態統計(9月速報、経産省) ・企業倒産(10月、民間信用調査会社) ・景気ウオッチャー調査(10月、内閣府) ・中国新車販売台数(10月) ◆その他 ・主な決算 ショーボンド(1414:コンクリート構造物補修の最大手) DIC(4631:海外企業買収でインキ世界首位) ニチアス(5393:耐熱技術で多方面展開) 東急(9005:輸送人員は民鉄最大) ・EU欧州連合財務相理事会 ・ユーロ圏財務相会合 ・ベテランズデーにより米国で債券と外国為替市場が休場 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】心に残る名言 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 実行せざる思い付きは空想と称し、また妄想と称す。 国木田 独歩 (欺かざるの記) THANK YOU FOR READING MY MAIL MAGAZINE! by aqua  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ◆11月11日 今日は何の日? 六輝:赤口 世界平和記念日、米退役軍人の日(ベテランズデー)、豚饅の日、煙突の日、 美しいまつ毛の日、チンアナゴの日、おかあちゃん同盟の日、恋人たちの日、 立ち飲みの日、ネイルの日、おそろいの日、ミュージカル「キャッツ」の日、 コピーライターの日、鏡の日、介護の日、長野県きのこの日、おりがみの日、 鮭の日、きりたんぽの日、ポッキー&プリッツの日、下駄の日、もやしの日、 ジュエリーデー(宝石の日)、ロールちゃんの日、サッカーの日、磁気の日、 麺の日、チーズの日、ピーナッツの日、電池の日、公共建築の日、西陣の日、 配線器具の日、くつしたの日(ペアーズデイ)、モールアートの日、箸の日、 アイドルドッグの日 ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =7年連続受賞= ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2012 http://melma.com/contents/moy2012/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 5年連続での『総合大賞』 (06年と07年はマネー部門賞第1位) ◎まぐまぐ大賞2008http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし) ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━