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　「いつ、どの銘柄を買えばいいの？」「現在の相場をどう見ればいいの？」

　　　　　　　独自の観点でａｑｕａがやさしく解説します。

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株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ　━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・

 　　　　　　　　　　 　◎　ハロー！株式　◎　　　　　 2014/03/14 朝刊

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おはようございます。ａｑｕａです。

　本日はホワイトデー。男性の皆様のお返しは既にお済でしょうか。

　早いもので４４年が経ちますが、１９７０年の本日３月１４日、大阪で日本
万国博覧会が開幕となりました。「月の石」などが話題となり、９月１３日の
閉会式までの入場者数は６４２１万人という活況を呈しました。


　　　　＝　半値押し＆半値戻し　＝


　ところで、株式マーケットに接していますと『半値押し』という言葉を耳に
する機会が多いと思います。


　順調に上がっていた株式が一転して下がり始めますと、その株を持つ人は不
安になるし、一方で買い場を狙う人も出てきます。どこまで下がるか。その目
安にする水準の一つが『半値押し』です。「押し」は株価の下げを表す相場用
語です。


　例えば、５００円だった株価が７００円に上昇した後、下げに転じたとしま
す。上げ幅２００円の半分に当たる１００円分下げた６００円がちょうど「半
値押し」水準となります。この水準になれば下げ止まってくるのではと考える
タイミングです。ただ、そこでも止まらなければ相場は弱いとの見方に変わり
ます。株価が５００円まで逆戻りするのが「全値押し」です。


　もう底値に近いだろうと経験的に使われてきた相場格言に「半値８掛け２割
引き」もあります。０．５（半値）×０．８（８掛け）×０．８（２割引き）
＝０．３２が計算式です。つまり高値の約３分の１にまで下がれば、さすがに
買っていいのではないかと判断します。その株の高値が５００円だった場合、
５００×０．３２で１６０円です。


　また、半値押しとは反対に、下がっていた株価が下落分の半分を取り戻して
くる「半値戻し」という目安もあります。そして、「半値戻しは全値戻し」と
言い、半値まで戻せば相場は強く、全値を戻してくる可能性があるとの見方に
繋がってきます。




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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．ＮＹ市況

 ２．主な注目材料とニュース

 ３．心に残る名言







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【１】ＮＹ市況　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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□ダウ工業株　　　　　　１６１０８.８９（－２３１.１９）▼１.４１％
□ナスダック　　　　　　　４２６０.４２（－　６２.９１）▼１.４６％
□Ｓ＆Ｐ５００　　　　　　１８４６.３４（－　２１.８６）▼１.１７％

□ダウ輸送株　　　　　　　７４８０.７６（－１０５.２２）▼１.３９％
□半導体株（ＳＯＸ）　　　　５６５.１４（－　　９.７８）▼１.７０％

□ＮＹ原油先物（４月限）　　　９８.２０（＋　０.２１）
□ＮＹ　金先物（４月限）　１３７２.４０（＋　１.９０）
□バルチック海運指数　　　１４６８　　 （＋　１５）

□為替　　　　　　（対ドル）１０１.８１　 （対ユーロ）１４１.１９

□ＣＭＥ日経２２５先物　１４４４０　（－３１０）※大証比


　１３日のＮＹ株式市場は、中国の景気減速懸念やウクライナを巡る地政学リ
スクの高まりで大きく下落しました。ダウは４営業日続落で約３週間ぶりの安
値、ナスダックも大幅反落です。

　朝方発表された２月の小売売上高は市場予想を上回る増加で、前月まで２カ
月続いたマイナスからプラスに転じ、週間の新規失業保険申請件数は増加予想
に反して減少するなど、いずれも米景気の回復を示す内容だったことから朝方
は買い優勢となり、ダウは一時６５ドルほど上昇しました。

　ただ、同日発表された中国の１～２月の工業生産と小売売上高、都市部固定
資産投資のいずれも市場予想を下回り、同国の景気減速が意識されたことから
買いが続かず売り優勢に転じました。

　ウクライナ南部のクリミア自治共和国でロシア編入の是非を問う住民投票が
１６日に行われる予定ですが、ケリー米国務長官は議会の公聴会で、クリミア
で住民投票が実施されれば米国と欧州連合（ＥＵ）は１７日に「重大な措置」
を発動させると述べたことが伝わるとリスク回避の動きが強まり指数は下げ幅
を拡大しました。

　業種別では、テクノロジーや資本財の下落が顕著だった一方、公益が上昇し
ました。

　個別銘柄では、ネット通販最大手のアマゾンが小幅高。同社は無料配送など
の特典付きプライム会員の年会費を値上げすると発表し、収益改善期待から全
般安の中で堅調に推移しました。市場予想を上回る好決算を発表した高級家庭
用品販売のウィリアムズ・ソノマが逆行高。追加の自社株買い計画を発表した
ドーナツチェーンのクリスピー・クリームもしっかりでした。

　金融市場でリスク回避の動きが強まる中、安全資産の金に資金が流入してい
ることからニューモント・マイニングやバリックゴールドなどの産金株が上昇。
同じく安全資産として米国債が買われ（金利は低下）、１０年債利回りが１週
間ぶりに２．６％台に低下したことから、高配当利回りの電力株などの公益デ
クターも堅調でした。

　この日はダウを構成する全３０銘柄が下落し、ファイザーやユナイテッド・
テクノロジーズ、アメリカン・エクスプレス、ビザなどが下落率上位となって
います。

　ＮＹ原油先物は小幅ながら上昇し４営業日ぶりに反発。金先物も小幅高とな
り、４日続伸となりました。バルチック海運指数（ＢＤＩ）は反発です。

　ＣＭＥ日経２２５先物は円建て・ドル建てともに１４４４０（大証比３１０
円安）で取引を終了しました。




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【２】主な注目材料とニュース　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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☆注目材料

　昨晩のＮＹダウは大幅安。前日比２３１ドル安の１万６１０８ドルと４日連
続で値下がりしています。

　シカゴ日経平均先物は１万４４４０円と昨日の東京市場の日経平均株価１万
４８１５円と比べて３７０円ほど安い水準となっています。

　今朝６：２８の円相場は、対ドルで１ドル＝１０１円８１銭前後（昨日１６
：００台は１０２円５６銭）と円高が進行しています。

　ウクライナ情勢を巡る緊張の高まりや中国の景気減速懸念から投資マネーは
安全資産の代表格である米国債に流れ、米長期金利が低下。日米金利差縮小に
伴い、ドル売り・円買い（ドル安・円高）の動きとなっています。

　対ユーロは１ユーロ＝１４１円２０銭前後（同１４２円９４銭）と円高に振
れています。

　ＮＹ原油は小幅高。前日比０．２１ドル高の１バレル＝９８．２０ドルと４
日ぶりに上昇しています。

　ＮＹ金価格は小幅高。前日比１．９ドル高の１トロイオンス＝１３７２．４
ドルと４日連続で上昇しています。終値ベースで昨年９月９日以来、約半ヵ月
ぶりの高値水準となっています。


　昨日の日経平均株価は小幅安、前日比１４円安の１万４８１５円となってい
ます。

　東証１部の売買代金は１兆６３１７億円と今年最低を記録しています。昨年
１０月２２日以来の低水準となります。

　＝　外国人、３週連続買い越し！　＝

　東証が昨日発表した３月第１週（３～７日）の投資部門別売買動向を見ます
と、外国人投資家は３週連続で買い越し、買越額は３６３７億円（前週は１５
７億円の買い越し）となっています。昨年１２月第４週（４４７４億円）以来
の高水準となっています。

　一方、個人投資家は２週ぶりに売り越し、売越額は４７３０億円（前週は２
５８億円の買い越し）となっています。昨年１２月第４週（５５３４億円）以
来の高水準となっています。

　本日は、メジャーＳＱ。株価指数先物・オプションの特別清算指数（ＳＱ）
算出日となります。日経平均株価の終値が３月限ＳＱ値を上回るかどうか、こ
の点が注目となります。上回ればプラス材料視され、メジャーＳＱを通過する
ことによる需給面でのアク抜けが期待できます。

　会社四季報（春号）と日経会社情報（春号）が本日発売となります。

　１３：３０に１月の鉱工業生産指数・確報値が発表されます。同・速報値は
前月比０．４％の上昇と２ヵ月連続でプラスとなっています。指数水準は１０
４．１となり、米リーマン・ショックの直後だった２００８年１０月（１０７
．４）以来、５年３ヵ月ぶりの高水準となっています。

　海外では、２月の米卸売物価の発表などが予定されています。


◆主なニュース

・原発ゼロ、夏にも解消　川内の優先審査が決定

・「ＳＴＡＰ細胞」論文、小保方氏も撤回に同意

・３メガ銀、１９年ぶりベア　平均０．５％検討

・イオン、アジア投資倍増　３年で４０００億円

・東芝、ハイニックスを提訴　情報漏洩事件巡り

・羽田、国際化の春　国際線増便・飲食店を拡充

・大ガス、発電能力を２倍　２０２０年度メドに

・日清食、北アフリカで即席麺　モロッコに販社 　

・テルモ、仏ベンチャーを買収　心臓病治療器具

・富士通、２年ぶり期末配　１４年３月期は４円

・日米ＴＰＰ協議、米で強硬論　農業団体が圧力



◆経済指標等

・鉱工業生産指数（１月確報、経産省
・日銀金融政策決定会合議事要旨（２月１７～１８日開催分）
・発電電力量（２月速報、電事連）

・米卸売物価指数（２月）
・米消費者態度指数（３月速報値）



◆その他

・主な決算　丸善ＣＨＩ（３１５９：書店および図書館業務）
　　　　　　メガネスーパー（３３１８：眼鏡小売り、経営再建中）

・日経会社情報および会社四季報、２０１４年「春号」発売日



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【３】心に残る名言　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　　　　　幸福の扉の一つが閉じる時は、別の一つが開きます。

　　　　　けれど私たちは閉じたほうばかりながめていて、

　　　　　こちらに向かって開かれているもう一つの方に

　　　　　気付かないことが多いのです。


　　　　　　　　　　　　　　ヘレン・ケラー　(アメリカ社会福祉事業家)






THANK YOU FOR READING MY MAIL MAGAZINE!                　ｂｙ ａｑｕａ
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◆３月１４日　今日は何の日？　六輝：先負
　ホワイトデー、花贈り男子の日、ホームインスペクション（住宅診断）の日、
　美白デー、さーたーあんだぎーの日、切腹最中の日、数学の日、円周率の日、
　マシュマロの日、キャンディーの日、パイの日



～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～　＝８年連続受賞＝

◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１３ http://melma.com/contents/moy2013/
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　　　「ハロー！株式」　６年連続での『総合大賞』

　　　　（０６年と０７年はマネー部門賞第１位）


◎まぐまぐ大賞 ２００８ http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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　　　「ハロー！株式」　マネー部門　第１位

　　　　（０６年から０８年まで連続受賞、０９年以降はコンテストなし）


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