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■□    女性のための株式投資       2014/03/24 朝刊 VOL.6968
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おはようございます。aquaです。本日は彼岸明けです。

 貴重な3連休、皆様いかがお過ごしになられたでしょうか。

 17年ぶりの消費増税が目前に迫った3連休。近所の量販店はベビー用品や
洗剤、ペットボトルといった日用品をまとめ買いする家族連れで賑わっていま
した。


 ところで、東京市場が春分の日で休場の間もNY市場は通常通りの取引が行
われています。

 気になるNYダウの値動きは以下のようになっています。


              前日比    NYダウ

 3月20日(木)  +108  1万6331ドル

 3月21日(金)  - 28  1万6302ドル


 シカゴ日経先物は1万4195円となっており、連休前の3月20日の日経
平均株価の終値1万4224円よりも30円ほど安い水準となっています。


 円相場は1ドル=102.20円前後(休み前の東京市場は102.23円
前後)、1ユーロ=141.00円前後(同141.42円前後)とやや円高
に振れています。詳細は下記のNY市況欄、及び注目材料欄をご参照下さいま
せ。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
……………………………………………………………………………………………



 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言







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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      16302.77(- 28.28)▼0.17%
□ナスダック       4276.79(- 42.50)▼0.98%
□S&P500      1866.52(-  5.49)▼0.29%

□ダウ輸送株       7515.18(- 27.11)▼0.36%
□半導体株(SOX)    582.54(-  5.09)▼0.87%

□NY原油先物(5月限)   99.46(+ 0.56)
□NY 金先物(4月限) 1336.00(+ 5.50)
□バルチック海運指数   1599   (-22)

□為替      (対ドル)102.23  (対ユーロ)141.03

□CME日経225先物 14195(+ 65)※大証比



 先週末21日のNY株式市場は、ウクライナ情勢の先行き不透明感や週末前
のポジション調整の売りで反落しました。

 良好な経済指標を手掛かりに上昇した前日の流れを引き継ぎこの日も買い優
勢で取引がスタート。一時はダウが125ドル高まで上昇し、S&P500は
取引時間中の過去最高値を更新しました。

 ただ、この日は経済指標の発表がなく手掛かり材料にかけたことや週末特有
のポジション調整の売りで徐々に上げ幅を縮小。ウクライナ情勢の先行き不透
明感も引き続き相場の重石となっており、主要指数は揃ってマイナスに転じま
した。なお、この日は株価指数や個別株の先物とオプション取引の期日(クア
ドルプル・ウィッチング)で出来高は高水準となっています。

 業種別では、公益、素材、エネルギーなどが堅調だった一方、ヘルスケア、
一般消費財、テクノロジーなどが軟調でした。

 個別銘柄では、バイオ医薬品のギリアド・サイエンシズが大幅安。C型肝炎
治療薬の高額な薬価について米議会が同社に説明を求めたと報じられたことが
嫌気されました。同業のアムジェン、セルジーン、バイオジェン・アイデック
などにも売りが波及し、メルクやブリストル・マイヤーズなども下落しました。

 突然のCEO解任を発表したセキュリティソフトのシマンテックが急落。オ
ラクルやグーグル、インテル、シスコシステムズといった主要ハイテク株も軟
調に推移。先行きについて慎重な見通しを示したスポーツ用品のナイキも下落
しました。一方、アップルやフェイスブックがしっかり。ウォルマートやビザ
なども堅調でした。

 ダウ構成銘柄では、ジョンソン&ジョンソンを筆頭にキャタピラーやウォル
マートなど14銘柄が上昇。一方、ナイキやメルク、ゴールドマン・サックス
など16銘柄が軟調でした。

 この日から取引の中心が5月物となったNY原油先物は、ウクライナ情勢の
先行き不透明感から買いが優勢となり上昇。前日まで4日連続で下落していた
金先物は売り持ち高の調整で反発。バルチック海運指数(BDI)は7営業日
ぶりに反落しました。

 CME日経225先物は、円建てが14195(大証比65円高)、ドル建
ては14250(同120円高)で取引を終了しました。




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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 先週末のNYダウは、前日比28ドル安の1万6302ドルとなっています。
20日(木)は前日比108ドル高の1万6331ドルとなっており、連休中
の2日間では80ドル上昇しています。

 シカゴ日経平均先物は1万4195円と20日(木)の東京市場の日経平均
株価1万4224円と比べて30円ほど安い水準となっています。

 週末のNY市場の円相場は、対ドルで1ドル=102円20銭~30銭(2
0日16:00台は102円23銭前後)とほぼ横ばい。対ユーロは1ユーロ
=141円00銭~10銭(同141円42銭前後)とやや円高に振れていま
す。

 NY原油は、前日比0.56ドル高の1バレル=99.46ドルとなってい
ます(限月交代:5月物)。米欧がロシアに対する追加制裁を発表したことを
受け、ロシアが欧州への天然ガス輸送の停止など対抗措置をとる可能性がある
との見方が浮上し、エネルギー供給減少への警戒感から原油に買いが入ってい
ます。20日(木)は前日比0.94ドル安の99.43ドルとなっています
(4月物)。

 NY金価格は、前日比5.5ドル高の1トロイオンス=1336.0ドルと
5日ぶりに上昇しています。20日(木)は前日比10.8ドル安の1330
.05ドルとなっており、連休中の2日間では5.3ドル値下がりしています。


 20日(木)の日経平均株価は大幅安、前日比238円安の1万4224円
となっています。週間ベースでは103円値下がりしています。

 東証が20日に発表した3月第2週(10~14日)の投資部門別売買動向
を見ますと、外国人投資家は4週ぶりに売り越し、売越額は9752億円(前
週は3637億円の買い越し)となっています。1987年10月第3週(1
9~24日)の1兆1220億円以来、約26年ぶりの大きさです。

 一方、個人投資家は2週ぶりに買い越し、買越額は5209億円(前週は3
198億円の売り越し)となっています。

 本日は、10:45頃に3月のHSBC中国製造業購買担当者景気指数(P
MI)速報値が発表されます。事前予想は48.7(2月の同・改定値は48
.5)となっています。景気判断の分岐点となる50は3ヵ月連続で下回る見
通しです。PMIは50を上回ると景況の改善を、50を下回ると景況の悪化
を示しています。

 日本取引所グループ傘下の東京証券取引所と大阪証券取引所は本日、株価指
数などを取引するデリバティブ(金融派生商品)市場を統合します。東証上場
のデリバティブはすべて大阪(大証)へ移ります。なお、今回の統合を機に大
阪証券取引所は名称が「大阪取引所」に変わります。

 今週の主な国内経済指標・行事は、25日(火)は気候変動に関する政府間
パネル(IPCC)総会(~29日、横浜)。26日(水)は3月決算銘柄の
権利付き最終売買日。27日(木)は3月権利落ち日。28日(金)は2月の
全国消費者物価指数、3月の東京都区部消費者物価指数、2月の完全失業率、
2月の有効求人倍率、2月の家計調査の発表などが予定されています。

 その他、海外では今晩は核安全保障サミット(~25日、オランダ・ハーグ
)、同サミットでロシア除く主要G7首脳会談、日米韓首脳会談。3月のユー
ロ圏製造業PMI速報値、3月のユーロ圏総合PMI速報値、3月の米製造業
PMI速報値など。

 25日(火)は3月の独IFO景況感指数、1月のFHFA米住宅価格指数、
1月の米S&Pケース・シラー住宅価格指数、2月の米新築1戸建て住宅販売
件数、3月の米消費者信頼感指数(コンファレンスボード)。26日(水)は
2月の米耐久財受注など。

 週後半の27日(木)は2月の中国鉱工業部門工業利益、10~12月期の
米GDP確報値、2月の米中古住宅販売仮契約指数。28日(金)は2月の米
個人所得・消費支出の発表などが予定されています。



◆主なニュース

・日米韓、25日首脳会談 米が仲介、核や北朝鮮議題

・基礎年金保険料の納付期間、65歳まで 厚労省検討

・三井住友信託など、アジア投資支援3000億円基金

・消費増税、影響軽微が7割 日経・社長100人調査

・OKIや長谷工、優先株処理メド 脱危機モード進む

・パナソニック、今期営業益8割増 住宅・車関連好調

・人手不足、技術で補う ゼネコン、工期守る工法続々 

・ヤフー、遺伝子解析し生活改善を助言 新薬開発にも

・対ロ制裁、欧州企業に停滞感 新規投資を手控え始め

・米国、銀行標的に新制裁 EUも強化、ロシアは報復



◆経済指標等

・全国スーパー売上高(2月、日本チェーンストア協会)
・パソコン国内出荷実績(2月、電子情報技術産業協会)

・中国製造業PMI(3月速報値、HSBC)
・独PMI(3月速報値)
・ユーロ圏PMI(3月速報値)
・米シカゴ連銀活動指数 (2月)
・米製造業PMI(3月速報値)


◆その他

・東証と大証のデリバティブ(金融派生商品)市場を大証に統合
・日本取引所がデリバティブの夜間取引時間を午前3時に統一
・大阪証券取引所が大阪取引所に名称を変更

・主な決算 ガンホー(3765:「パズル&ドラゴン」がヒット)

・核安全保障サミット(オランダのハーグ、25日まで)




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【3】心に残る名言                        **
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      真の苦労は人目につかないものである。

      目に見える苦労は虚栄心をもっていれば簡単にできる。


                       ラ・ロシュフコー







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