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             ◎ ハロー!株式 ◎      2014/07/10 朝刊

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おはようございます。aquaです。

 蒸し暑い日が続きますと食欲も減退しがちとなりますが、こういう時はスパ
イシーなものが美味しく、また食欲をそそります。カレーライス、キムチ、冷
ややっこのショウガ、ワサビのきいた寿司・・・等々です。

 私たちは、これらの香辛料の刺激を「辛い」と表現しますが、辛いは「気苛
(けいら)し」からきた語で、すでに平安時代には記述が見られ、当時から強
い塩味にも香辛料の辛味にも使われていたそうです。


 隣の中国では、「麻」(まー、サンショウのしびれる刺激)、「辣」(らー、
唐辛子やコショウのひりひりと熱い辛さ)、「麻辣」(まーらー、舌がしびれ
るような辛さ)、「辛」(しん、広い意味の辛さ)などと使い分けられていま
す。

 素材や水の持つ淡い味が好まれた日本に比べ、古来より香辛料や濃厚な味付
けが発達した中国では、辛みを一語で片づけられないのかもしれません。

 サンショウ「花椒」・トウガラシ「辣椒」・コショウ「胡椒」を総称して「
三椒」と言い、これが中国料理の辛みを作る代表的スパイスとなっています。


 ところで、物を食べて感じる味覚(甘い・酸っぱい・しおからい・苦い・う
まい)は舌で感じますが、「辛み」を感じるのは舌ではないそうです。カラシ
・ワサビの辛みは揮発性の辛み成分が鼻を抜け粘膜を刺激することで感じ、サ
ンショウやトウガラシの辛みは、成分が人体の痛点を刺激して「痛み」として
感じるそうです。

 いずれにしましても、暑くなるこれからの時期、スパイスを上手に使うのも
また「食」の楽しみです。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言







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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      16985.61(+ 78.99)△0.47%
□ナスダック       4419.03(+ 27.57)△0.63%
□S&P500      1972.83(+  9.12)△0.46%

□ダウ輸送株       8244.75(+ 43.91)△0.54%
□半導体株(SOX)    646.56(+  3.92)△0.61%

□NY原油先物(8月限)  102.29(- 1.11)
□NY 金先物(8月限) 1324.30(+ 7.80)
□バルチック海運指数    863   (-18)

□為替      (対ドル)101.62  (対ユーロ)138.63

□CME日経225先物 15350(+ 50)※大証比



 9日のNY株式市場は、低金利が続くとの見方を背景に3営業日ぶりに反発
しました。

 主要企業のトップバッターとして前日引け後に非鉄のアルコアが発表した4
~6月期決算は最終損益が黒字に転じ、1株利益も市場予想を上回ったことが
好感されアルコアは買いが先行。ダウは前日までの2営業日で161ドル下げ
ていたこともあって全般に戻りを期待した買いが入りました。

 この日一番の注目材料は6月17~18日開催の米連邦公開市場委員会(F
OMC)議事要旨で、午後2時の発表直後は瞬間的に売られる場面もありまし
たが、低金利政策が当面続くとの見方が広がり買い安心感につながりました。
主要指数は引けにかけて上げ幅を拡大し、3指数ともに3営業日ぶりに反発し
て取引終了です。

 S&P業種別指数は、前日と反対に公益を除く9業種が上昇。一般消費財や
エネルギーなどが上昇率上位となっています。

 個別銘柄では、好決算を発表したアルコアが大幅高。業績期待から大型バイ
クのハーレー・ダビッドソンやアメリカン航空グループが上昇。前日下げたフ
ェイスブックやテスラ・モーターズ、セルジーン、アマゾン・ドット・コムな
どの「モメンタム株」も反発しました。

 メディアのコムキャストやタイム・ワーナー、産金のニューモント・マイニ
ングなどが上昇。自動車のフォードやゼネラル・モーターズ(GM)も堅調で
した。住宅ローン担保証券の不正販売を巡り、和解金の支払いで司法省と合意
が近いと報じられたシティグループと、週末に決算発表を控えるウェルズ・フ
ァーゴはともに小動きでした。

 ダウ構成銘柄では、ディズニー、シスコシステムズ、プロクター&ギャンブ
ル、ナイキ、シェブロンなどが上昇した一方、デュポン、ファイザー、マイク
ロソフト、ユナイテッド・テクノロジーズなどが下げました。

 NY原油先物は9営業日続落となり、終値としては5月16日以来の安値。
金先物は4営業日ぶり反発。バルチック海運指数(BDI)は3日続落です。

 CME日経225先物は、円建てが15350(大証比50円高)、ドル建
ては15375(同75円高)で取引を終了しました。




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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは、前日比78ドル高の1万6985ドルと3日ぶりに上昇
しています。3日に付けた史上最高値(1万7068ドル)にあと83ドルと
迫っています。

 シカゴ日経平均先物は1万5350円と昨日の東京市場の日経平均株価1万
5302円と比べて50円ほど高い水準となっています。

 今朝6:28の円相場は、対ドルで1ドル=101円63銭前後(昨日16
:00台は101円61銭)、対ユーロは1ユーロ=138円63銭前後(同
138円38銭)で推移しています。

 NY原油は9日連続安、前日比1.11ドル安の1バレル=102.29ド
ルとなっています。終値ベースで5月16日以来、約2ヵ月ぶりの安値水準と
なっています。リビアの南西部エルシャララ油田の操業再開による需給緩和観
測や米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の石油在庫統計でガソリン
在庫が市場予想に反して増えたことなどを嫌気しています。

 NY金価格は、前日比7.8ドル高の1トロイオンス=1324.3ドルと
4日ぶりに上昇しています。立ち会い終了後の時間外取引では、米連邦公開市
場委員会(FOMC)議事要旨の発表を受け、米連邦準備理事会(FRB)は
利上げを急いでいないとの見方が強まり、1333.40ドルまで上昇する場
面がありました。


 昨日の日経平均株価は小幅安、前日比11円安の1万5302円となってい
ます。寄付き直後の9:02には下げ幅が129円となって1万5185円ま
で下押ししましたが、1万5200円近辺に位置する25日移動平均線が下値
サポートとして意識され、加えて根強い先高期待を背景に押し目買いが入り、
引けにかけて下げ幅を縮小しています。

 6月24日に164%まで上昇した騰落レシオは昨日現在で120%まで低
下しています。

 本日は、8:50に5月の機械受注が発表されます。民間設備投資の先行指
標となる「船舶・電力を除く民需」の受注額は事前予想で前月比0.7%増(
4月は9.1%減)となっています。

 11:00に6月の都心オフィス空室率が発表されます。5月末時点の東京
都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のオフィス空室率は前月末比0.
12ポイント低下の6.52%となっています。改善は11ヵ月連続で、09
年3月(6.05%)以来、5年2ヵ月ぶりの低水準となっています。

 15:00に7月第1週(6月30日~7月4日)の投資部門別売買動向が
発表されます。6月第4週(6月23日~6月27日)の外国人投資家は4週
ぶりに売り越し、売越額は813億円(前週は2534億円の買い越し)とな
っています。4~6月期末を意識した買い持ち高の整理売りが出ています。個
人投資家は7週連続で売り越し、売越額は102億円となっています。前週の
売越額3406億円から大幅に減少しています。

 本日は、ファストリ(9983)、久光薬(4530)、OSG(6136
)、マルエツ(8178)、吉野家HD(9861)、プレナス(9945)
などが決算発表を予定しています。

 ABCマート(2670)が昨日発表した第1四半期(3~5月期)の連結
決算は、純利益が前年同期比46%増の78億円となり、第1四半期として3
年連続で過去最高を更新しています。売上高は同18%増の567億円となっ
ています。

 海外では、本日は6月の中国貿易収支の発表、英中銀金融政策委員会(2日
目・最終日)などが予定されています。


◆主なニュース

・特許連合で訴訟回避 キヤノンなど「和解金狙い」けん制

・「日本製」証明、負担を軽減 日豪EPA署名で政府検討

・ベネッセ、情報漏洩最大2070万件 社外関係者関与か 

・ホンダ、人気車種の納期短く 在庫リスクは販売店に裁量

・日立、世界最高性能の産業用モーター開発 2割の省電力

・トヨタ、理系女子学生に奨学金 グループ入社で返済免除

・西松屋、店頭の品目数を5分の1に 子供服の価格維持へ

・ヤクルト、新興メコン進出 15年前半ミャンマーに工場

・JX、4~6月期の経常益9割減 原油コスト上昇が響く

・米中対話、経済問題巡り応酬 米は「人民元」介入を非難



◆経済指標等

・対内証券売買契約(週間、財務省)
・機械受注統計(5月、内閣府)
・第3次産業活動指数(5月、経産省)
・企業物価指数(6月、日銀)
・東京都心オフィス空室率(6月、三鬼商事)
・産業機械受注額(5月、日本産業機械工業会)
・環境装置受注額(5月、日本産業機械工業会)
・中古車登録台数(1~6月、自販連)
・ビール系飲料出荷量(1~6月、大手5社)
・消費動向調査(6月、内閣府)
・ESPフォーキャスト調査(7月、日本経済研究センター)
・部門別売買動向(週間、東証)


・中国貿易統計(6月)
・米卸売売上高(5月)


◆その他

・新規公開 鳥貴族(JQ・3193)公開価格2,800円

・主な決算 JIN(3046:均一料金の眼鏡販売「ジンズ」展開)
      吉野家(9861:国内2位の牛丼屋チェーン)
      プレナス(9945:持ち帰り弁当「ほっともっと」を展開)
      ファストリ(9983:「ユニクロ」を世界展開)



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【3】心に残る名言                        **
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       人間性に絶望してはいけません。

           なぜなら私たちは人間なのですから。


              アルバート・アインシュタイン 物理学者








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    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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