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おはようございます。ａｑｕａです。

　貴重な週末、皆様いかがお過ごしになられたでしょうか。

　さて、土曜日の増刊号でも申し上げましたが、週末（金）のＮＹダウは大幅
高。３１３ドル高の１万５９７３ドルとなっています。注目のシカゴ日経先物
は１万５４１０円と金曜日の東京市場の日経平均株価の終値１万４９５２円よ
りも４６０円近く高い水準となっ
ています。


　金融不安が取り沙汰された欧州市場が大幅高となっていること、原油価格が
１バレル＝２９．４４ドルと３．２３ドルの大幅高となったこと、これを好感
して上昇している訳ですが、円相場も１ドル＝１１３．３０円前後と金曜日の
１１１円台から大きく円安に進行しています。


　これを受け、本日の東京市場は朝方から買いが先行。シカゴ日経先物にサヤ
寄せする形で楽しみな展開となってきそうです。




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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．ＮＹ市況

 ２．本日の注目点と話題

 ３．心に残る名言







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【１】ＮＹ市況　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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□ダウ工業株　　　　　　１５９７３.８４（＋３１３.６６）△２.００％
□ナスダック　　　　　　　４３３７.５１（＋　７０.６７）△１.６６％
□Ｓ＆Ｐ５００　　　　　　１８６４.７８（＋　３５.７０）△１.９５％

□ダウ輸送株　　　　　　　７０４８.６９（＋１６５.２０）△２.４０％
□半導体株（ＳＯＸ）　　　　５７１.９０（＋　１２.７２）△２.２７％

□ＮＹ原油先物（３月限）　　　２９.４４（＋　３.２３）
□ＮＹ　金先物（４月限）　１２３９.４０（－　８.４０）

□バルチック海運指数　　　　２９１　　 （＋　１）

□為替　　　　　　（対ドル）１１３.２０（前週末比１.０１円安）
　　　　　　　　（対ユーロ）１２７.３６（前週末比０.７５円安）

□ＣＭＥ日経２２５先物　　１５４１０（＋６１０）※大阪先物比



　先週末１２日のＮＹ株式市場は、信用不安の後退や原油高を好感して大幅反
発。ダウは６日ぶりに上昇しました。

　ドイツ銀行が３０億ユーロのユーロ建て社債と２０億ドルのドル建て社債を
買い戻すと発表したため信用不安が和らぎ欧州株が上げ幅を拡大。前日まで６
日連続で下げていた原油相場が反発したことも追い風となり、リスクを積極的
に取る動きが広がりました。

　２月の米消費者態度指数（速報値）が市場予想に届かず買いの勢いが鈍る場
面がありましたが、１月の小売売上高で自動車や外食など変動の大きい項目を
除いたコア売上高が予想以上の増加となり、前月分が上方修正されたことが買
いを後押し。

　週明け月曜日はプレジデントデーの祝日のためＮＹ市場は休場で、ダウは前
日までの５日連続安で約２年ぶりの安値水準にあったことから、３連休を控え
たこの日は持ち高整理の買い戻しが入ったことも相場を押し上げました。

　業種別では、銀行、石油・ガス、非鉄、鉄鋼、化学、自動車、カジノなどの
上昇が目立ちました。

　個別銘柄では、ＪＰモルガン・チェースが８％超の大幅高。同社のダイモン
ＣＥＯが自社株５０万株を購入したことが買いを誘いました。欧州市場で銀行
株が大きく上昇した流れを引き継ぎ、シティグループやモルガン・スタンレー
なども上げ幅を拡大。増配と自社株取得枠の増額を発表した保険のＡＩＧも買
われました。

　好決算を発表したカジノ運営のウィン・リゾーツやクーポン共同購入サイト
のグルーポンが急伸。新車販売が好調なフォードが上昇。原油相場の反発を手
掛かりにシェブロンやコノコ・フィリップスなどの石油株が買われ、景気動向
に敏感なスリーエムやキャタピラーなどの工業株も上昇しました。「アイフォ
ーン５ｓｅ」の３月１８日発売が報じられたアップルは小幅高で取引を終了し
ました。

　この日はダウを構成する全３０銘柄が上昇。ＪＰモルガン、ゴールドマン、
トラベラーズ、デュポン、アメックスなどが上昇率上位となっています。

　ＮＹ原油先物（ＷＴＩ）は大幅高で７日ぶりに上昇。原油相場は前日まで６
日連続で下げ、約１２年９カ月ぶりの安値水準にありましたが、この日は欧州
やＮＹ市場の株式相場の上昇を見て原油も買い戻されました。石油輸出国機構
（ＯＰＥＣ）の協調減産への期待や米国で石油生産に使う掘削設備（リグ）の
稼働数の減少が続いていることも買いを促し、前日比１２％高で取引を終了し
ています。

　ＮＹ金先物は反落。資金の逃避先としての需要が減退したため軟調に推移し
ました。ばら積み船の国際運賃指標のバルチック海運指数（ＢＤＩ）は小幅な
がら昨年１２月２４日以来の上昇です。





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【３】本日の注目点と話題　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◆先週末の日経平均株価は３日連続で下落。前日比７６０円安の１万４９５２
円と、約１年４カ月ぶりの安値で取引を終了しました。週間ベースでは１８６
６円の下落で、リーマン・ショック直後の２００８年１０月第２週（２６６１
円安）以来の下落幅となりました。

　個別銘柄では、全般安の中で西武ＨＤやサッポロＨＤ、すかいらーく、前田
建設などが上昇しました。※詳細は１２日の本誌夕刊「相場概況」をご参照く
ださい。

　先週末の香港株は続落し、約３年８カ月ぶりの安値をつけた一方、欧州株は
金融株を中心に上げ幅を拡大。ＮＹ市場でもリスクを取る動きが広がり、ダウ
は６日ぶり、原油は７日ぶりに上昇しました。

　為替市場では円が５日ぶりに下落し、対ドルでは先週末に比べ１円ほど円安
方向に戻しています。

　ＣＭＥ日経２２５先物は１万５４１０円で、先週末の東京市場の日経平均終
値１万４９５２円と比べ４６０円ほど高い水準となっています。


◎日経平均株価と上下の節目
　――――――――――――
　１万５５００円　心理的節目
　１万５４１０円　ＣＭＥ日経先物
　１万５１５６円　２月ＳＱ値
　１万５０００円　心理的節目
☆１万４９５２円　先週末終値
　１万４８６５円　先週末安値



◎本日の経済指標等
　――――――――
　０８：５０　１０～１２月期の国内総生産（ＧＤＰ）速報値
　１３：３０　１２月の鉱工業生産指数確報・稼働率指数
　　　〃　　　１２月の第３次産業活動指数


【ＧＤＰ】　１０～１２月期は前期比年率で１．３％程度の減少予想となって
　おり、２期ぶりのマイナス成長となる見通しです。


　海外では、春節明けで中国・上海市場が取引を再開します。その他、１月の
中国貿易統計、１２月のユーロ圏貿易収支の発表。米国はプレジデントデーの
祝日のためＮＹ市場は休場です。



◎主な決算発表
　――――――
　１１：１５　洋ゴム（５１０５）
　１５：００　電通（４３２４）、藤田観光（９７２２）
　１５：３０　キリン（２５０３）、ＭＳ＆ＡＤ（８７２５）



◆その他のトピックは、新東名の浜松―豊田が開通、Ｇ２０で資本流出対策協
議へ、柏崎刈羽原発・審査合格へ一歩前進、総務省・マイナンバー活用の検討
会議、郵政３社株が公開価格割れ、全大手銀が預金金利引き下げ、ユーロ圏の
１０～１２月１．１％成長・プラス幅縮小、ＶＷの１月の世界販売３．７％増
で１０カ月ぶりプラス。

　ホンハイがシャープ買収でソフトバンクに出資要請、アシックスが運動アプ
リ運営の米社を買収・データ活用で販促、ＫＮＴ－ＣＴが訪日旅行を強化、Ｊ
フロントと千趣会がＰＢ商品を共同開発、イオンが今期業績予想を下方修正、
サントリＢＦの今期純利益５％減、三陽商会の今期は７年ぶり減益、ユニチャ
ームの今期は最高益見通し・増配も、シチズンの４～１２月期最終３％増益。

　三井不の４～１２月期純利益３５％増で最高益、楽天の前期純利益３７％減、
北越紀州紙の４～１２月期最終は４４％減益、マツキヨの４～１２月期最終は
過去最高益、アルバックの今期最終３０％増益、パイロットの前期最終は過去
最高益、セーラーは９年連続最終赤字、大塚ＨＤの今期純利益４１％減。

　日本郵政の４～１２月期純利益５％減・金融２社が減収減益、Ｔ＆Ｄが増配、
モバイルクリエイトが石井工作研究所にＴＯＢ、東燃ゼネ石が発行済み株式の
３５％を２月末に消却、山崎製パンは７月１日付で１００株単位、クリエート
メディック、マブチ、ユニオンツール、シンニッタン、ビューティ花壇、日本
エスコン、フルキャスト、ミクロン精密、大塚家具、藤田エンジ、滝上工、ネ
クスＧ、マルシェ、飯田Ｇが自社株取得枠設定など。



◆今日の高島暦　

　＜ 相場の波動 ＞ 目先のポイントを作る注意日

　＜相場高低判断＞ 呆け気味で変動少なし




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【３】心に残る名言　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　　　　　　Eat to live, and not live to eat.

　　　　　　生きるために食え、食うために生きるな。


　　　　　　　　　Benjamin Franklin（ベンジャミン・フランクリン）







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