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◎ ハロー株式 ◎ 2017/11/28 朝刊
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おはようございます。aquaです。
ジョン・ケネス・ガルブレイスが「経済学の世界では、決まって多数派が間
違える」と言っていますが、相場の世界もそうしたケースが多いです。
以前、プロと呼ばれる人たちを対象に多数決で相場が上に行くか、或いは下
に行くかを確認したことがありますが、相場は必ず多数派の意見とは逆の方向
に動いたものです。
それ以来、何度も相場の方向性を探るために挙手してもらい、多数派の意見
とは逆の相場観で好成績に繋がった経験があります。これが相場の不思議なと
ころで、三猿金銭秘録の中には「理と非との中にこもれる理外の理」とありま
す。
『人の行く裏に道あり花の山』
『人々西に走らば我は東』
『理と非とのなかにこもれる理外の理』
これが相場の極意です。自分に確信がないからといって、あちらに聞き、こ
ちらに聞いて右往左往するのはチャブつくもと。上記の極意にもありますが、
その万人の説に逆らっても断固として進むゴーイング・マイウェイの気概、こ
れが大切です。
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~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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1.NY市況
2.本日の注目点と話題
3.心に残る名言
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【1】NY市況 **
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□ダウ工業株 23580.78(+ 22.79)△0.10%
□ナスダック 6878.52(- 10.64)▼0.15%
□S&P500 2601.42(- 1.00)▼0.04%
□ダウ輸送株 9595.23(- 24.97)▼0.26%
□半導体株(SOX) 1324.15(- 17.54)▼1.31%
□NY原油先物( 1月限) 58.11(- 0.84)
□NY 金先物(12月限)1294.40(+ 7.10)
□バルチック海運指数 1477 (+19)
□為替 (対ドル)111.06(前日比0.30円高)
(対ユーロ)132.14(前日比0.68円高)
□CME日経225先物 22470(- 30)※大阪終値比
週明け27日のNY株式市場は、様子見ムードが強かったものの年末商戦の
出足が好調との見方から底堅く推移しました。
先週後半から始まった米年末商戦が好調な滑り出しとなったとの見方から、
ネット通販のアマゾン・ドットコムや家電量販店のベストバイ、百貨店のメー
シーズなど小売株中心に買いが入ったものの相場の上値は限定的。
週内に再開する米税制改革の審議の行方を見極めたいとして様子見ムードが
強く、今週は次期FRB議長の承認公聴会やイエレンFRB議長の議会証言、
米金融当局者の発言が相次ぐことなどから積極的な商いは手控えられ、指数
は先週末終値付近で推移。朝方発表の10月の米新築住宅販売件数は減少予想
に反して増加し、10年ぶりの高水準を記録しましたが相場への影響は限定的
でした。
原油安の影響でエネルギー株が下げたことが重石となったものの、スリエー
ムやベライゾンなどの上昇でダウはプラスを維持し続伸。ナスダック指数とS
&P500種指数は先週末比ほぼ横ばいで取引を終了しました。
S&P業種別指数は、公益、通信、工業などが堅調だった一方、エネルギー
が下げ、素材や不動産などが軟調でした。
個別銘柄では、アマゾンが買われ過去最高値を更新。調査会社の集計では感
謝祭とその翌日の「ブラックフライデー」のオンライン小売売上高は前年同時
期に比べ17.9%増となり過去最高を記録。オンライン販売が伸びる週明け
の「サイバーマンデー」の売上高も過去最高を記録するとの見通しも買いを後
押ししました。
年末商戦への期待からアパレルのエル・ブランズやギャップなどが上昇し、
百貨店のメーシーズやJCペニーなども堅調に推移。一方、上昇して始まった
ウォルマートやベストバイは買いが萎みマイナスに転じる場面もありました。
メディアのメレディスへの身売りで合意した出版のタイムが大幅上昇。アナ
リストが目標株価を引き上げた旅行サイトのトリップアドバイザーが堅調だっ
た一方、アナリストが投資判断を引き下げたHDDメーカーのウエスタンデジ
タルが大幅安となり、同業のシーゲートにも売りが波及。
アナリストがアイフォーンの販売に慎重な見方を示したためアップルが軟調
な展開。台湾株式市場で台湾積体電路製造(TSMC)が大幅安となったこと
が嫌気され、マイクロンやラムリサーチ、エヌビディアなどの半導体関連株も
値下がりしています。
ダウ構成銘柄では、ベライゾン、スリーエム、ホームデポ、シスコシステム
ズ、マイクロソフトなどが上昇した一方、ダウ・デュポン、シェブロン、イン
テル、アップル、JPモルガンなどが下落しました。
NY原油先物(WTI)は4営業日ぶりに反落。30日のOPEC総会で主
要産油国が協調減産の延長でまとまるとの見方から買われてきましたが、相場
は約2年5カ月ぶりの高値水準にあることから目先の利益を確保する売りが優
勢となりました。
NY金先物は反発。為替市場でドルが下落し、ドル建てで取引されている金
先物の割安感を意識した買いが入りました。バルチック海運指数(BDI)は
7日続伸です。
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【2】本日の注目点と話題 **
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◆昨日の日経平均株価は、前週末比54円安の2万2495円で取引を終了。
日経平均の前日までの勝敗 ●●●●●〇〇●〇〇〇●
個別銘柄では、任天堂、ヤーマン、川崎汽船、リズム時計などが上昇しまし
た。※詳細は昨日夕刊「相場概況」をご参照ください。
昨晩のNY株は底堅く推移。アマゾンが過去最高値を更新した一方、HDD
メーカーや半導体株、アップルなどが値下がりしました。為替は前日夕に比べ
やや円高で推移しています。
本日早朝の大阪取引所の日経平均先物(夜間取引)終値は2万2480円。
CME日経平均先物の終値は2万2470円で、昨日の東京市場の日経平均終
値2万2495円と比べ25円安い水準です。
◎日経平均株価と上下の節目
――――――――――――
2万2937円 年初来高値(11月7日)
2万2500円 心理的節目
☆2万2495円 昨日終値
2万2470円 CME日経平均先物
2万2449円 5日線
2万2372円 一目基準線
2万2364円 一目転換線
2万2285円 25日線
◎本日の予定
―――――
国内では関係閣僚会議の後、10月の月例経済報告が発表される予定です。
海外では、経済協力機構(OECD)経済見通し、9月の米S&Pコアロジ
ック・ケースシラー住宅価格指数、11月の米消費者信頼感指数の発表の他、
米年末商戦序盤の売り上げ集計が公表される見通しです。
米上院銀行委員会ではパウエル次期FRB議長の承認公聴会が行われ、パウ
エル氏が今後の金融政策についてどのような見解を示すかが注目されます。
◎新規上場
――――
クックビズ(東マ・6558) 公開価格2250円
幸和製作所(JQ・7807) 公開価格3520円
ポエック (JQ・9264) 公開価格 750円
◎決算発表
――――
16:15 菱洋エレク(8068)
●その他のトピック
・楽天、がんの免疫療法の米ベンチャー企業に2割超出資
・ドンキホーテ、1万9800円の格安ノートPC発売へ
・サウジ、世界最大級の石化施設建設へ 産業多角化急ぐ
・セブンとアスクル、今日から生鮮品の宅配サービス開始
・沢井製薬、公募増資などで395億円調達 借入金圧縮
・オプテックス、今期純利益71%増 見通しを上方修正
・東証、マーキュリアインベストとハブを1部に指定替え
・塩野義、マクニカ・富士エレ、西川計などが自社株買い
◎明日以降の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。
29日(水) 国際ロボット展(東京ビックサイト、12月2日まで)
米7~9月期GDP改定値
米FRBのイエレン議長が議会で証言
米地区連銀経済報告(ベージュブック)
30日(木) 10月の鉱工業生産指数速報
中国11月の製造業・非製造業PMI
米10月の個人消費支出
米11月のシカゴ購買部協会景気指数
石油輸出国機構(OPEC)総会
1日(金) 7~9月期の法人企業統計
10月の全国消費者物価指数(CPI)
10月の失業率、求人倍率、家計調査
11月の新車販売
米11月の新車販売
米11月のISM製造業景況感指数
◆今日の高島暦
< 相場の波動 > 相場の分岐する日 足取りにつくを良しとす
<相場高低判断> 呆け気味にて変化なし
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【3】心に残る名言 **
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逆境が人格を作る
トルストイ
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◆11月28日 今日は何の日 六曜:友引
税関記念日、太平洋記念日、洗車の日、エクステリアの日
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9年連続で『総合大賞』 06年~08年はマネー部門賞第1位
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発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号
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