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             ◎ ハロー!株式 ◎      2016/08/19 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 来週25~27日の日程で、米ワイオミング州のジャクソンホールにて米カ
ンザスシティー連銀主催の経済シンポジウムが開催されます。

 ジャクソンホール会合は毎年の恒例行事で、世界各国から中央銀行総裁や政
治家、学者、エコノミストらが参加します。

 ちなみに、ジャクソンホールはワイオミング州北西部に位置する谷で、イエ
ローストーン国立公園に近い景勝地であり、全米でも有数の観光地です。

 地名にある「ホール」は、急峻な山に囲まれた谷の地形が穴(hole)の
底を想起させることが由来で、大広間や会館などを指す「hall」ではあり
ません。

 昨年は同会合を欠席した米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長ですが、
今年は26日に登壇し2年ぶりに講演を行います。

 最近も米金融当局者(連銀総裁)の発言が市場を揺らしていますが、ジャク
ソンホール会合での米連邦準備理事会(FRB)議長の発言が過去に何度も相
場を大きく動かしたことがあるだけに、イエレンFRB議長の発言に注目が集
まります。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.日本経済見通し






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  16545.82(+ 59.81)△0.36%
◎TOPIX  1295.67(+  4.88)△0.38%

◎売買高概算   17億5299万株
◎売買代金概算   2兆0001億円
◎時価総額   480兆6115億円

◎値上り銘柄数 982  ◎(年初来)新高値  21
◎値下り銘柄数 826  ◎(年初来)新安値 109
◎変わらず   165

◎騰落レシオ(25日) 86.96%(前日比2.01%低下)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 ●○●○○●〇●●〇●○ 50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -0.18% 75日線比 +1.35%


◎為替  (対 ド ル)100.06(前日比0.04円安)
     (対ユーロ)113.50(前日比0.33円安)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 168.1円(+  1.9円)11511万株
 2.三菱UFJ<8306> 532.2円(+  5.5円) 6092万株
 3.東芝   <6502> 301.1円(+  7.5円) 4539万株
 4.神戸製鋼 <5406>    93円(+    4円) 3903万株
 5.富士通  <6702>   512円(+ 43.4円) 2974万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 10840円(+   70円)  851億円
 2.任天堂  <7974> 22200円(-  695円)  807億円
 3.トヨタ自 <7203>  6026円(+  126円)  720億円
 4.ソフトBK<9984>  6481円(+   26円)  446億円
 5.三菱UFJ<8306> 532.2円(+  5.5円)  325億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売1650万株 買い1220万株

 本日の東京マーケットは、日経平均株価が59円(0.36%)高の1万6
545円で取引終了です。

 昨晩に円相場が一時1ドル=99円台の円高に振れましたが、NYダウが2
3ドル高となったこと、また原油価格が1.43ドル高と6日連続高で48.
22ドルと50ドル手前まで上昇していることを好感して朝方から買いが優勢。

 三菱商事が年初来高値を更新するなど商社株や資源関連、加えて日立国際が
年初来高値を更新するなど半導体関連の上げが相場全体を牽引する形となって
います。ファーストリテイリングが590円高となり、1銘柄で日経平均を2
3円押し上げています。売買代金は2兆1億円、上海総合指数は3ポイントの
小幅高で3108です。

 業種別では、石油、鉄鋼、自動車、海運、商社、非鉄などが高く、医薬品、
陸運、食品、情報通信などが下げています。

 個別銘柄では、三菱商事が75.5円高の2150円と目立たないながらも
3日連続高で年初来高値を更新。昨晩のNY市場で原油価格が上昇して約1ヶ
月半ぶりの高値となり、また国際商品の総合的な値動きを示すロイター・コア
コモディティーCRB指数も6日連続高して7月14日以来の高値水準となっ
ており、資源価格上昇を材料に商社株に物色の矛先が向かっています。三井物
も48円高の1343円、住友商も32円高の1089.5円、伊藤忠も15
円高の1192.5円と値を上げています。

 無電柱化製品を手掛けるイトーヨーギョーがストップ高で150円高の88
6円。政府が2020年の東京五輪に向けて電線を地中に埋めて電柱をなくす
「無電柱化」を進めると報じられ、関連銘柄として物色の矛先が向かっていま
す。マンホール製造を手掛けるゼニス羽田も33円高の235円、地下トンネ
ルなどに使うコンクリートを手掛ける日本コンクリートも9円高の335円、
電線主力の沖電線も15円高の238円と値を上げています。

 東京エレクトロンが59円高の8956円と値を上げて上値追いの展開継続
中。半導体製造装置世界最大手の米アプライドマテリアルズの株価が業績好調
を受けてNY市場で上昇しており、物色の矛先が向かっています。

 関連銘柄として半導体製造装置の日立国際が68円高の1821円、アドバ
ンテストも53円高の1467円といずれも年初来高値を更新しています。

 その他、一押しの急速充電器シェア首位の東光高岳が51円高の1792円、
富士通が43.4円高の512円、金属表面処理の日本パーカライが83円高
の1318円、ステンレス専業大手の日本冶金工が8円高の147円と値を上
げています。

 本日の新高値銘柄は、昭和電工、SUMCO、信越化。三菱瓦斯化、大紀ア
ルミ、日立国際、タムラ製作、三菱商事・・・等々です。





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【2】主な投資判断                        **
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[ドイツ証券]
 据置き   B(6740)JDI        350→   180円

[JPモルガン証券]
 据置き   A(6702)富士通        390→   680円

[モルガンSMUFJ証券]
 据置き   A(6871)マイクロニクス   1,400→ 1,450円
 引下げ B→C(4768)大塚商会      4,800→ 4,000円

[野村証券]
 据置き   A(4186)東京応化工業    3,100→ 3,700円
 据置き   A(7532)ドンキホーテ    4,550→ 4,500円
 据置き   A(9201)JAL       5,200→ 4,000円
 据置き   A(9202)ANA        450→   370円
 据置き   A(9983)ファーストリテ  41,000→42,500円

[みずほ証券]
 引上げ C→B(8031)三井物産      1,150→ 1,400円

[大和証券]
 新 規   2(7988)ニフコ           6,000円
 据置き   4(9946)ミニストップ    1,650→ 1,550円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎百貨店売上高
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 7月の全国百貨店売上高は、既存店ベースで前年同月比0.1%減と、5カ
 月連続の前年割れとなっています。

 訪日外国人の購買動向(インバウンド)は、購買単価の下落により売上高が
 21.4%減と4カ月連続で減少しましたが、購買客数は13.7%増と4
 2カ月連続で増加しています。


 なお、日本政府観光局が先日発表した7月の訪日外国人客数は、前年同月比
 19.7%増の229万7千人で、これまでの最高だった今年4月の208
 万2千人を大きく上回り、単月として過去最高を記録しています。





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【4】日本経済見通し                       **
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 SMBC日興証券と大和総研が本日発表した日本経済の成長率見通しはそれ
ぞれ下記のようになっています。※カッコ内は6月初旬発表の前回予測。


           2016年度      2017年度

 SMBC日興  0.8%(0.8%)  1.5%(+0.9%)

 大和総研    0.9%(0.7%)  0.9%(+0.7%)



 尚、予測の前提条件となる為替レートは、SMBC日興が16年度:108
円/ドル、17年度:113円/ドル、大和総研が16年度:103.2円/
ドル、17年度:101.5円ドルで、政府の経済対策を踏まえ来年度の成長
率はそれぞれ前回予測から上方修正となっています。





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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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昨日までお盆休暇で配信をお休みさせていただきましたが、本日から朝夕刊と
もに通常どおりの配信となっています。尚、17日(水)はスペシャル版の配
信もお休みさせていただきましたので、来週24日(水)がVOL747とな
ります。何卒よろしくお願い申し上げます。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 10年連続受賞 =


◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2015 
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  8年連続で『総合大賞』  06年~07年はマネー部門賞第1位

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  投資・資産運用部門 第4位

  → http://www.mag2.com/events/mag2year/2015/page/cate05/


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