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              ◎ ハロー!株式 ◎     2013/01/24 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 資源エネルギー庁が発表した21日時点の灯油の店頭価格(全国平均)は1
缶(18リットル)1784円で、原油相場が高値圏で推移していることや、
為替相場の円安傾向で輸入価格が上昇したことが国内価格に影響し、約4年3
カ月ぶりの高値となってます。

 ちなみに、ニューヨーク市場のWTI(ウエスト・テキサス・インターミデ
ィエート)原油、ロンドン市場の北海ブレント原油、そして東京原油スポット
市場で取引されているドバイ産の原油が世界の三大指標原油です。

 WTIの原油は主にテキサス州西部で産出される軽質原油で、「Light
Crude Oil」(未精製の軽質油)、または「Light Sweet
Crude」の名で取引されており、ガソリンや軽油などの生産に適していま
す。

 WTIの原油価格は、現在1バレル=90ドル台で推移していますが、3年
ほど前は60ドル台、10年前は30ドル台で取引されていました。

 軽質油から精製されるジェット燃料も昨今の原油相場の上昇の煽りを受けて
価格が急騰。ジェット燃料の価格上昇は航空会社の収益に悪化につながり、必
然的に低燃費の航空機の需要が高まりました。

 そのようなニーズを酌んで開発されたのがボーイング787(ドリームライ
ナー)です。B787は低燃費実現のために炭素繊維などを使った複合材を多
用し機体を軽くしたことに加え、従来はエンジン出力の一部で油圧ポンプやエ
アコンなどの装置を動かしていましたが、装置用の電源を大容量のバッテリー
に置き換えることで、エンジン出力の全てを推進力に使えるようして燃費改善
につなげています。

 B787は、バッテリーの電気を使って機器のほとんどを電子制御化しまし
た。結果として、電気配線が複雑化し、バッテリーも大型化、それ故この機体
は「電気の塊」とか「電気のオバケ」とも言われています。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.監理銘柄と整理銘柄

 5.編集後記






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  10620.87(+133.88)△1.28%
◎TOPIX   897.62(+  9.83)△1.11%

◎売買高概算  32億7172万株
◎売買代金概算  1兆8209億円
◎時価総額  310兆1323億円

◎値上り銘柄数 1089  ◎(昨年来)新高値 93
◎値下り銘柄数  470  ◎(昨年来)新安値  1
◎変わらず    137

◎騰落レシオ(25日) 141.70%

◎サイコロ(日経平均)7勝5敗 ●○○○○●○○●●●○ 58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+2.20% 75日線比+11.95%

◎為替  (対ドル) 89.30  (対ユーロ)119.13

◎出来高上位
 1.マツダ  <7261>  228円(+ 19円)227,954千株
 2.みずほ  <8411>  168円(+  1円)137,554千株
 3.ミヨシ油 <4404>  215円(+ 37円)129,567千株
 4.あおぞら銀<8304>  234円(-  1円)120,227千株
 5.野村HD <8604>  488円(+ 21円) 81,440千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.ソニー  <6758> 1189円(+ 22円) 62,861百万
 2.マツダ  <7261>  228円(+ 19円) 50,229百万
 3.トヨタ自 <7203> 4245円(+ 90円) 43,194百万
 4.野村HD <8604>  488円(+ 21円) 39,030百万
 5.アイフル <8515>  574円(+ 16円) 38,867百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1880万株 買い3420万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、前日比133円(1.28
%)高の1万0620円で取引終了です。

 昨晩のNYダウは67ドル高でしたが、時間外取引で米アップル株が決算内
容を嫌気した売りから大幅安となったこと、また為替が円安一服となっている
ことが重石となり、朝方は売りが先行、寄付き45円安の1万0441円が本
日の安値となっています。ただ、売り一巡後は円相場が1ドル=89.30円
前後、1ユーロ=119.20円前後と朝方よりも1円以上円安に振れたこと
を好感し、また1月の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)が改善した
ことで中国の景気回復が意識されたこと、加えて昨日までの3日間で420円
以上下げていたことで押し目買いも誘発し、徐々に下げ幅縮小からプラスに転
じ、引けにかけて一段高となる展開です。内閣府の西村康稔副大臣による「1
ドル=100円は問題ない」との発言、北朝鮮が核実験実施を宣言したこと、
中国を含めた世界的な景気回復傾向が円安の要因となっています。売買代金は
概算1兆8209億円、上海総合指数は18ポイント安の2302です。

 業種別では、証券、鉄鋼、自動車、繊維、医薬品、海運、非鉄、建設、機械
などの上げが目立ちます。

 個別銘柄では、防衛関連株が上昇。船舶・航空計器大手の東京計器が19円
高の194円と10%超の上昇、防衛省向け航空機を手掛ける新明和工業が1
1円高の584円、三菱電機が8円高の750円、三菱重工も3円高の482
円と値を上げています。昼頃に北朝鮮の国防委員会が国連安全保障理事会の制
裁決議に反発して核実験を実施すると宣言し、材料視した買いが入っています。

 大日本住友製薬が172円高の1270円と大幅高で昨年来高値更新。「が
ん幹細胞」を直接攻撃し、がんによる死亡の大きな原因となっている「再発」
を防ぐ新薬の実用化に向け、近く臨床試験の申請を行うと報じられ、材料視し
た買いが入っています。他の医薬品株にも買いが波及し、栄研化学が108円
高の1260円、持田薬が48円高の1173円、第一三共が40円高の14
67円、武田薬が90円高の4455円、科研薬が28円高の1395円と値
を上げています。

 ダイハツが上場来高値更新、29円高の1797円となっています。円相場
が対ドルで下げ幅を拡大したことを手掛かりとした買いが入っていますが、同
社は22日に昨年12月に部分改良した軽乗用車「ムーブ」の受注台数が販売
から約1カ月で月間販売目標1万2000台の1.8倍に達したと発表。国内
市場では燃費の改良が進み価格の安い軽自動車を選ぶ顧客が増えていることか
ら業績拡大への期待が高まっています。

 新日鉄住金が6円高の228円、JFEが54円高の1688円、神戸鋼が
3円高の103円、太平金が17円高の406円、日新鋼が27円高の671
円、栗本鉄工が11円高の335円となるなど鉄鋼株が軒並み高。英系金融大
手HSBCが発表した1月の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)速報
値が51.9と昨年12月の速報値51.5から0.4ポイント上昇したと伝
わり、中国の景気回復が鉄鋼需要の拡大に繋がるとの期待から買いが入ってい
ます。

 その他、ロート製薬が11円高の1158円、橋梁業界トップの横河ブリッ
ジが18円高の758円、日東電工が75円高の4805円、LED照明の遠
藤照明が247円高の3200円、橋梁・ビルなどコンクリート構造物補修工
事で最大手のショーボンドが70円高の3340円、北陸3県で最大手のクス
リのアオキが250円高の4970円、精密ポンプ首位の日機装が47円高の
946円、大型ダンプなど特装車の極東開発が48円高の975円と値を飛ば
しています。

 本日の新高値銘柄は、三井松島、日本電設、ローソン、東洋水産、アイカ工
業、大日住薬、科研薬、久光薬、DOWA、リンナイ、ホシザキ、アンリツ、
日立造船、マツダ、ダイハツ、三菱食品、京成電鉄・・・等々です。


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【2】主な材料                          **
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・税制大綱、今夕決定へ 減税拡充で消費増税へ環境整備

・生活保護、3年で800億円削減へ 全体では8%減額

・2012年の貿易収支、過去最大の6兆9千億円の赤字

・貿易赤字、12月としては過去最大 赤字は6カ月連続

・2012年の白物家電出荷額、ほぼ前年並み水準を維持

・1月の中国製造業PMI、前月から改善 2年ぶり水準

・アップルの10~12月期、純利益は前年比ほぼ横ばい



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【3】主な投資判断                        **
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[UBS証券]
 据置き   A(3402)東レ         600→   620円
 引下げ B→C(7752)リコー        750→   900円

[JPモルガン証券]
 新 規   A(8218)コメリ           2,800円

[野村証券]
 据置き   A(6479)ミネベア           330円
 据置き   A(6506)安川電機           740円
 据置き   A(6594)日本電産      7,400→ 6,300円
 据置き   A(6676)メルコ       1,800→ 2,000円
 据置き   A(6762)TDK           4,600円
 据置き   A(6971)京セラ       8,500→10,200円
 据置き   A(6981)村田製作所     5,000→ 6,300円

[三菱UFJMS証券]
 引上げ B→A(1662)石油資源開発        4,000円

[SMBC日興証券]
 据置き   A(6502)東芝         470→   630円
 据置き   B(4680)ラウンドワン     480→   570円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※価格:各証券会社が判断する妥当株価



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【4】監理銘柄と整理銘柄                     **
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 投資家が株式を売買する際に注意が必要な銘柄に対し、取引所は「監理ポス
ト(監理銘柄)」と「整理ポスト(整理銘柄)」という特別な取引枠を設け注意を
喚起しています。

 有価証券報告書の虚偽記載判明などで上場廃止のおそれがある銘柄に対し、
当該株券を一時的に「監理ポスト」に割り当て、その事実を投資家に周知させ
るとともに投資家がこれに対応する措置がとれるよう注意を促します。

 監理銘柄に該当する条件は、少数の株主が大半の株式を保有していたり、有
価証券報告書の虚偽記載や会社更生法の適用申請など上場廃止基準に触れた場
合で、実際に上場廃止になるか否かについては市場全体や投資家などへの「影
響の重大性」の有無が焦点となります。

 さらに東京証券取引所は監理銘柄を「審査中」と「確認中」に分けており、
虚偽記載などが判明して重大性を調べる必要がある場合が「審査中」、また例
えば株式の流通量が基準を満たさない恐れのある場合など重大性の審査が不要
な銘柄は「確認中」に区分されます。

 虚偽記載によって監理銘柄(審査中)に指定された後、疑いが晴れましても
なお内部管理体制の改善が必要と判断される場合は「特設注意市場銘柄」に指
定されます。

 上場廃止基準に該当しないことが明確になった場合、又は東証が内部管理体
制の改善が進んだと認めた場合に指定が解除され通常の銘柄に戻ることができ
ます。

 上場廃止基準に該当し上場廃止が決定された場合は、今度は「整理ポスト」
に割り当てとなり、原則として1カ月間売買を行った後に上場廃止となります。



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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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東京証券取引所が本日夕に発表した1月第3週(15~18日)の投資部門別
株式売買動向(三市場1・2部等合計)によりますと、海外投資家(外国人)
は2138億円の買い越しとなっています。海外投資家が日本株を買い越すの
は10週連続で、この間の累計買越額は2兆7589億円に達しています。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =7年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2012 http://melma.com/contents/moy2012/
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   「ハロー!株式」 5年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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 ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
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