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              ◎ ハロー!株式 ◎     2013/07/26 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 街なかでもよく見かける朱色の祠(ほこら)のお稲荷さんは、五穀豊穣、商
売繁盛・産業全般の神として庶民に親しまれてきました。

 そこに鎮座する対(つい)の白狐は稲荷神の使いで、片方が蔵の鍵をくわえ、
もう一方はその神力を象徴する玉(宝珠)をくわえています(巻物や稲をくわ
えている場合もあります)。

 その鍵を屋号にしたのが花火屋の鍵屋。鍵屋からのれん分けして独立した玉
屋の屋号もお稲荷さん由来で、「花火屋は何れも稲荷の氏子なり」の古川柳は
このことを詠んだものです。

 江戸の頃の両国の川開きに行われた鍵屋と玉屋の花火(将軍への献上花火)
の競演は江戸庶民の楽しみとなりました。もともとは享保年間の大飢饉やコレ
ラの流行による死者の霊を弔い、邪気を払い、災いを鎮めるために催された水
神祭が起源で、現在は「隅田川花火大会」と名を改め、毎年7月の最終土曜日
の開催で、今年は明日午後7時5分の打ち上げ開始となっています。

 ところで、花火大会でなくても気になる天気予報の「降水確率」について触
れておきたいと思います。

 降水確率というのは「過去に同じような気象条件だった時に、1ミリ以上の
雨が降った割合」であり、それを「降る確率」として示したものです。例えば
「降水確率30%」という場合は「過去に同じような気象条件が10回あった
場合、そのうち3回は1ミリ以上の雨が降っている」という意味になります。

 ちなみに、過去のデータにおける発生の確率を示したものに「打率」があり
ますが、打率3割となりますと強打者の部類に入ります。降水確率も同じで、
降水確率が30%であれば、数字から受ける印象以上に雨が降る確率は高いと
言えます。

 なお、降水確率は雨の降りやすさだけを表した数値で、雨が降っている時間、
雨が降る地域や面積、雨の量や強度のことなどは何も言っていません。

 ピンポイントで短時間先の雨の様子が知りたい場合には、気象庁の「降水短
時間予報」や「降水ナウキャスト」が便利で、同じような情報は別名称で数多
く提供されています。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.完全を待たず

 5.編集後記








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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  14129.98(-432.95)▼2.97%
◎TOPIX  1167.06(- 35.26)▼2.93%

◎売買高概算  27億1432万株
◎売買代金概算  2兆3712億円
◎時価総額  408兆6560億円

◎値上り銘柄数  126   ◎(年初来)新高値 7
◎値下り銘柄数 1597   ◎(年初来)新安値 3
◎変わらず     32

◎騰落レシオ(25日)115.21%

◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 ●○○○○○●○○●●● 58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+0.13%  75日線比+1.54%

◎為替  (対ドル)98.88  (対ユーロ)131.32

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  208円(-  6円)253,858千株
 2.三菱UFJ<8306>  628円(- 31円) 96,963千株
 3.三菱自  <7211>  147円(-  6円) 88,385千株
 4.東電   <9501>  630円(-  6円) 85,164千株
 5.新日鉄住金<5401>  288円(- 15円) 77,213千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.ソフトBK<9984> 6520円(-180円)100,992百万
 2.トヨタ自 <7203> 6150円(-230円) 71,280百万
 3.三菱UFJ<8306>  628円(- 31円) 61,275百万
 4.東電   <9501>  630円(-  6円) 54,025百万
 5.みずほ  <8411>  208円(-  6円) 52,923百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1690万株 買い930万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、前日比432円(2.97
%)安の1万4129円で取引終了です。

 昨晩のNYダウは13ドルの小幅高でしたが、米国で金融緩和政策が当面維
持されるとの見方が強まり、日米金利差拡大観測から円高が進行。これを嫌気
して朝方から売りが優勢となっています。週末要因や発表が本格化している企
業決算を見極めたいとして手控えムードが強い中、14時半前には円相場が1
ドル=98.60円どころまで円高が進み、ハイテクや自動車など主力輸出株
や金融株が売られ、日経平均株価も引けにかけて下げ幅を拡大しています。尚、
週間ベースでは459円安で6週ぶりの下落となります。売買代金は概算2兆
3712億円、上海総合指数は10ポイント安の2010です。

 業種別では、33業種全て下落。鉄鋼、銀行、保険、不動産、証券、非鉄、
海運、自動車などの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、相場全般安の中にあって、ヨウ素で国内首位の伊勢化学が7
日連続高、78円高の1050円となっています。6月7日に付けた安値63
2円からは値幅にして418円、率にして66%の上昇となります。昨日の引
け後に13年12月期連結営業利益予想を27億円(前期比15.6%増)か
ら34億円(同45.6%増)へ上方修正し、好感した買いが入っています。
主力製品のヨウ素の販売が好調です。

 日立グループで小型の射出成形機を手掛ける東洋機械が37円高の295円
と14%を超える大幅高。昨日の引け後、13年9月中間期(4~9月)計画
で売上高を95億円から105億円、経常利益を4億2000万円から8億3
500万円、純利益を3億3000万円から6億5100万円に上方修正し、
好感した買いが入っています。円安効果により欧米向けが回復。スマートフォ
ンやタブレット端末などのIT機器・電子部品を中心とする韓国や中国での需
要が大幅に増加しています。

 パソコンやスマホ向けアフィリエイト(成果報酬型)広告で国内首位のアド
ウェイズが7万4000円高の59万4000円と大幅高。無料通話・無料メ
ールのスマートフォンアプリケーションソフトを提供するLINE(東京・渋
谷)と提携すると発表して以降株価が急伸、これで6月後半の10万円前後か
ら6倍近くとなっています。

 その他、好業績発表の三菱鉛筆が71円高の2117円、産業廃棄物処理の
タケエイが22円高の1545円、エアコン主力の富士通ゼネラルが78円高
の1166円と値を上げて年初来高値更新、業績上方修正を発表した防犯・自
動ドア・産業用の各種センサーやシステムを手掛けるオプテックスが30円高
の1611円と値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、ベストブライダル、ネオス、東洋機械、富士通ゼネラ
ル、日本トリム、伊勢化学、モブキャスト、セメダイン・・・等々です。



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【2】主な材料                          **
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・日経平均、今年7番目の下げ幅で3週間ぶりの安値

・6月の全国消費者物価0.4%上昇 14カ月ぶり

・1~6月の世界販売台数、トヨタが2年連続で首位

・4~6月のスマホの世界出荷台数は前年比52%増

・中期財政計画、閣議決定は消費増税判断後に先送り

・韓サムスン電子、4~6月期純利益がアップル超え

・米連邦地検、米巨大ファンド訴追 廃業の可能性も



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【3】主な投資判断                        **
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[ドイツ証券]
 新 規   A(7733)オリンパス         3,900円

[クレディS証券]
 据置き   A(7201)日産自動車         1,210円
 据置き   B(6506)安川電機      1,600→ 1,300円

[JPモルガン証券]
 引下げ A→C(6857)アドバンテスト   1,900→ 1,300円

[シティG証券]
 据置き   A(4063)信越化学          7,800円
 引下げ A→B(4452)花王        3,700→ 3,350円

[野村証券]
 据置き   A(2413)エムスリー     27万→29.5万円
 据置き   B(7262)ダイハツ工業    2,000→ 2,550円

[大和証券]
 引上げ 2→1(4684)オービック        33,500円
 新 規   2(3076)あいHD          1,220円
 新 規   2(7164)全国保証          4,600円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価



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【4】完全を待たず                        **
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 投資に限らずですが、「完全な状況」を待つという理由で判断や行動を先延
ばしすることはよくあることです。

 常に「ベストなタイミングで買い、ベストなタイミングで売る」ことが可能
であればいいのですが、経験豊かな投資家でもそのようなことはめったにある
ことではありません。

 投資に関していえば、常に正しく「今が底値」あるいは「今が天井」と知ら
せてくれる客観的な何かがあれば良いのですが、底値は悲観的なムード一色で
売りが最も多い時期に形成され、しかも過ぎて見なければ確定しません。

 天井も同じで、下がることなどあり得ないと思うほどに誰もが強気になった
時で、売りを出そうものなら馬鹿者扱いされかねない状況において形成されま
す。底値と同じく過ぎてみて初めて天井と分かります。
 
 言えることは、事前にそれだと確信できる「完全な状況」などありえず、実
際には常に不完全で不確実の中にあって目標を立て行動しなければならないと
いうことです。

 完全を待たず、失敗を畏れず、その過程において起こることは全て受け入れ、
あきらめず常に前進した人のみが成功の果実を手に入れることができます。


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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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年率で約30%に達する過去20年間の投資収益が、実はインサイダー情報を
不正に得た結果だとして、米ニューヨーク連邦地検は有名ヘッジファンドを刑
事訴追しました。地検当局は投資家の資金保護のため同ファンドから約100
億ドル(約1兆円)を没収する方針だとの話もありますが、当局の措置しだい
で運用資産約1兆5千億円の巨大ファンドが廃業する可能性もあり、ファンド
業界としては前例のない規模だけに成り行きが注目されています。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =7年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2012 http://melma.com/contents/moy2012/
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   「ハロー!株式」 5年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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 ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
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