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■□    女性のための株式投資       2013/10/24 夕刊 VOL.6758
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こんばんは。aquaです。

 日経新聞をはじめ様々なメディアで報じられていますが、輸入エビが高騰し
影響が広がっています。

 日本のエビの消費量は年間20~25万トンで、その96%を輸入に頼り、
タイやベトナム、インドネシアといった東南アジアからの輸入が5割以上を占
めています。その東南アジアの養殖場でEMS(早期死亡症候群)と呼ばれる
感染症が広がり、エビが大量死したことが価格高騰を招いています。

 エビは「お金のある国に集まる」と言われる食資源で、国民1人当たりのエ
ビの消費量は日本が世界一と言われますが、中国などでの消費が急激に拡大し
ていることも品薄の一因となっています。

 天丼チェーンの『てんや』ではエビ天が2本のった「上天丼」や「海老天
そば・うどん」の販売をストップし、回転寿司チェーンの『スシロー』でも
「えびバジル」や「えびサラダ(軍艦)」などの販売を休止、街の蕎麦店も
対応に苦慮しているそうです。

 エビの最大の需要期は年末ですが、大ぶりで豪華なエビ天がのっかった年
越し蕎麦は今年は高嶺の花になってしまうかもしれません。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.「PMI」とは

 5.編集後記







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  14486.41(+ 60.36)△0.42%
◎TOPIX  1203.35(+  7.37)△0.62%

◎売買高概算  23億1125万株
◎売買代金概算  1兆8920億円
◎時価総額  422兆6015億円

◎値上り銘柄数 1321  ◎(年初来)新高値 39
◎値下り銘柄数  309  ◎(年初来)新安値  3
◎変わらず    124

◎騰落レシオ(25日)109.67%

◎サイコロ(日経平均)10勝2敗 ○○○○○○○●○○●○ 83.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+0.33%  75日線比+2.18%

◎為替  (対ドル) 97.39  (対ユーロ)134.48

◎出来高上位
 1.日立   <6501>  659円(+ 51円)121,072千株
 2.みずほ  <8411>  207円(±  0円)111,301千株
 3.熊谷組  <1861>  303円(+ 32円)104,531千株
 4.三井住友建<1821>  124円(+  3円) 78,328千株
 5.マツダ  <7261>  451円(+  9円) 69,715千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.ソフトBK<9984> 7770円(+170円)122,427百万
 2.日立   <6501>  659円(+ 51円) 78,689百万
 3.トヨタ自 <7203> 6330円(+ 10円) 51,782百万
 4.日経レバE<1570> 9400円(+ 60円) 37,763百万
 5.マツダ  <7261>  451円(+  9円) 31,266百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1520万株 買い1490万株

 本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比60円(0.42%)高の
1万4486円で取引終了です。

 昨晩のNYダウが54ドル安となったこと、円相場が1ドル=97.30円
前後、1ユーロ=134.10円前後の円高水準で推移していることを嫌気し、
また昨日の大幅安という流れを引き継いで朝方は売りが先行、10:37には
下げ幅が152円となって1万4273円まで下押しする場面がありました。
ただ、下値での押し目買い意欲は依然として旺盛。売り一巡後は建設株や日立
が51円高の659円となるなど好業績発表銘柄を中心に外国人を含めて押し
目買いが入り、14時過ぎから下げ幅縮小。円相場がやや円安に振れたことも
支援材料となり、引けにかけてプラスに転じています。本日の安値からの上げ
幅は200円を超えています。売買代金は概算1兆8920億円、上海総合指
数は18ポイント安の2164です。

 業種別では、建設、情報通信、紙パ、医薬品、電機などが高いです。

 個別銘柄では、分析機器大手の堀場製作所が135円高の3600円と大幅
高。中国の清華大と提携し、大気汚染を防ぐ環境技術を共同開発すると報じら
れ、材料視した買いが入っています。微小粒子状物質「PM2.5」について
原因物質を測定できる分析装置を開発し、年内に実証実験を始めます。中国政
府は深刻化する大気汚染対策として5年間で1兆7500億元を投資する計画
です。

 道路舗装大手のNIPPOが111円高の1817円と大幅高。昨日の引け
後に2014年3月期の連結純利益が前期比17%増の170億円になる見通
しと発表。従来計画を40億円上回り、2桁の減益見込みから一転して増益見
通しとなったことで好業績を好感した買いが入っています。4~9月期は工事
の進捗が会社側の予想以上に順調に推移したうえ、コスト削減策などが奏功し
ています。同社株は2020年夏季五輪の東京開催決定を受け、都心部を中心
にインフラ整備や更新が加速するとの期待から9月11日に2005円と19
94年3月以来19年半ぶりの高値まで上昇した経緯があります。

 日立が1億株を超える大商いで51円高の659円と大幅高。昨日の引け後
に4~9月期の連結営業利益が前年同期比6%増の1730億円になった模様
と発表。従来計画1450億円を大幅に上回り、業績好調を好感した買いが膨
らんでいます。電力システム事業や社会・産業システム事業を中心に全部門で
従来計画を上回っています。

 その他、旅客機の化粧室・厨房設備で世界大手のジャムコが42円高の14
46円、帝国ホテルが65円高の2500円、トンネルなど大型土木に強い熊
谷組が32円高の303円と年初来高値更新、土木に強い前田建設が26円高
の713円と年初来高値更新、基礎・地盤改良など土木のライト工業が48円
高の784円、ポール(柱)が電力・NTT向けに圧倒的シェアを占める日本
コンクリートが38円高の546円。

 業績上方修正を好感して三菱鉛筆が126円高の2598円と大幅高、省エ
ネルギー関連事業の省電舎がストップ高で400円高の2031円、スマホ・
タブレット端末向けタッチパネル用フィルム好調のKIMOTOが94円高の
1154円と年初来高値更新、眼鏡「ジンズ」ブランド展開のJINが290
円高の4195円、ソフトバンクが170円高の7770円と値を飛ばしてい
ます。

 本日の新高値銘柄は、前田建、熊谷組、ドトール日レス、オープンハウス、
日本コンクリート、MORESCO、ダイフク、良品計画、KIMOTO、三
菱鉛筆、ウエストHD、省電舎・・・等々です。



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【2】主な材料                          **
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・コメ所得補償減額で生産の規模拡大を後押し 政府・与党

・TPPの紛争解決条項「収れんしつつある」経産相が認識

・長期金利低下続く、一時0.595% 5カ月ぶり低水準

・10月第3週の部門別動向、海外勢が2週連続の買い越し

・アジアの富裕層、都心部の新築マンションなどに積極投資

・ネット専業大手、売買活況で業績好調 松井証やカブコム

・10月のHSBC中国PMI、3カ月連続で50を上回る

・MBSの不適切販売、新たに9行が米司法省の調査対象に



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【3】主な投資判断                        **
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[UBS証券]
 据置き   A(6501)日立             900円
 据置き   A(6388)ダイフク      1,300→ 1,400円
 据置き   B(9983)ファーストリテ  35,000→33,000円

[JPモルガン証券]
 新 規   A(3391)ツルハHD        11,000円

[野村証券]
 据置き   A(6594)日本電産      8,700→ 9,650円
 据置き   A(8060)キヤノンMJ        2,183円
 据置き   B(9435)光通信       5,430→ 7,010円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(6501)日立             840円

[みずほ証券]
 据置き   A(4587)ペプチドリーム  11,600→20,700円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価



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【4】「PMI」とは                       **
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 株式市場で注目度の高い海外の経済指標の一つに「PMI」があります。

 本日はHSBC発表の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値の他、
ドイツやユーロ圏でもそれぞれPMIの発表があり、来週発表の米シカゴ購買
部協会景気指数や米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数もす
べてPMIです。

 PMIとは「Purchasing Managers'Index」の略で
直訳すれば「購買担当者指数」となります。

 PMIは英調査会社が開発した指標で、企業の購買担当部門に生産、新規受
注、在庫、価格、雇用などの各項目について、前月と比較して「良い」「変わ
らず」「悪い」の3択で回答してもらい、その結果を季節調整などを加え指数
化したものです。

 PMIのアンケート項目は、担当者の観測など心理的要因に基づくものでは
なく、客観的なデータに則した回答が求められているため実態を反映した結果
が出るようになっており、50が景況判断(拡大・後退)の分かれ目となりま
す。

 この指標の優れた点は、一つには速報性で、例えば米ISM製造業景気指数
は毎月第1営業日に前月の結果が発表されます。第二に、国や地域が変わって
も質問項目が同一であるため、多国間比較が容易で、数値の意味が分かり易い
こと。第三に、製造業のPMIはGDPや鉱工業生産などの指標と相関性が高
く、尚且つそれらに対して先行性があるという点です。それ故に注目度が高い
指標となっています。

 なお、シカゴ購買部協会(全米有数の工業都市シカゴに本拠を置く製造業の
団体、ISMの下部組織)のPMIは、ISM製造業景気指数の前日に発表さ
れます。ISM製造業景気指数の先行指標として位置づけられますが、調査対
象がシカゴ地区に限定されるため、全米のデータを集計して発表するISMの
PMIと必ずしも相関しません。

 また、中国のPMIには、英金融大手HSBCが独自調査で集計するPMI
と、中国国家統計局と中国物流購入連合会(CFLP)が共同発表するPMI
の2種類があります。HSBCのPMIが先行して発表されるケースが多く、
調査の対象となっている企業の違いによるためか、両データが近い内容になる
とは限りません。

 ちなみに、本日発表されたHSBCの10月の中国PMI速報値は50.9
で、景気判断の分かれ目となる50を3カ月連続で上回り、今年3月の51.
6以来7カ月ぶりの高水準となっています。



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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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本日の上昇で日経平均のサイコロは、3月15日以来およそ7カ月ぶりに10
勝2敗の高勝率となっていますが、前日に大幅安したことや25日線とのカイ
リ率も低水準となっているため過熱感はありません。ちなみに前回3月に10
勝2敗となった後の展開は、少し休みを入れたものの再度上昇指向を鮮明にし
ています。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =7年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2012 http://melma.com/contents/moy2012/
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   「ハロー!株式」 5年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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