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             ◎ ハロー!株式 ◎      2014/04/04 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 明日は二十四節気に言う「清明」です。新鮮でいきいき、明るくてのびのび
とした気が満ち溢れる時候ですが、寒が戻り、花冷えの週末となりそうです。

 ところで、昨年は景況感の大幅な改善により、ゴールデンウィーク(4月末
と5月初めの大型連休)期間の国内旅行者数は2278万人と過去最高を更新
しましたが、JTBによりますと今年は増税で出費を控える動きが影響して前
年に比べ約82万人(3.8%)減の2196万人となる見通しです。

 今年のゴールデンウィークは前半が飛び石型の連休で例年に比べ日並びが悪
いこともあって、海外旅行者数も減少する見込みですが、総旅行者数は高水準
を保っており過去3番目の多さとなっています。

 ちなみに、昨年は国内旅行の行き先として、大河ドラマの舞台となった東北
方面、スカイツリーや東京ディズニーリゾートの東京方面などが人気でしたが、
今年はNHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」の舞台となったことや日本一
の超高層ビル「あべのハルカス」の開業で話題の大阪方面、観光列車が人気の
九州方面、三陸鉄道のお座敷列車が走る岩手県などの人気が高いそうです。

 尚、今年は前半に3連休がないため、後半の4連休に旅行が集中する見通し
で、高速道路運営各社も後半4連休に渋滞が多発すると予測しています。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.意外な子会社や事業

 5.編集後記






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  15063.77(-  8.11)▼0.05%
◎TOPIX  1215.89(-  0.88)▼0.07%

◎売買高概算  17億0044万株
◎売買代金概算  1兆5663億円
◎時価総額  431兆7894億円

◎値上り銘柄数 769  ◎(年初来)新高値 54
◎値下り銘柄数 890  ◎(年初来)新安値  7
◎変わらず   142

◎騰落レシオ(25日) 106.90%

◎サイコロ(日経平均) 8勝4敗 ○●○●○○○○●○○● 66.7%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+2.17%   75日線比-0.20%

◎為替  (対ドル) 103.85  (対ユーロ)142.28

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  210円(±  0円) 68,796千株
 2.不動テトラ<1813>  226円(+ 16円) 63,549千株
 3.三井住友建<1821>  118円(+  4円) 58,993千株
 4.ケネディク<4321>  378円(+ 20円) 47,775千株
 5.三菱UFJ<8306>  582円(+  2円) 36,496千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.ソフトBK<9984> 7921円(-219円) 92,745百万
 2.日経レバE<1570>10000円(±  0円) 37,765百万
 3.トヨタ  <7203> 5792円(- 48円) 30,702百万
 4.三井不  <8801> 3323円(+ 76円) 23,425百万
 5.住友不  <8830> 4437円(+123円) 22,469百万



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1110万株 買い1610万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が3日ぶりに小幅安、前日比8円(0
.05%)安の1万5063円で取引終了です。

 昨晩のNYダウは小動きで0.45ドル安。TOPIX、JPX日経インデ
ックス400が9日連続高となるなど連日で上昇した後だけに朝方から売りが
先行、寄付き直後の9:01には下げ幅が71円となって1万5000円ちょ
うどまで下押しする場面がありました。ただ、下値では先高期待からの押し目
買いがすかさず入り、11時過ぎには小幅ながらプラスに浮上。もっとも、今
晩に注目の米雇用統計の発表、さらに週末要因も加わって手控え気分は強く、
上値を買う動きも限定的で引けにかけてはほぼ横ばいでもみ合う展開となって
います。建設株の中でも土木の上げが目立ちます。売買代金は概算1兆566
3億円と低水準、上海総合指数は15ポイント高の2058です。

 業種別では、不動産、海運、ゴム、建設、石油、空運などが高く、情報通信、
精密、商社、自動車などが下げています。

 個別銘柄では、百貨店株が上昇し、松屋が25円高の872円、三越伊勢丹
が17円高の1325円、高島屋が11円高の964円、丸井が11円高の8
97円、近鉄百が4円高の388円、大松と松坂屋が統合のJ.フロントが7
円高の711円となっています。3月の月次売上高が比較的堅調であり、百貨
店は顧客に富裕層や外国人を多く抱えていることから消費増税の影響が軽微と
の見方から買いが入っています。

 不動テトラが16円高の226円、福田組が19円高の505円、三井住友
建設が4円高の118円、ライト工業が26円高の945円、大豊建設が11
円高の403円、若築建設が4円高の149円、安藤ハザマが10円高の41
4円、五洋建設が8円高の352円と値を上げるなど建設の中でも土木関連銘
柄の上げが目立ちます。

 政府が本日午前の関係閣僚会議で、人手不足が深刻な建設業で外国人労働者
の受け入れを拡大する緊急措置を決定。人手不足の緩和による業績改善を期待
した買いが向かっています。

 展示・商業施設、博物館等のディスプレー企画・設計・施工の乃村工藝社が
23円高の824円と値を上げています。2014年2月期の連結経常利益が
44億円程度と08年2月期の43億円以来、6期ぶりに過去最高を更新した
模様と報じられ、好感した買いが入っています。

 その他、アルミ建材大手で住宅用サッシ国内3位の三協立山が業績上方修正
を好感して54円高の2123円、JALが50円高の5160円、ドイツの
BASF社とリチウムイオン電池用正極材の合弁事業をする模様の戸田工業が
18円高の285円、1→2の株式分割を発表したクスリのアオキが230円
高の6560円と値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、安藤ハザマ、不動テトラ、若築建設、ライト工、ウェ
ザーニューズ、旭ダイヤ、ゴールドウイン、ミズノ、技研製作所・・・等々で
す。




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【2】主な材料                          **
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・原子力協定が衆院通過 トルコ等への原発輸出に道

・人手不足が深刻な建設業で外国人の受け入れを拡大

・CPの発行残高が大幅減少 銀行借り入れしやすく

・経財相、TPP交渉巡る日米協議「米の理解進んだ」

・株、様子見で日経の値幅が100未満 商いも低調

・車名別販売、13年度アクアが首位 3月フィット

・三協立山の5月期、営業増益に 減益予想から一転

・米企業に対するM&A増加 買収総額7年ぶり水準




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【3】主な投資判断                        **
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[UBS証券]
 据置き   A(8053)住友商事          1,500円
 据置き   B(3382)セブン&アイ        4,000円

[ゴールドマンS証券]
 新 規   A(8630)NKSJ          3,210円
 新 規   B(8725)MS&AD         2,340円
 新 規   B(8766)東京海上          3,180円

[シティG証券]
 据置き   A(4324)電通        3,900→ 4,700円
 引上げ C→B(8804)東京建物      1,000→   950円

[SMBC日興証券]
 据置き   A(4506)大日本住友製薬   1,800→ 2,000円
 据置き   A(4508)田辺三菱製薬    1,700→ 1,800円

[みずほ証券]
 引上げ B→A(7276)小糸製作所     2,000→ 2,200円

[大和証券]
 据置き   B(3382)セブン&アイ        4,400円
 据置き   B(6474)不二越            850円
 据置き   B(8276)平和堂           1,900円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【4】意外な子会社や事業                     **
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 大企業は子会社・孫会社を通じて様々な事業を行っており、あまり知られて
いない意外な関係もあります。

 例えば、音楽ソフトなどの販売で年商555億円(13年2月期)のタワー
レコードの大株主はNTTドコモとセブン&アイHDで、ドコモは有機野菜・
低農薬野菜、無添加食品などの宅配サービスを展開する「らでぃっしゅぼーや
」の9割の株式を握る支配株主であり、三井住友カードや楽天オークションの
主要株主でもあります。

 また、牛丼首位の「すき家」やうどんと丼ぶりの「なか卯」を展開するゼン
ショーの傘下には、ファミレスの「ココス」、ハンバーグの「ビッグボーイ」、
イタリアンの「ジョリーパスタ」、和食レストランの「華屋与兵衛」、回転ず
しの「はま寿司」などがあります。

 清掃用具レンタルのダスキンはドーナツチェーンの「ミスタードーナツ」を
運営しており、他にとんかつレストランや丼ぶり専門店なども展開。イタリア
ンレストランの「イタリアントマト」は、かつてはナムコの子会社でしたが、
今はキーコーヒーの連結子会社となっており、バンダイナムコ関連の持株比率
は3割程度に下がっています。

 ホームセンターのアークランドサカモトは子会社(アークランドサービス)
でカツ丼専門店「かつや」を展開。茶飲料首位の伊藤園の子会社には乳製品の
「チチヤス」やコーヒーチェーンの「タリーズコーヒージャパン」などがあり
ます。

 ブラザー工業はミシンや複合機の製造メーカーですが、世界初の通信カラオ
ケ「ジョイサウンド」を開発したのは同社であり、今もネットワーク&コンテ
ンツ部門として事業を展開しています。




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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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アジア開発銀行から日銀に転じた黒田新総裁の下での初めての日銀金融政策決
定会合で、日銀としては異例の2年で2%の物価目標を掲げ、操作目標を従来
の金利からマネタリーベース(資金供給量)に変更するといった米国流の量的
緩和策を導入してからちょうど1年が経過します。来週7~8日には日銀金融
政策決定会合が開催され、金融政策の変更や追加緩和はないと見られますが、
2年で2%の物価目標達成に懐疑的な見方がある中、追加緩和に含みを持たせ
るような発言があるとの思惑が相場の材料となっています。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =8年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2013 http://melma.com/contents/moy2013/
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   「ハロー!株式」 6年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞 2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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