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株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ　━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・

 　　　　　　　　　　 　◎　ハロー！株式　◎　　　　　 2014/06/19 夕刊

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こんばんは。ａｑｕａです。

　ＦＩＦＡワールドカップは、「死の組」と言われたグループＢで早くもオラ
ンダとチリが決勝トーナメント進出を決め、優勝候補の呼び声が高かった前回
王者スペインの１次リーグ敗退が確定しました。

　日本代表の第２戦（対ギリシャ）は、日本時間２０日午前７時のキックオフ
となりますが、引き分け以上であればコロンビア対コートジボワールの結果に
関わらず、第３戦（対コロンビア）に１次リーグ突破の望みをつなぐことがで
きます。

　ところで、日本政府観光局が昨日発表した今年１～５月の訪日外国人客数は
前年同期比べ２８％増の５２０万３３００人でした。訪日外国人客数は昨年初
めて１０００万人を達成したばかりですが、今年は年間１２００万人を突破す
る勢いです。

　政府は新しい目標として、東京オリンピック・パラリンピックが開かれる２
０２０年に向けて訪日外国人客数を２０００万人に増やすことを目指しており、
具体的な方策として短期滞在査証（ビザ）の発給緩和などを行っています。

　昨年はタイやマレーシアのビザを免除し、両国からの訪日客数を大幅に伸ば
しましたが、外務省は昨日、インドネシア向けのビザを免除、フィリピンとベ
トナムは政府指定の旅行会社を通せば取得手続きを簡単にするなどの緩和策を
発表しており、インドについても今夏までに数次ビザの発給が緩和される見通
しです。

　ビザ発給緩和や羽田空港の発着枠の拡大、訪日プロモーションなど、政府の
政策は効果をあらわし始めましたが、一方で観光バスの不足が深刻で運転手も
足りない状況です。バスの問題に限らず、羽田と成田の直結、入国手続きの迅
速化、外国語研修などなど、数え上げればきりがありませんが、受け入れ環境
の拡充も急ぐ必要があります。




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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場　＜スペシャル版（有料版）通信＞

 ２．主な材料

 ３．主な投資判断

 ４．季節調整とは

 ５．編集後記







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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　１５３６１.１６（＋２４５.３６）△１.６２％
◎ＴＯＰＩＸ　　１２６９.０４（＋　１９.８９）△１.５９％

◎売買高概算　　２７億７６６９万株
◎売買代金概算　　２兆４８５３億円
◎時価総額　　４５１兆５３０２億円

◎値上り銘柄数　１３７１　　◎（年初来）新高値　１９９
◎値下り銘柄数　　３４９　　◎（年初来）新安値　　　１
◎変わらず　　　　　９４

◎騰落レシオ（２５日）１４３.９１％

◎サイコロ（日経平均）　８勝４敗　○○●○●○●○●○○○　６６.７％

◎カイリ率（日経平均）２５日線比＋４.０５％　　 ７５日線比＋５.１６％

◎為替　　（対ドル）　１０１.７３　　（対ユーロ）１３８.６１

◎出来高上位

　１.みずほ　　＜８４１１＞　　２１１円（＋　　２円）１９０,９２３千株
　２.板硝子　　＜５２０２＞　　１４５円（＋　２１円）　９８,６８４千株
　３.アイフル　＜８５１５＞　　５５１円（＋　１１円）　８８,９０４千株
　４.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　　６３４円（＋　１５円）　８７,４６０千株
　５.新日鉄住金＜５４０１＞　　３２９円（＋　１０円）　７４,５６６千株

◎売買代金上位　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 (円)

　１.日経レバＥ＜１５７０＞１０２９０円（＋３００円）１１４,４０７百万
　２.トヨタ　　＜７２０３＞　６０１３円（＋１２９円）　９４,３８４百万
　３.ソフトＢＫ＜９９８４＞　７７９０円（＋１８０円）　８５,２４８百万
　４.三井住友　＜８３１６＞　４４１２円（＋１１１円）　６１,０２９百万
　５.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　　６３４円（＋　１５円）　５５,０４１百万



◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売り７３０万株　買い８９０万株

　本日の東京マーケットは日経平均株価が３日連続高となる大幅高、前日比２
４５円（１．６２％）高の１万５３６１円と４ヶ月半ぶりの高値水準まで上昇
して取引終了です。

　注目の米ＦＯＭＣ後の記者会見でイエレンＦＲＢ議長が早期の利上げに対し
て慎重な姿勢を示したことを好感して昨晩のＮＹダウが９８ドルの大幅高で史
上最高値更新まであと僅かと迫ったことを受け、東京市場も朝方から幅広い銘
柄に買いが先行。外国人と見られる大口の買いが入ったことも買い安心感を誘
い、引きにかけて上げ幅を一段と拡大しています。売買代金は概算２兆４８５
３億円と大きく膨らんでいます。上海総合指数は３１ポイント安の２０２３で
す。

　業種別では、土石、鉄鋼、不動産、建設、電気、非鉄、銀行などの上げが目
立ちます。

　個別銘柄では、直近ご紹介の岩谷産業が大幅高、５３円高の６５７円となっ
ています。政府が水素を燃料とする自動車の普及に向けた工程表を策定し、１
５年の燃料電池車の本格市販をにらみ購入時の補助金制度を導入すると報じら
れ、水素ステーション事業を手掛ける同社に物色の矛先が向かっています。１
台あたり２００万～３００万円の補助金を出す検討に入った模様です。

　イトーヨーギョーがストップ高、１０８円高の６０１円となっています。政
府・自民党が電線の地中化を促す新法制定の検討に入り、道路の整備で電力会
社などに電柱の設置を認めず地中に埋めるよう求めると報じられ、電線地中化
の際に必要となる側溝製品を手掛ける同社に思惑買いが集まっています。電線
地中化関連で日本ヒュームも４７円高の７０８円と値を飛ばしています。

　豆蔵ＨＤがストップ高、８０円高の５１６円となっています。日本マイクロ
ソフトと組み、低コストで動画などのコンテンツ配信ができるクラウドサービ
スを７月に始めると報じられ、材料視した買いが集まっています。企業が動画
配信をする際に大規模な設備をそろえる必要がなく、初期費用がこれまでの１
０分の１以下に抑えられます。

　新日鉄住金が１０円高の３２９円と値を上げ、１月２４日以来、約５ヶ月ぶ
りの高値水準となっています。米ＦＯＭＣで大きな波乱もなく、早期利上げ懸
念が後退したことで外国人と見られる大口の買いが入っています。

　大型株では大成建が７円高の５５３円、大林組が１４円高の７１２円といず
れも年初来高値を更新、清水建設も１１円高の６９３円と上値追いの展開継続。
ダム・トンネルなど大型土木に強い安藤ハザマが４２円高の５８１円と値を飛
ばして年初来高値を更新。「ＳＫＹＡＣＴＩＶ」のマツダが１１円高の４９５
円、「無印良品」を展開する良品計画が１４０円高の１万１４４０円、サマー
ストックとしてキリンが２１円高の１５１７円と年初来高値を更新、アサヒも
４１円高の３１４５円と値を上げています。

　本日の新高値銘柄は、安藤ハザマ、大成建、大林組、山パン、伊藤園、カゴ
メ、科研薬、関西ペ、ＷＯＷＯＷ、ドクターシーラボ、日本特殊陶、富士通、
日産、いすゞ、シマノ、キヤノン、アシックス、三菱商事、東武、富士急、Ｊ
Ｒ東海、ＮＴＴ、日本空港ビル・・・等々です。



☆スペシャル版（有料版）通信

　＝　岩谷産業が５３円高の６５７円と大幅高！　＝

　いい相場展開となってきていますが、本日は５月１４日のスペシャル版にて
５７０円どころでご紹介の『岩谷産業』（８０８８）が大幅高、５３円高の６
５７円となっています。

　同日のスペシャル版にて「経済産業省が燃料電池自動車の本格的な普及に向
けた準備に動き始めており、来年は燃料電池自動車（ＦＣＶ）が発売され、い
よいよ水素社会の到来」ということで先行して水素ステーションの設置に取り
組んでいる岩谷産業をご紹介させて頂いた訳ですが、ドンピシャリ、筋書き通
りの展開となってきました。

　既に１５％の上昇となっていますが、安く仕込まれた方、取り敢えずは本当
におめでとうございます！



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【２】主な材料　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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・燃料電池車に購入補助金、１台３百万円案　政府検討

・６月第２週の部門別動向、信託銀行７週連続買い越し

・６月第２週、海外勢２週連続買越し　個人は売り継続

・４月の景気一致指数改定値、速報値から小幅下方修正

・５月の白物家電出荷額５．７％減　１年ぶりマイナス

・ショウガの流通価格高騰　中国産卸値、前年の３倍に

・中東産ドバイ原油、９カ月ぶり高値に　イラク懸念で

・米アマゾン、３Ｄスマホの販売開始　ＡＴ＆Ｔが独占

・米ＦＲＢ、利上げは「経済しだい」　予断なしを強調




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【３】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［クレディＳ証券］
　引上げ　Ｂ→Ａ（6481）ＴＨＫ　　　　　　　　　　 2,900円
　引下げ　Ａ→Ｂ（6506）安川電機 　　　　　1,400→ 1,300円

［野村証券］
　引上げ　Ｂ→Ａ（5202）日本板硝子　　　　　 135→   200円
　据置き　　　Ａ（9984）ソフトバンク　　　 9,950→10,230円

［ＳＭＢＣ日興証券］
　据置き　　　Ａ（7832）バンダイナムコ　　 2,800→ 3,000円

［三菱ＵＦＪＭＳ証券］
　引下げ　Ａ→Ｂ（4182）三菱瓦斯化　　　　　 860→   650円
　据置き　　　Ｂ（5949）ユニプレス　　　　 1,900→ 2,100円
　据置き　　　Ｂ（7240）ＮＯＫ　　　　　　 1,700→ 2,000円
　据置き　　　Ｃ（7296）ＦＣＣ　　　　　　 1,400→ 1,300円

 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【４】季節調整とは　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　国内においても海外においても、多くの経済統計で「季節調整」が行われま
す。

　モノやサービスの動きには季節的な変動があります。例えば、気温や天候で
あったり、休日日数であったり、企業の決算やボーナスの支給にも影響され、
お正月やお盆といった慣習によっても影響を受けます。

　そうした季節的要因を統計データから取り除き、比較しやすい形にすること
が季節調整で、前年同月との比較ではその必要がありませんが、前月と比較す
る際は季節調整を行うことで月単位の時系列での傾向が把握できるようになり
ます。

　経済統計では「季節調整値」あるいは「季節調整済み」と表記され、季節的
変動要因を排除した上で年率換算することで前月との比較が容易になります。

　ちなみに、季節調整や年率換算が必要になるのは、月次や四半期ごとの統計
データで、年ベースの統計データには必要ありません。



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【５】編集後記                         　　 mailto:aqua@aqua-inter.com
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当時のグリーンスパンＦＲＢ議長が「根拠なき熱狂」としてＮＹ株式相場の過
熱ぶりに警鐘を鳴らしたのは、ＮＹダウが年初の５０００ドル台前半から史上
初めて６０００ドル台に乗せた１９９６年のことです。あれから１８年、ＮＹ
ダウが１万７０００ドル目前の過去最高値圏にある現在の株価水準に関してイ
エレンＦＲＢ議長は昨日「ＦＯＭＣは現在の株価が過去の傾向から外れた水準
に向かって動いていないかどうか監視している。今のところ、幅広い株価がそ
のような動きをしているようにはみえない」と述べています。つまり「行き過
ぎ（バブル）ではない」と評価したということであり、過熱気味ではないかと
の不安感もあった市場参加者に少なからずの安心感を与えています。
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　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～
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～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～　＝８年連続受賞＝

◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１３ http://melma.com/contents/moy2013/
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　　　「ハロー！株式」　６年連続での『総合大賞』

　　　　（０６年と０７年はマネー部門賞第１位）


◎まぐまぐ大賞 ２００８ http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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　　　「ハロー！株式」　マネー部門　第１位

　　　　（０６年から０８年まで連続受賞、０９年以降はコンテストなし）


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