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　「いつ、どの銘柄を買えばいいの？」「現在の相場をどう見ればいいの？」

　　　　　　　独自の観点でａｑｕａがやさしく解説します。



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株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ　━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・

 　　　　　　　　　　 　◎　ハロー！株式　◎　　　　　 2014/06/23 夕刊

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こんばんは。ａｑｕａです。

　第二次世界大戦は、現在においても政治・外交、社会に大きな影響を及ぼし
ていますが、戦争を体験したことのない今や多くの世代は、報道や記録等で伝
え聞くことでしかその悲惨さの断片を知ることができません。

　沖縄戦の最終局面で大田中将（階級は死後の特進）が自決の前に発した電文
には、当時の慣例であった「天皇陛下万歳」等の文言や勇戦の報告もなく、惨
状とただひたすらな祈りが記されています。

　この電文は後世の政治に少なからずの影響を与えたといいます。以下に「本
職、県知事ノ依頼ヲ受ケタルニ非ザレドモ現状ヲ看過スルニ忍ビズ之二代ワツ
テ緊急御通知申上グ」で始まる電文の一部をご紹介したいと思います。

～
　沖縄本島に敵攻略を開始以来、陸海軍方面、防衛戦に専念し、県民に関して
は殆ど顧みるに暇なかりき。然れども・・・砲弾運び、挺身斬り込み隊すら申
し出るものあり。・・所詮敵来りなば老人子供は殺さるべく、婦女子は後方に
運び去られて毒牙に供せらるべしとて親子生き別れ娘を軍衛門に捨つる親あり。

　看護婦に至りては軍移動に際し、衛生兵既に出発し身寄り無き重傷者を助け
て真面目にして一時の感情に馳せられたるものとは思われず。・・以来、終始
一貫勤労奉仕、物資節約を強要せられつつ只ひたすら日本人としてのご奉公の
護を胸に抱きつつ遂に与えることなくして本戦闘の末期と沖縄島は実情形を変
え一木一草焦土と化せん。糧食六月一杯を支ふるのみなりと謂う。

　沖縄県民斯く戦えり。県民に対し、後世特別のご高配を賜らんことを。
～

　きょう６月２３日は、第二次大戦において国内で唯一の地上戦の地・沖縄の
６９回目の「慰霊の日」です。




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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場　＜スペシャル版（有料版）通信＞

 ２．主な材料

 ３．主な投資判断

 ４．売買単価は先行指標

 ５．編集後記







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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　１５３６９.２８（＋　１９.８６）△０.１３％
◎ＴＯＰＩＸ　　１２６７.４８（－　　１.４４）▼０.１１％

◎売買高概算　　１９億６０１６万株
◎売買代金概算　　１兆８２１６億円
◎時価総額　　４５０兆９２６８億円

◎値上り銘柄数　９２９　　◎（年初来）新高値　１３６
◎値下り銘柄数　７１５　　◎（年初来）新安値　　　１
◎変わらず　　　１７１

◎騰落レシオ（２５日）１５９.９０％

◎サイコロ（日経平均）　７勝５敗　●○●○●○●○○○●○　５８.３％

◎カイリ率（日経平均）２５日線比＋３.３７％　　 ７５日線比＋５.０８％

◎為替　　（対ドル）　１０１.９２　　（対ユーロ）１３８.５６

◎出来高上位

　１.みずほ　　＜８４１１＞　　２０８円（±　　０円）１２４,９３６千株
　２.アイフル　＜８５１５＞　　５８８円（＋　２６円）１１５,７２９千株
　３.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　　６３４円（－　　４円）　４４,９５８千株
　４.新日鉄住金＜５４０１＞　　３３０円（＋　　１円）　３９,９５７千株
　５.ケネディク＜４３２１＞　　４９８円（＋　　２円）　３３,７３３千株

◎売買代金上位　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 (円)

　１.ソフトＢＫ＜９９８４＞　７６１３円（－１７０円）　７９,３８０百万
　２.アイフル　＜８５１５＞　　５８８円（＋　２６円）　６７,２５４百万
　３.日経レバＥ＜１５７０＞１０３００円（＋　４０円）　５５,７５５百万
　４.トヨタ　　＜７２０３＞　５９８１円（－　４９円）　４２,９１１百万
　５.三井不　　＜８８０１＞　３５１９円（－　　７円）　４２,８５７百万



◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売り６４０万株　買い７８０万株

　本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅高、前週末比１９円（０．１３
％）高の１万５３６９円と約５ヶ月ぶりの高値水準まで上昇して取引終了です。

　先週末のＮＹダウとＳＰ５００種株価指数が史上最高値を更新、ナスダック
も１４年２ヶ月ぶりの高値まで上昇したことを受け、東京市場も朝方から買い
が先行。ＨＳＢＣ中国製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）速報値が好調だっ
たことも買いを誘い、１０：５５には上げ幅が９３円となる場面がありました。
ただ、騰落レシオが先週末に１５１％となるなど警戒感も意識されて上値を買
う動きは限定的。明日の成長戦略の閣議決定を控えて様子見ムードが強まり、
買い一巡後は急速に上げ幅を縮小しています。売買代金は概算１兆８２１６億
円、上海総合指数は２ポイント安の２０２４です。

週内に政府が新たな成長戦略を発表する見通しのため様子見
ムードが強まり、買い一巡後は急速に上げ幅を縮小しています。売買代金は概
算１兆８２１６億円、上海総合指数は２ポイント安の２０２４です。

　業種別では、石油、非鉄、空運、精密、鉄鋼などが高く、情報通信、証券、
電力ガスなどが下げています。

　個別銘柄では、三井金属が７円高の２８３円、三菱マテリアルが７円高の３
５５円、住友鉱山が９円高の１６２９円、ＤＯＷＡが１４円高の９３６円とな
るなど非鉄株が軒並み高。前週末のロンドン商品先物市場で銅の先物価格が上
昇し、約３週ぶり高値を付けたことで材料視した買いが入っています。６月の
ＨＳＢＣ中国製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）速報値が５０．８と５月の
確報値４９．４から上昇し、景気判断の節目となる５０を６ヶ月ぶりに上回っ
たことも買い材料となっています。

　ＰＭＩを受けて、中国関連の日立建機も４０円高の２０１３円、コマツも２
９円高の２３４２円と値を上げています。

　ＣＹＢＥＲＤＹＮＥが３日ぶりに大幅高、８２０円高の１万１６７０円とな
っています。安倍首相が先週、ロボットを成長戦略の柱にしていくと述べたこ
とで改めてロボット関連として物色の矛先が向かっています。同社は医療・福
祉関連のロボットを開発しています。介護用装着型ロボット「マッスルスーツ
」の開発・製造を手掛ける菊池製作も２８０円高の８９３０円、産業用ロボッ
ト用の減速機を手掛けるハーモニックも２０５円高の４３１０円と値を飛ばし
ています。

　システム構築の豆蔵ＨＤがストップ高、１００円高の６５８円となっていま
す。日本マイクロソフトと組み、低コストで動画などのコンテンツ配信ができ
るクラウドサービスを７月に始めると報じられており、材料視した買いが集ま
っています。企業が動画配信をする際に大規模な設備をそろえる必要がなく、
初期費用がこれまでの１０分の１以下に抑えられます。

　その他、ＪＡＬが７０円高の５４９０円、ＡＮＡが３円高の２３８円といず
れも年初来高値更新、大手ゼネコンの大林組が８円高の７２５円、鹿島が５円
高の４４４円といずれも年初来高値更新、業績好調の大東建託も２５５円高の
１万２０３０円と上値追いの展開継続で年初来高値更新。

　建設用クレーン製造のタダノが３５円高の１６８２円、極小ベアリングで世
界シェア６割のミネベアが２１円高の１１４２円、三井物が１０円高の１６３
８円、三菱商事が９円高の２１５１円、東京エレクトロンも９円高の７１３８
円といずれも年初来高値を更新です。

　３月末に１→３株への株式分割を実施した日本Ｍ＆Ａが１０９円高の２８０
８円と年初来高値を更新、権利落ち修正前の株価に換算しますと配当分を含め
て８５００円程度となります。

　本日の新高値銘柄は、大林組、鹿島、大東建託、キッコーマン、豆蔵、日ペ、
関ペ、資生堂、リンナイ、タダノ、ミネベア、不二越、オリンパス、三井物、
三菱商、東京エレク、ＪＡＬ、ＡＮＡ・・・等々です。



☆スペシャル版（有料版）通信

　＝　タダノが年初来高値を更新！　＝

　本日は４月３０日に１３５０円前後にてご紹介の『タダノ』（６３９５）が
３５円高の１６８２円と値を上げて年初来高値を更新。ここまで値幅にして３
００円超、率にして約２５％の上昇となっています。既に第一目標の１６００
円を突破し、第二目標を窺う展開となっています。

　同社は建設用クレーン製造大手であり、防災・減災工事や震災復興工事の増
加、加えて東京五輪に向けた関連工事も増えており、クレーン需要が増加→業
績拡大というシナリオでご紹介させて頂きましたが、ここまでシナリオ通りの
展開です。

　取り敢えずは、仕込まれた方、或いは利喰われた方、本当におめでとうござ
います！



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【２】主な材料　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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・次世代ロボット産業育成、官民でタッグ　日米欧で活発

・国民年金納付率、２年連続上昇　４年ぶり６０％台回復

・５月の全国スーパー売上高、２．２％減　２カ月連続減

・５月の国内パソコン出荷２３％増　５月として過去最高

・タカタ製エアバック不具合、ホンダや日産等がリコール

・６月の中国製造業ＰＭＩ、半年ぶり５０越す　ＨＳＢＣ

・米オラクル、同業のマイクロス・システムズ買収発表へ




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【３】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［ＵＢＳ証券］
　据置き　　　Ａ（2400）メッセージ　　　　 3,400→ 4,300円

［野村証券］
　据置き　　　Ａ（6481）ＴＨＫ 　　　　　　2,900→ 3,100円
　据置き　　　Ｂ（6103）オークマ　　　　　 1,000→ 1,050円

［ＳＭＢＣ日興証券］
　据置き　　　Ａ（8308）りそなＨＤ　　　　　 685→   690円
　引下げ　Ａ→Ｂ（8303）新生銀行　　　　　　　　　　 260円
　引下げ　Ａ→Ｂ（8411）みずほＦＧ　　　　　 265→   250円

［三菱ＵＦＪＭＳ証券］
　引上げ　Ｂ→Ａ（7201）日産自動車　　　　 1,000→ 1,200円

［みずほ証券］
　据置き　　　Ａ（8308）りそなＨＤ　　　　　 650→   750円

 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【４】売買単価は先行指標　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　日経新聞朝刊の株式市況欄の主要指標の一つとして掲載されている「単純平
均」は全銘柄の株価の合計を全銘柄数で割ったもので、「売買単価」は市場全
体の売買代金を売買高で割ることで求められます。

　その売買単価の推移は、相場の流れが値がさ株（高株価の銘柄）にあるのか
低位株にあるのかを示しています。

　例えば先週末の東証１部の売買単価は８８０円となっています。これは先週
末の東証１部市場では様々な銘柄が売買された結果、平均すると１株当たり８
８０円程度の取引が中心だったことを意味しています。

　１９９９年から２０００年にかけてのＩＴ相場では売買単価が２４００円台
にまで急上昇しました。これは、ソニーやソフトバンクのような値ガサの銘柄
が好んで売買された結果であり、このような単価上昇局面では値ガサ株の投資
効率がよくなります。

　また、売買単価は日経平均株価に対し先んじて上昇する傾向があるため、相
場の先行指標としても活用できます。

　２０００年１月に高値をつけた売買単価は、その後急激に下落しています。
日経平均株価の高値は２０００年４月ですから、売買単価の高値は指数の高値
に約３カ月先行していたということになります。

　当時、相場では値ガサ株の上昇が続いていたものの、上値を買い上がる力は
急速に萎え始め、しだいに出遅れ感が強い低位の銘柄へ物色がシフトしていき、
この段階では低位の銘柄への投資が相対的に投資効率が相対的に良くなります。

　尚、日々の数値は大きく変化することがあります。例えば、株価指数先物・
オプションの特別清算指数（ＳＱ）の清算日などで、値がさ株の多い日経平均
株価の指数対象銘柄に売買が集中した場合に売買単価が大きく上昇するケース
がありますので、数値を均した売買単価６日移動平均（当日を含め過去６日間
の平均値）を併用して相場の動向を探るのが一般的です。




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【５】編集後記                         　　 mailto:aqua@aqua-inter.com
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経済財政運営の基本方針（骨太の方針）と成長戦略の閣議決定は当初２７日に
予定されていましたが、先週時点で２４日に前倒しする方向で調整がなされて
いました。素案がすでに公表されていますが、改めて内容を精査したいとして
様子見ムードが強まっています。
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　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～
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～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～　＝８年連続受賞＝

◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１３ http://melma.com/contents/moy2013/
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　　　「ハロー！株式」　６年連続での『総合大賞』

　　　　（０６年と０７年はマネー部門賞第１位）


◎まぐまぐ大賞 ２００８ http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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　　　「ハロー！株式」　マネー部門　第１位

　　　　（０６年から０８年まで連続受賞、０９年以降はコンテストなし）


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　ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
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