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             ◎ ハロー!株式 ◎      2014/07/07 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 気象庁では台風の強さを以下のように風速を基準に決めています。

   ◎台風の強さ      [最大風速]

    「強い」        33m/s以上~44m/s未満
    「非常に強い」     44m/s以上~54m/s未満
    「猛烈な」       54m/s以上


 現在、フィリピンの東の海上を北上している台風8号は「非常に強い」勢力
ですが、明日には最大風速55メートル(最大瞬間風速75メートル)の「猛
烈な」勢力に発達し沖縄を直撃する恐れがあります。

 ちなみに、気象庁の統計史上、上陸時の中心気圧が最も低かった台風は19
61年9月に高知県室戸岬近くに上陸した第二室戸台風の925ヘクトパスカ
ルですが、今回の台風8号の明日午後3時(那覇市の西約120キロ付近)の
中心気圧は910ヘクトパスカルと推定されており、7月に日本列島に接近す
る台風としては過去最強クラスです。

 そのため気象庁では今回の台風8号に関して沖縄地方に「暴風特別警報」と
「波浪特別警報」を発表する可能性を示唆しており、暴風や高波に厳重に警戒
するよう呼びかけています。

 ちなみに、【特別警報】は、2011年の東北地方太平洋沖地震の津波や同
年の台風12号による紀伊半島を中心とする大雨で極めて甚大な被害が出たこ
とを教訓に昨年8月から運用が始まり、昨年9月の台風18号に伴う大雨に対
し初めて「大雨特別警報」が発表されました。

 特別警報は、従来の警報の基準を超えるような尋常でない大雨や暴風・波浪
などの発生が予想される際に発表され、大規模かつ極めて重大な災害の発生が
切迫しており、該当地域が数十年に一度しかないような非常に危険な状況にあ
ることを意味しています。特別警報が発表されたら「ただちに命を守る行動を
とる」ことが必要です。

 たとえ特別警報が発表されなくても、「災害が発生しない」ということでは
ありません。時間を追って段階的に発表される気象情報、注意報、警報などの
情報を活用して、早め早めの行動をとることが大切です。 




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.日経の6セクター

 5.編集後記







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  15379.44(- 57.69)▼0.37%
◎TOPIX  1279.87(-  5.37)▼0.42%

◎売買高概算  16億8193万株
◎売買代金概算  1兆4137億円
◎時価総額  455兆9983億円

◎値上り銘柄数  624  ◎(年初来)新高値 151
◎値下り銘柄数 1025  ◎(年初来)新安値   0
◎変わらず    166

◎騰落レシオ(25日)131.56%

◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 ●○○●○●○○○●○● 58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+1.26%   75日線比+4.70%

◎為替  (対ドル) 102.13  (対ユーロ)138.73

◎出来高上位

 1.アイフル <8515>  641円(- 35円) 96,960千株
 2.オリコ  <8585>  282円(+  4円) 74,932千株
 3.マツダ  <7261>  499円(+  6円) 54,425千株
 4.菱化工機 <6331>  490円(+ 33円) 51,168千株
 5.みずほ  <8411>  205円(-  1円) 34,558千株

◎売買代金上位                           (円)

 1.アイフル <8515>  641円(- 35円) 64,129百万
 2.日経レバE<1570>10340円(- 60円) 33,361百万
 3.ソフトBK<9984> 7636円(- 26円) 31,197百万
 4.トヨタ自 <7203> 6170円(- 31円) 30,578百万
 5.マツダ  <7261>  499円(+  6円) 27,300百万



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り620万株 買い550万株

 本日の東京マーケットは、日経平均株価が前週末比57円(0.37%)安
の1万5379円で取引終了です。

 先週末のNY市場が独立記念日の休場で手掛かり材料に欠ける中、寄付きは
小安くスタート。下値では年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運
用改革など日本株への先高期待から押し目買いが入り、9:49には40円高
まで上昇する場面がありましたが、引き続き騰落レシオなどテクニカル的な高
値警戒感は根強く、上値を買い上がる動きは限定的。様子見ムードは強く、買
い一巡後は上げ幅を縮小し、引けにかけてはマイナスに転じています。売買代
金は概算1兆4137億円、上海総合指数は0.5ポイントの小幅高で205
9です。

 業種別では、証券、電力ガス、建設、食品、陸運などが比較的しっかりです。

 個別銘柄では、図書印刷が3日連続高となり、本日は35円高の528円と
7%の大幅高。情報サービス大手の「リクルートHD」が10月をメドに東証
1部へ上場するとの観測が浮上しており、図書印刷はリクルート株を90万株
(2013年3月末時点、簿価で約11億円)を保有しており、上場に伴い含
み益が拡大するとの期待感から買いが膨らんでいます。

 マツダが5日連続高、5000万株を超える大商いで一時は508円と50
0円を突破、終値は6円高の499円となっています。新型パワートレイン「
SKYACTIV」搭載車が業績拡大の原動力になって業績絶好調。北米向け
に「アクセラ」が好調に推移しており、さらなる業績拡大への期待感が根強く、
買いが継続しています。足元ではガソリン価格の高騰でマツダが得意とするデ
ィーゼルエンジン搭載車への需要も強まっています。

 ビール類シェア首位のアサヒが38円高の3270円と値を上げて年初来高
値更新。1~6月期連結営業利益が前年同期比約1割増の400億円超と過去
最高になった模様と報じられ、従来計画370億円を大幅に上回り、好感した
買いが膨らんでいます。高級ビール「ドライプレミアム」の販売が好調です。

 任天堂が6日連続高、55円高の1万2860円となっています。10日に
ゲームソフト開発会社のレベルファイブが人気ゲーム「妖怪ウォッチ」の続編
「妖怪ウォッチ2」を発売します。任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドー3
DS」向けであり、ゲーム機販売のテコ入れに繋がるとの見方から思惑買いが
入っています。

 三菱重工が1円の小幅高ながら本日まで6日連続高。政府が迎撃ミサイルの
基幹部品である高性能センサーの対米輸出を決定すると報じられ、材料視した
買いが入っています。米国は日本から調達した部品などでミサイルを組み立て、
中東のカタールに輸出する見通しです。米防衛大手のレイセオンはカタール向
けに地対空の迎撃ミサイル「パトリオット2」の完成品を生産するため、三菱
重工製センサーの調達を計画している模様です。

 その他、伊藤忠が株式買い増しと報じられたファミリーMが200円高の4
550円、水素を燃料として走る燃料電池車関連で三菱化工機が33円高の4
90円、燃料電池の性能評価装置のチノーがストップ高で80円高の337円、
水素ステーション向け流量計のオーバルもストップ高で80円高の397円と
なっています。

 本日の新高値銘柄は、東洋建、大和ハウス、アサヒ、伊藤園、Monota
RO、KLab、第一工業製薬、東京個別、ウェザーニューズ、大阪チタ、三
菱化工機、ホーチキ、図書印刷、共同印刷、アルプス、藤森工業・・・等々で
す。





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【2】主な材料                          **
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・日銀地域経済報告、全地域で判断据え置き 回復基調持続

・日銀総裁、駆け込み需要の反動減は限定的との見方を示す

・5月の景気動向指数速報値、前月比横ばい 先行きは低下

・6月末の外貨準備高、3カ月連続増加で過去8番目の水準

・タクシー運転手による通訳案内を解禁へ 訪日客の増加で

・リクルート、東証が上場審査開始 10月上場か NHK

・イタリア株が堅調 経済改革期待でほぼ3年ぶりの高値圏

・米規制委、日立とGEの次世代型新型原子炉を9月認可へ




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【3】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 引上げ B→A(5444)大和工業      3,100→ 4,300円
 引上げ B→A(6807)日本航空電子    1,550→ 3,000円

[バークレイズ証券]
 据置き   A(1963)日揮        3,150→ 3,350円

[野村証券]
 据置き   A(2678)アスクル      3,600→ 4,000円

[SMBC日興証券]
 引上げ C→B(9204)スカイマーク         280円

[みずほ証券]
 据置き   A(4661)OLC      19,100→21,400円

[大和証券]
 据置き   1(7202)いすゞ自動車         800円
 据置き   1(8273)イズミ       4,000→ 4,200円
 据置き   2(6724)セイコーエプソン      5,300円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【4】日経の6セクター                      **
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 先週、東証の業種分類について説明した際にも少し触れましたが、日経新聞
社では上場企業を独自に36業種に分類し、各業種の「業種別日経平均」を算
出しています。

 東証業種別株価指数がTOPIX(東証株価指数)同様に時価総額を考慮し
た加重平均型の指数であるのに対し、業種別日経平均は日経平均株価と同様に
単純平均型の指数となっているのが特徴です。

 ちなみに、日経新聞朝刊の証券面掲載の「クローズアップ 日経平均株価」
は日経平均株価に関連するデータを主体とし、日経平均採用銘柄が前日比騰落
やPER、PBRといった指標とともに、36業種を6セクター(下記)に集
約して、各セクター毎に記載されています。



 <技 術>      医薬品、電機、自動車など5業種
  
 <金 融>      銀行、証券など4業種

 <消 費>      食品、小売業、サービスなど4業種
 
 <素 材>      化学、鉄鋼など10業種
 
 <資本財・その他>  機械、造船、不動産など6業種

 <運輸・公共>    鉄道・バス、海運、電力など7業種




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【5】編集後記                            mailto:aqua@aqua-inter.com
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各業界の景況感を知るには日銀短観で示される業種別の業況判断指数が参考に
なりますが、業界動向を知る上では昨日付の日経新聞に掲載されている「産業
景気予測」(産業天気図)も役立ちます。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =8年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2013 http://melma.com/contents/moy2013/
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 6年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞 2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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