無料のメールマガジンはハロー株式のバックナンバーです。

朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。

朝刊

夕刊

月別



■ お・知・ら・せ ■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


  今週のスペシャル版は下記内容にて本日夕方に配信いたしました。


  『 強力な上昇トレンド形成中、上値余地大で乗って行きたい○○○○!』


  『 相場が変化する際のよくあるパターン 』



  ◆配信についてのお問い合わせは、メールまたは電話にて承ります。

                   メール aqua@aqua-inter.com
                   TEL 03-5605-1731

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・

             ◎ ハロー!株式 ◎      2014/07/30 朝刊

・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・



こんばんは。aquaです。

 南の海上で台風11号と12号が立て続けに発生しました。台風の発生は今
月になって5個目で、この時期に12号というのは1997年以来、17年ぶ
りのハイペースだそうです。


 ところで、トヨタ自動車をはじめ自動車大手の収益改善は著しく、本田技研
工業(以下、ホンダ)が昨日発表した2015年3月期見通しは、国内販売台
数・世界販売台数および売上高で過去最高を見込み、純利益は6000億円を
予想し、過去最高だった金融危機前の08値3月期の6000億3900万円
に並びます。

 ちなみに、ホンダは業績予想の為替レートを1ドル=101円とし、対ドル
で1円円安となれば営業利益が約120億円膨らむため、為替相場が今の水準
で推移すれば過去最高益更新は堅いと思われます。

 なお、ホンダは28日、世界最大級の航空ショー「EAA エアベンチャー
2014」(米国ウィスコンシン州オシュコシュ)で、同社の小型ビジネスジ
ェット機「ホンダジェット」の量産1号機を一般公開しました。

 ホンダはすでに年間100機の生産体制を整えており、価格は6人の乗りの
標準タイプで1機450万ドル(約4億5800万円)、受注残は100機を
大きく上回っていると見られ、来年春の1号機納入が予定されています。




……………………………………………………………………………………………
 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
……………………………………………………………………………………………



 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.本田少年の夢

 5.編集後記







――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【1】今日の相場                         **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞



◎日経平均  15646.23(+ 28.16)△0.18%
◎TOPIX  1292.24(+  1.83)△0.14%

◎売買高概算  19億4398万株
◎売買代金概算  1兆8179億円
◎時価総額  460兆8703億円

◎値上り銘柄数 701  ◎(年初来)新高値 140
◎値下り銘柄数 948  ◎(年初来)新安値   7
◎変わらず   166

◎騰落レシオ(25日)102.28%

◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 ○○●●●○●●○○○○ 58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+1.98%   75日線比+5.39%

◎為替  (対ドル) 102.14  (対ユーロ)136.93

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 201.3円(- 1.1円)118,637千株
 2.クラリオン<6796>  413円(+  23円) 88,377千株
 3.ユニチカ <3103>   46円(±   0円) 59,737千株
 4.新生銀  <8303>  224円(+  17円) 44,594千株
 5.三菱UFJ<8306> 610.0円(+ 5.2円) 43,915千株

◎売買代金上位                           (円)

 1.日経レバE<1570>10670円(+  40円) 44,245百万
 2.トヨタ自 <7203> 6141円(+   8円) 40,308百万
 3.ホンダ  <7267> 3658円(+ 110円) 36,536百万
 4.クラリオン<6796>  413円(+  23円) 35,761百万
 5.ソフトBK<9984> 7568円(+  12円) 30,888百万



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り680万株 買い990万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が4日連続高、前日比28円(0.1
8%)高の1万5646円で取引終了です。

 昨晩のNYダウは70ドル安でしたが、円相場が1ドル=102円台前半の
円安に進行したことを好感してほぼ終日買いが優勢。好業績銘柄への物色も目
立ち、相場を下支えしています。もっとも連日の上昇で上値を買い上がる動き
は限定的。今晩に4~6月期の米GDP速報値の発表、加えて2日目の米FO
MCと重要イベントも控えてその内容を見極めたいとして手控えムードが強く、
狭いレンジ内での値動きとなっています。売買代金は概算1兆8179億円と
20日連続で2兆円を下回っています。上海総合指数は1ポイント安の218
1です。

 業種別では、精密、非鉄、鉄鋼、自動車、食品、電機などが高く、空運、建
設、不動産、石油などが下げています。

 個別銘柄では、東京ディズニーランド&シーを運営するオリエンタルランド
が520円高の1万9280円と値を上げて年初来高値更新。17日に一時1
万9035円の高値を付けてから19日に第1四半期営業利益が3年ぶりに減
益と事前報道され、22日には一時1万8300円まで下落。本日、会社側が
第1四半期の連結決算を発表し、減益だったものの第1四半期実績の中間期業
績予想に対する進ちょく率が営業利益で67%と高く、また今後の集客増への
期待感も根強く、買いが優勢となっています。

 07年に阪急と阪神百貨店が統合のH2Oリテイリングが50円高の853
円と値を飛ばしています。昨日の引け後に4~6月期の連結営業利益が前年同
期比7%増の28億円と発表。堅調な業績を好感した買いが入っています。純
利益は前年同期比6.4倍の119億円です。スーパーのイズミヤを6月に子
会社化したのに伴い、特別利益として負ののれんを100億円計上したことが
寄与しています。売上高は同1%減の1279億円です。

 三菱電機が46.5円高の1404円と値を飛ばして年初来高値を更新。1
3:15に4~9月期の連結営業利益が前期比25%増の1000億円になる
見通しと発表。従来計画から170億円の増額修正となり、好感した買いが膨
らんでいます。4~6月期の連結営業利益は前年同期比73%増の593億円
です。15年3月期通期については営業利益を2500億円→2600億円に
上方修正しています。スマートフォンや自動車関連向けのFA(ファクトリー
オートメーション)機器が伸びています。

 オムロンが4日連続高、215円高の4660円と値を上げ、1月7日に付
けた上場来高値4730に迫っています。昨日に4~9月期の連結純利益が前
年同期比37%増の290億円になる見通しと発表。従来計画を70億円上回
り、好感した買いが入っています。中国メーカーを中心にスマートフォンの製
造ラインに組み込む制御機器が好調。4~9月期の売上高は11%増の400
0億円を見込んでおり、従来計画から240億円上方修正しています。

 その他、ネオジム磁石の日立金属が56円高の1706円、日本ガイシが3
2円高の2481円といずれも年初来高値更新。自動車内装用レザー大手の共
和レザーが好業績発表で63円高の571円と大幅高、二桁増益発表の大阪チ
タニウムが204円高の2891円、日本初の火災報知器メーカーのホーチキ
が35円高の987円と値を上げています。

 業績上方修正のホンダが110円高の3658円、自社株買い発表の花王は
148.5円高の4330円と史上最高値を更新しています。

 本日の新高値銘柄は、西松建、NIPPO、東洋建、サッポロ、クラレ、信
越化学、花王、中外薬、科研薬、中国塗料、オリエンタルランド、日本ガイシ、
日立金属、三菱電、富士通ゼネ、シスメックス、いすゞ、オリンパス・・・等
々です。



         ★  『 アクア・スペシャル版 』 ★
          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ビギナーの方も、なかなか上手くいかないという方もどうぞご活用ください。


  ◆お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ◆


――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【2】主な材料                          **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞



・トヨタグループ、上期の世界販売は初の500万台超え

・6月の鉱工業生産3.3%低下 7月以降は回復見込む

・6月の車8社の国内生産、6.6%増 10カ月連続増

・KDDIの4~6月期、純利益が67%増で過去最高益

・コロプラ、利益見通しを上方修正 課金収入拡大が寄与

・原賠機構、東電の経営監視強化のため8月に2組織新設

・米アムジェン、最大で従業員の15%削減 拠点閉鎖も

・米国とEU、対ロシアの追加制裁を決定 足並み揃える

・スマホ世界出荷、4~6月は28%増で最高 米社調査




――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【3】主な投資判断                        **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞



[UBS証券]
 据置き   A(4021)日産化学      2,100→ 2,200円
 据置き   A(5486)日立金属          1,790円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   A(2802)味の素           1,900円

[野村証券]
 据置き   A(2327)NSSOL     3,000→ 3,600円
 据置き   A(4508)田辺三菱製薬    1,700→ 2,000円
 据置き   A(4661)OLC      19,300→22,400円

[三菱UFJMS証券]
 引上げ B→A(6995)東海理化      1,900→ 2,600円

[みずほ証券]
 据置き   A(4973)高純度化学     2,100→ 2,300円
 据置き   A(9005)東急         870→   950円
 据置き   A(9042)阪急阪神       830→   760円

[大和証券]
 新 規   2(3402)東レ             780円
 引下げ 2→3(4751)サイバー          3,630円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【4】本田少年の夢                        **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞



 話はさかのぼりますが、第二次世界大戦の戦前・戦中で培われた飛行機製造
技術は、その多くを自動車産業が取り込みました。ちなみにドイツのダイムラ
ーやBMWも飛行機製造技術を礎にしており、両社のロゴマークは共にプロペ
ラに由来しています。

 当時、戦闘機の隼や零戦に搭載されたエンジンを製造していた中島飛行機は、
戦後12社に解体され多くの技術者が流出。現在の富士重工業も旧中島飛行機
がルーツです。

 富士重工が最初に製造した自動車には、同じく中島飛行機分割後の1社であ
る富士精密のエンジンが提供されました。

 富士精密は後にブリヂストンに買収され、さらにはプリンス自動車(立川飛
行機系)と合併。プリンス自動車は日本のレース界をリードし、後にスカイラ
インやグロリアなどを開発することになります。日産が「技術の日産」を冠す
るようになったのはプリンス自動車を吸収してからのことです。

 ホンダの場合、本田宗一郎氏が6歳の頃にみた自動車への憧憬がその後の快
進撃の原動力となったわけですが、もう一つ、7歳の頃に浜松の練兵場で見た
飛行機ショーでの複葉機の雄姿も本田少年の夢となりました。

 本田宗一郎氏は「日本のエジソン」とまで称えられるほどの発明家で、その
DNAはホンダの研究開発部門でありホンダ本体とは独立した本田技術研究所
に受け継がれています。

 何事もゼロから研究開発をスタートする本田技術研究所が生み出してきたも
のは「ナビゲーションシステム」であり、2足歩行型ロボット「アシモ」であ
り、小型ジェットの「ホンダジェット」などです。

 もちろんホンダジェットの開発は本田宗一郎氏の肝いりであり、社内的に飛
行機の開発を宣言してから50余年、実際に開発を初めてから約30年の歳月
がかかりました。

 ゼロからの開発であったためそれだけの期間を要したわけですが、自由な発
想ゆえに既存技術にとらわれず、新しいアイデアを有形にしたものがホンダジ
ェットで、その象徴が主翼の上にエンジンを設置するあの独創的なスタイルで
す。

 ちなみに、航空機は翼の上を通る空気の流れを下面よりも速くすることで圧
力を下げ、翼を上に持ち上げる揚力を発生させて浮揚します。空気の流れをス
ムーズにする必要性から、翼の上はできるだけ平滑に保つのが航空力学の常識
とされてきました。その常識を覆してホンダジェットは存在しています。

 また、航空機産業は機体の開発・生産とエンジンの開発・生産は別個の企業
が担当するのが普通で、ボーイングやエアバスは航空機エンジンを生産してお
らず、両社の旅客機にはロールス・ロイス社製かゼネラル・エレクトリック社
製、またはプラット&ホイットニー社(ユナイテッド・テクノロジーズの航空
機エンジン部門)製のいずれかのエンジンが組み込まれます。

 ところが、ホンダの場合、航空機のジェットエンジンも自社で開発しており、
ホンダジェットは機体もエンジンも自社製という世界に例を見ない、きわめて
稀なケースとなっています。

 ホンダ製バイクの「ウイングマーク」は、女神ニケの翼をモチーフに世界に
羽ばたく夢をシンボル化したものであり、本田が少年の頃から抱いていた「い
つかは大空に」の夢をエンブレムにしたものだそうです。その夢が今ようやく
大空に羽ばたこうとしています。



___________________________________
【5】編集後記                            mailto:aqua@aqua-inter.com
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今週のスペシャル版は本日午後4時頃に配信させていただきました。スペシャ
ル版の読者様で、受信が確認できていないという方は遠慮なくその旨ご連絡く
ださい。すぐに再送させていただきます。
___________________________________
  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =8年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2013 http://melma.com/contents/moy2013/
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 6年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞 2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


======================================================================

●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
 ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断
でなさるようにお願いいたします。


●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。
          → mailto:aqua@aqua-inter.com

●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に
 てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html

●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ
 い。
          → http://www.aqua-inter.com/


======================================================================
 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<< TOP >>