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――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ~ 人の行く裏に道あり花の山 ~ ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ ◎ ハロー!株式 ◎ 2014/09/02 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんばんは。aquaです。 気づけば日足がずいぶんと短くなってきました。ついこの間まで午後7時く らいまで明るかったはずですが、今は午後6時過ぎには暗くなります。 ところで、それぞれの月には和風月名という異称がありますが、夜が長くな る陰暦九月は「夜長月」「長月」「暮月」、長雨も多いので「長雨月」、収穫 時期を向かえて「稲刈り月」などと呼ばれます。 昔は暮れるのが早まれば寝るのも早くなり、それ故夜中に目を覚ますことが 多くなることから「寝覚月(ねざめづき)」。 他にも、夏が過ぎて「季秋(きしゅう)」、菊が見頃で「菊月・菊見月・菊 開月」、竹の新葉が青々と茂る「竹の春・竹春」「竹酔月」。一月、五月と並 び、斎(い)み慎む月と考えられたところから「祝月・斎月(いみづき)」。 山々が色づきはじめ「紅葉月」。彩り豊かな木々の葉に加え、名残惜しむ夏 の花、そして秋の花も咲き始める九月は「色取月(いろどりづき)」とも呼ば れます。 こうした古来の表現は、説明し尽くしているわけではないのですが、それぞ れに具体的な情景を思い浮かべることができ、なんとも味わい深い趣がありま す。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な材料 3.主な投資判断 4.ブラックスワン戦略 5.編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 15668.60(+192.00)△1.24% ◎TOPIX 1297.00(+ 13.94)△1.09% ◎売買高概算 24億4232万株 ◎売買代金概算 1兆9744億円 ◎時価総額 462兆2203億円 ◎値上り銘柄数 1245 ◎(年初来)新高値 174 ◎値下り銘柄数 467 ◎(年初来)新安値 5 ◎変わらず 107 ◎騰落レシオ(25日)103.18% ◎サイコロ(日経平均) 8勝4敗 ○○○○●○●○●●○○ 66.7% ◎カイリ率(日経平均)25日線比+1.76% 75日線比+3.09% ◎為替 (対ドル) 104.85 (対ユーロ)137.66 ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 202.0円(+ 3.4円)174,007千株 2.三住建 <1821> 138円(+ 1円)109,720千株 3.熊谷組 <1861> 396円(- 4円) 59,968千株 4.アイフル <8515> 477円(+ 20円) 55,150千株 5.ユニチカ <3103> 47円(+ 1円) 55,041千株 ◎売買代金上位 (円) 1.日経レバE<1570> 10680円(+ 270円) 71,330百万 2.ソフトBK<9984> 7541円(+ 95円) 59,421百万 3.トヨタ <7203> 6060円(+ 104円) 58,747百万 4.みずほ <8411> 202.0円(+ 3.4円) 34,999百万 5.三井住友 <8316> 4295円(+ 76円) 30,773百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り720万株 買い630万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、前日比192円(1.24 %)高の1万5668円と7月31日に付けた終値ベースの戻り高値1万56 20円を上回って取引終了です。ザラ場ベースは7月31日の高値1万575 9円で本日のザラ場高値は1万5737円です。 昨晩のNYダウはレーバーデーで休場でしたが、円相場が朝方の1ドル=1 04.40円前後から引けにかけて104.80円台と105円に接近したこ とを好感して終日買いが優勢、高い水準での値動きとなっています。尚、円相 場の安値は1月2日に付けた1ドル=105.45円です。 4月の消費増税後の景気が不透明感を増していることから日銀による追加の 金融緩和への期待が高まっていること、加えて3日の内閣改造で年金積立金管 理運用独立行政法人(GPIF)改革を主張してきた自民党の塩崎恭久政調会 長代理が厚生労働相に起用される見通しとなったことで公的年金改革が一段と 進むとの思惑が浮上したこと、こうした点も買いを誘う要因となっています。 売買代金は概算1兆9744億円、上海総合指数も30ポイント(1.3%) の大幅高で2266となっています。 業種別では、証券、不動産、電機、自動車、精密、機械などの上げが顕著で す。 個別銘柄では、殺虫剤のフマキラーが20円高の450円と値を上げ、連日 で年初来高値を更新。新たに大阪府などでもデング熱に感染した人が確認され たことを受け、ウイルスを媒介する蚊を防ぐために殺虫剤の需要が増えるとの 思惑から買いが入っています。 水素ステーション関連としての代表格、岩谷産業が13円高の816円と上 昇。一時、845円まで買われて年初来高値を更新しています。経済産業省が 燃料電池車に水素を補給する施設が足りない地域で、新設コストへの補助金を 増額する計画であり、好感した好感した買いが入っています。水素ステーショ ンで三菱化工機も66円高の545円と大幅高、東証が2日売買分から信用取 引の臨時措置(増担保金徴収)を解除すると発表し、好感した買いが勢いづい ています。 百貨店株が軒並み高、三越伊勢丹が38円高の1289円、大丸と松坂屋が 統合のJフロントが47円高の1356円、高島屋が25円高の915円、阪 急と阪神百貨店が統合のH2Oリテイリングが53円高の1753円、松屋が 27円高の1222円、そごう・西武を傘下にするセブン&アイが67円高の 4223円と値を上げています。 昨日発表された8月売上高(速報)で、4月以降続いていた消費増税後の反 動減が薄れ、大手4社がそろって前年比プラスとなったことで好感した買いが 膨らんでいます。 その他、節税対策で賃貸住宅事業を提案の大東建託が145円高の1万32 25円、電気通信工事最大手のコムシスHDが15円高の2022円、三菱電 機が39.5円高の1355円、マツダが45円高の2497円。 紙製容器の非常用マグネシウム空気電池「マグボックス」を発売する古河電 池が3日連続ストップ高で150円高の1090円、電線・ケーブルと放電加 工機用電極線の沖電線が37円高の416円、ナビ・オーディオなどカーエレ 主力のパイオニアが13円高の333円と値を飛ばしています。 本日の新高値銘柄は、飛島建、長谷工、銭高組、大林道路、福田組、東芝プ ラント、日産化学、信越化学、日立化成、科研薬、日本ペ、クミアイ化学、日 立金属、TDK、アルプス、日本光電、岩谷産業、東京エレク、ユニチャーム ・・・等々です。 ☆有望銘柄の紹介で大好評! アクア・スペシャル版のお申し込みは・・・・ → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・3Dプリンターの利用が本格化 量産への道のり短縮 ・戦略特区2次募集に206件の提案 今後事業を選定 ・7月給与総額、17年半ぶり高い伸び 毎月勤労統計 ・8月の国内ユニクロ既存店売上高、前年比3.8%増 ・カブコム証の8月の売買代金、1日平均は4.2%減 ・ファナック、事業拡大に備え栃木に新工場 百億投資 ・インスパイアーに課徴金 有価証券報告書に虚偽記載 ・エボラ熱、ナイジェリアが日本の未承認薬の投与検討 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [クレディS証券] 引上げ B→A(6967)新光電工 730→ 1,000円 [ゴールドマンS証券] 引上げ B→A(6472)NTN 500→ 530円 引上げ B→A(6586)マキタ 6,800→ 7,000円 据置き A(6954)ファナック 24,500円 据置き A(7733)オリンパス 4,390→ 4,800円 引下げ B→C(6305)日立建機 1,900円 [モルガンSMUFJ証券] 据置き B→A(6762)TDK 5,000→ 6,400円 [野村証券] 据置き A(7956)ピジョン 6,600→ 7,300円 [SMBC日興証券] 据置き A(6326)クボタ 1,700→ 2,000円 [みずほ証券] 据置き A(4202)ダイセル 1,150→ 1,350円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】ブラックスワン戦略 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 2007年4月の刊行で、その後のサブプライム問題の顕在化とリーマンシ ョックの発生で大きな注目を集めた「ブラック・スワン」という本があります。 著者のナシーム・タレブ氏は不確実性科学を専門にする大学教授にして20 年超のキャリアを持つトレーダーであり、ヘッジファンドの顧問も務めた人物 です。 ちなみに「ブラック・スワン」とは文字通り黒い白鳥のこと。白鳥の色は白、 そのことを疑う者などいなかった昔の西洋で、オーストラリア大陸の発見と同 時にそこには黒い白鳥が存在することが分かり、白鳥は白いという常識はある 日突然常識ではなくなってしまいます。 この逸話に由来する「ブラック・スワン」は、ありえない事象、誰も予想し なかった事象の比喩として使われています。 副題に「不確実性とリスクの本質」とあるこの本はサブプライム問題が表面 化する以前に書かれたもので、ブラック・スワンには以下の三つの特徴がある としています。 1)予測不能な極端な現象 2)発生すれば広範囲に多大な影響を及ぼす 3)いったん起きてしまえば、いかにもそれらしい説明がなされ、実際より も偶然には見えなくなったり、最初から分かっていたような気にさせら れたりする 黒い白鳥が舞い降りただけでそれまでの常識が覆される現実世界のもろさ。 さらに、説明のつくブラック・スワンには過剰反応し、説明のつきにくいブラ ック・スワンは無視され、それが後々重大な結果をもたらすと、著者は説明し ます。 ちなみに、発生の可能性は低いが発生すれば大きな損失が発生してしまうリ スクを「テールリスク」と呼び、これも「ブラック・スワン」と同じような意 味でつかわれます。 つまり「ブラックスワン戦略」とは、テールリスクに備える保険戦略であり、 「“ありえない”なんてことはありえない」とういう観点、「“想定外”をも 想定する」という姿勢に立脚しています。 ___________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 会社四季報の2014年4集秋号は来週9月12日(金)の発売ですが、発売 直前のこの時期、銘柄によっては秋号掲載予定の記事やデータが東洋経済新報 社発信の情報として確認することができますので要チェックです。 ___________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =8年連続受賞= ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2013 http://melma.com/contents/moy2013/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 6年連続での『総合大賞』 (06年と07年はマネー部門賞第1位) ◎まぐまぐ大賞 2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし) ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断 でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━