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株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ　━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・

 　　　　　　　　　　 　◎　ハロー！株式　◎　　　　　 2014/11/28 夕刊

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こんばんは。ａｑｕａです。
　
　東京都や横浜市などが「インフルエンザの流行期入り」を発表しました。全
国的には昨年より３週間早く、来週にも流行期入りすると見られ、国立感染症
研究所では早めの対策を呼び掛けています。

　また、下痢や嘔吐を伴うノロウイルスによる感染性胃腸炎が流行する時期で
もありますので、皆様も手洗い等の予防策を心がけてください。


　ところで、気温が下がりますと鍋物を食べる機会が増えてまいります。

　今が旬の牡蠣（カキ）は鍋物の定番の具材の一つですが、「生食用」と「加
熱用」の違いを御存じでしょうか？

　鮮度の違いと思っている人も多いようですが、実際には鮮度とは関係がなく、
養殖している海域によって区別されています。

　生活排水や工業廃水が流れ込まず、かつ水質検査など各種検査を行い、特定
の物質が規定量以下で安全性が高いと保健所が指定した海域で養殖したものが
「生食用」となります。それ以外の海域で獲れたものが「加熱用」となります。

　牡蠣は毎日３００リットルの海水を取り込み、ろ過して成分を吸収し成長し
ます。それゆえ、沖合のキレイな海で育った生食用の牡蠣よりも、山や河川か
ら流れ込む栄養分やプランクトンが豊富な河口や湾内で育った加熱用の牡蠣の
方が旨み成分が多く味が濃いとも言われます。

　生食用の牡蠣は水揚げ後、２～３日かけて紫外線殺菌海水で洗浄し、牡蠣に
含まれた菌を除去してから出荷されます。この処理があることによって身が痩
せたり、旨み成分を減らしてしまう可能性があります。

　一方の加熱用の牡蠣は、加熱調理（中心温度が８５度で１分以上の加熱）に
よって菌やウイルスを除去することを前提にしており、水揚げして殻を剝いて、
滅菌海水で洗った程度で出荷されます。従いまして、水揚げしたばかりの状態
により近いのは加熱用の牡蠣ということになります。

　また、牡蠣などの二枚貝はかなりの確率でノロウイルスを保有しています。
牡蠣による食あたりのほとんどはこのノロウイルスが原因です。でありますか
ら、加熱殺菌を前提としている加熱用の牡蠣を生で食べてはいけません。

　「生食用」と「加熱用」は、それぞれの用途で安全に美味しく食べるための
区別ですので、調理に合わせて選びたいものです。




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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場

 ２．主な材料

 ３．主な投資判断

 ４．原油７０ドル割れ

 ５．編集後記







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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　１７４５９.８５（＋２１１.３５）△１.２３％
◎ＴＯＰＩＸ　　１４１０.３４（＋　１８.４４）△１.３２％

◎売買高概算　　２３億２９０９万株
◎売買代金概算　　２兆２８１５億円
◎時価総額　　５０５兆２９６３億円

◎値上り銘柄数　１３９０　　　◎（年初来）新高値　１１３
◎値下り銘柄数　　３４５　　　◎（年初来）新安値　　　４
◎変わらず　　　　１０４

◎騰落レシオ（２５日）１３３.６２％

◎サイコロ（日経平均）　８勝４敗　○○○●○●○○○●●○　６６.７％

◎カイリ率（日経平均）２５日線比＋４.４３％　 　７５日線比＋９.３１％

◎為替　　（対ドル）　１１８.１１　　（対ユーロ）１４７.０７

◎出来高上位

 １.みずほ　　＜８４１１＞ ２０４.５円（＋　２.８円）１２５,７７１千株
 ２.ユニチカ　＜３１０３＞　　　６２円（±　　 ０円）　７１,６２２千株
 ３.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞ ６８６.４円（＋１６.１円）　７０,５４３千株
 ４.ＡＮＡ　　＜９２０２＞ ２９２.２円（＋２０.１円）　６１,８７７千株
 ５.東芝　　　＜６５０２＞ ５２７.５円（＋１０.０円）　５０,１１３千株

◎売買代金上位
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 (円)
 １.トヨタ自　＜７２０３＞　７３１４円（＋ １６７円）　８９,７６３百万
 ２.日経レバＥ＜１５７０＞１３２１０円（＋ ３００円）　８７,４８１百万
 ３.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞ ６８６.４円（＋１６.１円）　４８,０６７百万
 ４.ソフトＢＫ＜９９８４＞　７９６３円（＋ 　２９円）　４６,４７０百万
 ５.マーベラス＜７８４４＞　１６００円（－　 ４３円）　３５,４２０百万



◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売り６２０万株　買い８５０万株

　本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、前日比２１１円（１．２３
％）高の１万７４５９円で取引終了です。

　昨晩のＮＹ市場は感謝祭で休場でしたが、ＯＰＥＣ（石油輸出国機構）が昨
日の総会で減産を見送り、ＮＹ原油先物が時間外取引で７３ドル台から６７ド
ル台まで大きく下落。原燃料コストが抑制されるとの思惑から空運、海運、化
学など幅広い銘柄に朝方から買いが先行し、加えて円相場が１ドル＝１１８円
台前半と昨日夕刻より円安に振れていることも買いを誘い、引けにかけて徐々
に上げ幅を広げています。売買代金は概算２兆２８１５億円、上海総合指数は
連日で大幅高、５２ポイント（１．９％）高の２６８２です。

　業種別では、空運、海運、自動車、銀行、非鉄などの上げが目立ち、石油、
鉱業が下げています。

　個別銘柄では、トヨタ自動車が１６７円高の７３１４円と値を上げて年初来
高値を更新。２００７年８月以来、およそ７年３ヶ月ぶりの高値水準となって
います。円相場が１ドル＝１１８円台の円安となっており、輸出採算の改善な
どを期待した買いが膨らんでいます。マツダも４９．５円高の３０６５．５円、
富士重も１５８．５円高の４３１８円と値を飛ばしています。

　原油価格が大幅に下落しており、燃油サーチャージの下落で航空機などを利
用した旅行者が増えるとの期待感からＨＩＳが１２７円高の２８６５円と上昇。
羽田空港ビル大家の日本空港ビルも２０５円高の４６７０円、空港内で店舗を
手がけるＪＡＬＵＸも５２円高の１４０１円、銀座店を中心に訪日外国人によ
る消費の恩恵を受ける松屋も８５円高の１７４４円と値を飛ばしています。

　三井不が４０円高の３４３０．５円、三菱地所が３６．５円高の２６７１．
５円、東京建物が２４円高の９４７円となるなど不動産株が軒並み高。国債１
０年物の利回りが０．４２％前後と約１年８ヶ月ぶりの低水準まで低下してお
り、不動産市場に資金の流入が加速するとの見方から買いが膨らんでいます。

　ブリヂストンが１５年ぶり高値水準まで上昇、１１３．５円高の４０７９．
５円となっています。９９年７月１４日に付けた上場来高値４１２０円突破も
目前です。中東などの主要産油１２ヶ国が加盟する石油輸出国機構（ＯＰＥＣ
）が昨日、原油生産を現行水準で維持することを決定。原油安によるゴム製品
の原材料価格の低下を期待した買いが集まっています。

　その他、電力量計で国内首位の大崎電気が好業績発表で１６円高の７９４円。
東芝が８日連続高で１０円高の５２７．５円、日立が１０．５円高の９１６．
５円、精密小型モーターの日本電産が１７７円高の７８７２円、構造改革進む
パナソニックが１９．５円高の１５３２．５円、ソニーが１００円高の２６０
０円、アルプスが１６円高の２３７４円、ＪＡＬが１７５円高の３４９０円、
ＡＮＡが２０．１円高の２９２．２円、川崎汽船が２０円高の３１１円といず
れも年初来高値を更新しています。

　本日の新高値銘柄は、長谷工、高砂熱、キリン、日清紡、日本調剤、サンマ
ルク、旭化成、クラレ、日本触媒、関西ペ、オリエンタルランド、ブリヂスト
ン、日立、東芝、日本電産、パナソニック、ソニー、アルプス、トヨタ、ＪＡ
Ｌ、ＡＮＡ、川崎汽船・・・等々です。




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【２】主な材料　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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・２年物初のマイナス利回り　緩和策が長めの国債に波及

・１０月の完全失業率、３．５％に改善　女性の就業増で

・１０月の有効求人倍率、１．１０倍　４カ月ぶりに上昇

・１０月の白物家電出荷額１３％減　２カ月ぶりマイナス

・１０月の消費支出、前年比４％減　７カ月連続マイナス

・新設住宅着工は８カ月連続減少　１０月は１２．３％減

・１１月第３週の部門別動向、海外勢が５週連続買い越し

・ハウステンボスの１４年９月期、営業益が４期連続最高

・マミヤＯＰ、自社開発の自律走行システムで新事業展開

・原油相場が大幅安　ＯＰＥＣ減産見送りで供給過剰懸念




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【３】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［ドイツ証券］
　新　規　　　Ａ（6923）スタンレー電気 　　　　　　3,000円
　新　規　　　Ａ（7276）小糸製作所　　　　　　　　 4,200円
　引下げ　Ａ→Ｂ（7270）富士重工　　　　　 3,850→ 4,350円

［クレディＳ証券］
　引上げ　Ｂ→Ａ（4204）積水化学　　　　　 1,300→ 1,700円
　引上げ　Ｂ→Ａ（5233）太平洋セメント　　　 450→   460円

［ＵＢＳ証券］
　据置き　　　Ａ（5334）日本特殊陶業　　　 3,500→ 4,300円
　据置き　　　Ａ（6963）ローム　　　　　　 8,300→ 9,100円

［野村証券］
　引下げ　Ａ→Ｂ（6816）アルパイン　　　　 1,500→ 2,000円
　引下げ　Ａ→Ｂ（7740）タムロン　　　　　 2,700→ 2,400円

［みずほ証券］
　据置き　　　Ａ（7613）シークス　　　　　 2,250→ 2,600円

［大和証券］
　引下げ　２→３（1878）大東建託　　　　　13,300→13,600円
　引下げ　２→３（6460）セガサミー　　　　 2,380→ 1,690円

 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【４】原油７０ドル割れ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　「原油価格（ＷＴＩ）は２０１５年１～３月に７５ドルまで下落し、同年４
～６月には７０ドルまで下落する可能性がある。」

　上記はほんのひと月前、原油価格が８０ドル台前半で推移していた１０月２
６日に発表されたゴールドマン・サックスのアナリストリポートです。従来予
想の９０ドルから大幅に下方修正した格好です。

　しかし実際には、昨日の石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）総会で減産合意が見送
られたため、ＮＹ原油は時間外取引（Ｇｌｏｂｅｘ）で約４年半ぶりに７０ド
ルを下回りました。つまり、専門家を含めて大方の予想を上回るピッチで原油
価格が下落しているということです。


　原油安は、円安による悪影響を軽減し、貿易赤字の縮小にもつながり、産業
や消費にとって様々なメリットをもたらします。

　別の側面としては、原油安は物価を押し下げるため、デフレ脱却の観点から
は追加の経済対策や金融緩和の長期化を促すことにもなります。

　また、エネルギー業界は価格競争あるいは覇権争いに突入した可能性があり
ます。「シェール革命」で沸いた米エネルギー業界にとって、７０ドルを下回
る原油安はプロジェクトの見直しにつながりかねず、世界最大の産油国サウジ
アラビアの動向とあわせて、今後の成り行きも注目されます。




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【５】編集後記                           　 mailto:aqua@aqua-inter.com
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アメリカでは本格的にクリスマス商戦（年末商戦）が始まりました。この時期
の商戦と言えばクリスマスプレゼント用の玩具やゲームの販売が伸び、業界に
とっても１年のうちで一番の稼ぎ時です。今年の米クリスマス商戦期間中の売
上高は４．１％増と好調な伸びが期待されており、そうした期待を背景に関連
銘柄もしっかりの動きとなっています。
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　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～　　　
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～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～　＝８年連続受賞＝

◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１３ http://melma.com/contents/moy2013/
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　　　「ハロー！株式」　６年連続での『総合大賞』

　　　　（０６年と０７年はマネー部門賞第１位）


◎まぐまぐ大賞 ２００８ http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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　　　「ハロー！株式」　マネー部門　第１位

　　　　（０６年から０８年まで連続受賞、０９年以降はコンテストなし）


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　ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
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