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             ◎ ハロー!株式 ◎      2015/03/10 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 米アップルが腕時計型の情報端末「アップルウォッチ」を発表しました。

 ほぼ予想されていたとおりで、iPhoneと連携させたり、心拍数や歩数
を計測したり、カロリーの消費量などを記録して健康管理に役立つ機能も搭載
しています。日本での価格は4万2800円からで、18金を使った最上位モ
デルは200万円以上の高価格となっています。

 もちろん、日進月歩のデジタルの世界において時間の経過とともに性能の陳
腐化から逃れることはできません。いわゆるウエアラブル端末も今後ますます
高性能化が進み、次々と新しい商品が登場しそうです。また、充電1回あたり
の駆動時間が18時間という点も、まだこれからの商品であることを感じさせ
ます。


 ところで、腕時計には大きく分けて、電池で動くクオーツとゼンマイで動く
機械式の2種類があります。

 クオーツ時計は、精度が高く、価格は安く、維持費も安いというのが特徴で
す。ただ、時計としての寿命は10年ほどと言われます。太陽光で発電し、標
準電波を受信して時刻の誤差を自動補正するソーラー電波時計も、二次電池(
バッテリー)は劣化するため、いずれ電池交換が発生するそうです。

 機械式は、精度の面でクオーツや電波式にはかなわず、2、3日放っておけ
ば動きが止まってしまいます。維持費もクオーツに比べ高額で、摩耗した部品
の交換のために数年毎に行うオーバーホールでは数万円の費用がかかるのが当
たり前です。ただ、その一方で、丁寧に扱えばクオーツの数倍の寿命が期待で
き、場合によっては親子二代での使用にも耐えます。

 誰もが携帯電話やスマホを持ち歩く現在は、腕時計をしなくても時間を正確
に知ることがきます。時間を知るだけで良ければ、100円ショップで売られ
ているデジタル時計で十分です。

 精度で劣り、手間がかかる機械式腕時計ではありますが、50万円を超える
ような高額品の大半は機械式です。

 例えていえば、クオーツ腕時計が大量生産の工業製品であるのに対し、繊細
な部品と複雑な機構を持つ機械式腕時計は職人が作る工芸品です。

 どこに価値や魅力を感じるかについては人それぞれの趣味や好みによって違
ってくる部分ではありますが、いくらでも選択肢がある中で高額な機械式腕時
計が生き残り続ける理由は、工芸品としての付加価値と贅沢品としてのステー
タスにあります。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.国際収支統計と貿易統計







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  18665.11(-125.44)▼0.67%
◎TOPIX  1524.75(-  7.01)▼0.46%

◎売買高概算   21億3776万株
◎売買代金概算   2兆5968億円
◎時価総額   548兆8011億円

◎値上り銘柄数 739  ◎(昨年来)新高値 176
◎値下り銘柄数 974  ◎(昨年来)新安値   4
◎変わらず   151

◎騰落レシオ(25日)123.41% (前日比2.70%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 ○○●○○○●●○○●● 58.3%

◎カイリ率(日経平均) 25日線比+2.11%  75日線比+5.50%

◎為替  (対 ド ル)121.76 (前日比0.89円安)
     (対ユーロ)131.43 (前日比0.11円安)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 217.6円(-  2.6円)17814万株
 2.三菱UFJ<8306> 755.9円(- 25.1円) 9860万株
 3.新日鉄住金<5401> 318.0円(-  3.4円) 3773万株
 4.ユニチカ <3103>    55円(-    1円) 3637万株
 5.板硝子  <5202>   116円(-    2円) 3043万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 14920円(-  220円) 1914億円
 2.OLC  <4661> 35595円(- 1260円) 1220億円
 3.トヨタ自 <7203>  8178円(-   15円)  759億円
 4.三菱UFJ<8306> 755.9円(- 25.1円)  753億円
 5.ソフトBK<9984>  6938円(-   67円)  626億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1200万株 買い970万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が連日で下落、前日比125円(0.
67%)安の1万8665円で取引終了です。昨晩のNYダウが138ドルの
大幅高となったことを好感して朝方は買いが先行、9:06には上げ幅が13
3円となる場面がありました。

 ただ、買い一巡後は今週末13日にメジャーSQを控えて買い手控え気分が
強まり、徐々に上げ幅を縮小。昼過ぎには円相場が1ドル=122.02円と
7年8ヶ月ぶりの円安水準となりましたが、好感した買いは限定的。むしろド
ル換算した日本株の評価が低下することを警戒した売りが優勢となり、引けに
かけて下げ幅を広げています。

 本日の高値(18924円)と安値(18577円)の差は347円の大き
さとなっています。尚、ファーストリテイリングが36円、ファナックが9円、
ソフトバンクが7円、京セラが6円、KDDIが6円とこの5銘柄(小数点切
捨て)で日経平均株価を約66円押し下げています。売買代金は概算2兆59
68億円、上海総合指数は16ポイント安の3286です。

 業種別では、ゴム、空運、自動車、機械などが高く、銀行、電力ガス、紙パ、
食品などが下げています。

 個別銘柄では、海外販売比率が高くミニショベル主体に建機を手掛ける竹内
製作所が385円高の5050円と大幅高。昨日の引け後に16日付で東証1
部に市場変更するのに伴い、2月期末に記念配当5円を実施すると発表。東証
1部への市場変更や増配を好感した買いが集まっています。指定替えで東証株
価指数(TOPIX)に連動する投信などへの組み入れ期待が高まっています。

 電子部品のアルプスが50円高の2860円と値を上げて昨年来高値更新、
1999年9月以来、約15年半ぶりの高値水準となっています。米アップル
が昨日、腕時計型ウエアラブル端末「アップルウオッチ」を4月24日から販
売すると発表。部品供給など関連銘柄として思惑買いが入っています。

 情報システム大手の大塚商会が210円高の5250円と値を飛ばしていま
す。来年1月、日本に住む全ての人に割り振る社会保障と税の共通番号(マイ
ナンバー)の制度の運用が始まります。政府が10日の閣議でマイナンバー法
改正案を決定するなどマイナンバーは足元で市場テーマの1つとなっており、
関連銘柄として物色の矛先が向かっています。みずほ証券は目標株価を引き上
げています。

 その他、ジェネリックの日医工が52円高の2642円と連日で上昇して昨
年来高値更新、同じく富士製薬も78円高の2389円、ボーイング関連のナ
ブテスコが30円高の3310円と昨年来高値更新、3月末基準日で1→2株
への株式分割を実施する衛星放送のWOWOWも30円高の6650円、極小
ベアリングで世界シェア6割のミネベアも74円高の1837円と値を上げて
います。

 本日の新高値銘柄は、亀田菓、ABCマート、日本調剤、日医工、富士製薬、
ブリヂストン、ナブテスコ、クボタ、アルプス、日本光電、シスメックス、村
田製作、いすゞ自、サイゼリヤ、ニトリ・・・等々です。





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【2】主な投資判断                        **
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[メリルリンチ証券]
 引上げ B→A(6361)荏原         650→   685円

[UBS証券]
 据置き   A(6592)マブチモーター   6,500→ 7,400円
 据置き   A(7453)良品計画     16,000→19,000円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   C(6841)横河電機          1,100円

[野村証券]
 据置き   A(2914)JT        3,850→ 4,630円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(2914)JT        4,400→ 3,900円
 据置き   A(8031)三井物産          1,950円
 据置き   A(8058)三菱商事          2,800円

[SMBC日興証券]
 据置き   A(6770)アルプス電気    2,700→ 3,300円

[みずほ証券]
 据置き   A(4307)野村総研      4,060→ 4,800円
 据置き   A(4768)大塚商会      4,550→ 5,620円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【4】国際収支統計と貿易統計                   **
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 財務省が昨日発表した1月の国際収支統計によりますと、経常収支は614
億円の黒字、貿易収支は8642億円の赤字となりました。経常収支は7カ月
連続の黒字で、貿易収支の赤字幅は大幅に縮小しています。

 「国際収支」とは、諸外国との経済取引によって発生したすべての貨幣の受
け払い(所有権が移転した財貨・モノ)を集計したものです。

 国際収支の内訳としては、大分類で「経常収支」と「金融収支」があり、さ
らに経常収支は「貿易収支」「サービス収支」「所得収支」などからなってい
ます。

 貿易収支とは輸出から輸入(運賃、保険料を除く)の金額を差し引いた額で、
サービス収支は輸送、旅行などの受け払い。所得収支は海外投資で得られた利
子や配当などを反映します。

 ちなみに、国際収支は為替相場に影響を与えます。例えば輸出が超過してい
る場合は外国から受け取るドルが支払うドルよりも多くなるため、為替相場は
円高・ドル安になりがちです。反対に、輸入超の場合はドルの支払いが増える
ことから、外為市場ではドルが不足し、円安・ドル高要因となります。


 ところで、財務省が発表している「貿易統計」もよく似たデータですが、貿
易統計の計上範囲は関税境界を通過した貨物(通関実績)であるという点が大
きな相違点です。

 例えば、日本がアメリカ製の人工衛星を購入し、アメリカで打ち上げる場合、
人工衛星の所有権がアメリカから日本に移転した時点で国際収支統計の貿易収
支に計上されますが、人工衛星は関税境界を越えないため、貿易統計には計上
されません。

 また、貿易統計は速報性があり、特に輸出数量指数は景気循環を示す鉱工業
生産指数に対し先行性があることから、鉱工業生産指数の先行指標として位置
づけられています。




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【編集後記】                mailto:aqua@aqua-inter.com
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09年の今日3月10日は日経平均株価がバブル崩壊後の最安値をつけた日で
す。リーマンショックによる一連の相場急落で、瞬間的な安値は08年10月
28日の6994円ですが、終値としては09年3月10日の7054円が最
安値となります。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =9年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2014 http://melma.com/contents/moy2014/
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   「ハロー!株式」 7年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞 2014
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     http://www.mag2.com/events/mag2year/2014/free/index.html

   「ハロー!株式」 総合大賞 第2位



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