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こんばんは。ａｑｕａです。

　今日７月２日は、半夏（はんげ、カラスビシャクの漢名・薬草）が生ずる頃
という意味の七十二候「半夏生（はんげしょうず）」で、この時期に降る雨は
「半夏雨（はんげあめ）」と言い、昔から大雨になる傾向があることで知られ
ています。

　「半夏生」という植物もありますが、虫たちを誘うために花のまわりの葉が
半分ほど白くなることから「半化粧」とも呼ばれ、上記の半夏とは全くの別物
です。

　暦の「半夏生」は、農事に関係の深い節目の日で、この日は天から毒気が降
ると信じられ、井戸に蓋をして毒気が移るのを防いだり、この日採った野菜は
食べてはいけないなどと言われたそうです。

　また、この日までに農作業を終え、以後数日間を休みとした風習もあり、農
家にとっては暫し休息の時期でもあったようです。

　ちなみに、半夏生の日に、疲れを癒して夏場を乗り切るために鯖（サバ）を
食べるとか、田植えや麦刈りが終わった労をねぎらうためにうどんを打って食
べたり、植えた稲がしっかり根付くようにとの願掛けで、くっついたら離れな
い蛸（タコ）を食べたりと地方によって様々ですが、この日に特定のものを食
べる風習が各地に残っています。




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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場

 ２．主な投資判断

 ３．本日の経済指標等の結果

 ４．マネタリーベースとは






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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　２０５２２.５０（＋１９３.１８）△０.９５％
◎ＴＯＰＩＸ　　１６４８.２４（＋　１１.８３）△０.７２％

◎売買高概算　　　２２億３８５３万株
◎売買代金概算　　　２兆４８５１億円
◎時価総額　　　５９３兆０９０５億円

◎値上り銘柄数　１２７１　　　◎（年初来）新高値　１８４
◎値下り銘柄数　　５０８　　　◎（年初来）新安値　　　８
◎変わらず　　　　１０８

◎騰落レシオ（２５日）１００.４６％（前日比３.１５％上昇）

◎サイコロ（日経平均）　７勝５敗　●●○○○○●●●○○○　５８.３％

◎カイリ率（日経平均）　２５日線比＋０.５４％　 ７５日線比＋２.７３％

◎為替　　（対 ド ル）１２３.３５（前日比０.７４円安）
　　　　　（対ユーロ）１３６.７３（前日比０.４８円安）

◎出来高上位

 １.みずほ　　＜８４１１＞　２６５.３円（±　　　 ０円）１９３００万株
 ２.シャープ　＜６７５３＞　　 １６４円（＋　　 １３円）　７４２０万株
 ３.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　８９２.７円（＋　　４.７円）　４７６８万株
 ４.ユニチカ　＜３１０３＞　　　 ５７円（－　　　 １円）　４２４３万株
 ５.エコナック＜３５２１＞　　 １００円（－　　 ２０円）　４０４４万株

◎売買代金上位

 １.日経レバＥ＜１５７０＞ １８０４０円（＋ 　２８０円）　１３７１億円
 ２.トヨタ自　＜７２０３＞　 ８１５３円（＋　　 １３円）　　５７４億円
 ３.みずほ　　＜８４１１＞　２６５.３円（±　　　 ０円）　　５１６億円
 ４.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　８９２.７円（＋　　４.７円）　　４２７億円
 ５.ソフトＢＫ＜９９８４＞　 ７１５２円（－　　 １４円）　　４１４億円



◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売り９２０万株　買い１９６０万株

　本日の東京マーケットは日経平均株価が３日連続高、１９３円（０．９５％
）の大幅高で２万０５２２円と２万５００円台に乗せて取引終了です。６月２
４日に付けた終値ベースの高値２万０８６８円まであと３１６円に迫っていま
す。

　ギリシャ債務問題に対する協議進展期待から昨晩のＮＹダウは１３８ドル高、
欧州市場も軒並み大幅高となったことを受けて東京市場も朝方から買いが先行、
９：４９には上げ幅が２７２円となる場面がありました。ただ、買い一巡後は
この３日間で上げ幅が４１２円となっており、また上海市場が大きく下落して
いることも重石となり、加えて今晩に注目の米雇用統計の発表を控えて手控え
気分が強まり、引けにかけては幾分上げ幅を縮小しています。売買代金は概算
２兆４８５１億円、上海総合指数は１４０ポイント（３．４％）安の３９１２
です。


　尚、東証が本日発表した６月第４週（２２～２６日）の投資家別売買動向を
見ますと、外国人は３週ぶりに買い越しで買越額は１４５６億円。前週は１８
４６億円の売り越しでした。一方、個人は４週ぶりに売り越しで売越額は３７
３０億円、年金動向を反映する信託銀行は２週ぶりに買い越しで買越額は４６
４億円です。


　業種別では、医薬品、建設、保険、空運、陸運、自動車などの上げが目立ち
ます。

　個別銘柄では、大成建設が１９円高の７３７円、清水建設が３０円高の１０
７７円、大林組が２３円高の９５３円、鹿島が１９円高の６０６円と大手ゼネ
コンがいずれも昨年来高値更新。国土交通省が発表した５月の建築着工床面積
が６ヶ月振りにプラスとなっており、好感した買いが入っています。加えて、
ゴールドマン・サックス証券が建設など内需関連セクターをオーバーウェート
に引き上げたことも支援材料となっています。

　第一生命が５６．５円高の２５０２円と値を上げて昨年来高値を更新。長期
金利や株式相場の上昇で運用環境が改善すると期待した投資家の買いが入って
います。

　インバウンド関連の代表格の三越伊勢丹が１３円高の２３０５円と値を上げ
て上場来の高値を更新、上値追いの展開が継続しています。６月の売上高が前
年同月比６．４％増と好調であり、好感した買いが入っています。

　銀座老舗百貨店の松屋も９６円高の２４７７円と値を飛ばして昨年来高値更
新。６月の銀座本店の売上高が前年同月比２６％増と大きく伸びたことで買い
が膨らんでいます。阪急と阪神百貨店が統合のＨ２Ｏリテイも１０９円高の２
７７６円と値を飛ばしています。

　その他、民間建築主体で中堅ゼネコンのナカノフドーが４５円高の６１６円
と大幅高、封止や切断加工など半導体製造装置大手のＴＯＷＡが８６円高の１
０５５円、養殖フグ専門店「とらふぐ亭」を関東で展開の東京一番が６０円高
の８０２円。

　インバウンド（訪日外国人）消費関連として人気高まるコーセーが４４０円
高の８７６０円、渋谷再開発など収益拡大期待高まる東急不動産が４２円高の
１００１円、同様に渋谷駅前開発案件受注の東急建設も４１円高の９１５円と
値を飛ばしています。

　本日の新高値銘柄は、大成建、大林組、清水建、鹿島、東急不、ツルハＨＤ、
コーセー、ＤＯＷＡ、ＴＯＷＡ、アマノ、日東電工、シスメックス、三越伊勢
丹、松屋、Ｈ２Ｏリテイ、第一生命、ＪＡＬ、ニトリ、ファーストリテイ・・
・等々です。





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【２】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［ドイツ証券］
　据置き　　　Ａ（4901）富士フイルム　　　　　　　 5,300円
　据置き　　　Ａ（4902）コニカミノルタ　　　　　　 1,800円

［ＵＢＳ証券］
　据置き　　　Ｃ（3436）ＳＵＭＣＯ　　　　 1,550→ 1,450円
　据置き　　　Ｃ（6954）ファナック　　　　17,000→18,500円

［バークレイズ証券］
　据置き　　　Ａ（9432）ＮＴＴ　　　　　　 4,450→ 5,000円
　据置き　　　Ａ（9984）ソフトバンク　　　 9,300→ 8,400円

［野村証券］
　据置き　　　Ａ（3086）Ｊフロント　　　　 1,700→ 2,650円
　据置き　　　Ａ（3099）三越伊勢丹　　　　 1,850→ 2,500円

［ＳＭＢＣ日興証券］
　据置き　　　Ａ（2282）日本ハム　　　　　 3,950→ 4,350円

 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【３】本日の経済指標等の結果　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎６月の国内ユニクロ売上高
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　前年同月比１１．７％減　３カ月ぶり前年割れ、客単価は２１カ月連続増




◎週間の対外及び対内証券売買契約等の状況（財務省集計）
　―――――――――――――――――――
　６月２１～６月２７日分

　　　　海外投資家　＋２９８２億円（－２５３３億円）※３週ぶり買い越し




◎週間の投資部門別株式売買状況（東証集計）
　――――――――――――――
　６月第４週（６月２２日～２６日、日経平均５３１円高）

　　　　個人投資家　－３７３０億円（＋１３４６億円）※４週ぶり売り越し

　　　　海外投資家　＋１４５６億円（－１８４６億円）※３週ぶり買い越し

　　　　事業法人　　－　２０５億円（＋　７４４億円）※６週ぶり売り越し

　　　　信託銀行　　＋　４６４億円（－　６９２億円）※２週ぶり買い越し


　　※マイナスが売り越しで、プラスが買い越し、カッコ内は前週の状況。




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【４】マネタリーベースとは　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　日銀の主な役割は物価の安定と景気の調整を図り、経済の健全な成長を持続
させることであり、そのための金融政策は大きく分けて「金利の調節」と「お
金の量の調節」の二つで、現在は後者（量的緩和）に主眼が置かれています。

　金融政策決定において判断材料となる「通貨供給量」（マネーサプライ）は
日銀が直接的にコントロールできるものではなく、実質ゼロ金利でこれ以上の
金利低下余地もありません。※マネーサプライについて、日銀は実際には「サ
プライ」できないとして２００８年に「マネーストック」（通貨残高）という
名称に変更しています。

　現在は、日銀が直接コントロールできる度合いが高い「資金供給量」（マネ
タリーベース）が金融緩和の指標となっています。

　マネーストックが、金融機関や中央政府を除いた一般企業・個人・地方公共
団体・地方公営企業などの経済主体が保有する通貨量を指しているのに対し、
マネタリーベースはマネーストックに含まれない範囲も含めて世の中に出回っ
ている現金（紙幣および硬貨）と、金融機関が預金の払い戻しなどに備えて日
銀に預けている日銀当座預金の残高の合計で、「ハイパワードマネー」あるい
は「ベースマネー」とも呼ばれます。

　マネタリーベースの具体的な調節手段は日銀券（お札）の発行増と、国債購
入による日銀当座預金残高の拡大などです。

　日銀が国債を買い取ることでマネーの総量が膨張、金融機関は日銀の当座預
金に預けていても金利がつかないため、マネー量の増加は金融機関による貸し
出し増や投資増を後押しします。

　その先の効果としてマネーサプライ（通貨供給量）の増加、量が増加すれば
お金の価値は下がる方向に向かうことから物価の上昇（デフレからの脱却）が
期待され、最終的には消費者や企業の懐具合に反映され経済が活性化されるこ
とを狙っています。

　日銀は昨年１０月の金融政策決定会合で、マネタリーベースを年間約８０兆
に相当するペースで増やす方針を決定し、それに沿って動いています。ちなみ
に、本日発表された６月末のマネタリーベース残高は３２５兆０４７７億円で、
１１カ月連続で過去最高を更新しています。




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【編集後記】　　　　　　　　　　　　　　　 mailto:aqua@aqua-inter.com
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投資部門別株式売買状況にある「事業法人」とは、金融を本業として行ってい
ない法人、いわゆる一般的な会社・企業を指しています。投資部門別株式売買
状況では、企業が行う自社株買いや持ち合い解消などの動きが事業法人の売買
動向として表れます。

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　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～　　　
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