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こんばんは。ａｑｕａです。

　厚生労働省の発表によりますと、２０１４年の日本人の平均寿命は女性が８
６．８３歳、男性が８０．５０歳で、いずれも前年から寿命を延ばし過去最高
を更新しました。

　国際比較では日本人女性は３年連続の長寿世界一で、男性は香港（８１．１
７歳）、アイスランド（８０．８歳）に次ぐ３位となっています。

　ちなみに、１９９０年の女性の平均寿命は８１．９０歳、男性は７５．９２
歳でしたので、およそ四半世紀で、女性・男性の寿命はともに約５年延びたこ
とになります。

　また、健康上の問題で日常生活が制限されない期間を示す「健康寿命」は女
性が７４．２１歳、男性が７１．１９歳で、平均寿命と健康寿命との間には女
性で約１３年、男性で約９年の差があります。

　医療技術の進歩によって、平均寿命が延びる余地はまだあるとみられますが、
８０歳、９０歳までをどう生きて、どう生かされるのか、考えるほどにそのス
トレスで寿命が縮まりそうです。




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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場

 ２．主な投資判断

 ３．本日の経済指標等の結果

 ４．投資パフォーマンスを決定づける要因の９割







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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　２０５２０.３６（－　２７.７５）▼０.１４％
◎ＴＯＰＩＸ　　１６５９.８３（＋　　０.２３）△０.０１％

◎売買高概算　　　２３億８３４０万株
◎売買代金概算　　　２兆８６９３億円
◎時価総額　　　５９８兆８４８２億円

◎値上り銘柄数　８８３　　　◎（年初来）新高値　１８０
◎値下り銘柄数　８８９　　　◎（年初来）新安値　　３３
◎変わらず　　　１１７

◎騰落レシオ（２５日）１０７.９６％（前日比８.１６％上昇）

◎サイコロ（日経平均）　５勝７敗　○○●○●●●●○○●●　４１.７％

◎カイリ率（日経平均）　２５日線比＋０.６９％　 ７５日線比＋１.４８％

◎為替　　（対 ド ル）１２４.００（前日比０.１７円高）
　　　　　（対ユーロ）１３５.９２（前日比０.２９円高）

◎出来高上位

 １.東電　　　＜９５０１＞ 　　９１８円（＋　　 ４４円）２０２５８万株
 ２.みずほ　　＜８４１１＞　２６２.０円（－　　１.５円）１３７８６万株
 ３.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　８８４.６円（＋　　０.６円）　４９０２万株
 ４.新生銀　　＜８３０３＞　　 ２７９円（＋　　 １０円）　４１１７万株
 ５.新日鉄住金＜５４０１＞　２８０.７円（－　　４.５円）　４０４２万株

◎売買代金上位

 １.東電　　　＜９５０１＞ 　　９１８円（＋　　 ４４円）　１７９７億円
 ２.日経レバＥ＜１５７０＞ １７９４０円（－ 　　８０円）　　６７６億円
 ３.トヨタ自　＜７２０３＞　 ８１２１円（－　　 ７９円）　　５７６億円
 ４.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　８８４.６円（＋　　０.６円）　　４３４億円
 ５.三菱商事　＜８０５８＞２４６７.０円（－１８１.５円）　　３９５億円



◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売り１５９０万株　買い１７２０万株

　本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅安、２７円（０．１４％）安の
２万０５２０円で取引終了です。昨晩のＮＹダウが９１ドル安となったことを
受けて朝方は売りが先行し、寄付き直後の９：０２には下げ幅が９９円となる
場面がありました。ただ、売り一巡後は先高期待からの押し目買いが入り、ま
た上海市場が上昇していることも買い安心感を誘い、引けにかけて下げ幅を縮
小しています。

　指数は小幅に下げていますが、インバウンド関連の百貨店、ドラッグストア、
コンビニ、そして日医工などのジェネリック関連銘柄は大きく値を飛ばしてい
ます。売買代金は概算２兆８６９３億円、上海総合指数は１３３ポイント（３
．６％）の大幅高で３７５６です。

　尚、引け後にトヨタ自動車が４～６月期の連結決算を発表。純利益は前年同
期比１０％増の６４６３億円と過去最高を更新しています。

　業種別では、電力ガス、医薬品、空運、小売、陸運、不動産などが高く、商
社、電機、機械、非鉄、鉄鋼などが下げています。

　個別銘柄では、大手百貨店株が軒並み高。銀座老舗百貨店の松屋が１９７円
高の２５８１円、阪急と阪神百貨店が統合のＨ２Ｏリテイが１２６円高の２７
８３円、三越伊勢丹が２２円高の２２８４円、大丸と松坂屋が統合のＪフロン
トが４０円高の２３７６円となっています。

　昨日に各社が７月の店舗売上高の速報を発表し、松屋の売上高が前年同月比
２９％増となるなど好調なことから好感した買いが入っています。訪日外国人
需要が拡大しています。

　大手ゼネコンの鹿島が大幅高、３６円高の６５０円と８年４ヶ月ぶりの高値
水準となっています。１３：３０に発表した４～６月期の連結売上高が前年同
期比４％増の３６０９億円、営業利益が７６％増の１１６億円となり、好業績
を好感した買いが膨らんでいます。主力の土木事業や建築事業で工事の採算性
を示す完成工事総利益率が向上しています。今後もＪＲ東海のリニア中央新幹
線の工事受注が見込めます。

　ピクセラがストップ高で５０円高の２３６円となっています。イスラエルの
半導体メーカーと７月２８日付で業務提携したと発表。事業拡大を期待する買
いが集まっています。ＩｏＴや高速通信サービスＬＴＥに対応した通信機器の
開発や販売などで協力します。

　日本曹達が４４円高の７８２円と大幅高で１７年ぶり高値水準となっていま
す。４～９月期の連結純利益が前年同期比２．４倍の９２億円になる見通しと
発表。従来計画５４億円から大幅上方修正となり、好感した買いが入っていま
す。

　その他、ジェネリックの日医工が１４５円高の４６１０円と連日で上場来高
値更新、芳香消臭剤首位の小林製薬が３４０円高の１万０３６０円、ＪＲ東日
本が２７５円高の１万２４９０円、ハウステンボス運営のＨＩＳが１４５円高
の４６８０円、飲食店情報のぐるなびが１４５円高の２２４９円と値を飛ばし
ています。

　本日の新高値銘柄は、鹿島、グリコ、伊藤園、ローソン、ＡＢＣマート、Ｍ
ｏｎｏｔａＲＯ、マツキヨ、日本調剤、セブン＆アイ、ツルハ、クスリのアオ
キ、塩野義、ロート薬、小野薬、参天薬、日医工、東和薬品、資生堂、コーセ
ー、小林製薬、タダノ、松屋、ＪＲ東日本、ＪＡＬ、ＡＮＡ、ニトリ・・・等
々です。




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【２】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［メリルリンチ証券］
　据置き　　　Ａ（4005）住友化学 　　　　　　880→   800円
　据置き　　　Ｂ（7269）スズキ　　　　　　 4,200→ 4,500円

［ＵＢＳ証券］
　据置き　　　Ａ（2229）カルビー　　　　　　　　　 6,500円　
　据置き　　　Ａ（2914）ＪＴ　　　　　　　　　　　 5,150円
　据置き　　　Ｃ（6481）ＴＨＫ　　　　　　 2,350→ 2,150円

［ゴールドマンＳ証券］
　据置き　　　Ｂ（7269）スズキ　　　　　　 3,650→ 3,900円
　据置き　　　Ｃ（4768）大塚商会　　　　　 4,200→ 4,350円
　据置き　　　Ｃ（6997）ケミコン 　　　　　　320→   310円

［野村証券］
　据置き　　　Ａ（4768）大塚商会　　　　　 6,400→ 7,700円
　据置き　　　Ａ（9432）ＮＴＴ　　　　　　 5,375→ 5,840円

［三菱ＵＦＪＭＳ証券］
　据置き　　　Ａ（1808）長谷工　　　　　　 1,620→ 2,000円
　据置き　　　Ａ（3397）トリドール　　　　 2,000→ 2,200円
　据置き　　　Ａ（6770）アルプス電気　　　 3,700→ 4,400円

 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【３】本日の経済指標等の結果　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎７月のマネタリーベース
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　７月末の残高は約３２５兆７３７５億円と、１２カ月連続で過去最高を更新
　しました。

　ちなみに、マネタリーベース（資金供給量）とは、世の中に出回っている現
　金（紙幣および硬貨）と、金融機関が預金の払い戻しなどに備えて日銀に預
　けている日銀当座預金の残高の合計で、日銀の金融緩和策はマネタリーベー
　スの膨張を主眼に置いています。



◎６月の毎月勤労統計速報
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　現金給与総額は前年同月比２．４％減で、７カ月ぶりのマイナス。物価変動
　の影響を除いた実質賃金指数は、５月は横ばいで２５カ月ぶりにマイナスを
　脱しましたが、６月は再びマイナスに転じています。昨年に比べ６月にボー
　ナスを支給した企業が減ったことが要因とみられます。




　
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【４】投資パフォーマンスを決定づける要因の９割　　　　　　　　　　＊＊
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　「タマゴは一つの籠に盛るな」という相場格言があります。籠を持ったまま
転んでしまえば全ての卵が割れてしまうことを例え、分散投資の必要性を説い
ています。

　特に株式投資を考える際には儲かることばかり考えがちで、儲かるのであれ
ば全資金をつぎ込んで効率よく利益をあげようという考え方をしがちです。

　しかしながら、相場が投資家の思惑どおりに動くとは限りません。全資金を
つぎ込んだ後に、思惑と反対の方向に進んでしまえば、最悪の場合は破滅につ
ながります。もちろん、思惑と反対の方向へ進んだ場合にどうするかを、予め
計算と計画を立て実行できれば全く問題はありません。

　上記の格言のように、タマゴ（資金）をいくつかの籠に分けて盛れば（分散
投資）、被害は小さくすることが可能となります。

　実際には、価格変動の仕方や仕組みの違う金融商品に資金を分散配分すれば、
一部の商品の値動きが思惑どおりにいかなくとも、他は思惑どおりであったり、
それほど悪化しないようであれば全体のリスクは低減します。

　尚、保有金融資産の構成状況（組み合わせ）、資産一覧のことを「ポートフ
ォリオ」と呼びます。株式や債券、投信信託、外債、外貨預金などで様々な組
み合わせがありますが、狭義では株式のみでも保有銘柄の構成を指します。

　意味合いが似た用語に「アセットアロケーション」がありますが、こちらは
投資先ごとの資金配分のことを言います。例えば、土地に３割、株式に４割、
外債に２割、現預金に１割と言ったような資産配分のことです。

　順番としては、アセットアロケーションで資産・資金の振り分けを決めた後、
具体的な投資対象の選択でポートフォリオが決定します。

　ちなみに、米国の著名な投資アドバイザーのゲイリー・ブリソンらがまとめ
た有名な論文「ポートフォリオ・パフォーマンスの決定要因」によりますと、
投資パフォーマンスを決定づける要因の９割はアセットアロケーションであっ
て、銘柄選択やタイミングは重要な要件ではないと結論付けています。




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【編集後記】　　　　　　　　　　　　　　　 mailto:aqua@aqua-inter.com
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アメリカの新車市場が好調です。７月の米新車販売台数は前年同月比５．３％
増で、車種別では小型車が多い「乗用車」が２．９％減と振るいませんでした
が、ピックアップトラックやＳＵＶ（多目的スポーツ車）など大型車が中心の
「小型トラック」が１２．９％増と絶好調です。２０１５年通年では１４年ぶ
りに１７００万台を超える可能性が高まっています。

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　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～　　　
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　発行：アクアリンクス株式会社　関東財務局長（金商）第２２８２号
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