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             ◎ ハロー!株式 ◎      2015/09/08 夕刊

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こんばんは。aquaです。 

 ヨーロッパ大陸から北米に入植が始まったのは17世紀初頭で、オランダ人
によって築かれたマンハッタン島南部の街は当初「ニューアムステルダム」と
呼ばれていました。

 その後、オランダからイギリスに支配権が移り、「ニューヨーク」に改称さ
れたのが1664年の今日だそうです。

 それより前の1626年。オランダの現地総督は先住民のインディアンを酩
酊させて、マンハッタン島を騙し取るようにして買い取ったとされています。

 実際には60ギルダー相当の品(ビーズやカラフルな生地など)との交換だ
ったと言われています。一般的には24ドル相当の品という話になっており、
現在価値に直すと1000ドル程度だったという説もあります。

 「史上最大のバーゲン」として知られるこの逸話は、インディアンが間抜け
であったかのように聞こえますが、その頃のインディアンに土地を売買したり
所有したりといった概念があったかは甚だ疑問です。

 今となってはそのような事について確認する術はありませんが、こんな話が
あります。

 オランダの総督がマンハッタン島を買い取る話をつけた相手は、実はその地
を支配していた部族ではなく、そのためオランダは再びマンハッタン島を買い
取らねばならならず、買い取ったはずのマンハッタン島を巡ってはその後も支
配部族との抗争が長く続いたとされています。

 尚、1826年にマンハンタン島を売却して24ドルを受け取ったと仮定し
て、現在まで年6%の複利で運用していれば、マンハッタン島をすべて買い戻
せるほどの額になっているそうです。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.信用取引と信用残 その3







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  17427.08(-433.39)▼2.43%
◎TOPIX  1416.71(- 28.94)▼2.00%

◎売買高概算   22億3477万株
◎売買代金概算   2兆2741億円
◎時価総額   510兆9403億円

◎値上り銘柄数  246   ◎(年初来)新高値   3
◎値下り銘柄数 1582   ◎(年初来)新安値 125
◎変わらず     69

◎騰落レシオ(25日) 67.48%(前日比4.18%低下)

◎サイコロ(日経平均) 5勝7敗 ●●○○○●●●○●○● 41.7%

◎カイリ率(日経平均)25日線比-10.12% 75日線比-13.15%

◎為替  (対 ド ル)119.92(前日比0.63円安)
     (対ユーロ)134.08(前日比1.00円安)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 226.4円(-  4.2円)18401万株
 2.新日鉄住金<5401> 246.5円(+  7.4円) 6262万株
 3.東芝   <6502> 337.2円(- 15.5円) 5655万株
 4.神戸製鋼 <5406>   157円(+    5円) 5457万株
 5.三菱UFJ<8306> 728.6円(- 11.0円) 4659万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 12820円(-  650円) 2574億円
 2.トヨタ自 <7203>  7050円(-   39円)  786億円
 3.ソフトBK<9984>  6273円(-   51円)  457億円
 4.日経Wイン<1357>  3460円(+  150円)  446億円
 5.みずほ  <8411> 226.4円(-  4.2円)  419億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り750万株 買い880万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、433円(2.43%)安
の1万7427円で取引終了です。本日の終値は昨年末大納会の終値1万74
50円を下回り、年初からの上昇分を打ち消した形となっています。

 昨晩のNY市場はレーバーデーの休場で材料難の中、寄付きは小幅高でのス
タート。ただ、11日(金)にメジャーSQ算出を控えて手控え気分が強く、
上値を買い上がる動きは見られず、買い一巡後は直ぐに上げ幅縮小からマイナ
スに転じています。日本時間10:30スタートの上海市場が軟調な動きとな
っていることを横目に、加えて信用取引の追証(追加証拠金)発生回避に伴う
売りも見られ、引けにかけて下げ幅を拡大しています。売買代金は概算2兆2
741億円です。

 尚、日本時間15時前後から上海市場はプラスに転じており、引けは90ポ
イント(2.9%)の大幅高で3170となっています。

 業種別では、相場全般大幅安の中にあって、鉄鋼、紙パ、非鉄、石油がプラ
スを維持してしっかり。一方、医薬品が5%超、食品、小売、保険が3%超、
精密、建設、電機が2%超の下げとなっています。

 個別銘柄では、相場全般安の中にあってパイオニアが19円高の245円と
上昇し、一時は256円となって8月19日に付けた年初来高値257円に迫
る場面がありました。昨日の引け後に独ヒアと自動運転車などで使う高精度地
図などで協力することで基本合意したと発表。将来的に実用化が見込まれる自
動運転車への活用に対する期待感が高まり、買いが膨らんでいます。

 相場全般安の中にあって新日鉄住金が7.4円高の246.5円、JFEが
34円高の1790円、神戸製鋼が5円高の157円となるなど大手鉄鋼株が
軒並み上昇。業種別東証株価指数(TOPIX)の鉄鋼セクターは33業種中
で上昇率2.0%と最大の値上がりとなっています。

 PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)、配当利回りで割安感が
目立ってきており、下値は堅いと見た投資家の買いが入っています。新日鉄の
PERは8倍台、PBRは0.7倍台、加えて3%近い配当利回りが予想され
ます。

 ネット広告専業代理店のオプトHDが22円高の594円と上昇。中国でネ
ット通販事業に参入すると報じられ、材料視した買いが入っています。中国の
ネット通販市場で約2割のシェアをもつ京東集団と連携。京東集団のサイト内
に通販モールを開設し、日本の中小企業に出店を促します。中国への商品の発
送や決済業務などを担い、商品の販売価格に上乗せされた手数料とモールの運
営費用を商品の出品企業から受け取る模様です。

 その他、オフィス家具大手のイトーキが64円高の936円と昨年来高値更
新、第2四半期累計の連結営業益が黒字転換のコロンビアが7円高の441円
と年初来高値更新、伊藤忠筆頭株主で酸化鉄の戸田工業が19円高の273円、
スチール缶用ブリキ製造が柱の東洋鋼鈑が22円高の436円と値を上げてい
ます。

 本日の新高値銘柄は、コロンビア、イトーキ・・・等々です。




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【2】主な投資判断                        **
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[ドイツ証券]
 据置き   A(6902)デンソー      7,100→ 6,200円
 据置き   B(6201)豊田織機      8,000→ 6,900円
 引下げ A→B(7259)アイシン精機    6,500→ 4,800円

[JPモルガン証券]
 新 規   A(7011)三菱重工           820円
 引下げ A→B(6471)日本精工      2,400→ 1,800円
 引下げ A→B(6472)NTN       1,000→   780円

[バークレイズ証券]
 引下げ B→C(8604)野村HD       850→   600円

[野村証券]
 新 規   A(5453)東洋鋼鈑           650円
 新 規   B(6502)東芝             380円

[SMBC日興証券]
 引上げ B→A(1801)大成建設        780→ 970円

[大和証券]
 引下げ 1→2(5233)太平洋セメント    490→   460円
 据置き   3(5232)住友大阪セメント   390→   510円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎GDP
 ―――
 4~6月期の改定値は年率換算1.2%減で、速報値の1.6%減からは上
 方改定となっており、速報値と同水準を見込んでいた市場予想を上回りまし
 た。項目別では個人消費が上方修正となった一方、設備投資が下方修正され
 ました。



◎国際収支
 ――――
 7月の経常収支は1兆8086億円の黒字でした。黒字は13カ月連続です。

 尚、サービス収支のうち、訪日外国人が国内で使う金額から、日本人が海外
 で支払う金額を差し引いた「旅行収支」は1295億円の黒字で、平成8年
 以降7月としては過去最大の黒字額となり、単月としても過去2番目の高水
 準となっています。

 ちなみに7月の訪日外国人旅行者数は191万8400人で、単月としては
 過去最高を記録しています。



◎貿易統計
 ――――
 8月上中旬(1~20日)の速報によりますと、輸出額から輸入額を差し引
 いた貿易収支は7149億円の赤字となっています。上中旬ベースの赤字は
 2カ月ぶりです。

 
※国際収支が、諸外国との取引で売買契約が成立し所有権が移転した時点で計
 上されるのに対し、貿易統計に計上されるのは関税境界を通過した貨物です。



◎対内証券売買契約等の状況
 ――――――――――――
 8月の海外投資家による日本株投資は1兆4203億円の売り越し。売り越
 しは3カ月連続で、額は2011年8月以来、4年ぶりの大きさです。

 8月は中国株の上下動が激しかった影響で日本株も乱高下。その影響で8月
 の海外投資家による日本株の取得額と売却額はともに50兆円を超え、最高
 を記録しています。



◎景気ウォッチャー調査
 ――――――――――
 街角の景気実感を示す8月の現状判断指数は49.3で、2カ月ぶりに悪化。
 好不況の目安となる50を下回るのは7カ月ぶりです。また、2~3カ月後
 を占う先行き判断指数は48.2と、こちらは3カ月連続の悪化で、8カ月
 ぶりに50を下回りました。



◎中国の貿易統計
 ―――――――
 8月の中国の輸出(米ドルベース)は前年同月比5.5%減と、2カ月連続
 のマイナス。輸出は13.8%減の大幅マイナスで、10カ月連続の前年割
 れとなりました。


 

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【4】信用取引と信用残 その3                  **
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 取組みの良し悪しを判断するには、信用残における買い残と売り残の比率を
示す「貸借倍率」を見ます。

 大まかに言って、貸借倍率が2倍以下であれば取組みが接近した状態であり、
貸借倍率が1倍以下(買い残よりも売り残のほうが多い状態)であれば、好取
組を材料に株価が上昇するケースもあります。

 スケールの大きな相場になりますと、上昇過程で大きな押し目を入れ、その
動きに慌てた買い方が売り返済を急ぐことで買い残が減少、なおかつ新規の売
り建て玉が増えることで結果的に再度取組み妙味が増し、そこから次ぎの上昇
ステージに突入するようなケースがあります。昔から大きな仕手戦というのは
信用取引の仕組みを利用して繰り広げられてきました。

 ちなみに、押し目(上昇過程で一旦下落する動き)における上記のような信
用残の変化と株価の動きを「振るい落とし」と言い、天井をつけたかのように
見えることでカラ売りが増加し、(売り方の買い戻しとそれを期待する強気の
買いで)その後の上昇に弾みがつけば、そのカラ売り増加を「カラ売りをくわ
え込む」などと表現します。

 にぎわっている時に買いついたものの、期日までに利喰いのチャンスがなか
った、あるいは欲張ってチャンスを逃した、または機敏な損切りができずに期
日まで持たされたなどの場合には注意が必要で、皆が投げ売りしている安いと
ころを皆と同じように売らざるをえなくなったりしがちです。

 相場である限り、大なり小なりどこかで反対の動きが生じることは必然であ
り、特に信用取引の場合は深追いは禁物です。極端な例では、売り残が多かっ
た銘柄が、売り方の買い戻しで連日のストップ高を演じ、その直後に破たんし
たというケースもあります。

 買い残と売り残の増減にはその時々の特殊な事情による場合もあり、数式の
ように「1+1=2」とならないことのほうが多い、それが相場です。画一的
な見方ばかりではなく、広い視野で相場を捉える必要があります。





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【編集後記】                mailto:aqua@aqua-inter.com
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日経平均株価は本日の下落で昨年12月末の大納会の終値を下回りました。今
年の上昇分を全て吐き出した恰好で、年初来のパフォーマンスが再びマイナス
に転じています。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =9年連続受賞=


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   「ハロー!株式」 総合大賞 第2位


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