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             ◎ ハロー!株式 ◎      2016/01/25 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 週末は西日本を中心に記録的な大雪を観測し、鹿児島県・奄美では115年
ぶり、沖縄本島では観測史上初めての雪が観測されました。

 ニューヨークなどの米東部でも記録的な豪雪となっており、10余州が非常
事態を宣言、鉄道やバスは運行を停止し、空の便の欠航が相次ぎました。米東
部を中心に約8500万人が大雪の影響を受け、経済的損失は10億ドル(約
1190億円)に上るとの試算もあります。

 日本、アメリカと来て、次は中国の話ですが、中国でも記録的な寒波となっ
ています。中国の一部メディアでは今回の寒波を「覇王級」と表現しており、
広東州広州では48年ぶりに雪が舞い、北京では氷点下15度、北京市郊外で
は氷点下29度を記録しました。
 
 そんな中、年に一度の大移動「春運」が始まりました。中国では春節(旧正
月、今年は2月8日)を故郷で過ごすため、毎年この時期に大勢の人が移動し
ます。帰省ラッシュは昨日から始まっており、3月3日までの約40日間で、
延べ29億1千万人(前年比3.6%増)が移動する見込みです。

 春節を挟んだ大型連休中(今年は2月7日~13日)は、帰省ばかりでなく、
訪日客も増えます。

 ちなみに昨年の春節は2月19日でその前後が約1週間の大型連休でした。
春節の大型連休を含む昨年2月の中国からの訪日客は35万9千人と、前年比
で2.6倍増となり、この時の中国人観光客のショッピングの様子を表現した
「爆買い」が広く認知され、昨年の流行語大賞にもなっています。


 

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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.地域別売買動向







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  17110.91(+152.38)△0.90%
◎TOPIX  1392.63(+ 18.44)△1.34%

◎売買高概算   22億9170万株
◎売買代金概算   2兆4124億円
◎時価総額   515兆5270億円

◎値上り銘柄数 1643   ◎(昨年来)新高値 9
◎値下り銘柄数  229   ◎(昨年来)新安値 7
◎変わらず     63

◎騰落レシオ(25日) 70.86%(前日比8.67%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 4勝8敗 ●●●○●●●○●●○○ 33.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -4.93% 75日線比 -8.58%


◎為替  (対 ド ル)118.73(先週末比0.66円安)
     (対ユーロ)128.31(先週末比0.43円安)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 209.3円(+  1.1円)17431万株
 2.三菱UFJ<8306> 627.3円(+  2.6円) 7975万株
 3.東芝   <6502> 209.2円(- 12.7円) 6811万株
 4.神戸製鋼 <5406>   116円(+    4円) 5840万株
 5.GSIクレ<8101>   162円(+   50円) 5540万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 12090円(+  230円) 2826億円
 2.トヨタ  <7203>  6824円(+    2円)  755億円
 3.ソフトBK<9984>  5019円(+  116円)  691億円
 4.三菱UFJ<8306> 627.3円(+  2.6円)  501億円
 5.JT   <2914>  4340円(+  299円)  439億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1250万株 買い540万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が連日で上昇、152円(0.90%
)高の1万7110円で取引終了です。

 週末のNYダウが210ドルの大幅高となったこと、円相場が1ドル=11
8.70円前後の円安に振れたこと、さらに原油価格が1バレル=32ドル台
まで上昇してきたことを好感して朝方から幅広い銘柄に買いが先行。9:40
頃には先週末に941円の大幅高となった後だけに戻り売りに押されてマイナ
スに転じる場面もありましたが、27日の米FOMC、29日の日銀金融政策
決定会合の結果を控えて下値は限定的。再び先高期待からの買いが入り、プラ
スに転じています。売買代金は概算2兆4124億円、上海総合指数は21ポ
イント(0.7%)高の2938です。

 業種別では、33業種全て上昇。食品、鉱業、水産、紙パ、小売、商社など
の上げが2%を超えています。

 個別銘柄では、ウールやダウンのアウター、ニットなどが好調のユナイテッ
ドアローズが420円高の5730円と大幅高。各地で氷点下を記録する寒さ
となり、売行き拡大への期待から買いが入っています。

 他にもアパレル関連で中国に500店超を出展するハニーズが71円高の1
167円、ファーストリテイリングが450円高の3万7870円、パルが8
1円高の2386円と値を上げています。

 旧グンゼ産業のGSIクレオスがストップ高で50円高の162円と44%
の大幅高。特殊形状のカーボンナノチューブ(CNT)の量産技術を今年度中
に確立。スポーツ・レジャー用品向け樹脂複合材の強度を高める中間材料、鋼
材の耐衝撃性や耐腐食性を高める塗料などの用途で売り込みを行なうとしてお
り、収益拡大を期待した買いが集まっています。

 その他、訪日中国人が「サカムケア」など医薬品爆買いをしている小林製薬
が220円高の9660円、インフルエンザが流行入りで手洗い・うがい・除
菌・消毒関連の明治HDが440円高の9180円。

 一時は1バレル=26ドル台まで下落していた原油価格が32ドル台まで上
昇してきたことで石油資源が181円高の2950円、国際帝石が32.5円
高の1022円。
ていた。

 専用のメガネなどを使い人間の視覚に文字や画像といった情報を融合するA
R関連としてサイバネットシステムがストップ高で100円高の635円、業
績好調で1月末に1対2の株式分割を実施するヒト・コミュニケーションズが
503円高の3330円、製糖国内最大手の三井製糖が43円高の522円と
値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、一休、ハニーズ、ヒト・コミュニケ、持田薬、パーク
24、メニコン、ハイデイ日高・・・等々です。




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【2】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 据置き   B(4061)デンカ        540→   570円

[みずほ証券]
 引上げ C→B(3436)SUMCO     1,000→   800円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(9201)JAL       5,200→ 5,270円
 据置き   B(9202)ANA        336→   379円

[ゴールドマンS証券]
 引上げ 2→1(2685)アダストリア    8,300→ 8,700円
 据置き   1(9843)ニトリ      12,500→12,700円
 据置き   1(7965)象印        2,500→ 2,400円
 据置き   2(2670)ABCマート    7,700→ 7,500円
 据置き   2(3391)ツルハ      12,500→12,000円
 引上げ 3→2(4751)サイバー      6,600→ 6,800円
 引下げ 3→4(8218)コメリ       2,600→ 1,850円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎貿易統計
 ――――
 輸出額から輸入額を差し引いた12月の貿易収支は1402億円の黒字で、
 貿易黒字は2カ月ぶり。原油安による輸入の減少で、黒字額は市場予想を上
 回りました。



◎白物家電出荷額
 ―――――――
 白物家電の12月の国内出荷額は前年同月比1%増の2201億円と、8カ
 月連続で前年比プラスとなりました。洗濯機や冷蔵庫は減少しましたが、品
 目別で最大のウェイトを占めるエアコンの出荷額が5カ月連続で伸びたこと
 が寄与しました。



◎外食売上高
 ―――――
 12月の外食売上高は、暖かい日が多く外出機会が増えた影響で前年に比べ
 2.7%増えました。ファーストフードやファミリーレストランなどが堅調
 だった一方、居酒屋は客数・売上ともに減少しています。





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【4】地域別売買動向                       **
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 東京証券取引所は毎月20日頃、前月分を集計した「海外投資家地域別株券
売買状況」を発表しています。

 海外投資家を「北米」「欧州」「アジア」「その他」の4つの地域にわけ、
売りと買いの実額と両者の差額を集計したもので、地域別の海外投資家の売買
動向についておおよその傾向をつかむことができる資料となっています。

 海外投資家を地域別に大まかに色分けしますと、北米勢は米系ヘッジファン
ドや投資信託の動向を反映するため比較的機敏です。欧州勢は年金資金やオイ
ルマネーの動きを映し、比較的長期のマネーが多いと言われてきました。

 参考までに先日発表された15年12月の地域別海外投資家の売買状況は下
記のようになっています。


  米国  - 727億円(売り越し)

  欧州  +3701億円(買い越し)

  アジア -1138億円(売り越し)

  その他 -  23億円(売り越し)


 補足として、「欧州」は昨年6、7、8、9月と売り越し続き、9月は過去
最大の売り越し額(1兆8009億円)を記録しています。

 ちなみに、2015年の売買状況と、売買代金で見た「海外投資家」の中で
のシェア(%)は下記のようになっています。


  米国  -6133億円(売り越し)  17.1%

  欧州  +3493億円(買い越し)  71.0%

  アジア +4282億円(売り越し)  11.7%

  その他 - 427億円(売り越し)   0.2%





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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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今週は27日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表と29日の日銀金
融政策決定会合の結果発表に関心が集中していますが、週末にかけて企業の決
算発表が本格化するため業績動向についても要注目です。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 10年連続受賞 =


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