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…………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な投資判断 3.本日の経済指標等の結果 4.閏年の影響 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 17518.30(+476.85)△2.80% ◎TOPIX 1432.07(+ 39.97)△2.87% ◎売買高概算 41億2505万株 ◎売買代金概算 4兆4317億円 ◎時価総額 530兆8781億円 ◎値上り銘柄数 1721 ◎(昨年来)新高値 29 ◎値下り銘柄数 186 ◎(昨年来)新安値 71 ◎変わらず 28 ◎騰落レシオ(25日) 73.62%(前日比7.73%上昇) ◎サイコロ(日経平均) 5勝7敗 ●●●○●●○○●○●○ 41.7% ◎カイリ率(日経平均)25日線比 -0.93% 75日線比 -6.15% ◎為替 (対 ド ル)120.52(前日比1.74円安) (対ユーロ)131.51(前日比2.33円安) ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 205.8円(- 3.5円)37521万株 2.三菱UFJ<8306> 609.4円(- 17.6円)24120万株 3.東芝 <6502> 199.0円(+ 2.0円) 8568万株 4.新生銀 <8303> 186円(- 23円) 7365万株 5.神戸製鋼 <5406> 115円(+ 5円) 6576万株 ◎売買代金上位 1.日経レバE<1570> 12710円(+ 710円) 5659億円 2.三菱UFJ<8306> 609.4円(- 17.6円) 1445億円 3.トヨタ <7203> 7200円(+ 317円) 1429億円 4.三井住友 <8316> 3980円(- 70円) 994億円 5.みずほ <8411> 205.8円(- 3.5円) 769億円 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1500万株 買い1470万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、476円(2.80%)高 の1万7518円で取引終了です。昨晩のNYダウが原油高を手掛かりに12 5ドル高となったことを受け、朝方はやや買いが優勢。小高いオープニングと なりました。状況が一変したのは、昼過ぎに日銀が金融政策決定会合でマイナ ス金利の導入を決定したと発表してからです。 株価は12:46に597円高まで上昇し、その後は緩和策に対する懐疑的 な見方から13:20には274円安まで下落。高値から一気に871円の下 落を演じましたが、今後はすかさず見直し買いが入り、結局大幅高での引けと なっています。売買代金は概算4兆4317億円と大きく膨らんでいます。上 海総合指数は81ポイント(3.0%)の大幅高で2737です。 業種別では、不動産が9%を超える大幅高、鉱業、建設、食品、自動車など が4%超の上昇と目立ちます。 個別銘柄では、相場全般大幅高となる中、不動産株の上げが顕著で業種別値 上がり率1位です。東急不がストップ高となる100円高の781円、平和不 が147円高の1234円、東京建物が152円高の1282円、住友不が3 54.5円高の3338円、三菱地所が221円高の2367.5円となって います。 日銀が金融政策決定会合でマイナス金利を含む追加の金融緩和を決定し、金 利低下による恩恵を受けやすい銘柄として物色の矛先が向かっています。 椿山荘、太閤園、そしてワシントンホテルなどを擁する藤田観光がストップ 高、80円高の555円となっています。昨日の引け後に業績の上方修正を発 表。好業績を好感した買いが集まっています。 ヤクルトが300円高の5480円と大幅高。14:20に15年4~12 月期の連結営業利益が前年同期比22%増の361億円と発表。16年3月期 通期の会社計画に対する進捗率が9割に迫り、好感した買いが入っています。 調味料国内最大手の味の素も155.5円高の2836.5円と上昇。14 時に15年4~12月期の連結純利益が前年同期比2倍の808億円と発表。 調味料の販売が伸びており、業績好調を好感した買いが入っています。 東京ディズニーランド&シーを運営するオリエンタルランドが500円高の 7623円と大幅高。15年4~12月期の連結純利益が前年同期比4%増の 633億円と。同期間では過去最高益となり、好感した買いが入っています。 入園料の値上げで客単価が上昇し、昨年秋のハロウィーンなどで来園者数も増 加しています。 光ファイバー技術に強いモリテックスが62円高の288円と27%の大幅 高。中国シティック・グループ傘下のMVジャパンが同社株をTOBで取得す ると発表。TOB価格290円にサヤ寄せする形で買いが膨らんでいます。 その他、自社株買い発表のヤマトHDが284.5円高の2617.5円、 ダイカスト専業首位で好業績発表のリョービが52円高の490円、グリー向 けソーシャルゲームのオルトプラスが54円高の513円。 雪印メグミルクが159円高の3120円、中国で紙おむつメリーズ大人気 の花王が200円高の6395円、駐車場タイムズを運営するパーク24は1 95円高の3345円と昨年来高値を更新しています。 本日の新高値銘柄は、マルハニチロ、サカタのタネ、大東建託、伊藤園、ヒ トコム、持田薬、パーク24、ダイハツ、名鉄、西鉄・・・等々です。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ~ 人の行く裏に道あり花の山 ~ ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [UBS証券] 据置き A(8802)三菱地所 3,800→ 3,500円 据置き B(4063)信越化 7,800→ 6,400円 据置き B(9697)カプコン 2,400→ 2,600円 [野村証券] 据置き A(1878)大東建託 16,080→17,120円 据置き A(4063)信越化 8,500→ 7,400円 据置き A(4205)ゼオン 1,250→ 1,200円 据置き A(5481)山陽特鋼 705→ 685円 据置き A(6383)ダイフク 2,200→ 2,400円 据置き A(9719)SCSK 5,500→ 6,000円 新 規 A(9722)藤田観光 880円 引下げ B→C(6954)ファナック 22,600→15,600円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】本日の経済指標等の結果 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎消費者物価(CPI) ――――― 12月の全国消費者物価は前年同月比0.1%上昇。2カ月連続のプラスで 上昇率は市場予想と同じでしたが、先行指標となる1月の東京都区部の消費 者物価は0.1%下落し、3カ月ぶりのマイナスとなっています。 ◎消費支出 ――――― 家計調査で示された12月の消費支出は前年同月比で4.4%の減少。減少 は4カ月連続で、市場予想(2.4%減)を大きく下振れました。 12月は記録的な暖冬で、冬物衣料や燃料などの購入が想定以上に低調だっ たことが支出減の主な要因で、基調判断は「弱い動きがみられる」で据え置 きとなっています。 ◎雇用指標 ―――― 12月の完全失業率は前月比横ばいの3.3%。15年平均の完全失業率は 3.4%で、1997年以来8年ぶりの低水準となっています。 12月の有効求人倍率は前月比0.02ポイント上昇の1.27倍と、19 91年12月以来24年ぶりの高水準です。 ◎鉱工業生産 ――――― 12月の鉱工業生産指数速報値は前月比1.4%低下と、市場予想(0.3 %低下)を下回りました。生産の基調判断は「一進一退で推移している」で 据え置きとなっています。 ◎住宅着工戸数 ―――――― 12月の新設住宅着工戸数は前年同月比1.3%減となり、市場予想(0. 5%増)に反して2カ月ぶりに減少しました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】閏年の影響 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 国内においても海外においても、経済統計では「季節調整」が行われるのが 一般的です。 モノやサービスの動きには季節的な変動があります。例えば、気温や天候で あったり、休日日数であったり、企業の決算やボーナスの支給にも影響され、 お正月やお盆といった慣習によっても影響を受けます。 そうした季節的要因を統計データから取り除き、比較しやすい形にすること が季節調整です。前年同月との比較ではその必要がありませんが、前月と比較 する際は季節調整を行うことで月単位の時系列での傾向が把握できるようにな ります。 経済統計では「季節調整値」あるいは「季節調整済み」と表記され、季節的 変動要因を排除した上で年率換算することで前月との比較が容易になります。 尚、閏年と平年の差はわずか1日増加に過ぎませんが、そのインパクトを単 純に計算してみますと、年間では365分の1で0.3%、四半期(3カ月) では90分の1=1.1%、月間(2月の場合)では28分の1=3.6%と いうことになります。 年間ベースではともかく、四半期、月間では無視できない大きさとなり、特 に個人消費や小売売上高などの統計に影響が表れます。 個人消費を日数の影響を受ける部分(食費等)と受けない部分(家賃等)と に分け、国内総生産(GDP)に占める個人消費の割合を勘案しますと、閏年 の1~3月期のGDPは日数が1日多いことによって0.4%程度かさ上げさ れるとの試算があります。 わずか1日ですが、そのことによって経済の実力を過大に評価してしまう可 能性があるため、四半期毎のGDPは季節調整により閏年の影響を除去した数 値で比較することになっています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 日銀は本日の会合で、民間銀行が日銀に資金を預けている当座口座に新たに積 み増す分について「マイナス金利」を導入することを決定しました。資金を預 ければ利息が付く(資金が増える)のが通常ですが、資金を預ければ手数料が かかる(資金が減る)のが「マイナス金利」です。日銀に預けるよりも、貸し 出しや投資に回して実態経済を刺激せよというのが日銀の意図です。私達が利 用する預金金利がマイナスになるわけではありません。また、一段の金融緩和 により国債が買われ、長期金利は過去最低を更新しました。金利の低下は最終 的には企業の利益拡大につながるため株価の押し上げ要因で、配当の魅力も高 まり、直接的に株式投資を促す効果もあります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 10年連続受賞 = ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2015  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 8年連続で『総合大賞』 06年~07年はマネー部門賞第1位 → http://melma.com/contents/moy2015/ ◎まぐまぐ大賞 2015  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 投資・資産運用部門 第4位 → http://www.mag2.com/events/mag2year/2015/page/cate05/ ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への 転送を含む再掲示を禁じます。 ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━