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             ◎ ハロー!株式 ◎      2016/03/17 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 春の彼岸入りの今日、「暑さ寒さも彼岸まで」との言葉どおり、ずいぶんと
春めいた陽気となりました。

 彼岸の中日の3月20日は春分の日で、この日を境に昼が少しずつ長くなり
ます。陰陽の気も入れ替わると言われ、春の気はいよいよ盛んになってゆきま
す。

 ちなみに、秋分と春分はほぼ真東から太陽が昇り、ほぼ真西に太陽が沈む日
で、秋分に淵に潜んだ龍は、春分に天に昇ると言われます。


 ところで、本誌の配信号数が8000を数えました。

 過ぎてみればあっという間ですが、ここまで継続できたことは、ひとえに皆
様のご支援の賜物と、心より感謝しております。

 8000号は通過点に過ぎません。今まで以上に皆様のお役に立てるよう努
めてまいりますので、無料版・有料版ともにこれからも末永いご愛顧の程を何
卒よろしくお願い申し上げます。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.国際収支統計と貿易統計







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  16936.38(- 38.07)▼0.22%
◎TOPIX  1358.97(-  1.53)▼0.11%

◎売買高概算   22億0729万株
◎売買代金概算   2兆2618億円
◎時価総額   504兆5339億円

◎値上り銘柄数 872   ◎(昨年来)新高値 23
◎値下り銘柄数 915   ◎(昨年来)新安値  3
◎変わらず   157

◎騰落レシオ(25日)123.02%(前日比8.35%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 ○○○●●●○○○●●● 50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +3.10% 75日線比 -3.61%


◎為替  (対 ド ル)112.09(前日比1.55円高)
     (対ユーロ)125.87(前日比0.11円高)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 181.5円(+  2.4円)15202万株
 2.東芝   <6502> 191.8円(- 16.6円)14376万株
 3.三菱UFJ<8306> 553.7円(+  4.4円) 7822万株
 4.神戸製鋼 <5406>   104円(+    1円) 6343万株
 5.日立   <6501> 525.3円(-  6.7円) 3091万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 11560円(-   70円) 2610億円
 2.トヨタ  <7203>  6025円(-   19円)  671億円
 3.ソニー  <6758>  2923円(+   40円)  525億円
 4.三菱UFJ<8306> 553.7円(+  4.4円)  435億円
 5.ソフトBK<9984>  5742円(-   35円)  374億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1210万株 買い710万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が3日連続安、38円(0.22%)
安の1万6936円で取引終了です。

 注目の米FOMCの結果を受け、米利上げペースが従来予想よりも緩やかに
なるとの見方から昨晩のNYダウは74ドル高。これを好感して東京市場も朝
方は買いが先行し、10:21には上げ幅が278円と大きく上昇する場面が
ありました。ただ、昼からは14時過ぎに一時1ドル=111.90円台とな
るなど円高が進んだことを嫌気した売りが徐々に優勢となり、引けにかけては
一転してマイナスとなっています。売買代金は概算2兆2618億円、上海総
合指数は34ポイント(1.2%)高の2904です。


 尚、東証が発表した3月第2週(7~11日)の投資家別株式売買動向を見
ますと、外国人は10週連続の売り越しで売越額は1兆1932億円と198
2年7月に統計を始めて以来で最大となっています。個人は3週ぶりに買い越
しで買越額は2038億円、年金基金の動向を映す信託銀行は16週連続の買
い越しで買越額は736億円となっています。

 業種別では、石油、建設、銀行、商社などが高く、電力ガス、空運、陸運、
食品、海運などが下げています。

 個別銘柄では、銀座の老舗百貨店の松屋が26円高の1013円となるなど
インバウンド関連が上昇。日本政府観光局が発表した2月の訪日外国人数が1
89万人となり、2月としては過去最高、単月でも過去2番目の多さとなって
おり、関連銘柄に物色の矛先が向かっています。

 化粧品大手のポーラHDが280円高の8980円と上場来高値を更新、マ
ツモトキヨシは160円高の5880円、ドンキホーテは35円高の4155
円、高島屋は2円高の919円、三越伊勢丹は4円高の1391円、藤田観光
も7円高の531円となっています。

 創薬ベンチャーのカイオムがストップ高で150円高の910円。開発中の
抗がん剤候補の新薬について米国で特許を取得したと発表。将来的な収益への
寄与を期待した買いが集まっています。乳がんや大腸がんなど複数の固形がん
の表面に発生する分子と結びつく抗体で、同社は抗がん作用があるとみていま
す。

 衣料や雑貨の企業間電子商取引「スーパーデリバリー」を運営のラクーンが
37円高の612円と値を上げています。韓国最大級の海外発送代行サービス
「モールテール」と業務提携したと発表し、韓国の小売店などの利用増を期待
した買いが入っています。

 服飾中心のソーシャル通販サイト「バイマ」運営のエニグモが97円高の8
60円と大幅高。17年1月期の連結最終損益が6億円の黒字(前期は1億8
千万円の赤字)になる見通しを発表。業績向上を好感した買いが入っています。
世界中の商品を個人バイヤーから購入できる主力のサイト「BUYMA」が伸
びています。

 その他、低価格のイタリアファミレスのサイゼリヤが67円高の2363円、
ビットコインなどの仮想通貨関連でマネーパートナーズが124円高の848
円、人材派遣・請負を主力とするアウトソーシングが270円高の3580円、
ドーミーインの名でビジネスホテルを展開する共立メンテが480円高の90
80円と値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、寿スピリッツ、ツクイ、ポーラHD、アウトソーシン
グ、ホシザキ、エレコム、オプテックス、壱番屋、ライトオン、スターツ、富
士急行・・・等々です。





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【2】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 据置き   A(4471)三洋化成      1,160→ 1,090円

[JPモルガン証券]
 引下げ A→B(9104)商船三井       250→   250円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   B(3234)森ヒルズ     16.9万→17.4万円
 据置き   C(2678)アスクル      2,800→ 3,000円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(6135)牧野フライス    1,410→ 1,030円
 据置き   B(4980)デクセリアル    1,670→ 1,500円

[大和証券]
 据置き   1(3391)ツルハHD    11,500→12,000円
 据置き   2(7182)ゆうちょ銀行    2,000→ 1,650円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎貿易統計
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 輸出額から輸入額を差し引いた2月の貿易収支は2428億円の黒字で、2
 カ月ぶりの貿易黒字となりました。輸出額の減少以上に輸入額が落ち込んだ
 結果で、黒字額は市場予想を下回りました。



◎対内証券売買契約等の状況(財務省集計)
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 2月28日~3月5日

 海外投資家 -1兆5832億円(-1385億円)※10週連続売り越し

  ※売越額はデータが遡れる2005年以降で過去最大となっています。



◎投資部門別株式売買状況(東証集計)
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   3月第2週(3月7~11日、日経平均75円下落・週間ベース)

 個人投資家 +  2038億円(-1989億円)※ 3週ぶり買い越し

 海外投資家 -1兆1932億円(- 954億円)※10週連続売り越し

 事業法人  +   333億円(- 293億円)※ 2週ぶり買い越し

 信託銀行  +   736億円(+2813億円)※16週連続買い越し

  ※海外投資家の売越額(1兆1932億円)は1982年の統計開始以降
   過去最大です。
  
  ※信託銀行の連続買い越し期間(16週連続)は2007年10月第5週
   から2008年2月第2週までの連続記録と並びました。

  ※投資部門別売買状況で、「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀
   行」は年金資金等の売買動向を示します。




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【4】国際収支統計と貿易統計                   **
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 財務省は「国際収支統計」と「貿易統計」というよく似た統計を発表してい
ますが、下記のような違いがあります。

 まず「国際収支」とは、諸外国との経済取引によって発生したすべての貨幣
の受け払い(所有権が移転した財貨・モノ)を集計したものです。

 国際収支の内訳としては、大分類で「経常収支」と「金融収支」があり、さ
らに経常収支は「貿易収支」「サービス収支」「所得収支」などからなってい
ます。

 貿易収支とは輸出から輸入(運賃、保険料を除く)の金額を差し引いた額で、
サービス収支は輸送、旅行などの受け払い。所得収支は海外投資で得られた利
子や配当などを反映します。

 ちなみに、国際収支は為替相場に影響を与えます。例えば輸出が超過してい
る場合は外国から受け取るドルが支払うドルよりも多くなるため、為替相場は
円高・ドル安になりがちです。反対に、輸入超の場合はドルの支払いが増える
ことから、外為市場ではドルが不足し、円安・ドル高要因となります。


 一方の「貿易統計」もよく似たデータですが、貿易統計の計上範囲は関税境
界を通過した貨物(通関実績)であるという点が大きな相違点です。

 例えば、日本がアメリカ製の人工衛星を購入し、アメリカで打ち上げる場合、
人工衛星の所有権がアメリカから日本に移転した時点で国際収支統計の貿易収
支に計上されますが、人工衛星は関税境界を越えないため、貿易統計には計上
されません。

 また、貿易統計は速報性に優れ、特に輸出数量指数は景気循環を示す鉱工業
生産指数に対し先行性があることから、鉱工業生産指数の先行指標として位置
づけられています。




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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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今週はIPOラッシュの週で、計12社が新規上場します。特に明日は「万事
において吉」とされる「大安」(六曜)で、かつ「物事が成就する日。新規事
業・開店に吉」とされる「成」(なる、十二直)が重なる吉日のため、一度に
6社が上場します。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 10年連続受賞 =


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発行:アクアリンクス株式会社     関東財務局長(金商)第2282号
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