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 　　　　　　　　　　 　◎　ハロー！株式　◎　　　　　 2016/02/20 増刊

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全国及び海外の皆様、こんにちは。ａｑｕａです。

　川波のきらめきも春の季節を告げ、日差しもすっかりやわらいでまいりまし
た。皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。


　さて、気になる昨晩（金）のＮＹ市場の動き。ＮＹダウは２１ドル安の１万
６３９１ドル。円相場は１ドル＝１１２．６０円前後と昨日の東京市場の１１
３円台前半から円高に振れており、原油価格は１．１３ドル安の１バレル＝２
９．６４ドルと再び３０ドルを下回っています。


　注目のシカゴ日経先物は１万５８２５円と週末の東京市場の日経平均株価の
終値１万５９６７円よりも１４０円ほど安い水準となっており、週明け月曜日
の東京市場は朝方からやや軟調なスタート、こうした展開となってくることが
想定されます。


　もっとも、来週は下値も限定的となりそうです。来週は２６（金）～２７日
（土）に上海でＧ２０財務相・中央銀行総裁会議が開催され、そこでマーケッ
トに対する何らかのメッセージや協調姿勢が示される可能性があるからです。


　そして、３月５日には今や世界のマーケットに多大な影響を及ぼす中国のビ
ッグ・イベント「全国人民代表大会」が開催されます。習近平指導部は２０２
０年のＧＤＰと国民所得を２０１０年比で倍増させる目標を掲げており、それ
を達成するためには相当の成長が必要となります。


　従いまして、景気対策として大型の財政支出の拡大が決定となる可能性があ
り、そうなりますと景気回復期待から世界の株式マーケットにとって大きな好
材料となります。他にも、重要なイベントは目白押しです。


　続く３月１０日にはドラギ総裁率いる欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会で金融
緩和策への期待が高まっています。３月１４日～１５日には日銀金融政策決定
会合が開催され、１月２９日に導入されたマイナス金利政策の短期的な効果が
限定的であっただけに、何らかのメッセージの発信、或いは対策を打ち出して
くる可能性があります。そして、３月１５～１６日には米ＦＯＭＣが開催され
ます。


　相変わらず大きく揺れ動いている株式マーケット。まさしく格言にある「申
酉騒ぐ」と申します通りの展開ですが、引き続き目先の動きに振り回されて一
喜一憂することなく、少し目線を上（遠く）に向けて微動だにしない中長期ス
タンスで臨みたいところです。


　今、株式マーケットは『宝の山』。ビッグ・チャンスを迎えています。「安
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の相場は安いという事実、安く買えるという事実、これが何よりの好材料とな
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　それでは皆様、楽しい休日をお過ごしくださいませ。



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