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             ◎ ハロー!株式 ◎      2012/11/09 朝刊

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おはようございます。aquaです。

 1989年の本日11月9日23時頃、東西ベルリンの国境が解放され、数
時間後の11月10日未明には、どこからともなくハンマーやつるはし、建設
機械が持ち出され、ベルリンの壁の破壊が始まりました(ベルリンの壁崩壊)。

 ベルリンの壁は1961年8月に建設が始まり、建設開始から28年後の1
989年11月10日、ついに破壊されるに到りました。


 ところで、秋から冬にかけてが旬の西洋ナシ、代表種のラ・フランスがよく
知られていますが、芳純な香りと濃厚な甘味は「フルーツ界の女王」にも例え
られています。

 このラ・フランスは「もぎたてが一番おいしい」果物ではなく、収穫直後の
ラ・フランスを食べてみても、固くてほとんど味も香りもありません。「追熟
期間」が必要で、触ってみて「耳たぶ」くらいのやわらかさになったころが食
べ頃、「完熟」です。

 生で食べると本来の甘みと香りを味わえますが、菓子や洋食の素材としても
使われ、タルトやパイなどに添えられたり、ワイン煮にしたりと用途が広がっ
ています。たんぱく質を分解する酵素を豊富に含んでいるため、肉料理との相
性もとても良いです。

 日本に入ってきたのは20世紀初頭で、国内で出回る量の約8割は山形県産
です。出荷する前に10日近く低温貯蔵庫で冷やしたうえで、さらに常温に戻
し熟成させますが、家庭で保存する際には熟れ過ぎを防ぐため常温には置かず、
冷蔵庫に入れておくのが良いです。

 食欲の秋、ちょっとその風味を楽しんでみてはいかがでしょうか。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      12811.32(-121.41)▼0.94%
□ナスダック       2895.58(- 41.71)▼1.42%
□S&P500      1377.51(- 17.02)▼1.22%

□CME日経225先物  8760   (- 80)※大証比

□為替      (対ドル) 79.36  (対ユーロ)101.16

□半導体株指数        368.80(- 4.47)
□NY原油先物(12月限)  85.09(+ 0.65)
□NY金 先物(12月限)1726.00(+12.00)
□バルチック海運指数    916   (± 0)


 8日のNY株式市場は大幅続落。欧州債務懸念や「財政の崖」の問題が相場
を圧迫しました。

 前日の大幅安の反動に加え、朝方発表の先週の新規失業保険申請件数が市場
予想に反して減少したことや9月の貿易収支で輸出が過去最高額となり、貿易
赤字が予想外の減少となったことなどが好感されこの日のNY株は反発して始
まりました。

 欧州中央銀行(ECB)理事会は事前予想どおり政策金利を0.75%で据
え置くことを決定しましたが、ドラギECB総裁が理事会後の記者会見でユー
ロ圏の経済活動は弱い状態が続くとの見通しを示したことで投資家心理が悪化。
また、スペイン政府がこの日実施した5年債の入札で入札の好不調を示すテー
ル(最低落札価格と平均落札価格との差)が拡大したことや、ドイツのジョイ
ブレ財務相がギリシャ財政支援の早期承認に難色を示し、ギリシャ支援が先送
りされる可能性があることなどから欧州債務問題に対する警戒感が強まり相場
を圧迫。

 米国の「財政の崖」への懸念も根強いことから指数はジリジリと下げ幅を拡
大しました。ダウの終値は7月25日以来、ナスダックは7月26日以来、約
3カ月半ぶりの安値で取引を終了しました。

 業種別では航空セクターが上昇した一方、エネルギーや素材、資本財などの
下落が顕著でした。ダウ輸送株指数とフィラデルフィア半導体株指数はともに
続落です。

 個別銘柄では、前日夕に大幅な増益決算を発表した携帯電話向け半導体のク
アルコムが上昇。金融大手のJPモルガンが最大30億ドルの自社株買いを発
表したことが好感され、前日下げたバンク・オブ・アメリカなどにも買いが波
及しました。ただ、買いが先行したJPモルガンはマイナスに転じています。

 前日の時点で9月の高値から2割以上の下落となり弱気相場入りが指摘され
ているアップルに売りが止まず大幅続落。収益見通しが市場予想を下回った百
貨店のコールズが売られ、10月の既存店売上高が予想以上に悪化したマクド
ナルドが軟調な展開。エネルギー株が続落したことも指数を圧迫しました。

 ダウ構成銘柄では、バンカメ、ボーイング、ヒューレット・パッカード、ト
ラベラーズの4銘柄が上昇。一方、シスコシステムズやマクドナルド、ユナイ
テッド・テクノロジーズなど26銘柄が続落しました。

 NY原油は反発。この日発表された米経済指標が比較的良好だったことや前
日の大幅下落の反動から買いが入りましたが、NY株が下落に転じたことなど
から上値は抑えられました。NY金先物も反発。世界的な金融緩和期待やイン
ドで需要が高まる時期を控えていることが金相場の支援材料となっています。
バルチック海運指数(BDI)は前日比変わらずです。

 CME日経225先物は、円建ては8760(大証比80円安)、ドル建て
は8770(同70円安)で取引を終了しました。



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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは2日連続安。前日比121ドル安の1万2811ドルとな
っています。

 シカゴ日経平均先物は8760円と昨日の東京市場の日経平均株価8837
円と比べて70円ほど安い水準となっています。

 今朝6:25頃の円相場は、対ドルで1ドル=79円36銭前後、対ユーロ
は1ユーロ=101円15銭前後といずれも円高が進行しています。米国の「
財政の崖」や欧州景気の先行き懸念を背景に円高要因となっています。

 ドラギ総裁は昨日、欧州中央銀行(ECB)理事会後の会見でユーロ圏経済
について「成長力は2013年も弱い」との見通しを示したことから、ユーロ
が売られています。

 NY原油は、前日比0.65ドル高の1バレル=85.09ドルと2日ぶり
に上昇しています。

 NY金価格は、前日比12.0ドル高の1トロイオンス=1726.0ドル
と2日ぶりに上昇しています。


 昨日の日経平均株価は4日連続安。前日比135円安の8837円となって
います。瞬間安値は8811円まであり、一目均衡表の雲の下限8808円ど
ころで下げ止まる形となっています。

 下値メドとして意識される水準は、10月の上昇過程で空けた16~17日
のマド埋めの8707円、15~16日の(マド埋めの)8595円、そして
10月15日の安値8488円どころとなります。

 昨日発表された10月第5週(10月29日~11月2日)の投資部門別株
式売買動向を見ますと、外国人投資家は2週ぶりに買い越し、買越額は136
億円(前週は238億円の売り越し)となっています。

 一方、個人投資家は3週連続で売り越し、売越額は966億円(前週は72
億円の売り越し)となっています。

 本日は、11月限オプションSQ(特別清算指数)の算出日となります。通
常、日経平均株価の終値がSQ値を上回って引ければ、翌週以降の相場は堅調
となり、下回ると軟調になるというアノマリーが見られます。従いまして、日
経平均株価の終値がSQ値を上回るかどうか、来週以降の相場を見通す上から
も注目となります。

 本日は、11:00台に関西ペイント、13:00台は新日鉄住金、三越伊
勢丹、王子HD、15:00台はスズキ、りそなHDが決算発表を予定してい
ます(詳細は下記参照)。

 中国経済指標の発表が相次ぎます。10:30頃に10月の消費者物価(C
PI)と生産者物価指数(PPI)が発表されます。9月の消費者物価指数は
前年同月比1.9%上昇し、上昇率は8月の同2.0%から鈍化しています。

 11:00頃に10月の中国鉱工業生産、小売売上高、都市部固定資産投資
の発表が予定されています。9月の鉱工業生産指数は前年同月比9.2%増と
8月の同8.9%増を上回っています。9月の小売売上高は前年同月比14.
2%増と8月の同13.2%増から伸びが加速し、4月(15.2%)以来の
高水準となっています。

 その他、海外では今晩は10月の米穀物需給、明日は10月の中国貿易統計
の発表などが予定されています。

 欧州中央銀行(ECB)は昨日、政策金利を現行の年0.75%で据え置く
ことを決めています。


 本日、決算発表を予定している主な企業は以下の通りとなっています。


 【11:00台】

   関西ペ(4613)


 【13:00台】

   三越伊勢丹(3099)、王子HD(3861)、
   日鉄住金(5401)、セブン銀(8410)
   

 【14:00台】

   五洋建(1893)、ヤクルト(2267)、東急(9005)


 【15:00台】

   コムシスHD(1721)、マツキヨHD(3088)、
   AOCHD(5017)、DOWA(5714)、
   SMC(6273)、TPR(6463)、NOK(7240)、
   スズキ(7269)、青山商(8219)、りそなHD(8308)、
   横浜銀(8332)、近鉄(9041)・・・等々。


◆主なニュース

・年内解散、緊張高まる永田町 首相、時期探る

・赤字国債法案、15日衆院通過で民自公が合意

・生損保、資本調達 劣後債発行額が過去最高に

・IHI、石炭から肥料原料 世界初の量産設備

・スマホ液晶の生産増強 ジャパンディスプレイ

・NTT、今期一転減益 ドコモの顧客流出痛手

・ホンダ、インド全小型車にディーゼルエンジン

・良品計画が海外でネット通販開始 まず欧州で

・ヤクルト株の買い増し、仏ダノンとの交渉延長

・大国・中国、なお成長頼み 共産党大会が開幕

・民主・共和、超党派案で妥協探る 米財政の崖


◆経済指標等

・消費動向調査(10月、内閣府)
・マネーストック(10月、日銀)

・中国主要経済統計(10月のCPI、工業生産等)

・米消費者信頼感指数(11月速報値)
・米輸出入物価指数(10月)
・米穀物需給(10月)


◆その他

・11月物の特別清算指数(SQ)算出



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【3】心に残る名言                        **
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      我々がある人間を憎む場合、

      我々は彼の姿を借りて

      我々の内部にある何者かを憎んでいるのである。


                    ヘルマン・ヘッセ





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