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おはようございます。aquaです。

 本日から「如月」(きさらぎ)、名実ともに2月相場入りとなります。「如
月」は別名で「衣更着」とも言い、まだ寒さが残り、衣を更に着る月という由
来があるそうです。

 そして、もうすぐ季節の分かれ目である「節分」(2月3日)を迎えます。
「節分」とは元来、「季節を分ける」ことから節分といいますが、現在では節
分といえば立春の前日だけを指すようになっています。しかし、季節の始まり
を示す「立春」、「立夏」、「立秋」、「立冬」の前日はいずれも「節分」で
す。

 「節分」の夜にその年の恵方(吉神がいる方位)を向いて「恵方巻」を無言
で丸かぶりすると幸せが訪れるといいます。今年の恵方は『南南東』ですが、
巻寿司は「福を巻き込む」とされ、「縁を切らない」ために包丁を入れず、ま
るごと食べるのが良いとされています。


 ところで、いい相場展開が継続しています。昨日は、新日鉄住金、花王、武
田薬、日立造船、三菱UFJ、三井住友FG、野村HDといった日本を代表す
る主力銘柄が昨年来高値を更新。こうした主力株が大量の出来高を伴って上昇
するのは、相場の地合いが強いことの証しであり、法則的には上昇相場が継続
することを意味しています。

 足元、相場の上げ下げはありますが、目先の動きに決して一喜一憂すること
なく、大勢上昇という大きな潮流をしっかりと捉えて臨みたいところです。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      13860.58(- 49.84)▼0.36%
□ナスダック       3142.13(-  0.18)▼0.01%
□S&P500      1498.11(-  3.85)▼0.26%

□CME日経225先物 11135   (+ 25)※大証比

□為替      (対ドル) 91.52  (対ユーロ)124.26

□半導体株指数        412.73(- 1.37)
□NY原油先物(3月限)   97.49(- 0.45)
□NY金 先物(4月限) 1662.00(-19.60)
□バルチック海運指数    760   (- 7)


 1月末日のNY株式市場は、ポジション調整の売りで続落しました。

 明日の雇用統計の発表を前にこの日朝方発表された先週の新規失業保険申請
件数は予想以上に増加し、雇用情勢の改善期待が後退。昨年12月の米個人所
得が予想以上の伸びとなり、消費支出は増加したものの増加率は市場予想を下
回りました。年末に特別配当の実施が相次いだことから個人所得は一時的に大
きな伸びとなりましたが、所得の増加分は消費よりも貯蓄に向かったことが明
らかになりました。

 また、シカゴ購買部協会が発表した1月の製造業景気指数(PMI)は事前
予想を大きく上回り、製造業活動が拡大していることを示したことから指数は
プラス圏に浮上する場面もありましたが、雇用統計の発表前、月末、ダウは数
年来の高値圏にあることなどから利益確定の売りやポジション調整の売りが出
やすく、上値の重い展開となりました。

 ダウは続落し1万4000ドル手前で足踏み状態となっていますが、月間の
上昇幅は756ドル、上昇率は5.8%となっています。

 S&Pセクター別指数(10業種)は、通信、公益が上昇し、テクノロジー
は横ばい。素材、エネルギー、一般消費財、資本財、ヘルスケアなどが下げま
した。ダウ輸送株指数はUPSの下落を他の構成銘柄の上昇でカバーし3日ぶ
り反発。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は反落しました。

 個別銘柄では、四半期決算を発表した物流大手のUPSと化学大手のダウ・
ケミカルがともに下落したことが相場全体の重石に。ボーイングやユナイテッ
ド・テクノロジーズ、ロッキード・マーチンなど航空・防衛関連の下落も目立
ちました。減益決算を発表した石油大手のコノコフィリップスが売られ、他の
エンルギー株も軟調な展開でした。

 黒字転換が好感された通信機器のJDSユニフェーズは大幅高。四半期決算
を発表した交流サイト(SNS)最大手のフェイスブックは大きく安寄りしま
したが、スマホ向け広告が思った以上に伸びたことから今後への期待を背景に
下げ幅を縮小。スマホ向けの半導体を手掛けるクアルコムは好業績が好感され
大幅高となりました。

 ダウ構成銘柄ではトラベラーズ、AT&T、ヒューレット・パッカードなど
9銘柄が上昇。ベライゾンは前日比変わらず。ユナイテッドヘルスやインテル、
マイクロソフトなど20銘柄が下げました。

 NY原油先物は4日ぶりに反落。NY金先物は大幅安で前日の上昇を帳消し
にしました。バルチック海運指数(BDI)は8営業日続落です。

 CME日経225先物は円建てが11135(大証比25円高)、ドル建て
は11170(同60円高)で取引を終了しました。




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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは2日連続安。前日比49ドル安の1万3860ドルとなっ
ています。

 シカゴ日経平均先物は1万1135円と昨日の東京市場の日経平均株価1万
1138円とほぼ同水準となっています。

 今朝6:25頃の円相場は、対ドルで1ドル=91円48銭前後と円安に振
れています。一時1ドル=91円56銭を付け、2010年6月16日以来、
約2年7ヵ月ぶりの安値水準となっています。

 対ユーロは1ユーロ=124円24銭前後と大幅に円安が進行しています。
一時1ユーロ=124円36銭を付け、10年5月4日以来、約2年9ヵ月ぶ
りの円安水準となっています。

 NY原油は、前日比0.45ドル安の1バレル=97.49ドルと4日ぶり
に値下がりしています。

 NY金価格は、前日比19.6ドル安の1トロイオンス=1662.0ドル
と3日ぶりに値下がりしています。


 昨日の日経平均株価は3日連続高。前日比24円高の1万1138円と昨年
来高値を連日で更新しています。月間ベースでは前月比743円高となり、6
ヵ月連続で上昇しています。


 = 外国人、11週連続買い越し! =
 
 昨日発表された1月第4週(1月21日~1月25日)の投資部門別株式売
買動向を見ますと外国人投資家は11週連続で買い越し、買越額は1991億
円(前週は2138億円の買い越し)となっています。11週間の累計買越額
は2兆9580億円に達しています。

 一方、個人投資家は2週連続で売り越し、売越額は98億円(前週は123
億円の売り越し)となっています。金融機関は売り越し基調を継続。信託銀行
は14週連続で売り越し、売越額は1613億円(前週は1645億円の売り
越し)となっています。生・損保も20週連続で売り越し、売越額は355億
円(前週は534億円の売り越し)となっています。


 本日から、名実とも2月相場入り。戦後1949年の東証再開後に見る月別
日経平均の勝敗は36勝27敗で勝率は57%。直近10年間では7勝3敗で
勝率は70%となっています(月足で陽線は勝ち、陰線は負け)。

 10:00頃に中国国家統計局から1月の製造業購買担当者景気指数(PM
I)が発表されます。市場予想は51.0(12月は50.6)と景気判断の
分岐点となる50を4ヵ月連続で上回る見通しです。PMIは50を上回ると
景況の改善を、50を下回ると景況の悪化を示しています。

 主要企業の決算発表が相次ぎます。11:00台はデンソー、13:00台
は三菱商事、14:00台は丸紅、15:00台は住友化学、パナソニック、
シャープ、16:00台は三菱UFJなどが予定しています(詳細は下記参
照)。

 海外では、今晩は1月の米雇用統計が発表されます(日本時間22:30
頃)。今回の非農業部門雇用者数の市場予想は前月比16.0万人増(12月
は15.5万人増)となっています。失業率の市場予想は7.8%(12月は
7.8%)となっています。

 その他の海外主要経済指標では、1月のHSBC中国製造業PMI改定値、
12月のユーロ圏失業率、1月のユーロ圏消費者物価指数・速報値、1月の米
ISM製造業景気指数、1月の米新車販売台数の発表などが予定されています。

 米主要企業の四半期決算で、今晩はエクソンモービル、シェブロン、メルク
の発表などが予定されています。

 
 本日、3月期第3四半期の決算発表を予定している主な企業は以下の通りと
なっています。


  【11:00台】

   豊田織(6201)、デンソー(6902)


  【13:00台】

   エーザイ(4523)、神戸鋼(5406)、ジェイテクト(6473
   )、アイシン(7259)、三菱商(8058)
   

 【14:00台】

   トヨタ紡織(3116)、アステラス(4503)、丸紅(8002)
    

 【15:00台】

   住友化(4005)、森精機(6141)、ミネベア(6479)、パ
   ナソニック(6752)、シャープ(6753)NOK(7240)、
   三菱食品(7451)、ゼンショー(7550)、大和(8601)、
   NTTデータ(9613)
                 

 【16:00台】

   田辺三菱(4508)、三菱UFJ(8306)、中間決算:キーエン
   ス(6861)・・・等々。



◆主なニュース

・電力、原発対策に1兆円 新安全基準、規制委が骨子案

・国内生産、底入れの公算 鉱工業生産2ヵ月ぶりに上昇

・住友化学、エチレン国内生産から撤退 高機能品に特化

・円高修正が収益を下支え ホンダ・ダイハツ、増益要因

・全日空、中長期戦略に787リスク 先行きに不透明感

・資生堂、鎌倉工場閉鎖 今期28%減益、中国事業失速

・シャープ、5四半期ぶり営業黒字転換 10~12月期

・電力9社、最終赤字1兆円超 東電除く、13年3月期

・新車販売台数11%減の474万台 今年、国内見通し

・東芝、営業利益3.4倍の292億円 10~12月期 

・中国、北朝鮮に新たな金融制裁 銀行資産の凍結を検討


◆経済指標等

・完全失業率(12月、総務省)
・家計調査(12月、総務省)
・有効求人倍率(12月、厚労省)
・新車販売台数(1月、自販連と全軽自協)
・百貨店売上高速報(1月、大手5社)
・鉄鋼輸出実績(12月、鉄連)

・中国PMI(1月、中国物流購入連合会)
・ユーロ圏PMI(1月確報値)
・ユーロ圏消費者物価(1月)
・ユーロ圏失業率(12月)

・米雇用統計(1月)
・米新車販売(1月)
・米ISM製造業景況感指数(1月)
・米消費者信頼感指数(1月確報値)


◆その他

・主な決算 レンゴー(3941:段ボール首位)
      アステラス(4503:医薬品国内2位)
      神戸製鋼(5406:素材と産業機械などの複合体)
      タツタ電線(5809:電磁波遮蔽フィルムが利益柱)
      パナソニック(6752:民生エレクトロニクス首位)
      シャープ(6753:資本増強急務)
      三菱商事(8058:総合商社首位)
      三菱UFJFG(8306:国内最大の金融グループ)

・海外決算 エクソンモービル(石油、ダウ銘柄)
      シェブロン(石油、ダウ銘柄)
      メルク(医薬品、ダウ、銘柄)



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【3】心に残る名言                        **
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       悪い想像はどんな強気の人をも及び腰にし、

       良い想像はどんな弱きの人をも積極的にします。


                        マーフィー






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    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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