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              ◎ ハロー!株式 ◎     2013/04/05 朝刊

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おはようございます。aquaです。

 「さざ波に一喜一憂するのは禁物であり、小さな波よりも大きな波、すなわ
ち大勢上昇という大きな潮流をしっかりと捉えて臨みたいところです」、足元
の下落局面でこう繰り返し申し上げてきましたが、一昨日、そして昨日と日経
平均株価は連続で大幅高。終値で1万2634円とついに3月21日に付けた
昨年来高値1万2650円突破も目前となってきました。

 特に、黒田日銀が市場調節の操作目標を従来の翌日物金利からマネタリーベ
ース(資金供給量)に変更し、2012年末に138兆円だった資金供給量を
14年末には約2倍の270兆円に拡大するという米国流の緩和策を取り入れ
た点は大きいです。

 米国市場はこの量的緩和策によってリーマンショックから立ち直り、NYダ
ウは直近で史上最高値を更新するまで大きく上昇しています。上がってきたと
はいえ、まだまだ出遅れ感著しい東京市場の上昇余地は大であり、冒頭で申し
上げました通り、短期的な上げ下げというさざ波に一喜一憂することなく、引
き続き大勢上昇という大きな潮流にしっかりと乗って行きたいところです。

 分かりやすく申し上げますと、「株高=国策」であり、先人の教えには「国
策に売りなし」とあります。徹底的に国策に乗って行きたいところです。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      14606.11(+ 55.76)△0.38%
□ナスダック       3224.98(+  6.38)△0.20%
□S&P500      1559.98(+  6.29)△0.40%

□ダウ輸送株       6009.66(+  3.71)△0.06%
□半導体株(SOX)    421.14(+  5.33)△1.28%

□NY原油先物(5月限)   93.26(- 1.19)
□NY金 先物(6月限) 1552.40(- 1.10)
□バルチック海運指数    866   (-11)

□為替      (対ドル) 96.34  (対ユーロ)124.58

□CME日経225先物 13015   (+295)※大証比


 4日のNY株式市場は、日銀の新たな金融緩和を好感して反発しました。

 日銀は4日の金融政策決定会合で、金融政策の誘導目標をこれまでの翌日物
金利からマネタリーベース(資金供給量)に切り替え、マネタリーベースと長
期国債などの保有額を2年で倍増する「量的・質的金融緩和」の導入を決定。
これは大方の予想を上回る積極的な緩和で、余剰マネーが市場に流入するとの
(過剰流動性)期待からNY株も買い優勢となりました。

 米労働省が発表した新規失業保険申請件数が予想以上の大幅増となり、雇用
統計の発表を明日に控え慎重姿勢が強まったことや、欧州中央銀行(ECB)
のドラギ総裁が定例の記者会見でユーロ圏経済の下振れリスクに言及したこと
などが冷や水となり、指数は一時マイナス圏に落ち込む場面もありましたが、
その後は買いが戻り終盤にかけて持ち直しました。

 S&Pセクター別指数(全10業種)では、通信、公益、素材、一般消費材
などが上昇率上位となり、テクノロジーとエネルギーの2業種が軟調でした。

 個別銘柄では、交流サイト(SNS)最大手のフェイスブックが上昇。同社
はアンドロイド端末で利用する新たなアプリを発表し、モバイル端末向けのサ
ービス強化を評価した買いが入りました。同アプリ搭載のスマートフォンを取
り扱うAT&Tも上昇。バリックゴールドなどの産金株が反発しました。

 デルタ航空などの航空株が反発。運輸株などで構成するダウ輸送株指数は4
営業日ぶりに反発しました。家電量販店のベストバイが急伸。全米の同社店舗
にサムスンのブランドコーナーを展開する計画が明らかになったことで収益改
善期待が強まりました。百貨店のメーシーズやJCペニーなどの上昇も目立ち
ました。一方、アップルやグーグルなどが下落しています。

 ダウ構成銘柄では全30銘柄のうち25銘柄が上昇。ヒューレット・パッカ
ードやAT&T、マクドナルド、JPモルガン、バンカメなどが上昇率上位と
なっています。一方、IBM、アルコア、エクソンモービル、メルク、ユナイ
テッド・テクノロジーズの5銘柄が前日比マイナスで取引を終了しました。

 NY原油先物は続落。新規失業保険申請件数が大幅増となったことを受けて
需要鈍化が意識されました。軟調な展開が続く金先物は3日続落。市場では金
から株式に資金がシフトしているとの見方が大勢です。バルチック海運指数は
6営業日連続の下落です。

 CME日経225先物は、円建てが13015(大証比295円高)、ドル
建ては13085(同365円高)で取引を終了しました。



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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは、前日比55ドル高の1万4606ドルと2日ぶりに上昇
しています。一昨日(2日)に付けた史上最高値1万4662ドルにあと50
ドル余りと迫っています。


 = シカゴ日経平均、13000円台乗せ! =

 シカゴ日経平均先物は1万3015円と昨日の東京市場の日経平均株価1万
2634円と比べて380円ほど高い水準となっています。


 = NY円、大幅に円安進行 1ドル=96円台 =

 今朝6:25の円相場は、対ドルで1ドル=96円30銭前後、対ユーロは
1ユーロ=124円55銭前後と昨日16:00台と比べていずれも大幅に円
安が進行しています。


 NY原油は2日連続安。前日比1.19ドル安の1バレル=93.26ドル
となっています。終値ベースで3月21日(92.45ドル)以来、2週間ぶ
りの安値水準です。昨日発表された米新規失業保険申請件数が前週比で大幅に
増加し、昨年11月下旬以来、約4ヵ月ぶりの高水準となったことや昨日の欧
州中央銀行(ECB)理事会後に開かれたドラギ総裁の記者会見で、同氏が欧
州経済は「下振れリスクがある」と認めたことなどが嫌気され、原油が売られ
ています。

 NY金価格は3日連続安。前日比1.1ドル安の1トロイオンス=1552.
4ドルとなっています。終値ベースで昨年6月28日(1550.4ドル)以
来、約9ヵ月ぶりの安値水準です。


 = 外国人、2週ぶり買い越し! =

 昨日発表された3月第4週(3月25日~3月29日)の投資部門別株式売
買動向を見ますと外国人投資家は2週ぶりに買い越し、買越額は2725億円
(前週は918億円の売り越し)となっています。

 一方、個人投資家は2週ぶりに売り越し、売越額は754億円(前週は31
36億円の買い越し)となっています。金融機関は売り越し基調を継続。信託
銀行は23週連続で売り越し、売越額は1988億円(前週は2512億円の
売り越し)となっています。生・損保も29週連続で売り越し、売越額は65
1億円(前週は317億円の売り越し)となっています。

 外国人が国内勢の売りを全て吸収する構図、相場上昇の方程式が復活していま

す。


 昨日の日経平均株価は2日連続で大幅高。前日比272円高の1万2634
円と3月21日に付けた昨年来高値1万2650円にあと16円と迫っていま
す。東証1部の売買代金は3兆0875億円と3月8日(3兆9377億円)
以来の3兆円台乗せとなっています。

 チャート上からは、昨日は「陽の大引け坊主」(長大陽線)が出現。前日の
「陽の寄付き坊主」に続き、上値暗示のかなり強い足型が連続で出現している
点は要注目となります。

 日銀は昨日開いた金融政策決定会合で、「量的・質的金融緩和」と呼ぶ新た
な金融緩和の強化策を決定しています。市場調節の操作目標を従来の翌日物金
利からマネタリーベース(資金供給量)に変更し、2012年末に138兆円
だった資金供給量を14年末には約2倍の270兆円に拡大するなど、これま
でにない大規模な金融緩和に転換することを決めています。

 日銀の黒田総裁は昨日の金融政策決定会合後の記者会見で、大規模な金融緩
和を決めたことについて、「戦力の逐次投入はしない。現時点で必要な政策は
全て講じた」と述べています。

 昨日の債券市場では、長期国債の買入増額や対象年限の長期化決定を受け、
長期金利の指標である新発10年債(328回債、表面利率0.6%)の利回
りが一時0.425%に急低下し、03年6月11日に付けた過去最低水準(
0.430%)を下回っています。


 本日は、14:00に2月の景気動向指数・速報値が発表されます。事前予
想は、景気の現状を示す一致指数が前月比0.3ポイント上昇の91.9(1
月は91.6)、景気の数ヵ月先を示す先行指数は前月比2.3ポイント上昇
の97.3(同95.0)となっています。

 2月期本決算であさひ(3333)、オンワードHD(8016)、第3四
半期でカネコ種苗(1376)、パソナG(2168)、東洋電機製造(65
05)、第1四半期で不二越(6474)・・・等々が本日発表を予定してい
ます。

 海外では、「清明節」の祝日で昨日に続き、中国、台湾市場が休場となりま
す。

 今晩は3月の米雇用統計が発表されます(日本時間21:30頃)。注目の
非農業部門雇用者数の市場予想は前月比19万人増(2月は23万6000人
増)となっています。失業率の市場予想は7.7%(2月は7.7%)の横ば
いとなっています。

 その他、10~12月期のユーロ圏GDP改定値、2月の米貿易収支の発表
が予定されています。

 欧州中央銀行(ECB)は昨日の定例理事会で、ユーロ圏17カ国の主要政
策金利を過去最低の年0.75%で据え置くことを決めています。据え置きは
9ヵ月連続となります。



◆主なニュース

・日銀、緩和策を総動員 政策目標「金利」から「量」へ

・日銀、国債大量購入軸に資金供給倍増 40年債も対象

・セブン&アイ今期予想営業益、小売り初3000億円台

・サーベラス、TOBで西武株4割超狙う 経営陣に圧力

・大衆薬ネット通販、イオンが先手 ビックカメラも参入

・東芝、単独で電子書籍サービス 凸版と共同事業見直し

・トヨタ、ハイブリッド車比率4割に 12年度新車販売

・三井化学、医療分野開拓 独社事業、543億円で買収

・電子商取引、世界で激戦 1兆ドル市場、米企業が争奪

・欧州中銀、小国リスク警戒 ドラギ総裁「行動の用意」

・中国、鳥インフル感染拡大阻止に躍起 ハトからも検出


◆経済指標等

・外貨準備高(3月末、財務省)
・貿易統計(3月上中旬、財務省)
・景気動向指数(2月速報値、内閣府)
・金融経済月報(4月、日銀)
・携帯電話契約数(3月末、各社)

・ユーロ圏小売売上高(2月)
・米雇用統計(3月)
・米貿易収支(2月)
・米消費者信用残高(2月)


◆その他

・主な決算 パソナグループ(2168:人材派遣で業界3位)
      あさひ(3333:大規模自転車専門店を展開)
      不二越(6474:工具、ベアリング、産業用ロボット大手)
      ハイデイ日高(7611:低価格の中華食堂が主力)
      オンワードHD(8016:アパレルメーカー最大手)

・医薬品のインターネット販売検討会

・清明節で中国市場が休場



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【3】心に残る名言                        **
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        成功は結果であって、目的であってはならない。


                 フローベル(フランス小説家)







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    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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