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株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ　━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  　　　　　　　　　　 　◎　ハロー！株式　◎　　　　　2013/04/11 朝刊

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おはようございます。ａｑｕａです。

　ＮＹ市場で対ユーロで円安が進行、１ユーロ＝１３０円台に乗せています。
１３０円台の円安・ユーロ高水準は２０１０年１月以来、約３年３ヶ月ぶりと
なります。量的・質的金融緩和策で更なる低金利となった円を売り、比較的金
利水準の高いユーロを買う動きが見られます。

　もちろん、日本株にとりましてはプラス材料。昨晩のＮＹダウは連日で史上
最高値を更新しており、本日も楽しみな展開となってきそうです。


　話は変わりますが、春の味覚といえば「筍」と書いて「タケノコ」。よく「
朝掘りタケノコ」と言われますが、その新鮮なタケノコはまた格別です。焼い
て食べるのも良し、サッと茹であげて食べやすい大きさにスライスしてワサビ
醤油で食べるのも良しです。

　そのタケノコ、３月中旬頃から九州産が出回り始め、今の時期は静岡産が主
力となっています。そして、４月中旬以降は千葉、茨城、栃木など産地が徐々
に北上していきます。

　栄養成分としては、豊富なたんぱく質の他、ビタミンＢ１、Ｂ２、ミネラル
を含み、食物繊維が豊富で便秘や大腸がんなどの予防やコレステロールの吸収
の抑制にも効果的だと言われています。

　ちなみに、竹の成長はとても早く、タケノコとして美味しく食べられる時期
は非常に短いため、漢字の「筍」は１０日間を意味する「旬」に由来するそう
です。



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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．ＮＹ市況

 ２．主な注目材料とニュース

 ３．心に残る名言








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【１】ＮＹ市況　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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□ダウ工業株　　　　　　１４８０２.２４（＋１２８.７８）△０.８８％
□ナスダック　　　　　　　３２９７.２５（＋　５９.３９）△１.８３％
□Ｓ＆Ｐ５００　　　　　　１５８７.７３（＋　１９.１２）△１.２２％

□ダウ輸送株　　　　　　　６１８１.３３（＋１０８.４７）△１.７９％
□半導体株（ＳＯＸ）　　　　４３７.３４（＋　　９.２０）△２.１５％

□ＮＹ原油先物（５月限）　　　９４.６４（＋　０.４４）
□ＮＹ金　先物（６月限）　１５５８.８０（－２７.９０）
□バルチック海運指数　　　　８５９　　 （＋　３）

□為替　　　　　　（対ドル）　９９.７６　 （対ユーロ）１３０.３６

□ＣＭＥ日経２２５先物　１３５１５　 　（＋２２５）※大証比


　１０日のＮＹ株式市場は大幅高。世界的な景気改善と企業業績の上振れ期待、
金融緩和政策の継続観測などから買いが優勢となりダウやＳ＆Ｐ５００種指数
が最高値を更新しました。

　中国の３月の貿易統計で、輸入の増加率が市場予想を大きく上回ったことか
ら、世界経済をけん引する中国の内需が改善しつつあるとの見方が強まりまし
た。また。フランスの２月の鉱工業生産指数が市場予想を上回ったことや、ポ
ルトガルとアイルランドの金融支援策を７年間延長するとした関係者の発言な
どが好感され、欧州株が上昇したことも支援材料となりました。

　一部内容が事前に漏れたため予定時間を前倒して公表された３月開催分の米
連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の議事要旨では、出口戦略について活発に議
論されていたことが明らかになりましたが、時期やペースについては意見が分
かれており、先日の弱い雇用統計の内容が反映されていないことから緩和政策
は当面続くとの見方が広がりました。

　中国や欧州の経済指標の改善で世界景気に対する楽観的な見方が強まり、も
ともと慎重に見積もられていた企業業績の上振れ期待から広範囲に買いが広が
りました。ダウは連日で最高値を更新。ナスダック指数は２０００年１１月７
日以来、約１２年５カ月ぶりの高値。Ｓ＆Ｐ５００種指数は約１週間ぶりに過
去最高値を更新しました。

　Ｓ＆Ｐセクター別指数は全１０業種が上昇。テクノロジー、ヘルスケア、資
本財、金融などが上昇率上位となっています。

　個別銘柄では、インテルやシスコシステムズ、マイクロソフトなど、景気動
向に敏感で出遅れ感があったハイテク株に買いが入りました。指数に影響の大
きいアップルも上昇。マイクロン・テクノロジーやアプライド・マテリアルズ
など半導体関連の上昇も目立ちました。

　フェイスブックを使った販促活動を再開した自動車大手ゼネラル・モーター
ズ（ＧＭ）が買われ、フォードも上昇。フェイスブックも大幅高。医薬品のメ
ルクやファイザーの他、バイオ製薬のアムジェンやセルジーンなどの上昇も顕
著。資産運用のブラックロックやステートストリートが物色され、ゴールドマ
ン・サックスやモルガン・スタンレーなども上げました。

　利益見通しを下方修正したディスカウントストアのファミリー・ダラーは安
寄り後にプラスに転じましたが、小売最大手のウォルマートは終日軟調な展開
でした。資源株の一角が利益確定の売りで下落し、中でもバリックゴールドな
ど産金株の下落が目立ちました。ゴールドマンが金相場の予想水準を引き下げ
たことや、金から株式への資金シフト観測、キプロスの金準備の売却計画など
で金相場が下落し、産金株にも売りが波及した格好です。

　ダウを構成する全３０銘柄のうち、２６銘柄が上昇。メルク、ファイザー、
シスコシステムズ、インテルなどが上昇率上位。一方、ウォルマート、アルコ
ア、トラベラーズ、エクソンモービルの４銘柄が軟調でした。

　ＮＹ原油先物は在庫統計で原油在庫が予想ほど増加しなかったことは世界的
な景気改善期待を背景に３日続伸。反面、金先物は大きく反落しました。バル
チック海運指数（ＢＤＩ）は小幅ながら１０営業日ぶりに上昇しました。

　ＣＭＥ日経２２５先物は、円建てが１３５１５（大証比２２５円高）、ドル
建ては１３６０５（同３１５円高）で取引を終了しました。



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【２】主な注目材料とニュース　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　＝　ＮＹダウ、大幅高！　連日で史上最高値更新　＝

　昨晩のＮＹダウは大幅高。前日比１２８ドル高の１万４８０２ドルと連日で
史上最高値を更新しています。

　＝　シカゴ日経平均先物、１万３５００円台　＝

　シカゴ日経平均先物は１万３５１５円と昨日の東京市場の日経平均株価１万
３２８８円と比べて２２０円ほど高い水準となっています。

　＝　ＮＹ円、１ドル＝１００円接近！　＝

　今朝６：２５の円相場は、対ドルで１ドル＝９９円７６銭前後と昨日１６：
００台と比べて円安が進行しています。一時は９９円８０銭台を付け、０９年
４月１４日以来、約４年ぶりの円安・ドル高水準となっています。

　対ユーロも１ユーロ＝１３０円３７銭前後と円安が進行しています。一時は
１ユーロ＝1３０円５０銭台を付け、１０年１月１９日以来、約３年３ヵ月ぶり
の円安・ユーロ高水準となっています。

　ＮＹ原油は３日連続高。前日比０．４４ドル高の１バレル＝９４．６４ドル
となっています。

　ＮＹ金価格は大幅安。前日比２７．９ドル安の１トロイオンス＝１５５８．
８ドルとなっています。


　昨日の日経平均平均株価は、前日比９５円高の１万３２８８円と２日ぶりに
昨年来高値を更新しています。東証１部の売買代金は３兆６５２６億円と５日
連続で３兆円を上回っています。

　昨日の寄付前の外資系証券６社の注文状況は、差し引き１０１０万株の買い
越しとなっています。これにより、３月６日～昨日まで２５日連続で買い越し
が続いています。

　日銀の黒田総裁は昨日、報道各社のインタビューに応じ、２年程度で２％と
する物価目標を達成するため「必要にして十分な措置は全て決めた」と述べ、
量的・質的緩和の効果に自信を示しています。

　本日は８：５０に２月の機械受注が発表されます。市場予想（船舶・電力を
除く民需）は前月比６．８％増となっています。前月（同１３．１％減）に大
きく落ち込んだ反動から、２月は２ヵ月ぶりに増加に転じる見通しです。

　１１：００に３月末の都心オフィス空室率が発表されます。２月末時点は前
月比０．０１ポイント上昇の８．５７％となり、ほぼ横ばいながら３ヵ月ぶり
に上昇しています。２月は２棟の大規模オフィスビルが竣工していますが、い
ずれも稼働率が高い状態で開業しています。一方で、オフィスの拠点統合や建
て替えなどに伴う解約が出たことにより、空室率がわずかに上昇しています。

　１５：００に４月第１週（４月１日～４月５日）の投資部門別売買動向が発
表されます。３月第４週（３月２５日～３月２９日）の外国人投資家は２週ぶ
りに買い越し、買越額は２７２５億円（前週は９１８億円の売り越し）となっ
ています。

　一方、個人投資家は２週ぶりに売り越し、売越額は７５４億円（前週は３１
３６億円の買い越し）となっています。金融機関は売り越し基調を継続。信託
銀行は２３週連続で売り越し、売越額は１９８８億円（前週は２５１２億円の
売り越し）となっています。生・損保も２９週連続で売り越し、売越額は６５
１億円（前週は３１７億円の売り越し）となっています。

　２月期本決算で本日はイオン（８２６７）、久光薬（４５３０）、良品計画
（７４５３）、松屋（８２３７）、歌舞伎座（９６６１）、中間期でファスト
リ（９９８３）、島忠（８１８４）などが発表を予定しています。

　海外では、Ｇ８外相会合（最終日、ロンドン）などが予定されています。


◆主なニュース

・公共データ民間に開放、新産業を創出　政府がＩＴ戦略素案

・政府、複数発射も想定に　北朝鮮ミサイル、領域落下は迎撃

・福島第１原発、汚染水を地上タンクに移送　貯水槽から転換

・コンビニ膨張、他業種侵食　大手３社の今期、営業最高益に

・エーザイ、インド市場開拓　低所得者に新薬を低価格で提供

・ビッグデータ、凸版が活用支援　販促や広告、一括して受託

・エネット、電力調達に新手法導入　省エネ助け、余剰分購入

・仏ダノン、日本でヨーグルト生産増強　生産能力１．５倍に

・シャープ営業益２００億円強　前年度下期、コスト削減寄与
　
・米赤字、１０年で１７８兆円の追加削減　１４年度予算教書


◆経済指標等

・対内証券売買契約（週間、財務省）
・マネーストック（３月、日銀）
・企業物価指数（３月、日銀）
・機械受注（２月、内閣府）
・特定サービス産業動態統計（２月速報、経産省）
・東京都心オフィス空室率（３月、三鬼商事）
・投信概況（３月、投信協会）
・部門別売買動向（週間、東証）

・米輸出入物価指数（３月）
・米小売り各社の既存店売上高（３月）
・米新規失業保険申請件数（週間）


◆その他

・主な決算　良品計画（７４５３：「無印良品」を展開）
　　　　　　イオン（８２６７：流通大手）
　　　　　　歌舞伎座（９６６１：歌舞伎座の家主、興行は松竹）
　　　　　　ファーストリテ（９９８３：「ユニクロ」を世界展開）

・参院山口選挙区補欠選挙告示（２８日投開票）

・北朝鮮、金第１書記就任１年



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【３】心に残る名言　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　　　　　　　かしこく思われる必要なし、

　　　　　　　　　　　かしこくあることのみ必要なのだ。


　　　　　　　　　　　　　　　　　中野　重治（愛しき者へ）







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