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━━━ これまで株でうまくいかない方・ビギナーの方へ毎週お届け ━━━ ア┃ク┃ア┃ ス┃ペ┃シ┃ャ┃ル┃版┃ ━┛━┛━┛ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛ 「いつ、どの銘柄を買えばいいの?」「現在の相場をどう見ればいいの?」 独自の観点でaquaがやさしく解説します。 株価チャート活用の仕方も随時掲載中! ■■ お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ■■ 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 2013/04/11 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんばんは。aquaです。 明日12日は、「1Q84」以来、3年ぶりとなる村上春樹氏の新作長編小 説の発売日です。 ジャンルにもよりますが、発行部数が10万部を超えれば「ベストセラー」 と言われる書籍において、村上氏は数多くのベストセラーを世に送り出してお り、前回作の「1Q84」は単行本3冊と文庫本6冊の総発行部数が770万 部を超える大ベストセラーとなっています。 村上春樹氏の小説は海外でも人気が高く、「現代アメリカで大きな影響力を もつ作家の一人」との評価もあり、ノーベル文学賞受賞に最も近い作家の一人 でもあります。 3年ぶりの書き下ろしとなる今回の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡 礼の年」は、内容が一切漏れ伝わってこないにも関わらず、かなりの盛り上が りを見せていました。 当初発表された初版30万部というのも異例でしたが、その後の全国の書店 やネット書店での予約が好調で、発売前に4刷5万部が決定し50万部からの スタートとなりました。これは前回作を上回るスピードであるばかりか、出版 元の文藝春秋において単行本では過去最多の初版発行部数となります。 通常、書籍の売り出し方として、発売前の原稿を書評家や新聞社、書店など に送り、早めに出てくる書評を販促に利用するというのが一般的です。しかし、 前回作の「1Q84」も同様でしたが、今回の「現代アメリカで大きな影響力 をもつ作家の一人」でもタイトル以外の情報を全く表に出さないという手法が 取られています。 注目度が高い作家だからこそできるやり方で、あえて宣伝をしないという宣 伝の仕方です。この手法は「ハングリー・マーケティング」と呼ばれ、情報を 出さないことで消費者の興味や渇望感を高め、販売促進につなげるというやり 方です。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 <スペシャル版(有料版)通信> 2.主な材料 3.主な投資判断 4.円相場の節目 5.編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 13549.16(+261.03)△1.96% ◎TOPIX 1147.29(+ 26.25)△2.34% ◎売買高概算 51億4844万株 ◎売買代金概算 3兆9802億円 ◎時価総額 397兆3712億円 ◎値上り銘柄数 1125 ◎(昨年来)新高値 332 ◎値下り銘柄数 480 ◎(昨年来)新安値 0 ◎変わらず 108 ◎騰落レシオ(25日)124.05% ◎サイコロ(日経平均) 8勝4敗 ○●○●●○○○○●○○ 66.7% ◎カイリ率(日経平均) 25日線比+8.15% 75日線比+18.05% ◎為替 (対ドル) 99.58 (対ユーロ)130.11 ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 219円(+ 1円)429,988千株 2.ランド <8918> 31円(+ 1円)230,086千株 3.野村HD <8604> 760円(+ 58円)228,250千株 4.東電 <9501> 353円(+ 41円)205,648千株 5.三菱UFJ<8306> 672円(+ 17円)196,504千株 ◎売買代金上位 (円) 1.野村HD <8604> 760円(+ 58円)168,609百万 2.ケネディク<4321>73400円(-65百円)160,423百万 3.トヨタ自 <7203> 5640円(+310円)154,086百万 4.三菱UFJ<8306> 672円(+ 17円)130,719百万 5.みずほ <8411> 219円(+ 1円) 94,294百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1420万株 買い1980万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、前日比261円(2.0% )高の1万3549円で取引終了です。 昨晩のNYダウが128ドルの大幅高で史上最高値を更新したこと、円相場 も1ドル=100円目前、1ユーロ=130円台の円安に進行したことも支援 材料となり、朝方から主力株中心に幅広い銘柄に買いが先行。2月の機械受注 が前月比7.5%増と前月の13.1%減から大幅に改善したことも投資家心 理を押し上げ、終日高い水準での値動きとなっています。三菱重工、日立、東 芝、三菱電機、トヨタ、日産といった主力株が外国人と見られる買いで値を飛 ばし、いずれも昨年来高値更新です。売買代金は概算3兆9802億円と6日 連続で3兆円を超えています。 業種別では、証券、ゴム、自動車、電力ガス、機械、電機、食品などの上げ が目立ちます。 個別銘柄では、三菱重工が65円高の696円と10%を超える大幅高で連 日の昨年来高値更新。為替の円安水準が現状を維持すれば14年3月期の営業 利益は過去最高益水準に近づく可能性があり、好業績に加えて防衛関連・イン フラ関連という側面から外国人と見られる大量の買いが入っています。 主力株を物色するという流れから、日立も43円高の628円、東芝も16 円高の534円、三菱電機も38円高の925円と値を飛ばし、いずれも昨年 来高値更新です。 ブリヂストンが195円高の3685円と5%を超す大幅高。1999年7 月以来、約13年9ヶ月ぶりに3700円となっています。円安を背景とした 輸出採算の改善とゴム安による原料コストの低下を背景に業績向上への期待か ら買いが入っています。住友ゴムも66円高の1765円、浜ゴムも60円高 の1207円と昨年来高値更新です。 日東電工が8日連続高、470円高の6890円と大幅高で昨年来高値更新。 韓国サムスン電子の「GalaxyS4」や米アップルの次期「iPhone 」向け薄型偏光フィルム、「iPad」や「Galaxy Tab」向けのI TO(酸化インジウムスズ)フィルム、薄型偏光フィルムなどを手掛けており、 更なる業績向上期待への高まりから買いが入っています。 東武鉄道が9円高の568円と連日で値を上げて昨年来高値更新。昨日の引 け後に2013年3月期の連結経常利益が前期比71%増の475億円と6期 ぶりに最高益を更新した模様と発表。従来計画410億円をも大きく上回り、 好感した買いが入っています。12年5月に開業した東京スカイツリーの集客 好調が続き、運輸事業やレジャー事業などにも波及しています。 シャープが6日連続高、23円高の313円と値を飛ばしています。201 2年10月~13年3月期(下期)の連結営業損益が200億円強の黒字(前 年同期は711億円の赤字)となった模様と報じられ、業績改善を好感した買 いが入っています。 その他、大研医器が10円高の2997円と値を上げて昨年来高値更新、三 井不が115円高の3460円、住友不が85円高の4885円、クボタが7 2円高の1489円と昨年来高値更新、東京電力が41円高の353円。日野 自動車が91円高の1334円、トヨタが310円高の5640円、日産が4 4円高の1043円と昨年来高値更新となっています。 本日の新高値銘柄は、大林組、カルビー、セブン&アイ、東レ、旭化成、花 王、関ペ、ブリヂストン、浜ゴム、住友ゴム、TOTO、住友電工、文化シャ ッター、リンナイ、東芝機械、日立建機、コマツ、クボタ、日立、東芝、三菱 電機、浜ホト、京セラ、日東電工、三菱重工、川崎重工、IHI、トヨタ、日 産、富士重工、三菱食品、大研医器、ピジョン、三菱UFJ、三井住友、大和 G、野村HD、東武、阪急阪神、近鉄エクスプレス、東電、中電、関電・・・ 等々です。 ☆スペシャル版(有料版)通信 まだご紹介して間もないですが、本日は3月27日に520円どころでご紹 介しました『三菱重工』が10%を超える大幅高。65円高の696円と連日 の昨年来高値更新で、7日連続高となっています。既に第一目標の600円は 突破し、第二目標に急接近です。 シェールガス革命に加え、安倍内閣の政策推進で幅広く恩恵を享受する国策 関連の代表格である同社。総合重機のトップであり、発電所用の大型ガスター ビンをはじめ、航空宇宙、防衛、産業機械など幅広い分野で圧倒的な競争力を 有しています。 日本を代表する大型船「日の丸インフラ」の出航としてご紹介させて頂いた 訳ですが、想定以上に早い大幅高。仕込まれた方、本当におめでとうございま す! ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 有望銘柄の紹介で大好評!『アクア・スペシャル版』 ┗━━━━┛ お申込み・詳細 → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・TPP、事前協議で日米大筋合意 7月交渉参加にメド ・2月の機械受注、7.5%増 1年8カ月ぶり高い伸び ・2月のクレジットカード業取扱高、15カ月連続で増加 ・3月企業物価、前年比下落も前月比では4カ月連続上昇 ・ネット証券各社の業績急回復 個人投資家の売買増加で ・ディズニーランド、新たなパレードを公開 15日から ・東京都心オフィス空室率、小幅ながら2カ月ぶりに改善 ・為替政策めぐり議論再燃か 18日からのG20会議で ・米国防長官、北朝鮮は「危険な一線に近づきつつある」 ・中期的な潜在成長率を2.3%程度と予想 米予算教書 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [シティG証券] 引下げ B→A(9022)JR東海 9,200→13,000円 [野村証券] 引下げ B→A(4543)テルモ 3,400→ 5,000円 [SMBC日興証券] 据置き A(2914)JT 3,430→ 3,710円 据置き A(7202)いすゞ自動車 700→ 800円 据置き A(7205)日野自動車 1,000→ 1,600円 [三菱UFJMS証券] 据置き A(7201)日産自動車 1,000→ 1,200円 据置き A(7203)トヨタ自動車 6,300→ 7,800円 据置き A(7267)本田技研工業 3,800→ 4,500円 据置き A(8185)チヨダ 2,530→ 3,100円 [みずほ証券] 据置き A(4202)ダイセル 770→ 900円 据置き A(7259)アイシン精機 3,750→ 4,100円 据置き A(8028)ファミリーマート 4,700→ 5,300円 引下げ A→B(4676)フジメディア 17万→ 19万円 [大和証券] 据置き 1(3659)ネクソン 1,400円 据置き 4(2651)ローソン 5,500円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※価格:各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】円相場の節目 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 下落基調の円相場が対ドルで100円を目前に足踏みしている状態です。1 ドル=100円を最後につけたのは、約4年前の2009年4月14日ですが 100円よりも円安方向の主な節目は以下のようになっています。 124円14銭 07年の安値(07年6月22日) 112円10銭 08年の安値(08年1月2日) 110円67銭 リーマンショック直前の安値(08年8月15日) 110円00銭 浜田内閣官房参与がこれより円安は「問題」とした水準 105円50銭 07年の安値から史上最高値の61.8%押し 101円45銭 リーマンショック後の最安値(09年4月6日) 100円43銭 最後に100円台を付けた09年4月14日の安値 ※円相場の対ドル最高値は、11年10月31日の1ドル=75円32銭 尚、対ユーロではおよそ3年3カ月ぶりに1ユーロ=130円台に乗せて きましたが、それよりも下には下記のような節目があります。 169円97銭 リーマンショック直前の安値(08年7月23日) 150円00銭 心理的な節目 139円26銭 リーマンショック後の最安値(09年6月5日) ※円の対ユーロ最高値は、00年10月26日の1ユーロ=88円93銭 ___________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 現在の相場は稀に見る地合いの良さで、利益確定の売りが出て下げそうに見え ましても、売りを吸収して結局上げてしまいます。国内外で乗り遅れ、買い遅 れた投資家が多く、買い意欲は旺盛です。それもそのはず、先週の木曜日に日 銀が「異次元の緩和」を決定してからまだ1週間しか経過していません。もち ろん相場は上がるばかりではなく、下げる日も当然ありますが、総選挙・安倍 政権の誕生を好感した相場上昇が第1幕とすれば、異次元緩和を起点とした第 2幕はまだ始まったばかりです。 ___________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =7年連続受賞= ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2012 http://melma.com/contents/moy2012/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 5年連続での『総合大賞』 (06年と07年はマネー部門賞第1位) ◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし) ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断 でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━