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株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ　━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  　　　　　　　　　　 　◎　ハロー！株式　◎　　　　　2013/04/12 朝刊

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おはようございます。ａｑｕａです。本日は大安です。

　４５年前（１９６８年）の本日４月１２日、日本最初の超高層ビルとして知
られている「霞が関ビル」が完成しました。地上３６階建て、地上高１４７ｍ、
所有者は三井不動産です。


　ところで、昨日の引け後、ユニクロを展開するファーストリテイリングが２
０１３年８月期の連結純利益見通しを上方修正しています。前期比２８％増の
９１５億円（従来計画８７０億円）とし、過去最高を大幅に更新する見通しで
す。同社の柳井会長兼社長が、「国内の景況感が改善し、消費者の購買意欲が
高まってきた。海外でも大量出店して成長する」とコメントした点は極めて印
象的です。

　その他、主要小売り各社の２０１４年２月期の業績見通しがほぼ出そろいま
したが、イオンをはじめとする３社に１社が経常最高益を更新する見通しです。
コンビニエンスストアや高額消費の追い風を受ける百貨店など息を吹き返して
います。



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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．ＮＹ市況

 ２．主な注目材料とニュース

 ３．心に残る名言








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【１】ＮＹ市況　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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□ダウ工業株　　　　　　１４８６５.１４（＋　６２.９０）△０.４２％
□ナスダック　　　　　　　３３００.１６（＋　　２.９１）△０.０９％
□Ｓ＆Ｐ５００　　　　　　１５９３.３７（＋　　５.６４）△０.３６％

□ダウ輸送株　　　　　　　６１６４.８６（－　１６.４７）▼０.２７％
□半導体株（ＳＯＸ）　　　　４３５.６３（－　　１.７１）▼０.３９％

□ＮＹ原油先物（５月限）　　　９３.５１（－　１.１３）
□ＮＹ金　先物（６月限）　１５６４.９０（＋　６.１０）

□為替　　　　　　（対ドル）　９９.６８　 （対ユーロ）１３０.６３

□ＣＭＥ日経２２５先物　１３４９５　 　（＋　　５）※大証比


　１１日のＮＹ株式市場は、雇用指標の改善を好感して４日続伸。ダウは３日
連続、Ｓ＆Ｐ５００種指数は２日連続で史上最高値更新です。

　米調査会社ＩＤＣが発表した１～３月期の世界のパソコン出荷台数が前年同
期比で１３．９％減と大幅な落ち込みとなったことから、マイクロソフトやイ
ンテル、ヒューレット・パッカードなどパソコン関連に売りが膨らみ指数は反
落でのスタートとなりました。

　一方、世界的な金融緩和で余剰マネーが流入するとの期待が相場を下支え。
先週の新失業保険申請件数が予想以上に減少し、３月の弱い雇用統計を受けて
悪化していた雇用市場に対する見方が改善したことから買い安心感が広がり指
数もプラス転換。この日発表された米小売各社の３月の既存店売上高が一部で
予想を上回ったことも相場の支援材料となりました。

　Ｓ＆Ｐセクター別指数（全１０業種）では、通信、ヘルスケア、一般消費財
などが上昇し、下げたのはテクノロジーのみでした。

　個別銘柄では、パソコンの出荷台数の大幅減を受けてパソコン大手のヒュー
レット・パッカード（ＨＰ）が大幅安。半導体のインテルも下落。基本ソフト
（ＯＳ）を提供するマイクロソフトは投資判断の引き下げも株価を圧迫しまし
た。上記３銘柄はいずれもダウ構成銘柄で、これらの下落がダウ上昇の足かせ
となりました。ＨＤＤのシーゲートやウェスタン・デジタル、パソコンのデル
なども売り優勢の展開でした。

　一方、中国の自動車販売が好調で、３月の新車販売は２０３万５１００台と
月間販売台数の過去最高を更新しことから、自動車のフォードやゼネラル・モ
ーターズ（ＧＭ）が大きく上昇。３月の既存店売上高は好調だったアパレルの
リミテッド・ブランも大幅高となりました。

　ダウ構成銘柄では医薬品のファイザー、損保のトラベラーズ、通信のベライ
ゾン、化学のデュポンなど２５銘柄が上昇。一方でパソコン関連のＨＰ、マイ
クロソフト、インテルを含む５銘柄が下落しました。

　ＮＹ原油先物は、国際エネルギー機関（ＩＥＡ）が２０１３年の世界の原油
需要見通しを引き下げたことを受けて売りが優勢となり４日ぶりに反落。金先
物は、キプロスが金準備の売却を否定したことなどからしっかりの展開でした。

　ＣＭＥ日経２２５先物は、円建てが１３４９５（大証比５円高）、ドル建て
は１３５７０（同８０円高）で取引を終了しました。



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【２】主な注目材料とニュース　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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☆注目材料

　＝　ＮＹダウ、３日連続で史上最高値更新　＝

　昨晩のＮＹダウは、前日比６２ドル高の１万４８６５ドルと３日連続で史上
最高値を更新しています。

　シカゴ日経平均先物は１万３４９５円と昨日の東京市場の日経平均株価１万
３５４９円と比べて５０円ほど安い水準となっています。

　＝　ＮＹ円、１ドル＝１００円接近！　＝

　今朝６：２５の円相場は、対ドルで１ドル＝９９円７０銭前後と昨日１６：
００台と比べてやや円安が進行しています。一時は９９円９０銭台を付け、０
９年４月１４日以来、約４年ぶりの円安・ドル高水準となっています。

　対ユーロも１ユーロ＝１３０円６３銭前後と円安が進行しています。一時は
１ユーロ＝１３１円１０銭台を付け、１０年１月１５日以来、約３年３ヵ月ぶ
りの円安・ユーロ高水準となっています。

　ＮＹ原油は、前日比１．１３ドル安の１バレル＝９３．５１ドルと４日ぶり
に値下がりしています。。国際エネルギー機関（ＩＥＡ）が２０１３年の世界
の原油需要見通しを引き下げたことで、需要に対する懸念から売りが出ていま
す。

　ＮＹ金価格は、前日比６．１ドル高の１トロイオンス＝１５６４．９ドルと
２日ぶりに上昇しています。


　昨日の日経平均株価は大幅高。前日比２６１円高の１万３５４９円と０８年
７月２４日以来、約４年９ヵ月ぶりに１万３５００円台に乗せています。東証
１部の売買代金は３兆９８０２億円と６日連続で３兆円を上回っています。


　＝　外国人、２週連続買い越し！　＝

　昨日発表された４月第１週（４月１日～４月５日）の投資部門別株式売買動
向を見ますと外国人投資家は２週連続で買い越し、買越額は７１４７億円（前
週は２７２５億円の買い越し）と大きく膨らんでいます。

　一方、個人投資家は２週連続で売り越し、売越額は６５１８億円（前週は７
５４億円の売り越し）となっています。売越額は０６年４月以来、７年ぶりの
高水準です。金融機関は売り越し基調を継続。信託銀行は２４週連続で売り越
し、売越額は１６２２億円（前週は１９８８億円の売り越し）となっています。
生・損保も３０週連続で売り越し、売越額は３９４億円（前週は６５１億円の
売り越し）となっています。

　外国人が国内勢の売りを全て吸収する構図、相場上昇の方程式が継続してい
ます。


　本日は、４月限オプションＳＱ（特別清算指数）の算出日となります。通常、
日経平均株価の終値がＳＱ値を上回って引ければ、翌週以降の相場は堅調とな
り、下回ると軟調になるというアノマリーが見られます。ちなみに、昨年９月
～今年３月のＳＱは、日経平均株価の終値がＳＱ値を全て上回って引けていま
す。従いまして、日経平均株価の終値がＳＱ値を上回るかどうか、来週以降の
相場を見通す上からも注目となります。

　４月の月例経済報告が本日発表されます。政府は、景気の判断基調を前月の
「一部に弱さが残るものの、このところ持ち直しの動きがみられる」のまま据
え置く方針です。これまで３ヵ月連続で引き上げており、据え置きは４ヵ月ぶ
りとなります。

　２月期本決算で、本日はわらべや日洋（２９１８）、レナウン（３６０６）、
コーナン（７５１６）、吉野家（９８６１）などが発表を予定しています。

　ファーストリテイリングは昨日、１３年８月期の連結業績予想を上方修正し
ています。売上高は従来予想の１兆０６９０億円から１兆１０３０億円（前年
同期比１９％増）に、純利益は８７０億円から９１５億円（同２８％増）にそ
れぞれ引き上げています。国内ユニクロ事業の既存店売上高計画については、
前年比０．９％増から同５．４％増へと上方修正しています。

　海外では、今晩はユーロ圏財務相会合（ダブリン）、ＥＵ財務相非公式理事
会（～１３日、ダブリン）、バーナンキ米ＦＢＲ議長がＦＢＲの主催の会合で
講演（ワシントン）、３月の米小売売上高の発表などが予定されています。

　米主要企業の四半期決算で、ＪＰモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ
などが今晩発表を予定しています。



◆主なニュース

・日産、円安で米移管先送り　車生産の国内縮小歯止め

・かんぽ新商品凍結　ＴＰＰ事前協議、日米最終合意案

・日本のＴＰＰ交渉参加前進　全１１カ国の了承合意へ

・輸入物価、円安で急上昇　製品価格へ波及するか焦点

・小売り８割が増収増益　今期、イオン３期連続最高益

・丸紅、韓国にＬＮＧ輸送　現地大手のＳＫ海運と合弁

・ソニー、テレビ事業の赤字半減　前期、機種絞り込み

・キユーピー、米で自社ブランド　現地生産に切り替え

・三井造船、中東に発電設備　船舶エンジン技術を応用

・スマホ新ＯＳアプリ続々　アンドロイド・ｉＯＳでも

・北朝鮮に硬軟両様自制促す　中国、４カ国協議提案も


◆経済指標等

・月例経済報告（４月、内閣府）
・第３次産業活動指数（２月、経産省）
・発受電電力量（３月速報、電事連）

・ユーロ圏鉱工業生産（２月）
・米卸売物価指数（３月）
・米小売売上高（３月）
・米消費者信頼感指数（４月速報値）
・米企業在庫（２月）

◆その他

・株価指数オプションとミニ日経先物４月物の特別清算指数（ＳＱ）算出

・日銀総裁講演

・主な決算　キャンドゥ（２６９８：１００円ショップ大手）
　　　　　　わらべや日洋（２９１８：中食業界で首位）
　　　　　　レナウン（３６０６：レナウンとダーバン、事業再構築）
　　　　　　リンガーハット（８２００：「リンガーハット」と「浜勝」が軸）
　　　　　　ダイエー（８２６３：イオンの子会社として再建へ）

・海外決算　ＪＰモルガン・チェース（金融、ダウ銘柄）
　　　　　　ウェルズ・ファーゴ（金融）

・米ＦＲＢ議長講演

・ユーロ圏財務相会合（ダブリン）



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【３】心に残る名言　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　　　かつては、

　　 「平和」のために軍備が拡張せられねばならぬと言はれた。

　　　今は「平和」のために軍備が縮小せられねばならぬと言はれる。

     「平和」がそれを聞いたら何と答えるだろう。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　島崎　藤村（二三の事実）






THANK YOU FOR READING MY MAIL MAGAZINE!                　ｂｙ ａｑｕａ
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◆４月１２日　今日は何の日？　六輝：大安
　世界宇宙飛行の日、子どもを紫外線から守る日、パンの記念日


～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～　＝７年連続受賞＝

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　　　「ハロー！株式」　５年連続での『総合大賞』

　　　　（０６年と０７年はマネー部門賞第１位）


◎まぐまぐ大賞２００８ http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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　　　「ハロー！株式」　マネー部門　第１位

　　　　（０６年から０８年まで連続受賞、０９年以降はコンテストなし）


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