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              ◎ ハロー!株式 ◎     2013/05/24 朝刊

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おはようございます。aquaです。

 大幅安となった昨日の東京市場。日経平均株価で1143円安というのは値
幅にして歴代11位、率にしますと歴代10位という下げ方であり、まさしく
突然来た大地震といった感じです。大地震の後には余震は付きものですので、
注意しなければならないのは言うまでもありません。

 同時に株式投資という観点からは「ピンチはチャンス」であり、ビクビクと
驚いてばかりはいられません。過去幾度も大ピンチはビッグチャンスになって
いるのです。

 再確認しておきますと、昨日の下落の要因は大方以下の3つです。

1.ここまでの急ピッチな上昇に対する警戒感

2.長期金利が一時1%台乗せまで上昇したこと

3.中国経済の失速懸念(5月製造業購買担当者景気指数の落ち込み)

 上記の3つに為替相場が円高に振れたことが加わり、パニック的な売りを巻
き込んで大幅安に繋がっています。

 甘利明経済財政・再生相は昨日の夕方、株価大幅下落を受けて「日本経済は
堅調に回復している最中ですから、うろたえる必要はないと思う」とのコメン
トをしています。

 昨年10月15日の日経平均株価の瞬間安値8488円から昨日の瞬間高値
1万5942円まで値幅にして7454円、率にして87%という大幅高を示
現した後だけに一波乱、すなわち一時的な調整場面はあって然りです。余震に
警戒しつつも冷静かつ虎視眈々とこの度のビッグチャンスをモノにしたいとこ
ろです。

 尚、昨日の売買高は76億5514万株、売買代金は5兆8376億円とい
ずれも過去最高を更新しています。売った数だけ買った数もあった、すなわち
売りも多かったけれど買いも多かったという事実も見逃せません。

 

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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      15294.50(- 12.67)▼0.08%
□ナスダック       3459.42(-  3.88)▼0.11%
□S&P500      1650.51(-  4.84)▼0.29%

□ダウ輸送株       6429.79(+ 13.53)△0.21%
□半導体株(SOX)    461.75(+  0.13)△0.03%

□NY原油先物(7月限)   94.25(- 0.03)
□NY金 先物(6月限) 1391.80(+24.40)
□バルチック海運指数    828   (- 1)

□為替      (対ドル)101.93  (対ユーロ)131.85

□CME日経225先物 14800   (+210)※大証比


 23日のNY株式市場は小幅続落。売り優勢で始まりましたが、指数は前日
終値付近にまで値を戻しています。

 前日にまず量的緩和の早期解除懸念が強まりを受けてNY株が下げ、5月の
中国製造業PMIが景気拡大・縮小の分かれ目となる50を7カ月ぶりに下回
ったことなども追い打ちとなり日本株が急落、それを受けてまた欧州株が下落
するなど、売りの連鎖が地球を一周。リスク回避の流れで23日のNY株も売
り優勢で始まり、ダウの下げ幅は寄り付き直後に一時126ドル安まで拡大し
ました。

 しかし、朝方発表された週間の新規失業保険申請件数が予想以上に減少し労
働市場の改善を示唆したことや、4月の新築住宅販売件数が予想以上に増加し
米景気の勢いを示したことなどから見直し買いが入り指数は下げ幅を縮小。前
日はバーナンキFRB議長の発言で量的緩和の早期解除懸念が強まりましたが、
この日は地区連銀総裁から連銀のスタンスに対する市場の見方を中立に戻すよ
うな発言があったことから懸念がやや後退し、日本株の急落に対しても冷静に
見る向きが多く、押し目買いで指数はプラス圏に浮上する場面もありました。
ただ、様子見ムードもあって戻りを試す動きは見られず、指数は前日終値付近
で取引を終了しています。

 S&Pセクター別指数(全10業種)では通信が唯一の上昇業種でしたが、
その他も下げ幅を縮小しています。

 個別銘柄では、前日引け後に決算を発表したパソコン大手のヒューレット・
パッカード(HP)が急伸。HDDメーカーのウェスタン・デジタルやシーゲ
ートなどに買いが入り、マイクロン・テクノロジーやエヌビディアなど、半導
体株の一角も上昇しました。通信のベライゾンやAT&Tが堅調だった他、ボ
ーイングやメルクなどが朝安後からプラスに転じ、ダウを下支えしました。

 一方、中国の経済指標悪化を受けて鉄鉱石大手のヴァーレや産銅大手のフリ
ーポート・マクモランなどの資源株が下落。中国事業の比率が高い建機のキャ
タピラーや非鉄のアルコアなどが下落し、JPモルガンやバンカメなどの金融
株も軟調でした。

 ダウ構成銘柄では、HPが大幅高で指数を下支えし、ボーイングやメルクな
どが9銘柄が前日比プラスで取引を終了しました。
 
 NY原油先物はリスク回避的な売りが先行したものの、米経済指標が改善し、
株も下げ渋ったことから原油も下げ幅を縮小、前日比ほぼ横ばいで取引を終了
しました。NY金先物は、リスク回避・安全志向の強まりを背景に大幅に反発。
バルチック海運指数(BDI)は引き続き低調でした。

 CME日経225先物は、円建てが14800(大証比210円高)、ドル
建ては14820(同230円高)で取引を終了しました。



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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは小幅安。前日比12ドル安の1万5294ドルとなってい
ます。

 シカゴ日経平均先物は1万4800円と昨日の東京市場の日経平均株価1万
4483円と比べて310円ほど高い水準となっています。

 今朝6:25の円相場は、対ドルで1ドル=101円93銭前後と昨日16
:00台と比べてほぼ横ばいで推移しています。対ユーロは1ユーロ=131
円85銭前後と円安・ユーロ高となっています。

 NY原油は小幅安。前日比0.03ドル安の1バレル=94.25ドルとな
っています。

 NY金価格は、前日比24.4ドル高の1トロイオンス=1391.8ドル
と3日ぶりに上昇しています。東京やアジア、欧州市場で株安となったことを
受け、運用リスク回避の目的から金に買いが入っています。


 昨日の日経平均株価は大幅安。前日比1143円安の1万4483円と14
日以来、7日ぶりに1万5000円を割り込んでいます。東証1部の出来高は
76億5514万株、売買代金は5兆8376億円となり、いずれも過去最高
を更新しています。

 チャート上からの日経平均の下値メドとして、4月2日のザラ場安値1万1
805円から昨日のザラ場に付けた戻り高値1万5942円までの上げ幅に対
する38.2%押し(黄金分割比)の1万4362円、25日移動平均線の1
万4247円どころが意識されます。更に25日線を割り込むと1万4000
円の心理的節目となってきます。

 = 外国人、2週連続で買い越し =

 昨日発表された5月第3週(5月13日~5月17日)の投資部門別株式売
買動向を見ますと外国人投資家は2週連続で買い越し、買越額は6296億円
(前週は7271億円の買い越し)となっています。

 一方、個人投資家は2週連続で売り越し、売越額は2792億円(前週は5
525億円の売り越し)となっています。金融機関は27週連続で売り越し、
売越額は3293億円(前週は497億円の売り越し)となっています。信託
銀行、生・損保、都銀・地銀はいずれも売り越しています。


 本日から3日間の日程で、安倍首相がミャンマーを公式訪問します。テイン
・セイン大統領と会談するほか、日本がインフラ整備を支援するヤンゴン近郊
の「ティラワ経済特区」などを視察する予定です。日本の首相による同国訪問
は福田赳夫氏以来、36年ぶりとなります。

 国際交流会議「アジアの未来」で本日、黒田日銀総裁が講演を予定していま
す(23~24日)。

 海外では、第17回TPP交渉会合・最終日となります(15~24日、ペ
ルー・リマ)。日本が初参加する予定の会合日程が決定します。その他、今晩
は4月の米耐久財受注の発表などが予定されています。

 シンガポール、マレーシア、タイの株式市場が仏誕節(祝日)で休場となり
ます。


◆主なニュース

・首相、アジアの経済連携加速 第19回アジアの未来で

・アフリカ投資、基金5千億円に倍増 政府、民間後押し

・南海トラフM8級地震、30年内発生確率60~70%

・新日鉄住金とJパワー、石炭火力発電所の共同建設検討

・アフリカ攻略、インドから 日立建機、低価格機を輸出

・マイクロソフト、日本にデータセンター クラウド強化

・DIC、出版向けインキ最大3割減産 欧米拠点閉鎖へ

・セブンイレブン、100円コーヒー販売4割増 今年度

・米FRB、2つの試練 量的緩和出口と議長の後任人事

・ミャンマー、ビジネス環境は道半ば インフラ整備急ぐ


◆経済指標等

・独IFO企業景況感指数(5月)
・米耐久財受注額(4月)


◆その他

・日本生命や住友生命などが決算を発表

・米債券市場は短縮取引



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【3】心に残る名言                        **
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    人生は道路のようなものだ。一番の近道は普通一番悪い道だ。


                            ベーコン







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    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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