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おはようございます。ａｑｕａです。

　貴重な３連休、皆様いかがお過ごしになられたでしょうか。

　さっそくですが、昨日（月）にドイツＤＡＸ指数が史上最高値を更新してい
ます。これまでの最高値は５月２２日に付けた８５５７ポイントでしたが、昨
日の終値は１０３ポイント高の８６１３ポイントと約４ヶ月ぶりに上回ってい
ます。

　欧州の景気底打ち期待の高まり、加えてオバマ米大統領がサマーズ元米財務
長官の次期ＦＲＢ議長への起用を断念したことで、金融緩和の縮小速度が緩や
かになるとの観測が支援材料となっています。

　尚、東京市場が連休中の間、ＮＹダウは以下のような値動きとなっています。


　＝　連休中のＮＹ市場の動き　＝


　　　　　　　　　　　　　　ＮＹダウ　


　　　１３日（金）　１万５３７６ドル（＋　７５）

　　　１６日（月）　１万５４９４ドル（＋１１８）


　シカゴ日経先物は１万４４８０円と連休前の東京市場の日経平均株価１万４
４０４円よりも７０円程安くなっています。また、円相場は１ドル＝９９．０
０円前後（連休前９９．７０円前後）、１ユーロ＝１３２．００円前後（同１
３２．５０円前後）と連休前よりも円高となっています。

　ＮＹダウの史上最高値は８月２日に付けた１万５６５８ドルですので、その
史上最高値まであと１６４ドルに迫っています。



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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．ＮＹ市況

 ２．主な注目材料とニュース

 ３．心に残る名言








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【１】ＮＹ市況　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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□ダウ工業株　　　　　　１５４９４.７８（＋１１８.７２）△０.７７％
□ナスダック　　　　　　　３７１７.８５（－　　４.３３）▼０.１２％
□Ｓ＆Ｐ５００　　　　　　１６９７.６０（＋　　９.６１）△０.５７％

□ダウ輸送株　　　　　　　６５９７.１５（＋　７３.７３）△１.１３％
□半導体株（ＳＯＸ）　　　　４９０.３５（＋　　２.１２）△０.４３％

□ＮＹ原油先物（１０月限）　１０６.５９（－　１.６２）
□ＮＹ　金先物（１２月限）１３１７.８０（＋　９.２０）
□バルチック海運指数　　　１６５１ 　　（＋１５）

□為替　　　　　　（対ドル）　９９.０１　 （対ユーロ）１３２.０４

□ＣＭＥ日経２２５先物　１４４８０　　 （＋１６０）※大証比


　週明け１６日のＮＹ株式市場は、金融緩和政策が長期化するとの観測を背景
にダウは続伸し、８月８日以来、約１カ月ぶりの高値で終了しました。

　２０１４年１月末の任期満了で退任予定のバーナンキ米連邦準備制度理事会
（ＦＲＢ）議長の後任人事で、有力候補のサマーズ元財務長官から選考辞退の
要請があり、オバマ大統領もこれを受け入れました。サマーズ氏は量的緩和の
効果に懐疑的なスタンスで緩和縮小に積極的とみられており、同氏の次期議長
選考辞退を受けて、金融緩和政策が長期化しマーケットへの資金流入が続くと
の見方が強まりました。

　米ロ両国がシリア化学兵器の国際管理と廃棄に関する枠組みで合意し、軍事
介入の可能性が当面遠のいたとの見方が買いを後押し、米長短金利が低下した
ことも支援材料となり、ダウは前週末比で一時１７３ドル高まで上げ幅を拡大
しました。

　尚、この日発表された経済指標は、９月のニューヨーク連銀製造業景気指数
が前月比で２カ月連続の低下、８月の米鉱工業生産指数は前月比で２カ月ぶり
にプラスに転じるなど強弱まちまちの内容で相場への影響は限定的でしたが、
マイクロソフトなどの下落が重石となりダウは終盤にかけて上げ幅を縮小。ナ
スダック指数はアップルの下落が響き小幅反落で取引を終了しました。

　Ｓ＆Ｐ業種別指数（全１０業種）はテクノロジーを除く９業種が上昇。資本
財、素材、金融などが上昇率上位となっています。

　個別銘柄では、住宅建設のＤＲホートンやパルトグルーなどが上昇。緩和的
な金融政策の長期化で金利が低位安定すれば住宅市場が恩恵を受けるとみられ、
ホームセンター大手のホームデポもしっかりでした。アナリストが投資判断を
引き上げた航空機のボーイングや医薬品大手ブリストル・マイヤーズ・スクイ
ブなども上昇しました。
　
　一方、新型「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」の販売動向を警戒してアップ
ルが下落しナスダック指数を圧迫。ツイッターのＩＰＯ（新規公開）に備えた
換金売りで交流サイト（ＳＮＳ）最大手のフェイスブックも下落しました。

　ダウ構成銘柄では、ボーイング、ゼネラル・エレクトリック、プロクター＆
ギャンブル、デュポンなど２６銘柄が上昇した一方、ヒューレット・パッカー
ドやマイクロソフト、インテル、シェブロンの４銘柄が軟調でした。
　
　ＮＹ原油先物は続落。シリアへの軍事介入の可能性が当面遠のいたとの見方
を背景に売りが優勢となり、終値としては８月２６日以来、約３週間ぶりの安
値で取引を終了しました。ＮＹ金先物は、為替市場でドルが下落したことが追
い風となり５営業日ぶりに反発。バルチック海運指数（ＢＤＩ）は続伸、２０
１１年１２月２３日（１７３８ポイント）以来、約１年９カ月ぶりの高水準と
なっています。

　ＣＭＥ日経２２５先物は円建てが１４４８０（大証比１６０円高）、ドル建
ては１４５８０（同２６０円高）で取引を終了しました。



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【２】主な注目材料とニュース　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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☆注目材料

　昨晩のＮＹダウは２日連続高。前週末比１１８ドル高の１万５４９４ドルと
なっています。８月２日に付けた史上最高値（終値１万５６５８ドル）に、あ
と１６４ドルまで迫っています。１３日（金）は前日比７５ドル高の１万５３
７６ドルとなっており、連休中の２日間では１９４ドル上昇しています。

　シカゴ日経平均先物は１万４４８０円と１３日（金）の東京市場の日経平均
株価１万４４０４円と比べて７０円ほど高い水準となっています。

　今朝６：２７の円相場は、対ドルで１ドル＝９９円０１銭前後（１３日１７
：００時点は９９円６９銭）、対ユーロは１ユーロ＝１３２円０４銭前後（同
１３２円５２銭）と前週末からいずれもやや円高に振れています。

　サマーズ元財務長官が米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の次期議長候補を辞
退したことを受け、緩和縮小のペースが緩やかになるとの見方が広がり、主要
通貨に対してドルが売られています。

　ＮＹ原油は２日連続安。前週末比１．６２ドル安の１バレル＝１０６．５９
ドルとなっています。１３日（金）は前日比０．３９ドル安の１０８．２１ド
ルとなっており、連休中の２日間では２．０１ドル値下がりしています。米ロ
外相が１４日、シリアの化学兵器廃棄に向けた枠組みで合意したことを受け、
米国によるシリア攻撃の可能性が当面遠のいたとの見方が強まり、売りが出て
います。

　ＮＹ金価格は、前週末比９．５ドル高の１トロイオンス＝１３１７．９ドル
と５日ぶりに上昇しています。１３日（金）は前日比２２．０ドル安の１３０
８．６ドルとなっており、連休中の２日間では１２．８ドル値下がりしていま
す。


　前週末（１３日）の日経平均株価は小幅高。前日比１７円高の１万４４０４
円と２日ぶりに上昇しています。メジャーＳＱ値１万４３２３円を８０円ほど
上回っています。

　オバマ大統領は１５日、声明を発表し、米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の
次期議長の有力候補としていたサマーズ元財務長官の起用を断念する方針を示
しています。同氏が議長候補となることを固辞する考えを表明したことを受け
た措置としています。指名断念の要因として、身内の民主党議員から反対の意
見が相次いだことが背景となっています。

　米国のケリー国務長官とロシアのラブロフ外相は１４日、シリアのアサド政
権が保有する化学兵器について、国際機関による査察を行い２０１４年前半ま
でにすべての化学兵器の廃棄を目指す枠組みで合意しています。この合意によ
り、米国などによるシリアへの軍事行動は当面回避されることになります。

　政府・与党は１３日、耐震性が低い商業施設や病院などを改修した場合に２
０１４年度から固定資産税を半減する方針を固めています。設備投資減税では、
生産性の高い設備を導入した企業に設備の減価償却を１年でできる即時償却や
税額控除を導入する方針です。

　本日は、１３：００に８月の首都圏マンション市場動向が発表されます。７
月は前年同月比３１．６％増の５３０６戸と３ヵ月連続で増加しています。月
間契約率は８１．６％と前年同月から８．４ポイント上昇し、好調の目安とな
る７０％を６ヵ月連続で上回っています。今回（８月）の発売戸数は事前予想
で４０００戸（１２年８月は２７０４戸）となっています。

　今週の主な国内経済指標・行事は、１８日（水）は８月の訪日外国人数。１
９日（木）は８月の貿易統計、黒田日銀総裁が全国証券大会で挨拶、東京ゲー
ムショウ（～２２日、幕張メッセ）、１３年の基準地価（国交省）、８月の半
導体製造装置ＢＢレシオ。２０日（金）は黒田日銀総裁が共同通信社「きさら
ぎ会」で講演、８月の全国百貨店売上高、８月のコンビニエンスストア売上高
の発表などが予定されています。

　海外では、今晩から２日間の日程で米連邦公開市場委員会が開かれます（～
１８日、ＦＯＭＣ）。今回のＦＯＭＣでは、量的緩和（ＱＥ）の縮小に踏み切
るのかどうか注目されます。決定した場合には、量的緩和の縮小額と縮小のペ
ースにも関心が集まります。

　その他、９月の独ＮＥＷ景気期待指数、８月の米消費者物価指数、９月米Ｎ
ＡＨＢ住宅市場指数が発表されます。１８日（水）は８月の中国主要７０都市
住宅価格動向、環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）首席交渉官会合（～２１日、
ワシントン）、８月の米住宅着工件数、バーナンキ米ＦＲＢ議長が会見など。

　週後半の１９日（木）は中国で中秋節休暇（～２１日）、４～６月期の米経
常収支、８月の米中古住宅販売、８月の米景気先行指数（コンファレンス・ボ
ード）、８月の北米半導体製造装置ＢＢレシオ。２０日（金）はＡＰＥＣ財務
相会合（インドネシア）が予定されています。

　今週は韓国市場が１８～２０日休場（秋夕）、中国本土・台湾市場は１９～
２０日休場（中秋節）、香港市場は２０日休場（中秋節）となります。


◆主なニュース

・農業法人への出資５０％以上も　特区で企業参入促す

・羽田、国際線着陸料下げ　国交省検討、深夜帯が対象　

・中部電、５～１０％値上げ表明へ　原発停止長期化で

・「イプシロン」打ち上げ成功　宇宙産業、海外開拓へ

・バンダイナムコ、家庭用ゲーム機に２作品を無料配信

・小売り・外食の海外出店最多　ユニクロや吉野家など

・キリン、豪の生産拠点再編　海外の中核事業テコ入れ

・ローム、エコカー用パワー半導体を増産　生産量４倍

・国連「シリアでサリン使用、ロケット弾で」調査報告　

・米住宅金融市場が復調　ローン担保証券発行の発行増


◆経済指標等

・首都圏マンション市場動向（８月、不動産経済研究所）

・独ＺＥＷ景気予測指数（９月）
・米チェーンストア売上高（週間）
・米大規模小売店売上高（週間）
・米消費者物価指数（８月）
・対米証券投資（７月）
・米ＮＡＨＢ住宅市場指数（９月）


◆その他

・決算発表　あさひ（３３３３：大規模自転車専門店を展開）

・米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ、１８日まで）

・国連総会開会



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【３】心に残る名言　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　　　　人間は死ぬとき、

　　　　　　　愛されたことを思い出すヒトと

　　　　　　　　　　愛したことを思い出すヒトとにわかれる。

 　　　　　　　　　　　　　　　サヨナライツカ　　辻　仁成







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　　　「ハロー！株式」　マネー部門　第１位

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