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■□    女性のための株式投資       2013/12/09 朝刊 VOL.6825
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おはようございます。aquaです。本日は大安です。

 「師走の魚」と書いて『鰤』(ブリ)。「寒ブリ」とも呼ばれ、寒くなるに
つれて脂が乗って美味しくなります。刺し身・照り焼きなどが代表的な食べ方
ですが、大根と合わせての煮物は家庭の味として広く親しまれています。

 日本では昔、武士や学者などは成人して元服(げんぷく)すると、幼名とは
違った名を名乗りましたが、魚も成長すると風味が変わるので、呼び名が変わ
る魚があります。これが『出世魚』で、子供の成長や知人の栄進を祝福する時、
この出世魚を贈呈することがあります。

 その代表が「ブリ」で、地域によって呼び名が変わります。関東では大きく
なるにつれて「ワカシ」→「イナダ」→「ワラサ」と名が変わり、「ブリ」に
なると体長が1メートルにも達します。東京周辺では、養殖物を無条件に関西
の若魚の呼び名である「ハマチ」と呼ぶことも多くあります。

 ちなみに、関西では「モジャコ」→「ワカナ」→「ツバス」→「ハマチ」→
「メジロ」→「ブリ」と呼ぶところが多いようです。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      16020.20(+198.69)△1.26%
□ナスダック       4062.52(+ 29.36)△0.73%
□S&P500      1805.09(+ 20.06)△1.12%

□ダウ輸送株       7200.41(+ 43.90)△0.61%
□半導体株(SOX)    515.63(+  5.68)△1.12%

□NY原油先物(1月限)   97.65(+ 0.27)
□NY 金先物(2月限) 1229.00(- 2.90)
□バルチック海運指数   2176   (+ 31)

□為替      (対ドル)102.89  (対ユーロ)140.99

□CME日経225先物 15555 (+245)※大証比


 先週末6日のNY株式市場は、雇用統計の内容を好感して大幅反発となりま
した。

 朝方発表の11月の雇用統計で、非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想を
大幅に上回り、失業率は前月の7.3%から改善、約5年ぶりに7.0%にま
で低下したことが好感され序盤から買いが先行。ダウは前日まで5営業日連続
で下落が続いていたことから押し目買いも入りました。

 最近は良好な経済指標が発表されると、量的緩和の早期縮小が意識され相場
が弱含むことが多かったものの、この日は雇用統計の内容が予想以上に良かっ
たことに加え、10月の米個人消費は予想を上回る伸びとなったほか、ミシガ
ン大学調べの12月の米消費者態度指数速報値も予想以上に改善したことなど
から、実体経済の足腰は強く量的緩和の縮小が始まっても影響を吸収できると
の見方が強まりました。また、年末という季節的要因から年内の緩和縮小の可
能性は低いとの見方も買いを支援しました。ダウは1カ月半ぶりの上げ幅で大
幅反発、4日ぶりに1万6000ドル台に乗せて取引を終了。ナスダックは年
初来高値を更新し、約13年3カ月ぶりの高値水準となっています。

 業種別では、資本財、生活必需品、素材、金融などの上昇が目立ちました。

 個別銘柄では、アナリストによる投資判断の引き上げを好感して半導体のイ
ンテルが大きく値上がりし相場をけん引。半導体関連銘柄で構成するフィラデ
ルフィア半導体株指数(SOX)は年初来高値更新です。インターネット検索
大手のグーグルが上昇し過去最高値を更新。デュポンやダウ・ケミカルなどの
化学株が高く、ボーイングやユナイテッド・テクノロジーズなどの工業株も上
昇しました。

 一方、米証券取引委員会(SEC)から財務情報の提出を求められた百貨店
のJCペニーが大幅安となり、前日に11月の既存店売上高を発表した衣料品
のギャップも下落。ハイテクセクターではアップルやフェイスブックなどが下
落しました。

 この日はダウを構成する30銘柄すべてが上昇し、インテル、プロクター&
ギャンブル、デュポン、ユナイテッド・テクノロジーズなどが上昇率上位とな
っています。

 NY原油先物は雇用統計の内容を好感して6営業日続伸。終値としては10
月29日以来、約1カ月ぶりの高値で取引を終了。一方の金先物は小幅続落で
す。バルチック海運指数(BDI)は10営業日続伸で年初来高値を突破、
2010年12月6日以来、3年ぶりの高水準となっています。

 CME日経225先物は円建てが15555(大証比245円高)、ドル建
ては15565(同255円高)で取引を終了しました。




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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 = NYダウ、大幅高!=

 先週末のNYダウは大幅高。前日比198ドル高の1万6020ドルとなっ
ています。

 シカゴ日経平均先物は1万5555円と6日(金)の東京市場の日経平均株
価1万5299円と比べて250円ほど高い水準となっています。

 = ナスダック、年初来高値更新! =

 ハイテク株比率が高いナスダック指数は、前日比29.36ポイント高の4
062.52と5日ぶりに年初来高値を更新しています。終値ベースで200
0年9月7日以来、約13年3ヵ月ぶりの高値水準となっています。

 週末のNY市場の円相場は、対ドルで1ドル=102円85銭~95銭(6
日16時台は102円15銭前後)、対ユーロは1ユーロ=140円95銭~
141円05銭(同139円52銭前後)といずれも円安が進行しています。

 NY原油は6日連続高。前日比0.27ドル高の1バレル=97.65ドル
となっています。終値ベースで10月29日以来、約1ヵ月ぶりの高値水準と
なっています。11月の米雇用統計が市場予想以上に改善したことを好感し、
原油需要の増加期待から買いが入っています。

 NY金価格は2日連続安。前日比2.9ドル安の1トロイオンス=1229
.0ドルとなっています。一時1210.1ドルまで値下がりする場面があり
ました。


 = 11月米雇用20.3万人増 市場予想上回る =

 米労働省が6日(金)発表した11月の雇用統計は、非農業部門の就業者数
が前月比20.3万人増と市場予想の18万人増を上回っています。前月の2
0万人増(改定値)から拡大しています。失業率も7.0%と前月から0.3
ポイント改善しています。08年11月(6.8%)以来、5年ぶりの低水準
となっています。

 米連邦準備理事会(FRB)は今回の雇用統計や経済情勢などを踏まえ、1
7~18日に開く年内最後の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、量的緩和
の縮小に着手するかどうか議論する見通しです。


 先週末の日経平均株価は、前日比122円高の1万5299円と3日ぶりに
上昇しています。

 チャート上からは先週末に「切り込み線」が出現。前日の陰線の後、その終
値よりも安く始まったものの、終値は前日の実体部分の中心を上回る陽線であ
り、上値暗示のかなり強い足型です。

 本日は、8:50に7~9月期のGDP(国内総生産)改定値が発表されま
す。事前予想は物価変動の影響を除いた実質で前期比0.4%増(速報値は0
.5%増)、年率換算で1.6%増(速報値は1.9%増)となっています。

 同時刻に10月の国際収支が発表されます。経常収支の速報値(海外とのモ
ノやサービス、投資などの収支状況)の事前予想は1500億円程度の黒字(
9月・速報値は5873億円の黒字)と9ヵ月連続で黒字となる見通しです。
高水準の貿易赤字により、経常黒字は縮小する見通しです。

 10:30頃に11月の中国生産者物価(PPI)と中国消費者物価(CP
I)が発表されます。11月CPIの事前予想は、前年同月比3.1%上昇(
10月は同3.2%上昇)となっています。中国政府は通年で3.5%以内に
抑える目標を掲げています。

 14:00に11月の景気ウォッチャー調査が発表されます。10月の調査
では、街角の景況感を示す現状判断指数(DI)は前月より1.0ポイント低
い51.8と2ヵ月ぶりに低下しています。景気判断の分かれ目とされる50
の水準は9ヵ月連続で上回っています。2~3ヵ月先を見る先行き判断DIは
前月より0.3ポイント高い54.5と2ヵ月連続で上昇しています。50の
水準は11ヵ月連続で上回っています。

 今週の主な国内経済指標・行事は、10日(火)は11月の工作機械受注。
11日(水)は10月の機械受注。12日(木)は11月の都心オフィス空室
率。13日(金)はメジャーSQ算出日、日・ASEAN特別首脳会議(~1
5日)が予定しています。

 海外では、今晩は10月の独貿易収支、10月の独鉱工業生産。10日(火
)は11月の中国鉱工業生産、11月の中国小売売上高、11月の中国都市部
固定資産投資、EU財務相理事会。11日(水)は11月の米財政収支の発表
など。
 
 週後半の12日(木)は11月の米小売売上高、13日(金)は11月の米
卸売物価指数の発表などが予定されています。


◆主なニュース

・インフラ整備に個人資金 金融庁、投信の投資対象に

・診療報酬下げ視野に、薬価は1.4%程度 政府調整

・秘密保護法、年明け有識者会議 特定秘密の基準作成

・企業の資金調達 「株転換型」社債に脚光、発行倍増

・電力、東・西日本の越境取引3倍に 15年に経産省

・ネット販売、店舗を侵食 書籍・家電製品で1割超す

・アサヒ、東南アジアに自社飲料 コーヒーや緑茶投入

・スズキ社長「HVを独自開発」 アジア投入も視野に

・豊田通商、養殖クロマグロ出荷倍増 稚魚生存向上へ


◆経済指標等

・国内総生産(GDP)(7~9月期改定値、内閣府)
・国際収支(10月、財務省)
・対内証券売買契約(11月、財務省)
・特定サービス産業動態統計(10月速報、経産省)
・企業倒産(11月、民間信用調査会社)
・景気ウオッチャー調査(11月、内閣府)

・中国消費者物価指数(11月)
・中国卸売物価指数(11月)


◆その他

・新規公開 ホットリンク(東マ、3680)公開価格2,700円

・決算発表 東日本ハウス(1873:在来型注文住宅大手)
      DRシーラボ(4924:海洋性コラーゲン主成分の化粧品)



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【3】心に残る名言                        **
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     チャンスに出会わない人間は一人もいない。

           それをチャンスにできなかっただけである。

  
           アンドリュー・カーネギー(アメリカ実業家)







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    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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