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             ◎ ハロー!株式 ◎     2014/01/08 朝刊

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全国及び海外の皆様、

 改めまして、

     明けまして おめでとうございます!


 旧年中は本誌をご愛顧頂き、大変ありがとうございました。本日より通常通
りの配信とさせて頂き、昨年以上に皆様方のお役に立てる内容・情報をお届け
するよう邁進してまいりますので、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。


 さて、年明けの東京市場は日経平均株価で以下のような値動きとなっていま
す。


  6日(月) 1万5908円 -382円

  7日(火) 1万5814円 - 94円


 2日間の累計では476円の下落です。それでも昨年末にかけて日経平均株
価は9日連続高となっており、その9日間での上げ幅は1139円に達してい
ます。従いまして、足元の下押し(調整一服)は何ら不思議ではなく、むしろ
過熱感を冷ますためにもウェルカムです。


 外国人の強気姿勢は昨年末まで継続しており、年明け後の外国証券経由の寄
付き前の注文状況も2日連続で買い越しとなっています。加えて、相場の中身
を見ますと、昨日には日立、パナソニック、セブン&アイ、そしてIHIとい
った主力株の一角を中心に東証1部で99銘柄が昨年来高値を更新しており、
売買代金も2兆2097億円と10日連続の2兆円超えで買い意欲は衰えてい
ません。


 新年の干支「甲午」(きのえうま)にあたる「馬」は陽気で派手好きとされ、
生まれたての仔馬は生後7時間ほどで立ち、3時間もしないうちに駆け出すこ
とから「立ち上がりが早い」と言われています。ここは安く買えるチャンスと
前向きに捉え、虎視眈々と有望銘柄の押し目を狙って行きたいところです。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言







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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      16530.94(+105.84)△0.64%
□ナスダック       4153.18(+ 39.50)△0.96%
□S&P500      1837.88(+ 11.11)△0.61%

□ダウ輸送株       7287.76(+ 53.73)△0.74%
□半導体株(SOX)    527.43(+  3.66)△0.70%

□NY原油先物(2月限)   93.67(+ 0.24)
□NY 金先物(2月限) 1229.60(- 8.40)
□バルチック海運指数   1876   (-75)

□為替      (対ドル)104.55  (対ユーロ)142.34

□CME日経225先物 15910 (+130)※大証比



 7日のNY株式市場は、良好な経済指標を手掛かりに反発しました。

 この日はドイツの良好な経済指標を手掛かりに欧州株が上昇したことや、米
商務省が朝方発表した2013年11月の貿易統計で輸出が過去最高となり貿
易赤字がおよそ4年ぶりの低水準となったことを好感して買いが先行。年が明
けてから前日までの3営業日でダウは150ドルほど下げており、目先の戻り
を期待した買いも入りました。

 ボストン連銀のローゼングレン総裁が量的緩和の縮小は極めて緩やかなペー
スにすべきとの見解を示したことも支援材料となり指数は終日堅調に推移。ダ
ウは2営業日ぶりに上昇し、ナスダックとS&P500種指数は4営業日ぶり
の反発で今年初めての上昇となりました。

 業種別では、ヘルスケア、公益、エネルギー、生活必需品、一般消費財、テ
クノロジーなどが高く、素材が軟調でした。

 個別銘柄では、アナリストが投資判断を引き上げた日用品のジョンソン&ジ
ョンソン(J&J)や医療保険のユナイテッドヘルス、ファストフードチェー
ンのヤム・ブランズなどが上昇。エクソンモービルやシェブロンなどのエネル
ギー株が堅調に推移し、グーグルやIBMなどハイテクセクターの大型株も上
昇しました。

 一方、アナリストが投資判断を引き下げた動画配信のネットフリックスが大
幅安。巨額詐欺事件をめぐり17億ドルの罰金支払いで米当局と合意したと伝
わった金融大手のJPモルガン・チェースが下げ、バンク・オブ・アメリカや
ゴールドマン・サックスなども軟調な展開。その他、百貨店のメーシーズやJ
Cペニー、化学のデュポンやダウ・ケミカルなどが下げました。

 ダウ構成銘柄では、ユナイテッドヘルス、J&J、IBM、ボーイングなど
24銘柄が上昇した一方、JPモルガン、デュポン、ゴールドマンなどが軟調
でした。

 前日まで5営業日連続で下げていたNY原油先物は株高を受けて反発。年明
け早々に大きく上昇していた金先物は前日に続き軟調な展開。バルチック海運
指数(BDI)は4営業日続落となり、約1カ月ぶりの低水準となっています。

 CME日経225先物は、円建てが15910(大証比130円高)、ドル
建ては15970(同190円高)で取引を終了しました。



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 ☆ 投資の指針 ☆ 

       アクア・スペシャル版は1月15日からの配信です。


        https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 



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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは、前日比105ドル高の1万6530ドルと2日ぶりに上
昇しています。昨年12月31日に付けた史上最高値1万6576ドルにあと
46ドルと迫っています。

 シカゴ日経平均先物は1万5910円と昨日の東京市場の日経平均株価1万
5814円と比べて100円ほど高い水準となっています。

 今朝6:28の円相場は、対ドルで1ドル=104円55銭前後(昨日17
:00頃は104円35銭)、対ユーロは1ユーロ=142円33銭前後(同
142円10銭)といずれもやや円安に振れています。

 NY原油は小幅高。前日比0.24ドル高の1バレル=93.67ドルと6
日ぶりに上昇しています。

 NY金価格は2日連続安。前日比8.4ドル安の1トロイオンス=1229
.6ドルとなっています。


 新年からのNYダウとシカゴ日経平均先物の値動きは、以下の通りとなって
います。

            NYダウ     前日比   シカゴ日経先物
 
 1月02日(木) 1万6441ドル -135ドル  1万5995円

   03日(金) 1万6469ドル + 28ドル  1万6070円

   06日(月) 1万6425ドル - 44ドル  1万5805円

   07日(火) 1万6530ドル +105ドル  1万5910円


 昨日の日経平均株価は2日連続安。前日比94円安の1万5814円となっ
ています。

 本日は、15:00に12月第4週(12月24日~12月27日)の投資
部門別売買動向が発表されます。12月第3週(12月16日~12月20日
)の外国人投資家は8週連続で買い越し、買越額は8803億円(前週は70
52億円の買い越し)と前週から拡大しています。11月第2週(11月11
日~11月15日)の1兆1720億円以来、約1ヵ月ぶりの高水準となって
います。

 個人投資家は2週連続で売り越し、売越額は1兆0195億円(前週は29
10億円の売り越し)となっています。11月第2週の1兆1526億円以来、
約1ヵ月ぶりに1兆円を超えています。

 今週の主な国内経済指標・行事は、9日(木)に12月の車名別新車販売台
数、12月のオフィスビル市況。10日(金)はオプションSQ算出日、11
月の景気動向指数・速報値の発表などが予定されています。

 主要企業の決算発表で、本日はわらべや日洋。9日(木)はファストリ、ロ
ーソン、キューピー、久光薬、OSG、吉野家。10日(金)はコスモス薬品、
マルエツ、チヨダ、東宝などが予定しています。

 海外では、今晩は英中銀(BOE)金融政策委員会(~9日)、12月のA
DP全米雇用報告、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(12月17
~18日開催分)。9日(木)は12月の中国消費者物価指数(CPI)、1
2月の中国卸売物価指数(PPI)、欧州中央銀行(ECB)理事会。10日
(金)は12月の米雇用統計の発表などが予定されています。

 米主要企業の決算発表で、9日(木)は非鉄大手のアルコアなどが予定して
います。


◆主なニュース

・邦銀、アジアとATM相互接続へ まずタイ・韓国

・キヤノン、国内生産5割に上げ 円安長期化見込む

・日・トルコEPA交渉、年内開始で合意 首脳会談

・都知事選、舛添氏が出馬へ 自民、支援へ調整急ぐ

・市進、インドで日本語教育 アジア全域へ需要拡大

・丸紅、米国で大型風力発電事業買収 能力35%増

・セブン&アイ、経常最高益 3~11月は15%増

・サムスン勢いに陰り 10~12月は2年ぶり減益

・米上院、イエレンFRB議長承認 出口戦略が課題

・「着ける端末」日米中韓で先陣争い 米家電見本市


◆経済指標等

・日銀当座預金増減要因見込み(1月、日銀)
・ガソリン給油所価格(6日時点、資源エネ庁)

・ユーロ圏失業率(11月)
・米ADP雇用報告(12月)
・米FOMC議事要旨(12月17~18日開催分)
・米消費者信用残高(11月)


◆その他

・企業決算 わらべや日洋(2918:中食業界首位、セブン向けが収益柱)
      明光ネットワーク(4668:個別指導の補習塾を展開)

・世界最大の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー」
  (米ラスベガスで10日まで)




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【3】心に残る名言                        **
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       情報の目的は知識ではない。正しい行動である。


             ピーター・ドラッカー 経営学者







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    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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