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おはようございます。aquaです。

 もう2年になりますが、2012年の本日5月22日、東京スカイツリーが
開業しました。その高さは武蔵(ムサシ)の国にちなんで634mです。昭和
33年(1958年)に開業した東京タワーの高さ333mの2倍近くありま
す。


 ところで、4月の訪日外国人が前年同月比33%増の123万1500人と
2ヶ月連続で過去最高を更新しています(日本政府観光局調べ)。3月30日
に羽田空港を発着する国際線が4割増えたのが訪日客増加の一因となっており、
羽田効果でホテルなど関連産業が潤っています。


 訪日客を国・地域別でみますと、伸びが目立つのは東南アジアです。1位の
台湾は30.3%増の25万7900人、タイが65.1%増の9万9400
人、フィリピンが同2.3倍の2万9700人で、それぞれ単月で過去最高を
更新しています。

 3位の中国も前年同月比90.3%増の19万0600人と大幅に伸びてい
ますが、2位の韓国は旅客船沈没事故の影響で自粛ムードが広がり、5%減の
19万4000人となっています。


 東京都心のホテルでは高い稼働率が続き、都心18ホテルの4月の稼働率は
前年同月比1.1ポイント増の88.8%とほぼ満室状態が続いています。4
月の訪日客の免税売上高は5割増で初めて単月で60億円を突破し、過去最高
を記録。13年度の免税売上高は384億円でしたが、14年度は500億円
に達する見通しです。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言







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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      16533.06(+158.75)△0.97%
□ナスダック       4131.54(+ 34.65)△0.85%
□S&P500      1888.03(+ 15.20)△0.81%

□ダウ輸送株       7881.52(+ 47.40)△0.61%
□半導体株(SOX)    581.81(+  3.23)△0.56%

□NY原油先物(7月限)  104.07(+ 1.74)
□NY 金先物(6月限) 1288.10(- 6.50)
□バルチック海運指数    988   (-22)

□為替      (対ドル)101.40  (対ユーロ)138.78

□CME日経225先物 14185(+145)※大証比



 21日のNY株式市場は、好調な企業決算を手掛かりに買いが先行し、主要
指数は揃って反発しました。

 取引開始前に発表された高級宝飾品のティファニーの2~4月期決算は大幅
な増収増益となり、通期の利益見通しも上方修正されたことで、足元で強まっ
ていた小売り株に対する業績懸念が後退。ユーロ圏の5月の消費者信頼感指数
が予想以上に改善したことや欧州株が堅調だったことも支援材料となりました。

 この日注目されていた4月29─30日開催分の連邦公開市場委員会(FO
MC)議事要旨で、将来的な金融引き締めについての議論が始まったことが明
らかになりましたが、引き締めを急ぐような内容ではなかったことから、早期
利上げに対する懸念が後退し市場に安心感が広がりました。

 前日まで相場でダウは約1カ月ぶりの安値水準にまで下げており、この日は
いくつかの懸念が後退したことから目先の戻りを期待した買いも入り、主要指
数が揃って反発。ダウの上げ幅は4月16日以来の大きさとなりました。

 S&P業種別指数は全10業種が上昇。一般消費財、エネルギー、資本財、
テクノロジーなどが上昇率上位となっています。

 個別銘柄では、好調な業績を手掛かりにティファニーが9%高と急伸。冴え
ない決算で前日下げた衣料小売りのTJXなども反発。欧州6カ国でサービス
提供を開始すると発表したオンライン動画配信のネットフリックスが大幅高と
なり、ネットフリックスと同様にモメンタム株と言われるフェイスブックやテ
スラ・モーターズなども上昇しました。

 原油相場の上昇を受けてエクソンモービルやシェブロンなどのエネルギー株
が上昇したことも指数を押し上げ。前日の相場で下げていたボーイングやキャ
タピラーなどの工業株やバンカメやゴールドマン・サックスなどの金融株も反
発しました。一方、冴えない決算を発表したホームセンターのロウズが軟調に
推移。オンライン顧客管理ソフトのセールスフォース・ドット・コムは好調な
四半期決算を発表しましたが、材料出尽くしから下落して取引を終了しました。

 ダウ構成銘柄では、ゴールドマン・サックス、マイクロソフト、ユナイテッ
ド・テクノロジーズ、シスコシステムズなどを上位に28銘柄が上昇し、AT
&Tとウォルマートの2銘柄が小幅安で終了しました。

 この日から取引の中心が7月物となったNY原油先物は、この日発表の在庫
統計で原油在庫が大幅に減少したことを手掛かりに買いが先行し、1カ月ぶり
の高値で取引を終了しました。株式相場が上昇するなどリスクを取る流れにな
ったことの裏返しとして、逃避マネーの受け皿となりやすい金は軟調に推移し
3日ぶりに反落。バルチック海運指数(BDI)は3日続落です。

 CME日経225先物は、円建てが14185(大証比145円高)、ドル
建ては14190(150円高)で取引を終了しました。





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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは大幅高、前日比158ドル高の1万6533ドルとなって
います。5月13日に付けた史上最高値(終値ベース1万6715ドル)にあ
と182ドルと迫っています。

 シカゴ日経平均先物は1万4185円と昨日の東京市場の日経平均株価1万
4042円と比べて140円ほど高い水準となっています。

 今朝6:28の円相場は、対ドルで1ドル=101円41銭前後(昨日16
:00台は100円87銭)、対ユーロは1ユーロ=138円79銭前後(同
138円33銭)といずれも円安に振れています。

 NY原油は、前日比1.74ドル高の1バレル=104.07ドルとなって
います(限月交代)。終値ベースで4月21日以来、約1ヵ月ぶりの高値水準
です。米石油協会(API)と米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間
の石油統計で、原油在庫が市場予想に反して大幅に減少したことを受け、買い
が入っています。リビアやウクライナ情勢への先行き懸念も背景となっていま
す。

 NY金価格は、前日比6.5ドル安の1トロイオンス=1288.1ドルと
3日ぶりに値下がりしています。



 昨日の日経平均株価は小幅安、前日比33円安の1万4042円となってい
ます。後場12時58分に一時110円安の1万3964円まで値下がりする
場面がありましたが、1万4000円を下回る水準では値ごろ感からの押し目
買いが入り、下げ幅を縮小しています。

 = 4月の訪日外国人、単月最高更新! =

 日本政府観光局が昨日発表した4月の訪日外国人数(推計値)は、前年同月
比33.4%増の123万1500人と15ヵ月連続で前年実績を上回ってい
ます。単月では今年3月に記録した105万1000人を上回り、2ヵ月連続
で過去最高を更新しています。

 本日は、10:45頃に5月のHSBC中国製造業購買担当者景気指数(P
MI)速報値が発表されます。事前予想は48.3(4月の同・改定値は48
.1)となっています。景気判断の分岐点となる50は5ヵ月連続で下回る見
通しです。PMIは50を上回ると景況の改善を、50を下回ると景況の悪化
を示しています。

 15:00に5月第3週(5月12日~5月16日)の投資部門別売買動向
が発表されます。5月第2週(5月7日~5月9日)の外国人投資家は2週連
続で売り越し、売越額は1213億円(前週は320億円の売り越し)となっ
ています。

 一方、個人投資家は4週ぶりに買い越し、買越額は1372億円(前週は1
232億円の売り越し)となっています。

 その他、14:00に5月の金融経済月報(日銀)、4月の粗鋼生産の発表。
16:00はソニー経営方針説明会が予定されています。

 海外では、今晩は欧州議会選挙(~25日)、5月の独・仏・ユーロ圏製造
業PMI速報値、5月の米製造業PMI速報値、4月の米中古住宅販売件数の
発表などが予定されています。



◆主なニュース

・東電、10月から全国で電力販売 企業に一括購入促す

・大飯原発、再稼働認めず 福井地裁、安全性の欠陥指摘

・公的年金、「モノ言う」株主へ 運用成績の改善を狙う

・食品・日用品の8割で価格が上昇 増税後、税抜きでも

・日通、空きコンテナ有効活用 荷主仲介で輸送費2割減

・ユニ・チャ、アジアに開発と販促移管 中印で現地密着

・プロトン、再建へ背水の陣 会長にマハティール元首相

・ロシア、中国にガス供給で合意 エネルギーの安保強化

・米中間選挙、共和党両院で過半数なるか 予備選活発に



◆経済指標等

・対内証券売買契約(週間、財務省)
・金融経済月報(5月、日銀)
・粗鋼生産量(4月、日本鉄鋼連盟)
・民生用電子機器の国内出荷実績(4月、電子情報技術産業協会)
・部門別売買動向(週間、東証)

・中国製造業PMI(5月速報値、HSBC)
・ユーロ圏PMI(5月速報値)
・米製造業PMI(5月速報値)
・米中古住宅販売件数(4月)
・米景気先行指標総合指数(4月)
・北米地域の半導体製造装置BBレシオ(4月)


◆その他

・新規公開 東武住販(JQ・3297)公開価格1,250円

・海外決算 ベストバイ、ギャップ




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【3】心に残る名言                        **
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    人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し。

    急ぐべからず。不自由を常と思えば不足なし。

    心に望み起こらば、困窮(こんきゅう)したるときを思い出すべし。

    堪忍(かんにん)は無事長久の基。怒りは敵と思え。

    勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身に至る。

    己を責めても人を責めるな。及ばざるは過ぎたるより勝れり。


                            徳川 家康





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    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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