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             ◎ ハロー!株式 ◎      2016/01/22 朝刊

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おはようございます。aquaです。

 海の豚と書いて「海豚」(イルカ)、河の豚と書いて河豚(ふぐ)と読みま
すが、今、その河豚が旬を迎えています。


       「河豚(ふぐ)は食いたし、命は惜しし」


 河豚を食べたくても下手に食べると命を落とすことから、「あることをした
くても結果の恐ろしさを思うと中々実行に移せない」という意味の慣用句です。


 河豚と言えば「河豚のちり鍋」、「てっちり」が有名ですが、語源は河豚の
毒にあたったら死んでしまうため、ふぐそのものを「鉄砲」と呼び、「鉄砲の
ちり鍋」から促音化したそうです。


 河豚はそのうまさゆえ、以前は中毒死する人が多く、豊臣秀吉はふぐの絵を
描いて「この魚食べるべからず」の高札を立てた禁止令を出しました。江戸時
代には多くの藩が禁令を出し、河豚を食べて中毒死した者は、お家断絶を命じ
る藩まであらわれました。


 明治21年、時の総理大臣、伊藤博文公が山口・下関の春帆楼(しゅんぱん
ろう)で遊んだ折、当日はあいにくしけで、魚料理がありませんでした。その
旨を女将が申し入れましたところ、伊藤公は「馬関(下関)に来て、魚がない
とは・・・」と皮肉りました。


 それではと、女将は打ち首覚悟で禁令の河豚の刺身を差し出しました。する
と、伊藤公は「こんなうまい肴を食べない法はあるものか」と感激し、山口県
にのみ禁令を解除しました。これが、河豚食解禁のきっかけで、戦後になって
ようやく全国で食せるようになりました。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.本日の注目点と話題

 3.心に残る名言







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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      15882.68(+115.94)△0.74%
□ナスダック       4472.06(+  0.37)△0.01%
□S&P500      1868.99(+  9.66)△0.52%

□ダウ輸送株       6689.97(+ 64.44)△0.97%
□半導体株(SOX)    587.56(+  8.62)△1.49%


□NY原油先物(3月限)   29.53(+ 1.18)
□NY 金先物(2月限) 1098.20(- 8.00)

□バルチック海運指数    355   (- 3)

□為替      (対ドル)117.69(前日比0.95円安)
        (対ユーロ)127.98(前日比0.66円安)

□CME日経225先物 16460(+460)※大阪先物比



 21日のNY株式市場は、欧州中銀の追加緩和示唆や原油高を好感して反発
しました。

 欧州中央銀行(ECB)は21日の定例理事会で政策金利を年0.05%で
据え置くことを決定。理事会後の記者会見でECBのドラギ総裁は域内景気の
下振れリスクに懸念を表明するとともに「3月の会合で金融政策について再考
や見直しの必要がある」と述べました。マーケットはドラギ総裁の発言を追加
緩和の予告と捉え、リスクオンの動きが強まりました。

 朝方発表の週間の新規失業保険申請件数は市場予想に反して増加し、雇用改
善の勢いが鈍っている可能性を示唆しましたが相場への影響は限定的。1月の
フィラデルフィア連銀の製造業景況感指数が前月からマイナス幅を縮小したの
は好材料。

 欧州株や原油相場が大きく上昇したことが支援材料となりダウは一時271
ドル高まで上伸し節目の1万6000ドルを回復する場面がありましたが、日
本株や上海株が大幅安したこともあって慎重ムードは残り、上げ幅を縮小して
います。ナスダック指数は、アップルやバイオ医薬品株の下落に上値を圧迫さ
れました。

 業種別では、エネルギー、通信、消費関連、航空などが上昇した一方、医薬
品、鉄道、金融などが下げました。

 個別銘柄では、ダウ採用銘柄の通信大手ベライゾンが好決算を手掛かりに大
きく上昇し、同業のAT&Tも連れ高。同じく市場予想を上回る好決算を発表
したアラスカ・エアが急伸し、アメリカン航空やデルタ航空などにも買いが波
及。動画配信のユーストリ-ムの買収を発表したIBMにも買いが入りました。

 原油相場の上昇を好感してシェブロンなどのエネルギー株が上昇。ホームセ
ンターのホームデポやコーヒーチェーンのスターバックスの上昇も目立ちまし
た。一方、アナリストがアイフォーンの販売見通しを下方修正したことが嫌気
されアップルが下落。業績が市場予想を下回った鉄道のユニオン・パシフィッ
クが大幅安。セルジーンやアムジェンなどのバイオ医薬品株が下落し、ストレ
ージのシーゲートやウェスタン・デジタルの下落も目立ちました。

 ダウ構成銘柄では、ベライゾンを筆頭にホームデポ、ナイキ、シェブロン、
ゼネラル・エレクトリック、マクドナルドなどが上昇。一方、ゴールドマン・
サックス、ユナイテッドヘルス、トラベラーズ、アメックスなどが軟調でした。

 この日から取引の中心が3月物となったNY原油先物(WTI)は大幅高で
4日ぶり上昇。ECBによる追加緩和示唆でリスクオンムードが強まったこと
やイスラム国とみられる武装勢力がリアビの石油施設を襲撃したことが買い戻
しを誘い一時30ドルを回復するなど相場は一段高となりました。

 NY金先物は反落。市場のリスクオンムードで安全資産としての金の魅力が
薄れました。バルチック海運指数は連日の安値更新です。




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【3】本日の注目点と話題                     **
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◆昨日の日経平均株価は前日比398円安の1万6017円。年初からの下げ
幅が3000円を越え、約1年3カ月ぶりの安値で取引を終了しました。

 個別銘柄では、シャープやマルハニチロ、SCREEN、東京エレクトロン
などが逆行高となりました。※昨日の本誌夕刊「相場概況」をご参照ください。

 上海株は大幅続落で昨年来安値を更新。14年12月9日以来、約1年1カ
月半ぶりの安値で取引を終了しました。

 ECBの追加緩和示唆と原油高を好感して欧州株やNYダウは上昇。円相場
(対ドル)は前日夕に比べ1円ほど円安方向に振れています。

 CME日経225先物は1万6460円で、昨日の東京市場の日経平均終値
1万6017円と比べ440円ほど高い水準となっています。


◎日経平均株価と上下の節目
 ――――――――――――
 1万6716円 5日線
 1万6500円 心理的節目
 1万6460円 CME日経先物
☆1万6017円 昨日終値
 1万6000円 心理的節目


 なお、昨日の騰落レシオは53.8%で、08年1月22日(52.7%)
以来、8年ぶりの低水準。25線とのマイナス乖離は11%にまで拡大してい
ます。

 また、昨日終値ベースで日経平均の予想PERは13.32倍、日本を代表
するトヨタ自動車の予想PERは、リーマン・ショックで株価が急落した08
年10月以来の9倍割れとなっています。



◎本日の経済指標等
 ――――――――
 10:30 11月の毎月勤労統計確報
 15:00 12月と15年の粗鋼生産量


 本日午後には安倍総理の施政方針演説など政府4演説が行われます。

 海外では、仏・独・ユーロ圏・米国の1月の購買担当者景気指数(PMI)
速報値、12月の米中古住宅販売件数、12月の米景気先行総合指数の発表が
予定されています。

 尚、ECBは21日の理事会で3月会合での追加緩和を示唆しましたが、来
週は26~27日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、28~29日に日銀
金融政策決定会合が開催されますので要注目です。




◎主な決算発表
 ――――――
 14:00 光世証券(8617)、帝国ホテル(9708)
 15:00 東京製鉄(5423)


 NY市場では取引時間前にゼネラル・エレクトリック(GE)が決算を発表
します。


◆その他のトピックは、ECBが追加緩和示唆・物価低迷を警戒、日銀内で追
加緩和論が浮上、経産省・ガス導管を整備しやすく、諮問会議・税収増の活用
策を議論、企業の人手不足が最多に・昨年6月時点、露ルーブルが過去最安値
を更新、ベネズエラが経済緊急事態を宣言・原油安で苦境、独5年債利回りが
過去最低を更新。

 シャープ・革新機構主導の再建で大筋合意、ニコンが再生医療用の細胞培養
施設、ファナックが米シスコと組み「止まらない工場」実用化、ソフトバンク
がペット保険、日本製紙が中国で紙おむつ、ジャパンディスプレイが18年度
メドに有機EL量産、三井住友FGが新型社債、西武HD・赤プリ跡地にホテ
ル7月開業、ヤマト・マレーシア宅配便に出資、日電産がロボ部品の新工場検
討、中部電と国際石開が都市ガスに電力卸売販売、ダイユーエイトとリックが
9月1日付で経営統合。

 12月のPC国内出荷数14%減・通年では32%減、DeNAの横浜スタ
ジアムTOB成立、カナモト・九州の同業大手を子会社化、スズキ・2車種目
の小型HV車を発売、カシオが中南米向け高価格キーボード、タムロンの前期
経常は一転減益、トラスコ中山の今期営業益最高、ミクシィの今期純利益79
%増・配当予想を上方修正、モバイルファクトリーが利益予想を上方修正、北
越紀州紙の4~12月営業益6割増、エフィッシモが第一生命株5%超取得、
日電産、ダイセキ、ジャステックが自社株取得枠設定など。



◆今日の高島暦 

 < 相場の波動 > 突込み買いの日 逆に上放れ高きは売り向かえ

 <相場高低判断> 往来相場にて値幅あり




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【3】心に残る名言                        **
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    招かれないのに来た客は、帰るときにいちばん歓迎される


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