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             ◎ ハロー!株式 ◎      2016/02/05 朝刊

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おはようございます。aquaです。


   = もみ合い =


 株式マーケットに接していますと、『もみ合い』という言葉を見聞きするこ
とが多いと思います。「もみ合う」には人と人が押し合ったり、取っ組み合う
との意味があります。株式マーケットでぶつかり合うのは買い手と売り手です。


 双方の力が釣り合うと株価は上下どちらにも動けません。株価は前日の終値
を挟んで動き、方向感に欠ける状態を『もみ合い』と言います。

 円安・ドル高のニュースと中国経済の減速を示す指標が同時に出たとします。
前者が日本株に追い風だと思う人は買い、後者を不安に感じる人は売ります。
こうした売買がぶつかって、もみ合いが起きます。


 日々の動きだけでなく、数週間、時には数カ月に渡って売りと買いがせめぎ
合い、一定の幅から株価が抜け出ないこともあります。こうした場合には「も
ちあい」という表現が使われます。レンジ(範囲)相場と呼ぶこともあります。


 相場格言の一つに『もち合い放れにつけ』とあります。株価が膠着状態から
抜け出すのは、がっぷり組み合っていた売りと買いのバランスが崩れる時です。
その際は上げるにせよ下げるにせよ、「放れた」方向に勢いが付くという経験
則があります。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.本日の注目点と話題

 3.心に残る名言







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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      16416.58(+ 79.92)△0.49%
□ナスダック       4509.56(+  5.32)△0.12%
□S&P500      1915.45(+  2.92)△0.15%

□ダウ輸送株       7051.25(+216.49)△3.17%
□半導体株(SOX)    607.72(+ 10.61)△1.78%

□NY原油先物(3月限)   31.72(- 0.56)
□NY 金先物(4月限) 1157.50(+16.20)

□バルチック海運指数    298   (- 5)

□為替      (対ドル)116.76(前日比1.18円高)
        (対ユーロ)130.83(前日比0.14円安)

□CME日経225先物  16815(-255)※大阪先物比



 4日のNY株式市場は上昇。利上げ観測の後退が相場を支援しました。

 朝方発表の週間の新規失業保険申請件数が予想以上に増加し、10~12月
期の労働生産指数が予想以上の大幅な落ち込み、12月の米製造業受注の減少
幅が1年ふりの大きさとなるなど、景気鈍化を示す経済指標が相次ぎ相場を圧
迫しましたが、その一方で、追加利上げが遠のいたとの見方が相場を支援。

 追加利上げの後退を背景に為替市場でドル売りの動きが強まり、ドル安が米
企業の収益改善につながるとの見方や、ドル安を手掛かりに原油が一時上昇し
たことも買いを後押ししダウは一時150ドル近く上昇する場面がありました。

 しかしその後、原油相場が軟化すると買いが萎み、明日の雇用統計の発表を
前に様子見ムードが強まると相場も前日終値を挟みもみ合う展開となりました。
相場は大引けで締まり、ダウとS&P500は続伸、ナスダックは小幅ながら
3日ぶりに上昇しました。

 業種別では、非鉄や鉱山、産金、鉄道、航空、物流、半導体などが上昇した
一方、小売りが下げました。

 個別銘柄では、農業関連のモンサントやモザイク、ポタシュが上昇。中国化
工によるシンジェンタ買収で、農業関連分野では再編機運が高まっています。
中国事業の比率が高い建機のキャタピラー買われ、アルミのアルコアが急伸。
金相場の上昇に連れてニューモント・マイニングなどの産金株が上昇。資源の
BHPビリトンやフリーポート・マクモランなどの上昇も目立ちました。

 ディーゼルエンジンのカミンズや自動車部品のイートンが上昇。CSXやユ
ニオン・パシフィックなどの鉄道株、IBMやシスコシステムズ、インテルな
ども上昇しました。

 一方、四半期決算が予想以上の赤字となった石油大手のコノコフィリップス、
最終損益が赤字に転じた小型カメラのゴープロがそれぞれ大幅安。業績見通し
を下方修正したアパレルのラルフローレンが急落し、冴えない決算を発表した
百貨店のコールズが大幅安となり、それぞれ同業他社にも売りが広がりました。
グーグルの持ち株会社アルファベットは利益確定の売りが続き続落です。

 ダウ構成銘柄では、キャタピラーを筆頭にユナイテッド・テクノロジーズ、
ゴールドマン・サックス、IBM、シスコシステムズ、ゼネラル・エレクトリ
ック、JPモルガンなどが上昇した一方、ナイキ、メルク、ファイザー、ホー
ムデポなどが下落しました。

 NY原油先物(WTI)は反落。ドルが下落したことにより、ドル建てで取
引されている原油相場の割安感が意識され買いが入る場面がありましたが、そ
の後は産油国による協調減産への期待が後退したことや、米経済指標の悪化に
より売りが優勢となりました。

 ドル相場と反対の動きになりやすいNY金先物は大幅続伸。終値としては昨
年10月28日以来、約3カ月ぶりの高値水準で取引を終了しました。バルチ
ック海運指数(BDI)は初の300割れです。




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【3】本日の注目点と話題                     **
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◆昨日の日経平均株価は3日連続の下落で、前日比146円安の1万7044
円で取引を終了しました。

 個別銘柄では、アンビション、三菱ケミカル、旭化成、シャープ、大陽日酸
などが上昇しました。※詳細は昨日の本誌夕刊「相場概況」をご参照ください。

 NY株は上昇しましたが、為替市場では円買い・ドル売りの動きが続き、対
ドルで116円台での取引となっています。

 CME日経225先物は1万6815円で、昨日の東京市場の日経平均終値
1万7044円と比べ230円ほど安い水準です。


◎日経平均株価と上下の節目
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 1万7474円 5日線
 1万7464円 25日線
 1万7278円 一目転換線
☆1万7044円 昨日末終値
 1万7000円 心理的節目
 1万6815円 CME日経先物
 1万6017円 1月21日安値



◎本日の経済指標等
 ――――――――
 08:50 1月上中旬の貿易統計
 14:00 12月の景気動向指数速報
 22:30 米12月の貿易収支
   〃   米1月の雇用統計



【景気動向指数】 景気の方向や強さを示す指数で、一致指数は景気の現状を
 あらわします。11月の一致指数は前月比1.4ポイント低下の111.9
 で、12月も0.9ポイント程度低下すると予想されています。

 尚、一致指数は一進一退の動きが続いており、景気の基調判断は8カ月連続
 で「足踏み」に据え置かれる見通しです。


【米雇用統計】 前回12月の非農業部門の雇用者数は、市場予想を大幅に上
 回る29万2千人増でしたが、1月の増加数は19万人程度に鈍化する見込
 みです。

 尚、雇用統計に先立って発表された民間の雇用指標・1月のADP雇用報告
 では、非農業部門の雇用者数が20万5千人増と、市場予想(19万3千人
 増)を上回りました。



◎市場変更
 ――――
 ムゲンエステート(3299) マザーズ → 東証1部
 アイオデータ  (6916) 東証2部 → 東証1部


◎主な決算発表 ※400社以上が決算を発表
 ――――――
 13:30 住友商(8053)
 14:00 石油資源(1662)、大和ハウス(1925)、
       森永乳(2264)、丸紅(8002)
 15:00 ミクシィ(2121)、明治HD(2269)、
       DeNA(2432)、キッコマン(2801)、
       日清食(2897)、住友鉱(5713)、
       トヨタ(7203)、ドンキ(7532)、
       オリンパス(7733)、NTT(9432)



◆その他のトピックは、ホンハイがシャープ買収へ、イラン経財相「原油増産
は2段階で100万バレル」、電力会社変更5.4万件・申し込み状況、農業
資材の値下げ検討・規制改革会議、新型終身年金・生保協が提言へ、仏ルノー
がイランの同業大手と提携へ、欧州委・ユーロ圏の物価見通し引き下げ、英中
銀・成長率見通しを下方修正。

 トリドールがマレーシア社買収・ハラル対応で東南アや中東を開拓、マクド
ナルドの2月既存店売上高35%増・2カ月連続増収・客数は33カ月ぶり増、
大塚家具の1月は売上高10%減、伊藤忠がファミマ株買い増し、富士通とJ
AXAがスパコン上で風洞試験、KDDIが子供向け腕時計型端末・通話や居
場所検索、ソニーが交換レンズの最上級ブランド立ち上げ。

 オプトが百度と訪日客販促、農業関連メーカーが気候変動に対応する新製品
を相次ぎ投入・暑さに強いレタスなど、ベネッセ・新教材を社員総出でPR、
ALSOK・光回線と警備をセット販売、GMO-PGが金融機関向けスマホ
決済、パナソニック・電通と組み次世代型コンテンツ、化学大手の4~12月
期営業・原油安の恩恵で6社が増益、東芝の今期は最終赤字7100億円、シ
ャープの4~12月期は最終赤字1083億円、旭化成・杭打ち問題で今期特
損20億円。

 ロームの4~12月期純利益18%減、ミツミの今期は最終赤字60億円、
三井物が今期純利益見通しを下方修正、伊藤忠の4~12月期営業益は21%
増で過去最高、伊藤ハの4~12月期純利益28%増、ヤマハが今期利益見通
しを上方修正、丸井Gの4~12月期純利益40%増、三井海洋の前期は一転
最終増益に、ニコンの4~12月期純利益28%増、スクエニの4~12月純
利益24%増、サンゲツの4~12月期純利益45%増、テルモの今期最終3
0%増で最高益、テルモ、ヤマハ、サンゲツ、コンドーテック、酉島製、沖縄
銀行が自社株取得枠設定など。



◆今日の高島暦 

 < 相場の波動 > 押し込んでも戻す日 悪目買い方針良し

 <相場高低判断> 波乱あるも下押し強し




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【3】心に残る名言                        **
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        明日のことがわからないということは、

        人の生きる楽しみをつないでいくものだ。


                      室生 犀星






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◆2月5日 今日は何の日 六曜:

 ふたごの日、長崎二十六聖人殉教の日、プロ野球の日、日本語検定の日、
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