無料のメールマガジンはハロー株式のバックナンバーです。

朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。

朝刊

夕刊

月別



株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/

             ◎ ハロー!株式 ◎      2016/03/08 朝刊

・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・



おはようございます。aquaです。


  = 幸運の女神がノックしたら、すぐにドアを開け =


と欧米の古い諺にあります。幸運(チャンス)は逃すな、という意味です。ご
存知の通り、幸運の女神はそう度々訪ねてきてくれる訳ではありませんが、誰
でも一生のうちに必ず何度かは訪ねてきてくれます。


 しかし、幸運の女神は気紛れですから、ノックしてもすぐにドアが開かない
と他のところへ行ってしまいます。従いまして、幸運の女神がノックしたら、
すぐにドアを開けて、迎え入れなければなりません。


 「幸運の女神は前髪を掴め」という諺もあります。一瞬のうちに通り過ぎて
ゆく幸運の女神を掴まえるためには、通り過ぎてから慌てて後ろ髪を掴まえる
ことはできず、前髪をしっかりと掴まえろ、という意味です。


 株式投資でも、大儲けできるチャンスが必ず年に何度かあります。ショック
安や大幅下落時がそれであり、ピンチとチャンスは常に背中合わせです。ここ
まで繰り返し訪れたショック安はいずれも最高の買い場を提供してくれました。


 「史記」に出てくる有名な「奇貨居くべし(きかおくべし)」(好機を逃し
てはならない)も類語の一つです。




……………………………………………………………………………………………
 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
……………………………………………………………………………………………



 1.NY市況

 2.本日の注目点と話題

 3.心に残る名言







――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【1】NY市況                          **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞

□ダウ工業株      17073.95(+ 67.18)△0.40%
□ナスダック       4708.25(-  8.77)▼0.19%
□S&P500      2001.76(+  1.77)△0.09%

□ダウ輸送株       7686.02(+ 34.17)△0.45%
□半導体株(SOX)    652.68(+  2.06)△0.32%

□NY原油先物(4月限)   37.90(+ 1.98)
□NY 金先物(4月限) 1264.00(- 6.70)

□バルチック海運指数    354   (+ 5)

□為替      (対ドル)113.43(前日比0.28円高)
        (対ユーロ)124.92(前日比0.19円安)

□CME日経225先物  16880(- 70)※大阪先物比



 週明け7日のNY株式市場は、原油高など手掛かりにダウが5日続伸で取引
を終了。S&P500種指数も小幅ながら5日続伸となり、1月5日以来に節
目の2000ポイントを回復しました。

 この日は新規材料に欠ける中、日本株や欧州株が下げたことからNY株式市
場も反落して取引をスタート。ダウは前週末に節目の1万7000ドル台に乗
せ2カ月ぶりの高値水準にあるため目先の利益を確保する売りも出ました。

 ただ、原油相場が大幅に続伸し、資源やエネルギーの国際価格の底入れ期待
からエネルギーや素材株に買いが入ったことや、前週発表のISM製造業景況
感指数や雇用統計でマーケットの景況感が改善していることが相場を下支えし
ました。

 この日はブレイナードFRB理事やフィッシャーFRB副議長が講演を行い
ましたが、物価について異なる見解を示したため方向感が出にくく、主要指数
は前週末終値付近でもみ合いましたが、エネルギー株の上昇などでダウは5日
続伸となっています。

 業種別では、石油、化学、非鉄、鉄鋼などの上昇が目立ちました。

 個別銘柄では、化学大手のデュポンが上昇。デュポンは同業のダウ・ケミカ
ルと対等合併することで合意していますが、ドイツの同業大手BASFがデュ
ポン買収を検討していると報じられたことが買いを呼びました。原油高を背景
にシェブロンやエクソンモービルなどが買われ、中国関連株のアルコアやキャ
タピラーなども上昇しました。

 ハイテクデクターではHDDメーカーのシーゲート・テクノロジーやウェス
タン・デジタルが上昇。値がさ株のIBMが上昇したことがダウ上昇に寄与し
ました。バイオ医薬品のギリアド・サイエンシズやセルジーンなどもしっかり。
買収される可能性が指摘されたクレジットカードのアメリカン・エクプレスも
買われました。

 一方、2016年の契約純増数の見通しが楽観的過ぎると指摘された動画配
信のネットフリックスが大幅安となり、フェイスブックやアルファベット(グ
ーグルの持ち株会社)、アマソン、アップル、マイクロソフトなども値を下げ
ました。不正会計疑惑が浮上したデータ分析のコムスコアが急落。アナリスト
が投資判断を引き下げたスポーツ用品のナイキが下落しています。

 ダウ構成銘柄では、シェブロン、キャタピラー、エクソンモービル、デュポ
ン、IBM、ウォルマート、ボーイングなどが上昇し、ナイキ、ビザ、マイク
ロソフトなどが下げました。

 NY原油相場(WTI)は大幅続伸。産油国による増産凍結合意への期待や
米国での生産調整や好景気で需給が改善するとの見方が原油価格を押し上げま
した。終値としては今年初めて37ドル台に乗せ、昨年12月24日以来およ
そ2カ月半ぶりの高値となっています。





☆メルマ!ガ オブ ザ イヤー2015   8年連続『総合大賞』
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

      → http://melma.com/contents/moy2015/



――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【2】本日の注目点と話題                     **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞



◆昨日の日経平均株価は5日ぶりに下落し、前週末比103円安の1万691
1円で取引を終了しました。

 新興株は堅調で、日経ジャスダック平均は8日連続高。東証マザーズ指数も
6日連続で上昇しており、昨年8月以来およそ7カ月ぶりの高値水準となって
います。

 個別銘柄では、東光高岳、コマツ、ファナック、コスモバイオ、小野薬、三
重交通などが上昇しました。※詳細は昨日の本誌夕刊「相場概況」をご参照く
ださい。

 上海株は昨年9月30日~10月13日以来、約5カ月ぶりの5日連続高。
ダウも今年初の5日連続上昇。原油(WTI)は5%を超える大幅高で約2か
月半ぶりの高値となっています。

 CME日経225先物は1万6880円で、昨日の東京市場の日経平均終値
1万6911円と比べ30円ほど安い水準です。


◎日経平均株価と上下の節目
 ――――――――――――
 1万7263円 一目雲下限
 1万7228円 13週線
 1万7000円 心理的節目
☆1万6911円 昨日終値
 1万6880円 CME日経先物
 1万6743円 5日線
 1万6500円 心理的節目
 1万6426円 25日線



◎本日の経済指標等
 ――――――――
 08:50 15年10~12月期GDP改定値
   〃   1月の国際収支
   〃   2月上中旬の貿易統計
   〃   2月の対外・対内証券売買契約
 13:30 2月の企業倒産
 14:00 2月の消費動向調査
 15:00 2月の景気ウオッチャー調査



【GDP】 10~12月期GDP改定値の市場予想平均は前期比年率1.5
 %減と、速報値の1.4%減から小幅な下方改定となる見通しです。



【国際収支】 1月の国際収支統計で、貿易や投資による海外との総合的な取
 引状況を示す「経常収支」は7400億円程度の黒字見通しとなっています。
 黒字額は前年同月の1018億円から拡大し、19カ月連続の黒字となる見
 通しです。

 尚、訪日外国人が国内で使った金額から、日本人が海外で支払った金額を差
 し引いた「旅行収支」は、昨年12月まで15カ月連続の黒字となっていま
 す。


【対内証券売買契約】 前回1月の集計では、海外投資家による日本株投資は
 1兆6604億円の売り越しでした。売り越しは2カ月連続。その後の週間
 ベースでも売り越しが続いているため、2月も売り越しとなる見通しです。



【景気ウォッチャー調査】 街角の景気の実感を示すため「街角景気」とも呼
 ばれます。前回1月の現状判断指数は46.6で、2カ月ぶりに悪化しまし
 た。2月については小幅改善予想となっていますが、景気の良し悪しの判断
 の目安となる50は7カ月連続で下回る見込みです。



 海外では、2月の中国貿易収支の発表、欧州連合(EU)財務相理事会など
が予定されています。



◎主な決算
 ――――
 11:15 ビューホテル(6097)
 15:00 クミアイ化(4996)、不二電機(6654)
 15:30 土屋ホーム(1840)、トーホー(8142)


◆その他のトピックは、NTTがデルのITサービス部門を買収、全社がMM
Fの資金返還、第一生命が3年連続増配、日銀総裁が月内緩和観測をけん制、
4月7日に日銀支店長会議開催、資源価格に底入れ感・中国財政出動に期待、
USJの入園客数が2年連続で最高・大型投資継続、電力・過度なセット割禁
止、TPP法案きょう閣議決定、1~3月期実質GDPの民間予想0.81%
増に下方修正。

 ソフトバンクグループが中間持ち株会社、ソフトフロントが筆まめ買収、中
外薬が横浜に研究施設、トヨタ・インドネシアのエンジン工場で生産開始、セ
ブン&アイが百貨店2店舗閉鎖、和食のサトがインドネシアで巻きずし、吉野
家の2月売上高うるう年で4カ月ぶり増収、首都圏の家庭向け電力販売に北陸
電や中国電も参入、日航とイオンが災害時の輸送で提携、パナソニックが美容
家電専門店を倍増、ALSOKとNEC・体の揺れで不審者検知、日立メディ
コ・次世代CT部品開発へ、三菱ケミ・車向け炭素繊維複合部材で米に合弁。

 スズキが転換社債2000億円発行・自社株700万株も消却、共立メンテ
が転換社債200億円発行・ホテル改修や新設などに充当、ピジョンは7期連
続最高益見通し、サンデンHDが5円増配、不二サッシが今期経常を下方修正、
サイゼリヤ・店舗の損益分岐点売上高を3割下げ、関門海が株主優待制度再開、
日本ハウスが決算発表を延期、GMOが186万株の自己株消却へ、アンビシ
ョンが3月末現在の1株を2株に分割、ノザワは10月1日付で100株単位、
デンカ、ナガセ、イチネンが自社株取得枠設定など。



◎明日以降の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。

  9日(水) 2月のマネーストック
        米国1月の卸売売上高

 10日(木) 中国2月のCPI、PPI
        ECB理事会の結果発表

 11日(金) メジャーSQ
        1~3月期の法人企業景気予測調査

 12日(土) 中国1~2月の工業生産高、小売売上高、固定資産投資など



◆今日の高島暦 

 < 相場の波動 > 前場高いと後場へかけて下押すこと多し

 <相場高低判断> 変動の兆あるゆえ注意





――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【3】心に残る名言                        **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞




   The most wasted day is that in which we have not laughed.

                             Chamfort


     一番無駄にした日は、私達が笑わなかった日である







THANK YOU FOR READING MY MAIL MAGAZINE!                 by aqua
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
◆3月8日 今日は何の日 六曜:赤口
 
 鯖すしの日、みやげの日、赤ちゃん&こども「カット」の日、国際女性の日、
 サワークリームの日、ビールサーバーの日、エスカレーターの日、さばの日、
 三矢の日、三板(サンバ)の日、雅の日、みつばちの日、さやえんどうの日



◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2015 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  8年連続で『総合大賞』  06年~07年はマネー部門賞第1位

  → http://melma.com/contents/moy2015/


◎まぐまぐ大賞 2015
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  投資・資産運用部門 第4位

  → http://www.mag2.com/events/mag2year/2015/page/cate05/


======================================================================

●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
 ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判
 断でなさるようにお願いいたします。


●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。
           → mailto:aqua@aqua-inter.com

●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に
 てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html

●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ
 い。        → http://www.aqua-inter.com/


●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への
 転送を含む再掲示を禁じます。

 
======================================================================
発行:アクアリンクス株式会社     関東財務局長(金商)第2282号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<< TOP >>