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              ◎ ハロー!株式 ◎     2013/01/28 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 財務省が先日発表した平成24年(2012年)の貿易統計では、船舶や半
導体などの電子部品の輸出が減少した反面、液化天然ガスや原油などの輸入が
増加し、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は過去最大の赤字(6兆9273
億円)となりました。

 ちなみに、輸出は全国の海港や空港を経由しますが、輸出港として過去15
年間、輸出額全国1位を誇ってきた成田空港の昨年の輸出実績は、特に欧州連
合(EU)向けが23%減と大きく落ち込み、品目ではIC=集積回路やデジ
タルカメラなどの科光学機器の輸出減少が顕著で、16年ぶりに2位に転落し
ました。

 代わって、アメリカで販売を伸ばしたトヨタ自動車の本拠地に近い名古屋港
が、データが遡れる1979年以降、初めて全国の海港及び空港の中で輸出額
第1位となり、リーマン・ショック以降の最高額を記録しています。

 尚、全国の主な海港及び空港の平成24年分の輸出実績は下記のようになっ
ています。


 ◆全国  63兆7446億円( 2.7%減) ※全国シェア

  名古屋港 9兆6731億円( 6.7%増)  15.2%

  成田空港 7兆8413億円(15.0%減)  12.3%

  横浜港  6兆7718億円( 3.4%減)  10.6%

  神戸港  5兆0102億円( 6.6%減)   7.9%

  東京港  4兆6879億円( 0.5%減)   7.4%

  関西空港 3兆9140億円( 7.6%減)   6.1%

  大阪港  2兆7469億円( 8.7%減)   4.3%

  博多港  1兆6374億円(10.4%増)   2.6%

  北九州港 1兆0252億円( 1.1%減)   1.6%

  中部空港   6768億円( 3.5%減)   1.1%

  福岡空港   5311億円( 6.7%減)   0.8%

  羽田空港   1730億円(38.9%増)   0.3%



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.音楽ソフト・ランキング

 5.編集後記






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  10824.31(-102.34)▼0.94%
◎TOPIX   913.78(-  3.31)▼0.36%

◎売買高概算  30億7214万株
◎売買代金概算  1兆9300億円
◎時価総額  315兆6462億円

◎値上り銘柄数 600  ◎(昨年来)新高値 263
◎値下り銘柄数 978  ◎(昨年来)新安値   0
◎変わらず   118

◎騰落レシオ(25日) 145.33%

◎サイコロ(日経平均)7勝5敗 ○○○●○○●●●○○● 58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+3.26% 75日線比+13.42%

◎為替  (対ドル) 90.80  (対ユーロ)122.09

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  170円(-  1円)134,534千株
 2.マツダ  <7261>  232円(±  0円)123,499千株
 3.アイフル <8515>  644円(+ 68円)103,460千株
 4.ソニー  <6758> 1407円(+117円)102,665千株
 5.オリコ  <8585>  351円(+ 32円) 94,236千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.ソニー  <6758> 1407円(+117円)140,882百万
 2.アイフル <8515>  644円(+ 68円) 62,968百万
 3.ファナック<6954>13550円(-1020円)52,674百万
 4.トヨタ自 <7203> 4315円(- 25円) 49,507百万
 5.野村HD <8604>  494円(+  4円) 43,935百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1420万株 買い2370万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が3日ぶりに下落、前週末比102円
(0.94%)安の1万0824円で取引終了です。

 週末のNYダウが70ドル高、円相場が1ユーロ=122円台、1ドル=9
1円台の円安に振れたことを好感して寄り前から買いが先行、寄付きは76円
高で1万1002円と1万1000円台に乗せてのスタートとなりました。た
だ、買い一巡後は大台乗せで目先の目標達成感が広がったこと、円相場がその
後やや円高に振れたことを嫌気し、また国内主要企業の決算発表を控えて手控
え気分も強まり、徐々に上げ幅縮小。昼からは利益確定売りも見られ、引けに
かけて徐々に下げ幅を広げています。売買代金は概算1兆9300億円、上海
総合指数は大幅高で55ポイント(2.4%)高の2346となっています。

 業種別では、鉱業、石油、証券、小売りなどが高く、海運、非鉄、電力ガス、
鉄鋼、機械、電機などが下げています。

 個別銘柄では、京都大学のiPS細胞研究所がiPS細胞をあらかじめ備蓄し
ておく計画を2月から開始すると報じられ、関連銘柄が軒並み高。一押しのタ
カラバイオが180円の大幅高で1502円。これで、新春お年玉号の一発銘
柄にてご紹介の700円台から2倍達成となっています。

 創薬ベンチャーのナノキャリアはストップ高となる7万円高の41万400
0円、がん免疫細胞療法のメディネットもストップ高で7000円高の3万9
300円、iPS細胞の品質評価装置を手掛けるPSSもストップ高で3万円
高の15万2400円、創薬ベンチャーのカイオムが3160円高の2万02
60円、同じく創薬ベンチャーのそーせいGも2万4000円高の36万30
00円と値を飛ばしています。

 武田薬が3日連続高、65円高の4615円と値を上げて昨年来高値更新。
約4年ぶりの高値水準となります。糖尿病薬「ネシーナ(一般名アログリプチ
ン)」など3剤について米国での販売許可を取得したと発表し、材料視した買
いが入っています。また、国策を背景にした足元のバイオや医薬関連株人気も
支援材料となっています。

 富士通ゼネラルが65円高の872円と大幅高で昨年来高値更新、約13年
半ぶりの高値水準となります。3月期の連結純利益が前期比93%増の100
億円になる見通しと発表。為替差益の拡大で従来計画を10億円上方修正し、
過去最高を更新する見通しです。主力の空調機がアジア地域で好調です。

 その他、消防車国内首位のモリタが29円高の814円と昨年来高値更新、
好取組みのセブン&アイが84円高の2794円と昨年来高値更新、増配発表
の松井証券が3日連続高で15円高の819円、東京ディズニーランド・シー
を運営する一押しのオリエンタルランドが160円高の1万1840円、ソニ
ーが117円高の1407円と値を飛ばし、三菱食品が40円高の2723円
と昨年来高値更新となっています。

 本日の新高値銘柄は、三井松島、大和ハウス、協和エクシオ、COOK、伊
藤ハム、宝HD、片倉、セブン&アイ、ミヨシ、武田、栄研化学、オリエンタ
ルランド、ヤフー、モリタ、富士通ゼネ、日産自、日野、三菱食品、エイベッ
クス、ニチハ、丸紅・・・等々です。



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【2】主な材料                          **
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・安倍首相が所信表明演説 参院選へ向け「経済最優先」

・13年度の成長率見通し、実質で2.5%増 閣議了解

・政府の13年度の成長率見通し、公共投資の効果を強調

・12月の企業向けサービス価格指数 前年比0.4%下落

・乗用車8社の12月国内生産、18%減 4カ月連続減

・経産省、産業用モーターに欧米並みの効率化を義務付け

・韓国LG電子、有機ELテレビを今春めどに日本で発売



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【3】主な投資判断                        **
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[UBS証券]
 据置き   A(8281)ゼビオ       2,000→ 2,200円
 据置き   C(5202)日本板硝子      75→   100円
 据置き   C(5333)日本ガイシ      800→   930円
 据置き   C(6954)ファナック         8,000円

[シティG証券]
 引上げ B→A(6758)ソニー       1,030→ 1,600円
 据置き   A(9766)コナミ           2,120円

[野村証券]
 据置き   A(4775)総合メディカル   4,100→ 3,800円
 据置き   A(6920)レーザーテック   2,166→ 1,854円
 据置き   A(8036)日立ハイク     2,061→ 2,291円
 新 規   B(9201)日本航空          4,000円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※価格:各証券会社が判断する妥当株価



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【4】音楽ソフト・ランキング                   **
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 オリコンの調査によりますと、2012年のCDやDVDなど音楽ソフトパ
ッケージの総売上高は6年ぶりに前年を上回ったことが明らかになりました。

 音楽ソフト会社別の売上高は下記のようになっており、EXILE、安室奈
美恵らが所属するエイベックス・グループが4年ぶりに首位に返り咲いていま
す。※カッコ内は前年比増減率。


 1位 エイベックス・グループ        486億円(16.8%増)

 2位 ソニー・ミュージックエンタテイメント 472億円( 9.0%減)

 3位 ユニバーサルミュージック       309億円(15.0%減)

 4位 キングレコード            230億円( 8.5%増)

 5位 ジェイ・ストーム           177億円( 5.8%減)



 ちなみに、アーティスト別の音楽ソフト総売上高の順位は下記のようになっ
ています。※カッコ内は所属する音楽ソフト会社。


 1位 AKB48      190億円 (キングレコード)

 2位 EXILE      121億円 (エイベックス) 

 3位 嵐          104億円 (ジェイ・ストーム)

 4位 Mr.Children  99億円 (トイズファクトリー) 

 5位 関ジャニ∞       49億円 (テイチク)



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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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GDP値における「名目」とはその時の「時価」で表した値であり、「実質」
とは「物価の変動を考慮した値」です。物価上昇を伴う通常の経済では、実質
値よりも名目値の方が高くなりますが、物価が下がるデフレ状態の経済下では
名目値よりも実質値が高くなり、これを「名実逆転」と呼びます。日本では1
998年度から名実逆転が常態化していましたが、本日の閣議で了解された2
013年度の経済成長率見通しでは物価が上昇することを前提に16年ぶりに
名実逆転が解消し、デフレから脱却するシナリオを描いています。もちろん、
デフレ脱却へ向けた取り組みが政府・与党の公約でありますから、今回の見通
しはそれに沿ったものとなっています。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =7年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2012 http://melma.com/contents/moy2012/
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   「ハロー!株式」 5年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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