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――――――――――――――――――――――――――――――――――― 誠意と信頼をお届けする株式投資有料メールマガジン ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『アクア・スペシャル版』 具体的な個別銘柄情報や、一歩踏み込んだ相場観や投資手法に関する解説等 お役立ち情報満載! 株式投資を考えているすべての方へおすすめします。 ◆お申込み・詳細は・・・ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ◆ 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 2013/02/07 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんばんは。aquaです。 一年の中で最も日が短い12月の冬至の頃は、午後4時半ごろにはとっぷり と日が暮れましたが、日が沈むのが40分ほど遅くなっている今は日脚が延び たことを実感します。今日は北陸で春一番が吹き、春は着実に近づいています。 ところで、今度の日曜日は旧暦の元日で、世界の中華圏では「春節」(旧正 月)を祝い、日本で言うお正月休みのような期間に入ります。 日本を代表するチャイナタウンの横浜中華街では、新年を祝う春節祭が行わ れます。イルミネーションやキャンドルが灯り、カウントダウンとともに新年 を向かえ、本国と同じように爆竹が鳴り響きます。シンバルや太鼓、銅鑼の音 とともに龍や獅子の舞い、祝舞パレード、中国雑技や京劇が繰り広げられるな ど異国情緒豊かなお祭りです。 本国の中国では、9日の土曜日から春節の大型連休入りとなります。前後合 わせた約40日間の「春運」期間には、帰省や旅行で今年は延べ34億人(前 年比3億人増)が移動する見込みです。 春節では、大きな音で邪気を追い払い、福の神を迎え入れるために花火や爆 竹を鳴らすのが恒例ですが、今年は大気汚染の影響もあって使用量を減らした り、自粛する動きが見られる一方、電気で爆発音や光を発する「電子爆竹」の 人気が急上昇しているそうです。 なお、春節に伴い、上海証券取引所を含む中国本土市場は来週11~15日 まで、香港市場は11~13日が休場となります。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な材料 3.主な投資判断 4.投資家心理と相場の特性 5.編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 11357.07(-106.68)▼0.93% ◎TOPIX 969.18(+ 0.36)△0.04% ◎売買高概算 51億4000万株 ◎売買代金概算 2兆7716億円 ◎時価総額 334兆3050億円 ◎値上り銘柄数 708 ◎(昨年来)新高値 170 ◎値下り銘柄数 877 ◎(昨年来)新安値 1 ◎変わらず 113 ◎騰落レシオ(25日) 135.48% ◎サイコロ(日経平均)8勝4敗 ●○○●○○○○○●○● 66.7% ◎カイリ率(日経平均)25日線比+4.78% 75日線比+15.77% ◎為替 (対ドル) 93.61 (対ユーロ)126.72 ◎出来高上位 1.マツダ <7261> 317円(+ 34円)703,874千株 2.みずほ <8411> 209円(+ 7円)659,551千株 3.三菱UFJ<8306> 538円(+ 5円)156,267千株 4.川崎船 <9107> 196円(+ 13円)113,209千株 5.パナソニク<6752> 757円(+ 18円)112,078千株 ◎売買代金上位 (円) 1.マツダ <7261> 317円(+ 34円)217,091百万 2.みずほ <8411> 209円(+ 7円)135,525百万 3.ソニー <6758> 1519円(+ 38円)113,791百万 4.パナソニク<6752> 757円(+ 18円) 84,945百万 5.三菱UFJ<8306> 538円(+ 5円) 84,172百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り2850万株 買い2400万株 本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比106円(0.93%)安 の1万1357円で取引終了です。 昨晩のNYダウは7ドルの小幅高でしたが、為替が円安一服となったこと、 さらに昨日に416円の大幅高となった後だけに朝方から利益確定の売りが先 行、13:06には下げ幅が168円となって1万1295円まで下押しする 場面がありました。ただ、依然として下値では押し目買い意欲は強く、売りを 吸収して引けにかけては幾分下げ幅縮小となっています。そうした中、海運、 非鉄、建設、銀行、証券といった内需系の一角は高くなっています。売買高は 51億4000万株と東日本大震災直後で売買高が過去最高となった2011 年3月15日の57億7715万株以来の多さに膨らんでいます。売買代金は 概算2兆7716億円、上海総合指数は15ポイント安の2418です。 業種別では、紙パ、証券、海運、石油、非鉄、建設などが高く、精密、機械、 保険、繊維、医薬品、鉄鋼などが下げています。 個別銘柄では、「宝船」の川崎汽船が13円高の196円と連日で上昇、一 時は201円と200円台に乗せる場面がありました。413億円の連結最終 赤字となった前期から一転して今期は100億円の純利益が見込まれ、世界的 景気回復によって更なる業績向上を期待した買いが入っています。これで、新 春号でのご紹介時の130円どころから値幅にして66円、率にして50%の 上昇となります。 米政府が今春にもシェールガスなどの天然ガスを日本に輸出すると報じられ、 関連銘柄に物色の矛先が向かっています。シェールガスを採掘する際に頁岩に 開けた穴がふさがらないようにする「サンドコーティング」設備を手掛ける新 東工業が33円高の705円、液化天然ガス(LNG)関連機器を手掛けるI HIが7円高の252円と昨年来高値更新。 他にも、ガス貯蔵用タンクを製造するトーヨーカネツが22円高の224円、 工業用ガス国内首位の大陽日酸が19円高の650円、ポンプ総合メーカーの 荏原が4円高の364円、溶接鋼管国内首位で業績上方修正も発表した丸一鋼 管が123円高の2215円と値を飛ばしています。 太陽光発電システムの販売とシロアリ駆除など家庭向け衛生サービスを手掛 けるサニックスが37円高の353円と大幅高。1月の連結月次売上高が前年 同月に比べ約2.2倍と発表し、堅調な業績を好感した買いが集まっています。 昨年7月から始まった「再生可能エネルギーの全量買い取り制度」によって、 住宅向け・産業向けともに太陽光発電システムの売り上げが伸びています。 古河電工が19円高の214円と値を上げています。4~12月期の連結営 業利益が前年同期比14%増の131億円となり、好調な業績を好感した買い が入っています。軽自動車の新モデルに採用された自動車向けワイヤハーネス (組み電線)などが好調です。 清水建設が13円高の314円、大成建設が13円高の283円、鹿島が1 4円高の291円、大林組が8円高の477円とゼネコンが軒並み高。清水建 が13時に4~12月期の連結純利益が前年同期比65%増の48億円になっ たと発表し、大幅増益を好感した買いがゼネコン株に波及しています。 その他、三井不動産が61円高の2095円、東武鉄道が9円高の494円、 オリエンラルランドの筆頭株主である京成電鉄が44円高の825円と大幅高、 太平洋セメントが8円高の255円、防衛関連の三菱電機が4円高の812円、 新春一発銘柄のパナソニックは18円高の757円と4日連続高となっていま す。 本日の新高値銘柄は、住友電設、三井製糖、ツルハHD、クスリのアオキ、 ゼオン、花王、ツムラ、沢井製薬、日本農薬、JX、丸一鋼管、福島工業、ア ンリツ、日本光電、シスメックス、IHI、マツダ、富士重工、伊藤忠、丸紅、 ユニチャーム、三菱UFJ、三井住友トラスト、松井証券、セブン銀行、京成 電鉄、川崎汽船、JAL・・・等々です。 ★ 『 アクア・スペシャル版 』 ★  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ビギナーの方も、なかなか上手くいかないという方もどうぞご活用ください。 ◆お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ◆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・ウナギ稚魚、今季も不漁 昨年同期の漁獲量を大幅に下回る ・1月の都心オフィスビル空室率、3年ぶり低水準 需要堅調 ・12月の機械受注、3カ月連続増 10カ月ぶり判断引上げ ・1月の携帯電話契約件数、ドコモは純減 他2社は転入超過 ・ソニー、今年の年末商戦で「PS4」発売 ネット機能充実 ・ヤマダ電、4~12月期経常益は56%減 テレビ落ち込み ・日本マクドの12年12月期、営業12%減益 7期ぶり減 ・ボーイング、「787」の電源の設計変更を検討 米紙報道 ・グーグル、電子商取引関連の米社を買収 同分野強化の一環 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [UBS証券] 据置き A(7261)マツダ 250→ 350円 据置き A(8801)三井不動産 2,500円 引下げ A→B(7731)ニコン 3,000→ 2,600円 [シティG証券] 据置き A(2815)アリアケジャパン 2,300円 据置き A(4516)日本新薬 1,400円 [野村証券] 据置き A(2371)カカクコム 3,200→ 4,100円 据置き A(9449)GMOインターネット 640→ 830円 引下げ A→B(4825)ウェザーニューズ 3,260→ 2,560円 [三菱UFJMS証券] 据置き A(7550)ゼンショー 1,200→ 1,300円 [みずほ証券] 引上げ B→A(6756)日立国際電気 1,200円 [大和証券] 据置き 1(7011)三菱重工 600円 引下げ 2→3(2801)キッコーマン 1,400円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※価格:各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】投資家心理と相場の特性 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 企業の収益力や成長性や景気、金利や為替、相場環境や政治状況などは株価 形成に大きな影響を与えます。もちろん実際に売り買いする投資家の心理によ っても株価は影響されます。 様々な材料や相場そのものが投資家心理を変化させるという側面もあります が、「思惑」あるいは「悲観」「楽観」などの言葉で表現されますように投資 家心理の起伏自体が株価に及ぼす影響もかなり大きいと言えます。 投資家の思惑や心理に影響されることによって、株価はしばらく一定方向に 動きやすいという性質を持つことになります。 つまり、株価の上昇を見て買いたいと思う人が増え、株価が下がったのを見 て皆がまた売りたいと思うために、買いが買いを呼ぶ、売りが売りを呼ぶとい う展開になりやすいということです。 また、相場はこれとは逆の性質も持っています。 長い上昇相場の後である日突然暴落したり、逆に長い低迷相場の後で突然に 反発するという性質です。 上昇相場が長く続いた後の皆に利が乗っている状態では、上値が重いとの認 識が広がれば売りが出て反落します。 反対に弱気相場でも売りが出尽くせばそれ以降の売り圧力は減少することに なります。底近辺では悪材料でも下がりにくくなると同時に、徐々に買いが増 えることによって株価は反発していきます。その際、売り方の買戻しを呼び込 み、急反発となるケースもあります。 ___________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 本来季節の変わり目のことである「土用」は年に4回あります。土用の丑の日 は夏の土用にだけ話題になりますが、もちろん冬にも土用があり、丑の日があ ります。近年は、厳しい冬の寒さを乗り切るためとして「寒の土用の丑の日」 も耳にするようになりました。一方、ウナギは不漁続きで、今季のシラスウナ ギ(ニホンウナギの稚魚)の漁獲量は、「3年連続で極度の不漁」と言われた 昨年同時期の漁獲量を大幅に下回っているそうです。輸入ウナギも高値で推移 しており、ますますウナギが口から遠ざかって行くように感じます。 ___________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =7年連続受賞= ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2012 http://melma.com/contents/moy2012/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 5年連続での『総合大賞』 (06年と07年はマネー部門賞第1位) ◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし) ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断 でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━