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              ◎ ハロー!株式 ◎     2013/02/07 朝刊

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おはようございます。aquaです。

 つい最近までは水道水を当たり前のように飲んでいましたが、最近ではペッ
トボトル入りのミネラルウォーターを飲むのがむしろ当たり前になっているの
かもしれません。随分と時代は変わったものです。

 1人当たりの年間消費量は、統計開始当時の1986年(昭和61年)は0
.7リットルでしたが、2011年は24.8リットルと35倍に膨らんでい
ます。

 そのミネラルウォーターの生産量が全国で一番多いのは山梨県です。1県だ
けで日本全体のほぼ3割を占めています(日本ミネラルウォーター協会調べ、
2011年)。

 これに静岡県、鳥取県、兵庫県、鹿児島県が続き、上位5県だけで全国のお
よそ7割を生産しています。カギを握るのは豊富な水をたたえる山の存在です。

 山梨と静岡は富士山、鳥取は大山、兵庫は六甲山を抱えています。これらの
山の麓にある採水地の近くには大手飲料メーカーが相次いで進出、それぞれの
地域の名を冠したミネラルウォーターを生産しています。


 ちなみに、一言でミネラルウォーターと申しましても、農林水産省のガイド
ラインでは以下のように4つに区分されています。ご参考までに。

・ナチュラルウォーター

 特定の水源から採水された地下水を原水とし、沈殿、濾過、加熱殺菌以外の
 物理的・化学的処理を行わない水

・ナチュラルミネラルウォーター

 ナチュラルウォーターのうち鉱化された地下水(地表から浸透し、地下を移
 動中又は地下に滞留中に地層中の無機塩類が溶解した地下水(天然の二酸化
 炭素が溶解し、発泡性を有する地下水を含む。)をいう。

・ミネラルウォーター

 ナチュラルミネラルウォーターを原水とし、品質を安定させる目的等のため
 にミネラル調整、ばっ気、複数の水源から採水したナチュラルミネラルウォ
 ーターの混合等が行われている水

・ボトルドウォーター・飲用水

 ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター及びミネラルウォー
 ター以外のもの




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      13986.52(+  7.22)△0.05%
□ナスダック       3168.48(-  3.10)▼0.10%
□S&P500      1512.12(+  0.83)△0.05%

□CME日経225先物 11410   (- 20)※大証比

□為替      (対ドル) 93.50  (対ユーロ)126.38

□半導体株指数        421.56(+ 0.87)
□NY原油先物(3月限)   96.62(- 0.02)
□NY金 先物(4月限) 1678.80(+ 5.30)


 6日のNY株式市場は小動き。欧州情勢の先行き不透明感が相場の重石とな
った一方、好業績銘柄の上昇が指数を下支えしました。

 今月末に総選挙が実施されるイタリアにおいて、40億ユーロ(約5040
億円)の税払い戻しを公約としている前首相のベルルスコーニ氏が支持率を伸
ばしていることから同国の金融危機の再燃が意識されました。また、7日の欧
州中央銀行(ECB)定例理事会の結果を見極めたいとして様子見ムードも強
く、指数はマイナスでのスタートとなりました。

 ダウは約5年4カ月ぶりの高値圏にあることから利益確定の売りが出やすく、
節目の1万4000ドル手前で足踏みしている状態ですが、好業績銘柄を中心
に買いが入り、指数は前日終値付近で取引を終了しました。

 S&Pセクター別指数(全10業種)では通信や公益、一般消費財など8業
種がプラス、テクノロジーとヘルスケアがマイナスでした。ダウ輸送株指数は
反落。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は小幅続伸です。

 個別銘柄では、好決算を発表した娯楽・メディア大手のウォルト・ディズニ
ーがしっかり。自社株買いと四半期配当の増額を発表した工業製品・事務用品
大手のスリーエムが上昇しダウを下支え。安く寄り付いた金融大手のバンク・
オブ・アメリカもプラス圏に浮上しました。好決算と増配を発表したメディア
のタイムワーナーが大きく上昇。同じく好業績を手掛かりにアパレルのラルフ
ローレンも大幅高となりました。

 一方、マイクロソフトやオラクル、インテル、アップルなど大型ハイテク株
が軟調な展開。ファイザーやメルクなど医薬品株の一角が安く、医療保険のユ
ナイテッドヘルスやウェルポイントなどもマイナス圏で推移しました。四半期
決算が市場予想を下回った輸送・物流サービス大手のCHロビンソン・ワール
ドワイドは大幅安となっています。

 ダウ構成銘柄では、スリーエムを筆頭に、ジョンソン&ジョンソン、ウォル
マート、プロクター&ギャンブルなど19銘柄が上昇。一方、インテル、メル
ク、キャタピラーなど11銘柄が下げました。

 CME日経225先物は円建てが11410(大証比20円安)、ドル建て
は11425(同5円安)で取引を終了しました。




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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは2日連続高。前日比7ドル高の1万3986ドルとなって
います。

 07年10月9日に付けた史上最高値1万4164ドル(終値ベース)にあ
と178ドルと迫っています。

 シカゴ日経平均先物は1万1410円と昨日の東京市場の日経平均株価1万
1463円と比べて50円ほど安い水準となっています。

 今朝6:25頃の円相場は、対ドルで1ドル=93円48銭前後とやや円高
に振れています。対ユーロは1ユーロ=126円42銭前後と円高に振れてい
ます。今晩開かれる欧州中央銀行(ECB)理事会で、ドラギ総裁がユーロ高
への懸念を示す可能性があるとの見方から円売りに慎重姿勢が出ています。

 NY原油はほぼ横ばい。前日比0.02ドル安の1バレル=96.62ドル
となっています。

 NY金価格は小幅高。前日比5.3ドル高の1トロイオンス=1678.8
ドルと2日ぶりに上昇しています。


 昨日の日経平均株価は大幅高。前日比416円高の1万1463円とリーマ
ン・ショック後の戻り高値1万1408円(ザラ場ベース、終値ベースは1万
1339円)を更新しています。東証1部の売買代金は2兆8191億円と今
年最高になっています。

 本日は主要企業の決算発表が相次ぎます。13:00台に清水建設、鹿島、
14:00台は大成建設、住友不動産、15:00台はソニー、DeNA、住
友鉱山、富士通、大日本印刷、ヤマダ電機などが予定しています(詳細は下記
参照)。

 8:50に12月の機械受注が発表されます。事前予想は前月比0.7%
減(11月は3.9%増)と3ヵ月ぶりに減少する見通しです。これまで2ヵ
月連続で増加した反動が予想されます。10~12月期を通しては3四半期ぶ
りの増加に転じる見通しです。

 11:00に1月末の都心オフィス空室率が発表されます。12月末時点は
前月比0.09ポイント低下の8.67%と2ヵ月ぶりに改善しています。都
心5区以外の地域からの移転や賃料低下で同じビル内にオフィスを拡張する動
きがあったことが影響しています。

 14:00に12月の景気動向指数・速報値が発表されます。事前予想は、
景気の現状を示す一致指数が前月比2.4ポイント上昇の92.6、景気の数
ヵ月先を示す先行指数は前月比1.5ポイント上昇の93.6となっています。

 15:00に1月第5週(1月28日~2月1日)の投資部門別売買動向が
発表されます。1月第4週(1月21日~1月25日)の外国人投資家は、
11週連続で買い越し、買越額は1991億円(前週は2138億円の買い越
し)となっています。11週間の累計買越額は2兆9580億円に達していま
す。

 一方、個人投資家は2週連続で売り越し、売越額は98億円(前週は123
億円の売り越し)となっています。金融機関は売り越し基調を継続。信託銀行
は14週連続で売り越し、売越額は1613億円(前週は1645億円の売り
越し)となっています。生・損保も20週連続で売り越し、売越額は355億
円(前週は534億円の売り越し)となっています。
   
 海外では、欧州中央銀行(ECB)理事会、英中銀金融政策委員会(最終
日)、EU首脳会議(~8日)などが予定されています。  
   
   
 本日、決算発表を予定している主な企業は以下の通りとなっています。


  【11:00台】

   日清紡HD(3105)、電化(4061)
   

  【13:00台】

   清水建(1803)、鹿島(1812)
   

 【14:00台】

   大成建(1801)、住友不(8830)
    

 【15:00台】

   ソニー(6758)、ディーエヌエ(2432)、住友鉱(5713)、
   旭硝子(5201)、リンナイ(5947)、富士通(6702)、
   スズキ(7269)、エイベGHD(7860)、大日印(7912)、
   セコム(9735)、ヤマダ電(9831) 
                 

 【16:00台】

    日本触(4114)・・・等々。


◆主なニュース

・米、日本にシェールガス 来月にも解禁、17年メド開始

・関電・九電、申請時より値上げ幅を圧縮へ 経産省専門委

・三菱重、売上高5兆円企業狙う 日立との連携強化を軸に

・ローソン、働き盛り・子育て世代の年収平均3%引き上げ

・KDDI、1500人採用 中小企業のスマホ利用を開拓

・小売業の値下げ広がる、良品計画は200品目1~3割安

・川崎汽船、アジアで海陸一貫輸送 100億円で倉庫など

・三井不4~12月、純利益69%増 マンション分譲好調

・NTT4~12月、営業益2%減 フレッツ光が伸び悩む

・デル、再浮揚へ賭け MBOで非上場、パソコン依存脱却


◆経済指標等

・対内証券売買契約(週次、財務省)
・外貨準備高(1月末、財務省)
・機械受注統計(12月、内閣府)
・東京都心オフィス空室率(1月、三鬼商事)
・景気動向指数(12月速報値、内閣府)
・携帯電話契約数(1月末、各社)
・部門別売買動向(週次、東証)

・米労働生産性(10~12月期速報値)
・米新規失業保険申請件数(週次)
・米小売り各社の既存店売上高(1月)
・米消費者信用残高(12月)


◆その他

・主な決算 清水建設(1803:民間建築主力、環境エネルギーに注力)
      鹿島建設(1812:超高層、耐震、原発などの技術に強み)
      DeNA(2432:携帯向けゲーム「モバゲー」主力)
      日本マクド(2702:外食国内首位級)
      東レ(3402:炭素繊維世界首位)
      旭硝子(5201:建築・自動車ガラスで世界最大級)
      住友鉱山(5713:非鉄金属と電子材料が2本柱)
      ソニー(6758:エレキ事業を再生中)
      ミツミ電(6767:電子部品の総合大手)
      スズキ(7269:国内軽自2位、インド4輪4割強占有)
      エイベックス(7860:映像分野など非CD分野を強化)
      SBI(8473:総合金融業を志向)
      ヤマダ電(9831:家電量販店最大手)

・EU首脳会議(8日まで)
・欧州中央銀行(ECB)理事会(結果発表)
・英中銀金融政策委員会(結果発表)



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【3】心に残る名言                        **
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     あなたの知らないところにいろいろな人生がある

     あなたの人生がかけがえのないように

     あなたの知らない人生も また かけがえがない

     人を愛するということは 知らない人生を 知るということだ


                          灰谷 健次郎






THANK YOU FOR READING MY MAIL MAGAZINE!                 by aqua
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    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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