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  　　　　　　　　　　 　◎　ハロー！株式　◎　　　　 2013/03/15 夕刊

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こんばんは。ａｑｕａです。

　カレーはインド発祥の料理ではありますが、インドやタイ、日本などではそ
れぞれ独自の発展を遂げ、日本独自のカレーライスは国民食と呼ばれるほどの
地位を確立しています。

　カレーも地域によって使う素材やアレンジに違いが見られます。マーケティ
ング事業を展開するドゥ・ハウスの調査によりますと、例えば自宅でカレーを
作る際に最もよく使う肉は、宮城、東京、愛知では「豚肉」、大阪、広島、福
岡では「牛肉」がトップとなっています。また、東京では「鶏肉」が２位に来
ますが、愛知では２位が「牛肉」となっています。

　カレーにかけたり、添えたりするものとしては全国的に「福神漬け」と「ら
っきょ」が定番で、愛知や広島では「チーズ」が上位にきます。また、卵を使
ったトッピングに関しても、宮城の１位「目玉焼き」、東京が「ゆでたまご」、
愛知と大阪が「生卵」、広島と福岡も「ゆでたまご」といった具合に、地域に
よって特色があります。

　日本では日常食となっているカレーですが、日本のようなカレーを食べる習
慣がない中国ではまだ舶来の食べ物で、カレーにとっては大きな可能性を秘め
ている市場です。

　日本で「カレーハウスＣｏＣｏ壱番屋」を展開する壱番屋は、資本関係のあ
るハウス食品と組んで、２００４年に上海市に中国１号店をオープンして以来、
現在は北京や蘇州、天津などで店舗数を３３店舗まで増やしています。

　また、中国でカレーのルーやレトルトカレーを販売するハウス食品では、カ
レーライスを中国の「人民食」とするべく現地展開に力を入れているそうです。



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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場

 ２．主な材料

 ３．主な投資判断

 ４．０５年に匹敵あるいは凌駕

 ５．編集後記





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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　１２５６０.９５（＋１７９.７６）△１.４５％
◎ＴＯＰＩＸ　　１０５１.６５（＋　１３.４８）△１.３０％

◎売買高概算　　３８億８６３４万株
◎売買代金概算　　２兆９４８６億円
◎時価総額　　３６４兆６０７２億円

◎値上り銘柄数　１２３８　　　◎（昨年来）新高値　３５５
◎値下り銘柄数　　３８０　　　◎（昨年来）新安値　　　０
◎変わらず　　　　　８８

◎騰落レシオ（２５日）１１８.１９％

◎サイコロ（日経平均）１０勝２敗　○○○○○○○○●●○○ ８３.３％

◎カイリ率（日経平均）２５日線比＋７.５３％　７５日線比＋１７.０８％

◎為替　　（対ドル）　９６.０８　　（対ユーロ）１２５.０９

◎出来高上位
　１.みずほ　　＜８４１１＞　　２１２円（－　　２円）１８０,９１８千株
　２.川崎船　　＜９１０７＞　　２２８円（＋　　９円）１３６,３４４千株
　３.ソニー　　＜６７５８＞　１６６８円（＋１６５円）１０７,８８９千株
　４.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　　５７６円（－　　４円）　９６,５８１千株
　５.第一船　　＜９１３２＞　　１０４円（＋　２１円）　９５,５０２千株

◎売買代金上位　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  (円)
　１.ソニー　　＜６７５８＞　１６６８円（＋１６５円）１７４,４６３百万
　２.ＪＴ　　　＜２９１４＞　３０７５円（－　５５円）１０６,４９４百万
　３.トヨタ自　＜７２０３＞　５０２０円（＋　７０円）　５８,００６百万　
　４.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　　５７６円（－　　４円）　５６,００３百万　
　５.ホンダ　　＜７２６７＞　３８２０円（＋　９５円）　５２,４９６百万


◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売り３７３０万株　買い４３６０万株

　本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、前日比１７９円（１．４５
％）高の１万２５６０円と昨年来高値を連日で更新して取引終了です。昨晩の
ＮＹダウが８３ドル高の１万４５３９ドルと１０日連続高、かつ８日連続で史
上最高値を更新したこと、また昨日東証が発表した３月第１週（３月４日～３
月８日）の投資家別売買動向で外国人が１兆円を超す史上空前の買い越しとな
ったこと、加えて為替が落ち着いた動きとなっていることも買い安心感を誘い、
朝方から幅広い銘柄に買いが先行。買い一巡後は上げ幅をやや縮小する場面も
ありましたが、下値では先高期待からの押し目買い意欲は旺盛。引けにかけて
再びジリジリと上げ幅拡大となっています。売買代金は概算２兆９４８６億円、
上海総合指数は８ポイント高の２２７８です。

　業種別では、海運、ゴム、陸運、鉱業、繊維、小売り、電機、機械などの上
げが目立ちます。

　個別銘柄では、「宝船」としてご紹介の川崎汽船が９円高の２２８円と値を
上げて昨年来高値更新、昨年末の終値１３１円から値幅にして９７円、率にし
て７０％を超える上昇となっています。安倍首相が本日にも環太平洋経済連携
協定（ＴＰＰ）交渉参加を正式に表明する見通しであり、ＴＰＰ参加に伴う物
流の増加を期待した買いが入っています。

　共栄タンカーも６６円高の２６９円、乾汽船はストップ高となる８０円高の
３８３円、第一船は２１円高の１０４円、郵船は１６円高の２６５円、商船三
井は１９円高の３３６円と値を上げ、業種別では海運セクターの値上がり率が
トップです。

　ニコンが４日連続高、５６円高の２２６２円と値を上げています。米インテ
ルなど半導体大手が２０１７年にも半導体材料のウエハーの直径を現在の１．
５倍（４５０ミリ）にして半導体チップの生産効率を２倍にし、ニコンがその
大型化したウエハーに回路を描く露光装置をインテルから受注したと報じられ、
好感した買いが入っています。

　キッコーマンが連日で昨年来高値更新、３２円高の１５５５円となっていま
す。２０１３年３月期の連結営業利益が前期比１３％増の２００億円程度にな
る見通しと報じられ、好業績を好感した買いが入っています。

　日立が１１円高の５６１円と上昇。昨日の引け後に２０１３年３月期の期末
配当を１株当たり５円にすると発表。中間配当と合わせた年間配当は１０円と
なり、前期比で２円の増配となったことで好感した買いが入っています。リー
マン・ショックの影響で０９年３月期には７８７３億円の最終赤字を計上しま
したが、経営改革を進めて１３年３月期の最終損益は１５００億円の黒字見通
しとなるまで収益力が回復しています。

　住宅大手の住友林業が連日で昨年来高値更新、２７円高の１０３５円となっ
ています。消費増税前の駆け込み需要を見込んだ買いが継続しています。また、

２０１４年１月期の連結純利益が７期ぶりに過去最高を更新する見通しを発表
した積水ハウスも３９円高の１３２９円と連日で昨年来高値を更新しています。

　その他、農業機械と鋳鉄管のクボタが５６円高の１３１４円、防衛関連の三
菱電機が２１円高の８３４円、含み資産関連のサッポロが８円高の３８４円、
エムスリーが４３００円高の１７万９５００円といずれも昨年来高値更新。衛
生陶器のＴＯＴＯが２７円高の８４０円、東京ディズニーランド＆シーを運営
するオリエンタルランドが２２０円高の１万５１４０円、その筆頭株主の京成
電鉄が２２円高の９７６円と１０００円に接近、育児用品トップのピジョンが
１９０円高の６４２０円と値を上げています。

　本日の新高値銘柄は、極洋、住友林業、積水ハウス、ツクイ、エムスリー、
電通、サッポロ、キリン、キッコーマン、東洋水産、ＭｏｎｏｔａＲＯ、三越
伊勢丹、高島屋、松屋、積水化学、ゼオン、大日本住友薬、ブリヂストン、浜
ゴム、洋ゴム、クボタ、三菱電機、京セラ、パラベッド、ピジョン、東急不、
住友不、京成、東急、川崎汽船、三菱倉庫、東映、カナモト・・・等々です。



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【２】主な材料　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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・日中韓首脳会談、５月２５・２６日で調整　ソウルで

・ケリー米国務長官、４月中旬に日・中・韓の訪問発表

・首相、ＴＰＰ交渉参加を与党に伝達　今夕に記者会見

・日銀総裁に黒田氏　副総裁に岩田・中曽氏　国会承認

・景気「持ち直しの動き」　月例報告、３ヵ月上方修正

・日経平均、連日で昨年来高値を更新　４年半ぶり水準

・トッパン・フォームズ、三井物から帳票作成企業買収　

・中国首相に李克強氏を選出　「習－李体制」正式始動

・７８７運航再開、数週間程度で　当局の承認は不透明



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【３】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［クレディＳ証券］
　引上げ　Ｂ→Ａ（5301）東海カーボン 　　　　270→   380円
　引上げ　Ｃ→Ｂ（5302）日本カーボン　　　　　　　　 200円
　引上げ　Ｃ→Ｂ（5310）東洋炭素 　　　　　　　　　2,000円

［野村証券］
　据置き　　　Ａ（3391）ツルハＨＤ 　　　　5,500→10,500円
　引上げ　Ｂ→Ａ（6724）セイコーエプソン　　977→　1,353円
　据置き　　　Ａ（7740）タムロン　　　　　2,950→　2,550円
　据置き　　　Ａ（9989）サンドラッグ　　　3,000→　4,600円
　引下げ　Ａ→Ｂ（3088）マツモトキヨシ　　2,200→　2,800円
　据置き　　　Ｂ（3349）コスモス薬品　　　 5,600→11,000円

［三菱ＵＦＪＭＳ証券］
　据置き　　　Ａ（3268）一建設　　　　　　 3,100→ 6,300円

［大和証券］
　引上げ　３→１（6758）ソニー　　　　　　　　　　 2,200円

 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
 ※価格：各証券会社が判断する妥当株価



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【４】０５年に匹敵あるいは凌駕　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　変化を好む外国人投資家は、２００５年の「郵政解散」の時も腰を据えて日
本株を買いに来ており、東証が発表している投資部門別株式売買動向（三市場
１・２部等合計）で当時の週間ベースでの連続買い越し期間は２６週に達しま
した。

　現在、外国人投資家の週間ベースでの買い越しは１７週連続で、期間累計で
は５兆２１００億円に達しています。郵政解散の時の１７週時点の累計が５兆
２５００億円ですので今回は０５年に匹敵するペースで外国人の買いが継続し
ています。

　週間ベースの買越額では、最新データの３月第１週（３月４～８日）の額で
初の１兆円突破となっており、０５年当時を凌駕する勢いです。

　２０１２年の年間トータルの外国人投資家の買越額は２兆８２６４億円であ
り、過去１７週で５兆円、直近１週間で１兆円、それだけを見ても現在の外国
人投資家による日本株買いは空前の規模であることが分かります。

　０５年８月の郵船解散で始まった当時の上昇相場は、途中押し目を入れなが
らも、０７年７月に高値をつけるまで約２年間という長期に達しました。

　もちろん、過去の動きをそのまま現在に当てはめていいものかどうかは分か
りませんが、外国人の買い越しが今までに例のない空前の勢いとなっていると
いうことは、過去に例を見出しにくいほど大きな上昇曲線を描く可能性すらあ
ると感じています。



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【５】編集後記                           　 mailto:aqua@aqua-inter.com
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本日は会社四季報「春号」発売日です。企業の現状と事業環境の状況、独自取
材に基づく見通し等が簡潔にまとめられている四季報は今も昔も投資家必携の
ツールです。四季報に記載されたデータ等はネット証券の情報画面でも確認で
きますが、全銘柄が網羅された紙ベースの情報には、ネットの情報とはまた違
った価値があります。もちろん日経会社情報も同様です。
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　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～　　　
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～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～　＝７年連続受賞＝

◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１２ http://melma.com/contents/moy2012/
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　　　「ハロー！株式」　５年連続での『総合大賞』

　　　　（０６年と０７年はマネー部門賞第１位）


◎まぐまぐ大賞２００８ http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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　　　「ハロー！株式」　マネー部門　第１位

　　　　（０６年から０８年まで連続受賞、０９年以降はコンテストなし）


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　ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
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