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――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 有望銘柄の紹介で大好評! 【 アクア・スペシャル版 】は明日夕配信です。 ※お申し込みはこちら → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 2013/04/23 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんばんは。aquaです。 昨日の日経新聞朝刊の一面を飾った「川重・三井造船、統合交渉」の記事は 朝刊最終版にのみ掲載されたもので、目にしていなかった人も多かったはずで す。 新聞には記事の締切時間によって版数が異なる「版建て」という仕組みがあ るのですが、例えばある大手新聞の朝刊の場合ですと、朝刊は10版から14 版までで、10版の締め切りが前日午後10時半、最終の14版が当日午前2 時頃の締め切りとなり、版の違いによって記事の内容や構成が違ってきます。 印刷所から遠方の地域で配布するのが早刷りの10版で、夕刊のいかない地 域などもこの版です。以下、東京本社の管轄地域を例にしますと、おおまかに 12版が東京から遠い関東地方、13版は近い首都圏、最終版の14版は東京 23区と横浜市・川崎市の一部などとなります。 自宅で読んだ新聞と会社で読む新聞の一面の記事が違うということが起こる のはこのためです。 もちろん、時々刻々と事態が変化する重大事件や災害などは遅い版の方が情 報量が多く、記事の内容も詳細になります。また、特ダネやスクープ記事を早 い版に載せますと他社の追随を許すことになるため、早い版に間に合う場合で もあえて最終版を待って報道するケースもあるようです。 本来は、事実をいち早く正確に伝えるのが報道のあるべき姿ですが、実情は 意図的な操作によって情報の格差が生じているケースがあるということです。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 <スペシャル版(有料版)通信> 2.主な材料 3.主な投資判断 4.信用格付け 5.編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 13529.65(- 38.72)▼0.29% ◎TOPIX 1143.78(- 1.82)▼0.16% ◎売買高概算 43億4844万株 ◎売買代金概算 2兆7123億円 ◎時価総額 397兆2080億円 ◎値上り銘柄数 937 ◎(年初来)新高値 271 ◎値下り銘柄数 660 ◎(年初来)新安値 0 ◎変わらず 116 ◎騰落レシオ(25日)118.92% ◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 ○●○○●●●○●○○● 50.0% ◎カイリ率(日経平均) 25日線比+5.08% 75日線比+14.43% ◎為替 (対ドル) 98.79 (対ユーロ)129.12 ◎出来高上位 1.長谷工 <1808> 155円(- 4円)299,692千株 2.三井住友建<1821> 106円(- 2円)253,796千株 3.みずほ <8411> 214円(- 4円)196,566千株 4.マツダ <7261> 337円(- 2円)167,810千株 5.東電 <9501> 450円(- 8円)163,611千株 ◎売買代金上位 (円) 1.アイフル <8515> 1080円(+150円)161,774百万 2.SBI <8473> 1728円(+300円) 84,228百万 3.東電 <9501> 450円(- 8円) 74,025百万 4.マツダ <7261> 337円(- 2円) 57,317百万 5.長谷工 <1808> 155円(- 4円) 47,972百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1490万株 買い2140万株 本日の東京マーケットは日経平均株価は3日ぶりに下落、前日比38円(0 .29%)安の1万3529円で取引終了です。 昨晩のNYダウは19ドル高でしたが、円相場が1ドル=98円台後半、1 ユーロ=129円台前半とともに昨日から1円近く円高に振れたことを嫌気し、 加えて連日の上昇で高値警戒感も意識され、朝方から輸出関連中心に売りが先 行。もっとも、下値では依然として先高期待からの押し目買い意欲は強く、下 値も限定的。10時半頃には一時プラスに転じるなど終日底堅い値動きとなっ ています。そうした中、政府による公共投資の拡大への期待感の高まりから大 林組、大成建が年初来高値を更新するなど国土強靭化関連が値を上げています。 売買代金は概算2兆7123億円、上海総合指数は57ポイント(2.5%) の大幅安で2184です。 業種別では、建設、保険、水産、電力ガス、食品、鉄鋼などが高く、不動産、 銀行、倉庫、自動車、倉庫などが下げています。 個別銘柄では、日本道路が16年ぶりの高値まで上昇、49円高の561円 となっています。一時は596円まで上昇する場面がありました。前引け後に 13年3月期の連結純利益が従来計画22億円を大きく上回り、86%増の3 9億円になったと発表。業績の上方修正を好感する買いが入っています。前期 末の1株配当を従来計画7円から10円に増額すると発表したことも支援材料 となっています。 他の道路株にも買いが波及し、東亜道路は54円高の539円、NIPPO は23円高の1359円、大林道路も27円高の465円と値を上げています。 東洋ゴムが18円高の528円と値を上げ、連日で年初来高値更新です。2 015年までに米国でタイヤの生産能力を現在の3割増の850万本に引き上 げると報じられ、好感した買いが入っています。新車販売が堅調な北米での供 給体制を強化することで収益拡大に繋がるとの期待が高まっています。15年 までに全社のタイヤ年産能力を10年比で55%増強し、海外生産比率を10 年の1割から4割に引き上げる計画です。 NECが1億株を超える大商いで20円高の284円と3日連続高、3年ぶ りの高値水準まで上昇しています。丸紅がNECから携帯電話の販売代理店事 業を買収する方針を固めたと報じられ、事業再編への期待から買いが入ってい ます。通信設備とインフラ事業に経営事業を集中する姿勢が評価されています。 OKIが32円高の188円と20%を超える大幅高。14年3月期の連結 営業利益が前期推定に比べて2倍近い220億円になる見通しと報じられ、好 感した買いが膨らんでいます。ATM事業が中国で好調を維持し、ロシアやイ ンドネシアなどでも新規の納入が本格化する見通しです。 IHIが3日連続高、9円高の367円と昨年来高値更新です。昨日の引け 後に13年3月期の連結純利益が前期比39%増の330億円になった模様と 発表。従来計画230億円を大幅に上回り、好感した買いが入っています。川 重と三井造が経営統合に向けた交渉に入ると報じられ、業界再編への期待も材 料となっています。 その他、赤外線センサーで国内9割の日本セラミックが77円高の1657 円と大幅高、積水化学が30円高の1181円と上値指向の展開継続、呉服店 発祥の名門百貨店の松屋が195円高の2024円。 政府による公共投資の拡大への思惑から大林組が10円高の613円、大成 建設が14円高の330円、清水建が18円高の385円、鹿島が15円高の 322円と大手ゼネコンがいずれも連日で年初来高値更新、三越伊勢丹が19 円高の1589円、松屋が195円高の2024円と年初来高値を更新するな ど百貨店株も上値追いの展開が継続しています。 本日の新高値銘柄は、極洋、サカタのタネ、ショーボンド、大成建設、大林 組、清水建、鹿島、NIPPO、日本道路、ツクイ、エムスリー、三越伊勢丹、 松屋、大日住薬、日本農薬、イハラケミカル、クミアイ化学、TOTO、横河 ブリッジ、日本橋梁、NEC、IHI、商船三井・・・等々です。 ☆スペシャル版(有料版)通信 シナリオ通り、7月の参院選が近づいてきたことで、国土強靭化関連銘柄が 連日でにぎわってきました。本日は大林組、大成建設、清水建、鹿島といった 大手ゼネコンがいずれも年初来高値更新。加えて、日本道路、NIPPO、大 林道路、前田道路といった道路株も値を飛ばしていずれも年初来高値更新。橋 梁、ビルなど補修工事最大手のショーボンドHDも195円高の3815円と 値を飛ばして年初来高値更新・・・といった具合です。 4月3日号、及び10日号スペシャル版にて「頭に入れておきたいポイント は7月21日頃に控える参議院選挙です。ゴールデンウェーク明け辺りから選 挙モード突入→票になりやすい話題性から政治家による国土強靭化の連呼→道 路・橋梁・首都高改修・耐震化といったインフラ整備や復興関連といった国策 関連のテーマ性の浮上、これが想定されます」というシナリオを申し上げまし たが、実際にその通りの動きとなってきました。 仕込まれた方、或いはホールドしてこられた方、取り敢えずはおめでとうご ざいます。尚、先週ご紹介したばかりの○○○9、本日大きく値を上げていま す。こちらも仕込まれた方、おめでとうございます! 明日のスペシャル版でも有望銘柄をご紹介しますので、ご期待下さいませ! ☆お申込み・詳細 → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・首相、円安による輸入格上昇「収入増で補える状況作る」 ・ファストリやセブン&アイ 日本の小売りが米で収益拡大 ・JFEの13年3月期、395億円の黒字 赤字から一転 ・日電算の14年3月期、純利益6.3倍に 95円前提で ・787の運航再開、週内にも承認へ 国交相、米側と歩調 ・三菱自、プラグインハイブリッド車3800台をリコール ・日本旅客船協会、86航路で小学生以下無料 5月5日等 ・OECD「3本の矢の完全実施が最重要」 対日審査報告 ・HSBCの4月の中国PMI、前月比で2カ月ぶりに低下 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [UBS証券] 引下げ B→C(8306)三菱UFJFG 490→ 585円 据置き C(8411)みずほFG 165→ 175円 [ゴールドマンS証券] 据置き A(7733)オリンパス 2,620→ 2,860円 据置き A(8933)NTT都市開発 173,800円 据置き A(9843)ニトリ 9,000円 [BNPパリバ証券] 新 規 A(3405)クラレ 1,900円 [野村証券] 据置き A(8060)キヤノンMJ 2,194円 [三菱UFJMS証券] 引下げ A→B(9602)東宝 2,100→ 2,400円 据置き B(9697)カプコン 1,800→ 1,600円 [大和証券] 据置き 2(7532)ドンキホーテ 3,900→ 5,500円 据置き 2(9448)アークス 1,950→ 2,100円 据置き 2(9989)サンドラッグ 3,900→ 4,550円 引下げ 3→4(7309)シマノ 5,700→ 7,400円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※価格:各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】信用格付け ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 金融債務を履行する債務者(発行体)の総合的な能力(信用力)や個別債務 の信用力についての各社の意見を示したものを「(信用)格付け」と言い、国 際的な大手格付け会社としてはスタンダード&プアーズ(S&P)、ムーディ ーズ、フィッチレーティングスの3社、国内ではJCR(日本格付研究所)、 R&I(格付投資情報センター)などがあります。 国や事業会社などの発行体に対する信用力の他に、債券などの金融商品につ いて元本や利息が約束どおりに支払われるかどうかの確実性、債務不履行の可 能性を測るモノサシとして利用されます。 参考までに一般的な信用格付けの定義は下記のようになっています。 ※区切りは、意味が同じでも格付け会社によって符号が違う場合です。 【AAA/Aaa】トリプルA格(最上の信用力) 総合的に判断して安全性が最も高い。最上級の格付け。 【AA/Aa】 ダブルB格(非常に高い信用力) 安全性は極めて高く、最上位との差もわずか。 【A】 シングルA格(高い信用力) 債務を履行する能力は高いが、経済環境や状況の変化の影 響を受けやすい。 【BBB/Baa】トリプルB格(良好な信用力) 現状の安全性に問題はないが、経済環境や状況の変化によ り債務履行能力が低下するおそれがある。 一般的にここまでが「投資適格等級」で、これ以下の【BB/Ba】ダブル B格から【C】C格等は、下にいくほど将来の不確定要素が強かったり債務履 行能力に問題があり、「投機的等級」または「投資不適格」とされ、「ジャン ク債」または「ハイイールド(高利回り)債」などと呼ばれます。 格付け会社によって1~3、または+や-の付加記号していますが、これは トリプルA格以下の各格付けのカテゴリーにおいて、1(または+)は上位、 2(または無し)は中位、3(または-)は下位にあることを示しています。 また、「ポジティブ」「ネガティブ」「安定的」あるいは「引き上げ方向で 見直す予定」などとコメントがつく場合、これを「アウトルック」と呼び、中 期的(通常6カ月間から2年間)に格付けがどの方向に動きそうかを示すもの です。たとえば「ポジティブ」であれば、格付けが上方に向かう可能性を示唆 しています。 ___________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 順調に上昇してきた銘柄には利益確定の売りが入り、その一方で休んでいた銘 柄が買われ、そして利食い売りをこなした銘柄が後日あらためて上を目指すと いう好循環が続いています。利食い売りが入りましても、押し目買い意欲が強 いためそれほど下がらないというのが悩ましいところです。 ___________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =7年連続受賞= ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2012 http://melma.com/contents/moy2012/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 5年連続での『総合大賞』 (06年と07年はマネー部門賞第1位) ◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし) ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断 でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━