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株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ
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■□　　　　女性のための株式投資　　　　　　　2013/05/01 夕刊 VOL.6502
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こんばんは。ａｑｕａです。

　日本の象徴でもある「富士山」が、６月開催の世界遺産委員会で世界遺産に
登録される見通しとなりました。

　日本には、法隆寺地域の仏教建造（奈良県）、石見銀山遺跡とその文化的景
観（島根県）などの世界文化遺産が１２件、白神山地（青森県、秋田県）、屋
久島（鹿児島県）などの世界自然遺産が４件、計１６件の世界遺産があり、富
士山が文化遺産に登録されれば日本では１７件目の世界遺産となります。

　ちなみに、「富士山」の文化的価値を構成する資産として、三保松原は除外
されましたが、各登山道、富士五湖、忍野八海、白糸ノ滝、浅間神社などが含
まれています。

　世界遺産に登録されるということは、普遍的価値のある人類共通の遺産とし
て認められたということであり、同時に景観や環境を保全する義務と責任が生
じます。

　富士山について以前は自然遺産への登録を目指す動きがありましたが、登山
者のし尿処理の不備やゴミ投棄といった環境問題が障害となり選に漏れた経緯
あります。その後、文化的景観という観点から文化遺産への登録を目指し、本
日の吉報を手にしました。

　世界遺産を目指す理由や事情は、たとえば「誇り」であったり、価値の「保
全」であったりと様々ですが、経済効果も大きな動機付けです。

　世界遺産に登録されれば、知名度の向上により世界中から観光客が激増する
可能性があり、実際、１９９５年に世界遺産（文化遺産）に登録された白川郷
の登録後の観光客数は、登録前に比べて倍以上に増加しました。世界的な観光
資源を持つことで、観光を中心に地域経済の活性化につなげたいという期待が
あるのは明白です。（ただその一方で、どこの世界遺産もそうですが、観光地
化が進むことによって困った問題も数多く発生しています。）

　すでに本日の相場では、富士山麓で遊園地やテーマパーク、温泉施設などを
運営する富士急の株価が客数増加の期待から急騰しています。※下記の相場概
況をご参照ください。



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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場

 ２．主な材料

 ３．主な投資判断

 ４．月間上昇率上位

 ５．編集後記




＝ ａｑｕａからのお知らせ ＝

　本日のスペシャル版はＧＷの中日であり、誠に恐縮ながらお休みとさせて
　頂きます。次回の配信は５月８日（水）となりますので、よろしくお願い
　致します。



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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　１３７９９.３５（－　６１.５１）▼０.４４％
◎ＴＯＰＩＸ　　１１５８.３７（－　　６.７６）▼０.５８％

◎売買高概算　　３０億６７７４万株
◎売買代金概算　　２兆４１８１億円
◎時価総額　　４０２兆５４６１億円

◎値上り銘柄数　６８８　　◎（年初来）新高値　１７４
◎値下り銘柄数　８９８　　◎（年初来）新安値　　　０
◎変わらず　　　１２４

◎騰落レシオ（２５日）１１７.４０％

◎サイコロ（日経平均）　　５勝７敗　●●○●○○●○○●●● ４１.７％

◎カイリ率（日経平均）　２５日線比＋４.９４％　７５日線比＋１４.６１％

◎為替　　（対ドル）　９７.４６　　（対ユーロ）１２８.３３

◎出来高上位
　１.ランド　　＜８９１８＞　　　２１円（＋　　５円）１４０,５５０千株
　２.みずほ　　＜８４１１＞　　２１４円（－　　１円）１３６,２８６千株
　３.長谷工　　＜１８０８＞　　１４７円（＋　　５円）１２６,８４２千株
　４.東電　　　＜９５０１＞　　４１７円（－　１３円）１１７,４３９千株
　５.野村ＨＤ　＜８６０４＞　　７７３円（－　２０円）１１６,４５１千株

◎売買代金上位　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 (円)
　１.野村ＨＤ　＜８６０４＞　　７７３円（－　２０円）　９０,７４８百万
　２.ＳＢＩ　　＜８４７３＞　１８１８円（－　６８円）　８３,８２１百万
　３.ケネディク＜４３２１＞７２８００円（＋２３百円）　５５,００５百万
　４.東電　　　＜９５０１＞　　４１７円（－　１３円）　４９,８３４百万
　５.トヨタ自　＜７２０３＞　５５５０円（－　９０円）　４３,７１６百万


◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売り１５２０万株　買い２４１０万株

　本日の東京マーケットは日経平均株価が３日連続安、前日比６１円（０．４
４％）安の１万３７９９円で取引終了です。

　昨晩のＮＹダウは４日連続高で２１ドル高の１万４８３９ドルと４月１１日
に付けた史上最高値１万４８６５ドルまであと２５ドル余りに接近となりまし
たが、円相場が１ドル＝９７円台前半、１ユーロ＝１２８円前後まで円高に振
れたことが重石となり、朝方から売りが先行。連休の谷間であることや今晩に
米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の結果公表、明日の欧州中央銀行（ＥＣＢ
）理事会、３日には４月の米雇用統計の発表など重要イベントを控えているこ
と、さらに４月の中国製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）が５０．６と市場
予想を下回ったことも買い手控え気分を誘い、終日軟調な展開となっています
。富士山が６月にも正式に世界遺産に登録される見通しとなったことで関連銘
柄が賑わっています。売買代金は概算２兆４１８１億円、上海市場は労働節で
休場です。

　業種別では、紙パ、水産、海運、不動産、電力ガス、陸運などが高く、証券、
機械、自動車、電機、医薬品などが下げています。

　個別銘柄では、静岡・山梨など富士山麓の別荘・リゾートを地盤とする富士
急行がストップ高。１５０円高の１０６５円となっています。１０００円台乗
せは１９９１年６月以来、ほぼ２１年１０ヶ月ぶりとなります。昨日に国連教
育科学文化機関（ユネスコ）の諮問機関が富士山を世界文化遺産に登録すべき
と勧告。同社は登山口近辺までのバスや鉄道を運行しており、旅客数の増加に
伴う業績拡大への思惑から買いが集まっています。

　アウトドア用品のヒマラヤも１４１円高の１３１９円と大幅高。富士山が６
月にも正式に世界遺産に登録される見通しとなり、登山人口が増えるとの見方
からスポーツ用品を手掛ける同社に物色の矛先が向かっています。

　その他、富士山関連として宿泊予約サイトの一休が２万０１００円高の１７
万３０００円と大幅高、富士山周辺への観光需要が増加するとの連想から格安
航空券のＨＩＳが１４５円高の４３４５円と大幅高、登山靴を扱うＡＢＣマー
トが７０円高の３７２０円、アシックスも６７円高の１８２４円と値を上げて
います。

　ペン入力のタブレットで世界首位のワコムがストップ高、７万０５００円高
の５１万６０００円と値を上げて連日で年初来高値更新。昨日の引け後に好業
績見通しを発表し、好感した買いが集まっています。スマートフォンやタブレ
ット端末向けのペンセンサーシステムの販売が好調です。併せて６月に１株を
４００株に分割すると発表。年間配当は１７．５円を見込み、実質増配となる
ことも買いを誘っています。

　作業服販売チェーン最大手のワークマンが５８０円高の３７８０円と大幅高、
連日で株式分割考慮後の上場来高値更新となっています。昨日の引け後、好業
績を発表。１３年３月期の年間配当を従来計画から１０円高い７５円に増配す
ると発表し、好感した買いが入っています。

　その他、収益急拡大見通し発表の日本調剤が５００円高の３０７０円とスト
ップ高、積水化学が２３円高の１２４９円、衛生陶器のＴＯＴＯが３８円高の
１０４８円、鉄道向け耐震補強工事やホームドア設置の東鉄工業が２５円高の
１６５３円、三菱電機が３４円高の９６２円といずれも年初来高値更新となっ
ています。

　本日の新高値銘柄は、サカタのタネ、東鉄工業、前田建、日揮、タケエイ、
一休、日本調剤、積水化学、テルモ、栄研化学、日本ヒューム、ＴＯＴＯ、文
化シャッター、日機装、三菱電機、ヒマラヤ、セブン銀行、商船三井、東映・
・・等々です。



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【２】主な材料　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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・環境省、アジア１０都市で温暖化対策支援　排出権と交換

・製造業の残業時間、４カ月連続で増加　３月毎月勤労統計

・４月の新車販売、８カ月ぶり増加　軽は３カ月ぶりプラス

・政府、サウジと投資協定を調印　原子力協定の締結も検討

・日本とコロンビアのＥＰＡ、年内大筋合意で一致　経産相

・７月のＴＰＰ交渉会合、日本は会期終盤での途中参加濃厚

・東電の次世代電力計、東芝とＮＥＣの連合がシステム受注

・ソニー、全役員が賞与返上　エレキ事業黒字転換ならずで

・中国の４月の製造業ＰＭＩ、予想外の低下　５０は上回る



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【３】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［ＵＢＳ証券］
　据置き　　　Ａ（6361）荏原　　　　　　　　 470→   580円

［ゴールドマンＳ証券］
　据置き　　　Ａ（6981）村田製作所　　　　　　　　 8,700円

［野村証券］
　据置き　　　Ａ（1878）大東建託　　　　　 8,900→11,500円
　据置き　　　Ａ（6724）セイコーエプソン　 1,353→ 1,449円
　据置き　　　Ａ（6727）ワコム　　　　　　　42万→53.8万円
　据置き　　　Ａ（8806）ダイビル 　　　　　1,780→ 1,800円

［大和証券］
　引下げ　２→３（2327）ＮＳＳＯＬ 　　　　　　　　2,130円
　引上げ　４→３（4911）資生堂 　　　　　　　　　　1,280円

 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
 ※価格：各証券会社が判断する妥当株価



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【４】月間上昇率上位　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　昨日までの４月相場は数年来の活況を呈しており、日経平均の４月月間の上
昇幅は１４６２円、上昇率は１１．８％に達しました。上昇率は０９年１２月
（１２．８％高）以来、３年４カ月ぶりの大きさです。

　昨年１１月の衆院解散が相場反転上昇の起点となり、安倍政権の誕生から上
昇の流れが鮮明になり、４月初めの黒田日銀による「異次元の金融緩和」とそ
れに伴う円高修正の動きが相場一段高の起爆剤となりました。もちろん、原動
力は外国人投資家による日本株買いです。

　４月第２週（８～１２日）の海外勢の日本株の買越額は過去最大規模に膨ら
み、昨年１１月以降の累計の買越額も空前の規模となっています。海外勢の買
いと相場上昇に伴って個人投資家の動きも活発化し、東証１部の月間売買代金
は０７年８月以来、５年８カ月ぶりの高水準を記録しました。

　ちなみに業種別の月間上昇率では、「証券商品先物」「その他金融業」「不
動産業」など、脱デフレや金融市場の活性化で恩恵を受ける内需株が上位にき
ています。

　また、個別銘柄（東証１部上場）の４月月間上昇率の上位は下記のようにな
っています。

　　　１位　３６２０　デジタルハーツ　　１７１.０８％（約２.７倍）

　　　２位　８９１８　ランド　　　　　　１２８.５７％（約２.３倍）

　　　３位　８４７３　ＳＢＩ　　　　　　１２６.９６％（約２.３倍）

　　　４位　２３７２　アイロム　　　　　１２１.６７％（約２.２倍）

　　　５位　４５７４　大幸薬品　　　　　１１２.３２％（約２.１倍）

　　　６位　７８７３　アーク　　　　　　　８８.９５％

　　　７位　８５１５　アイフル　　　　　　７７.７６％

　　　８位　６７８８　日本トリム　　　　　７３.５０％

　　　９位　８７７１　Ｅギャランティ　　　７２.４５％

　　１０位　９５０１　東京電力　　　　　　６８.６３％



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【５】編集後記                         　　 mailto:aqua@aqua-inter.com
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株価は景気に先行すると申しますが、相場における物色意欲の強さや百貨店売
上高の増加などは、投資家・消費者が先行きについて明るい見通しを持ってい
るということの証です。５月相場は黒星スタートとなりましたが、今月はどの
ような銘柄が大化けするのか楽しみです。
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　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～　　　
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～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～　＝７年連続受賞＝

◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１２ http://melma.com/contents/moy2012/
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　　　「ハロー！株式」　５年連続での『総合大賞』

　　　　（０６年と０７年はマネー部門賞第１位）


◎まぐまぐ大賞２００８ http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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　　　「ハロー！株式」　マネー部門　第１位

　　　　（０６年から０８年まで連続受賞、０９年以降はコンテストなし）


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　ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断
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　発行：アクアリンクス株式会社　関東財務局長（金商）第２２８２号
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