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              ◎ ハロー!株式 ◎     2013/06/06 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 厚生労働省が昨日発表した2012年の合計特殊出生率は1.41で、わず
かながら2年ぶりに改善し、16年ぶりの高水準となりました。

 合計特殊出生率とは、1人の女性が生涯に産むと推定される子供の数で、終
戦直後は4.0を超えていました。その後、2005年の1.26を過去最低
に、緩慢ながら持ち直しの動きが続いています。

 昨年の出生率は16年ぶりの高水準となりましたが、中身を見てみますと、
20歳代での結婚・出産をためらった団塊ジュニアが30歳半ばを過ぎてから
出産するケースが増えてきたことが出生率上昇の要因となっています。「晩婚
化」に伴う「晩産化」です。

 ちなみに、2012年における平均初婚年齢は男性が30.8歳で、女性が
29.2歳。第1子出産時の母親の平均年齢は30.3歳で過去最高となって
います。

 尚、人口が維持できる出生率は2.07とされ、16年ぶりに1.4を超え
たとは言いましても、人口減少に歯止めがかかるほどではありません。
 
 参考までに、昨年生まれた子供の数は前年比1万3705人減少の103万
7101人で、過去最小を記録。死亡数は過去最多の125万6254人。出
生数から死亡数を差し引きますと21万9153人の自然減となり、6年連続
の減少となっています。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.サッカーW杯関連

 5.編集後記







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  12904.02(-110.85)▼0.85%
◎TOPIX  1070.77(- 19.26)▼1.77%

◎売買高概算  43億7463万株
◎売買代金概算  3兆2990億円
◎時価総額  371兆8283億円

◎値上り銘柄数  122   ◎(年初来)新高値   2
◎値下り銘柄数 1570   ◎(年初来)新安値 134
◎変わらず     24

◎騰落レシオ(25日) 80.78%

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 ○●○●○○●○●○●● 50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比-9.86%  75日線比-1.58%

◎為替  (対ドル)99.25  (対ユーロ)130.20

◎出来高上位
 1.東電   <9501>  475円(- 38円)430,786千株
 2.みずほ  <8411>  188円(-  4円)330,373千株
 3.マツダ  <7261>  349円(- 16円)154,667千株
 4.野村HD <8604>  712円(-  7円)125,968千株
 5.三菱自  <7211>  139円(-  9円)123,730千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.東電   <9501>  475円(- 38円)206,485百万
 2.トヨタ自 <7203> 5640円(- 90円)131,208百万
 3.野村HD <8604>  712円(-  7円) 90,583百万
 4.三菱UFJ<8306>  572円(-  7円) 70,677百万
 5.みずほ  <8411>  188円(-  4円) 62,928百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1640万株 買い1870万株

 本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比110円(0.85%)安
の1万2904円と心理的節目の1万3000円を下回って取引終了です。

 昨晩のNYダウが216ドルの大幅安となったこと、円相場が1ドル=99
.00円前後、1ユーロ=129.80円前後の円高に振れたことを嫌気して
朝方から売りが先行。売り一巡後は1万3000円割れで押し目買いが活発に
入って10:15には一時上げ幅が223円となって1万3238円まで上昇
する場面がありました。ただ、上値を買い上がる動きは鈍く、政府が昨日公表
した成長戦略に法人税減税など大胆な政策が入っていないことも引き続き嫌気
され、買い一巡後は再び戻り売りが優勢となってマイナスに転じています。売
買代金は概算3兆2990億円、上海総合指数は28ポイント安の2242で
す。

 尚、新興株は大幅安。追証発生に伴う投げ売りからマザーズ指数は113ポ
イント安の757と13%超、ジャスダックTOP20指数も816ポイント
安の6880と10%を超える大幅安となっています。

 業種別では、33業種全てが下落。医薬品、保険が比較的しっかりですが、
機械、電力ガス、海運、倉庫、建設、不動産、自動車などの下げが顕著です。

 個別銘柄では、相場全般安の中にあって、河川・道路補強等の防災用建築・
土木資材大手の前田工繊が85円高の3550円と上昇。昨日の引け後に7月
2日を基準日として1株を5株に分割し、分割後となる2013年9月期末の
1株あたり配当予想を実質5円増額すると発表し、好感した買いが入っていま
す。

 神鋼環境ソリューションが300円高の1035円とストップ高。5月30
日の295円から3倍超の上昇となっています。5月30日の引け後に筑波大
学と共同で油脂分の多いミドリムシの種類を発見し、培養に成功したと発表。
次世代バイオ燃料の製造法確立への期待感から買いが継続しています。

 その他、半導体設備投資の増額期待から東京エレクトロンが185円高の4
870円、チェーン大手で2輪車用で国内シェアトップの大同工業が41円高
の268円、食品トレー・弁当容器最大手で業績好調のエフピコが210円高
の6290円、スマートフォン向けの無料アプリ「CocoPPa(ココッパ
)」が世界中で人気のユナイテッドが400円高の21000円とストップ高、
PBR5倍以下と割安の石塚硝子が12円高の220円、大学入試センター試
験が5年後をメドに廃止と報じられて需要拡大期待から東京個別が5円高の1
96円。

 4月の訪日外客数が過去最高と報じられて富士山の世界文化遺産登録も材料
となって富士急行が22円高の979円、認知症治療薬「アリセプト」のエー
ザイが50円高の3800円、業績好調のアサヒが33円高の2413円と値
を上げています。

 一方、バイオ関連が軒並み安。直近の地合い悪化に伴って信用取引の追い証
発生に伴う売りが出ており、加えてバイオベンチャー「ペプチドリーム」のマ
ザーズ上場を来週11日に控えて換金売りが見られます。ナノキャリアが7万
円安の31万4500円、オークファンが5000円安の2万0700円、と
ストップ安、コスモ・バイオが1000円安の4760円、ジャパン・ティッ
シュが10万円安の49万7000円といずれもストップ安、タカライオは4
75円安の2600円、メディネットは1万4700円安の6万3000円、
ユーグレナは1360円安の8650円となっています。

 本日の新高値銘柄は、石塚硝子、ユナイテッド・・・等々です。



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【2】主な材料                          **
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・4~6月期成長率、プラス3.17%に上方修正 民間調査

・農業価値向上の官民ファンド、3メガ銀行ほか多数が出資

・センター試験廃止で「到達度テスト」を創設 文科省方針

・幼稚園、第2子は半額 第3子から無料 政府 14年度

・都心オフィス空室率、5月末8.33% 3カ月連続改善

・5月の軽自動車含む新車販売、プリウスが8カ月ぶり首位

・三菱自、新型軽「eKワゴン」発売 販売目標は昨日達成

・三菱UFJとみずほ、住宅ローン3年固定金利を引き下げ

・世界半導体売上高、4月は1.8%減 6カ月連続前年割れ



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【3】主な投資判断                        **
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[マッコーリー証券]
 引上げ B→A(7532)ドンキホーテ        5,250円

[野村証券]
 据置き   A(2502)アサヒグループ   2,600→ 2,900円
 据置き   A(6506)安川電機      1,040→ 1,500円
 据置き   A(6471)日本精工          1,150円
 据置き   A(4676)フジメディア   15.3万→21.3万円
 新 規   A(8113)ユニチャーム        7,000円

[SMBC日興証券]
 新 規   A(6932)遠藤照明          5,000円
 引上げ C→B(5410)合同製鉄       150→   180円

[みずほ証券]
 引上げ B→A(7947)エフピコ      6,400→ 7,600円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※価格:各証券会社が判断する妥当株価



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【4】サッカーW杯関連                      **
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 昨日の巨人対日ハム戦、1対1の同点で迎えた延長11回ノーアウト2、3
塁の場面、勝負を託され代打で登場した小笠原選手がフルスイングで放った打
球はサヨナラ3ラン。プロとして己のプライドと責任をかけた仕事、そして劇
的な結果は見ている人に感動を与えます。

 サッカー・ワールドカップ(W杯)出場の切符がかかったアジア最終予選の
オーストラリア選、想像し難いほどの重圧の中でペナルティキック(PK)を
決めた本田選手もしかりです。ちなみにサッカー日豪戦での瞬間最高視聴率は
46.3%を記録し、現時点で2013年に放送された番組の中で最高視聴率
となっています。

 W杯出場が決定で、アディダスパフォーマンスセンター渋谷が用意した記念
Tシャツはあっと言う間に完売。旅行大手には、商品化もまだの1年後の観戦
旅行に早くも問い合わせがあるそうです。

 一方、株式市場でW杯関連銘柄は今一つ盛り上がっていません。縦回転キッ
クを蹴ることができるサッカーシューズを本田選手と共同で開発したミズノ(
8022)は試合当日は期待先行で上昇しましたがその後は2日続落。アシッ
クス(7936)やデサント(8114)なども同じような状況です。

 W杯出場が収益に貢献するかどうかは本選での活躍しだいで、先取りするに
しても現時点ではタイミングが早すぎるというのが大方の見方です。裏を返せ
ば、本選が近づくに連れてスポンサー等の露出度が増し、株式市場も熱を帯び
てくる可能性があります。参考までに主な関連銘柄を列挙してみます。


  日本代表チームの公式スポンサー (2503)キリンHD

  日本代表チームの支援企業    (6758)ソニー
                  (8028)ファミリーマート
                  (8253)クレセゾン
                  (8411)みずほFG
                  (8725)MS&AD
                  (9201)JAL
                  (9766)コナミ

  スポーツ用品          (7936)アシックス
                  (8022)ミズノ       
                  (8114)デサント
                  (8281)ゼビオ

  広告              (4324)電通


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【5】編集後記                            mailto:aqua@aqua-inter.com
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5年後をメドにセンター試験を廃止し、フランスの大学入学資格試験を参考に
した新テストが導入される見込みです。未来を見据えて必要な改革ならば、批
判に動ずることなく進むべきですが、制度や方針をちょくちょく変えられては
現場にいる教師や子供達が気の毒です。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =7年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2012 http://melma.com/contents/moy2012/
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   「ハロー!株式」 5年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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