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              ◎ ハロー!株式 ◎     2013/07/22 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 今はコンビニやスーパーなどでうな重やうなぎ弁当が購入できるので手軽に
「土用丑の日」を楽しむことができますが、店先で鰻を焼くあの芳ばしい香り
は、コンビニ弁当にはない格別な香りです。

 ところで、17日間の選挙戦が昨日終了しました。結果は自民党の圧勝とな
っており、全体としては想定どおりの内容だったとの印象です。

 また、この参院選はインターネットを使った選挙運動が解禁されて初めての
国政選挙でしたが、投票率向上にはつながらず、今回の52.61%の投票率
は過去3番目に低い水準です。

 今回の参院選の結果、自民・公明の両党(与党)は参院で与党が少数のねじ
れを解消し安定多数を確保、すでに絶対安定多数を確保している衆院と合わせ
て与党は政権の安定運営が可能となり、これまで以上に安倍カラーが前面に出
てくるものと思われます。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場 <スペシャル版(有料版)通信>

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.過半数と安定多数

 5.編集後記




      



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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  14658.04(+ 68.13)△0.47%
◎TOPIX  1216.53(+  4.55)△0.38%

◎売買高概算  24億7291万株
◎売買代金概算  2兆0435億円
◎時価総額  424兆9868億円

◎値上り銘柄数 1129   ◎(年初来)新高値 39
◎値下り銘柄数  508   ◎(年初来)新安値  0
◎変わらず    116

◎騰落レシオ(25日)140.71%

◎サイコロ(日経平均) 8勝4敗 ●○●○●○○○○○●○ 66.7%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+5.64%  75日線比+6.07%

◎為替  (対ドル)100.08  (対ユーロ)131.60

◎出来高上位
 1.三菱自  <7211>  164円(+  4円)237,627千株
 2.東電   <9501>  703円(- 23円)179,333千株
 3.みずほ  <8411>  222円(-  1円)105,740千株
 4.マツダ  <7261>  446円(+  7円) 86,641千株
 5.フルキャス<4848>  316円(+ 29円) 68,775千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.東電   <9501>  703円(- 23円)126,335百万
 2.ソフトBK<9984> 6490円(+ 60円) 77,949百万
 3.トヨタ自 <7203> 6490円(+ 20円) 44,255百万
 4.日経レバE<1570> 9710円(+ 80円) 40,067百万
 5.三菱自  <7211>  164円(+  4円) 38,777百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り840万株 買い2040万株

 本日の東京マーケットは、日経平均株価が前週末比68円(0.47%)高
の1万4658円で取引終了です。21日投開票の参院選で与党が大勝し、衆
参で多数派が異なる「ねじれ国会」が解消することを好感して朝方から買いが
先行、寄付きは180円高の1万4770円となり、本日の高値となっていま
す。買い一巡後は戻り売りが優勢となって13:14には一時下げ幅が75円
となり、1万4514円まで下押しする場面がありましたが、下値では先高期
待からの押し目買い意欲は根強く、直ぐにプラスに浮上。安倍首相が「秋の臨
時国会は成長戦略実現国会。大胆な投資減税を決定し、産業競争力強化法を成
立させていきたい」と述べたことも買い材料となっています。売買代金は概算
2兆435億円、上海総合指数は12ポイント高の2004と2000台回復
です。

 業種別では、海運、不動産、精密、自動車などの上げが目立ちます。

 個別銘柄では、日本ペイントが82円高の1318円と大幅高で年初来高値
更新。1990年3月以来、約23年4ヶ月ぶりの高値水準となっています。
先週末の引け後に、2014年3月期の連結純利益予想を前期比27%増の2
55億円と従来予想210億円から大幅上方修正し、好感した買いが入ってい
ます。国内やアジアの自動車生産増加で車用塗料の販売が大きく増えています。
関西ペイントも33円高の1354円と値を上げています。

 総合スーパー大手のダイエーが11円高の354円と上昇。公正取引委員会
がイオンによるダイエーの子会社化を承認したと発表。イオンは丸紅が保有す
る約29%のダイエー株のうち、24%程度をTOB(株式公開買い付け)に
よって取得するほか、一般株主からも上限を設けずに募集します。TOB価格
は270円ですが、イオン主導の経営再建を期待する買いが入っています。

 三菱自動車が2億株を超える大商いで4円高の164円と上昇、上値指向の
展開が継続しています。電気自動車(EV)の急速充電器を備える国内販売店
を増設すると同時に、2013年度中に24時間充電できるようにすると報じ
られ、好感した買いが入っています。電気自動車用の急速充電器を手掛ける東
光高岳も61円高の1797円と値を飛ばしています。

 参院選での自民圧勝による政策期待の高まりから、成長戦略でのカジノを含
む総合型リゾートの解禁が盛り込まれることへの期待感が高まり、関連銘柄が
軒並み高。カジノ関連でメダル計数機最大手のオーイズミが106円高の12
49円、同じくカジノ関連として米国でカジノ向け紙幣鑑別機シェア大の日本
金銭機械が76円高の1546円、セガサミーが31円高の2648円と値を
飛ばしています。

 その他、羽田空港ターミナルビル大家の日本空港ビルが33円高の1821
円、ジェネリックの富士製薬が12円高の1929円、JALが10円高の5
330円、国際貨物輸送のエーアイティーが55円高の1268円、昨年10
月に1→3の株式分割を実施した医師向け情報提供のエムスリーが1万510
0円高の25万8700円と年初来高値更新です。


 本日の新高値銘柄は、銭高組、カカクコム、エムスリー、ローソン、ABC
マート、ヤフー、岡部、東光高岳、HOYA、エイベックス、ヤマハ、任天堂、
セブン銀行、HIS、日本空港ビル、テレビ東京・・・等々です。



☆スペシャル版(有料版)通信

 参院選では与党が大勝。想定内ではありますが、衆参で多数派が異なる「ね
じれ国会」が解消することを好感して本日の株式マーケットも上昇。特に外国
人と見られる大口の買いが相場を押し上げています。

 個別銘柄では、羽田空港ターミナルビル大家の『日本空港ビル』が本日も上
昇。33円高の1821円となってきました。この銘柄は7月3日のスペシャ
ル版にて1600円前後でご紹介し、ここまで既に200円を超える上昇とな
っています。

 この銘柄は、「羽田空港ターミナルビルの大家であり、筆頭株主は日本航空
とANAでともに5.2%の保有比率。新滑走路と新国際線ターミナルが運用
を開始したことで羽田空港の発着枠は現在大幅に拡大しており、羽田旅客ター
ミナルビルの施設運営を主力とする同社の収益は大きく向上。月間ベースの訪
日外国人客も過去最高を更新しており、誰もがノーマークの国策関連銘柄!」
ということでご紹介させて頂きました。

 仕込まれた方、取り敢えずはおめでとうございます。明後日の水曜日のスペ
シャル版でも投資妙味大の銘柄をご紹介しますので、ご期待下さいませ!


 スペシャル版の詳細とお申込み

       → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi



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【2】主な材料                          **
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・安倍政権、政権基盤安定 8月2日に臨時国会を召集

・首相、政策実行加速し「デフレ脱却に集中していく」

・首相、消費税率引き上げ「経済指標踏まえ秋に判断」

・明日からTPPの交渉に正式参加、日本代表団が出発

・6月白物家電国内出荷7.6%増 過去10年で最高

・6月のスーパー売上高、2.7%増 3カ月ぶり増加

・6月の民生用電子機器、国内出荷額は前年比22%減

・大林組と福島県、石炭灰利用の金属表面加工技術開発



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【3】主な投資判断                        **
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[ドイツ証券]
 新 規   A(8586)日立キャピタル       2,800円

[UBS証券]
 据置き   C(8697)日本取引所グループ     6,000円

[三菱UFJMS証券]
 引上げ B→A(9104)商船三井           510円
 引上げ B→A(9107)川崎汽船           286円
 引下げ A→B(3861)王子HD           430円
 引下げ B→C(3941)レンゴー           420円

[大和証券]
 新 規   2(3861)王子HD           500円
 新 規   2(3863)日本製紙          1,700円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価



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【4】過半数と安定多数                      **
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 国政選挙の際に焦点となる「過半数」や「安定多数」について触れておきた
いと思います。

 過半数とは、文字どおり半数以上という意味で、定数242議席の参院では
122議席が過半数となります。多数決で決する議会において過半数を制する
ことは、「本会議に持ち込んだ法案はまず成立させることができる」という意
味になります。

 ただし、法案というのは、専門の常任委員会で審議が行われて後、本会議に
送付されるという段取りを踏むため、法案を円滑に成立させるためには常任委
員会での力を確保する必要があります。

 各委員会の委員は獲得議席数に比例して配分されため、全ての委員会で委員
の半数を確保し、かつ委員会の招集や採決を決める権限や可否同数の場合の委
員長決裁権をもつ委員長を出すのに必要な議席数は、衆院の場合252議席、
参院の場合129議席となります。これが「安定多数」。

 さらに、すべての常任委員会で委員の過半数を確保し、委員長決裁に頼るこ
となく法案の委員会通過を可能とするのに必要な議席数は衆院で269議席、
参院で140議席になります。これが「絶対安定多数」。

 そして、憲法改正の発議が可能となる総議員の3分の2以上は、衆院で32
0議席、参院で162議席で、これを「圧倒的多数」と呼びます。

 ちなみに、衆院での与党の議席数は325、参院での議席数は135です。

 衆院で圧倒的多数を確保している与党ではありますが、憲法改正については
与党の公明党が慎重な姿勢を見せていたり、野党に積極派がいたりで、与党の
議席数のみで見通すことはできません。



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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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昨夜のテレビ番組は各局とも選挙特番を組み、選挙一色でした。選挙特番で平
均視聴率トップはNHKの16.5%で、民放ではテレ東の「池上彰の参院選
ライブ」が視聴率10%を超えてトップとなりました。ただ、選挙特番以外の
番組を含めますと、フジテレビが選挙特番の間に時間を割いたサッカー中継が
18.9%と同時間帯の視聴率トップを記録しています。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =7年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2012 http://melma.com/contents/moy2012/
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   「ハロー!株式」 5年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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