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――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ~ 人の行く裏に道あり花の山 ~ ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 2013/07/30 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。aquaです。 ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイは今でこそ世界 最大の投資会社であり、保険分野の大手企業ですが、もともとは紡績会社であ り、社名もその頃のままです。 広告大手の英WPPも、もともとは買い物カゴを製造していた企業で、当時 のワイヤー・プラスチック・プロダクツという社名の略称が現在も使われてい ます。 英WPPは広告業界で世界首位でしたが、世界2位の米オムニコム・グルー プと同3位の仏ピュブリシス・グループが合併を発表したため(独禁法との絡 みもあり実現するかどうかはまだ分かりませんが)、合併新会社がこの分野で 世界最大手となります。 ちなみに、世界の広告市場の規模は、2012年は4868億ドルでしたが、 2015年には15%増の5601億ドルに拡大すると見込まれています。同 市場を牽引するのはネット広告で、広告全体に占めるネット広告のシェアは以 前は数%に過ぎませんでしたが、2015年には25%に達する見通しです。 なお、合併新会社の売上高は約2兆3千億円ですが、ネット広告大手のグー グルの売上高は5兆円を超えています。 こうしたことを鑑みますと、今回の合併話は「成熟市場で規模を拡大し圧倒 的優位に立つ」との図式ではなく、「合併によって競争力の向上を図り、成長 市場で生き残りを賭けて攻勢をかける」というのが正しい見方です。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な材料 3.主な投資判断 4.地域経済情勢 5.編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 13869.82(+208.69)△1.53% ◎TOPIX 1148.53(+ 20.08)△1.78% ◎売買高概算 25億7904万株 ◎売買代金概算 2兆2449億円 ◎時価総額 402兆2959億円 ◎値上り銘柄数 1508 ◎(年初来)新高値 9 ◎値下り銘柄数 203 ◎(年初来)新安値 9 ◎変わらず 41 ◎騰落レシオ(25日)113.23% ◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 ○○○○●○○●●●●○ 58.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比-2.05% 75日線比-0.43% ◎為替 (対ドル)98.30 (対ユーロ)130.39 ◎出来高上位 1.東電 <9501> 635円(+ 67円)178,939千株 2.神戸鋼 <5406> 154円(+ 10円)158,002千株 3.みずほ <8411> 205円(+ 3円)133,584千株 4.マツダ <7261> 423円(+ 11円) 77,568千株 5.三菱UFJ<8306> 609円(+ 6円) 57,701千株 ◎売買代金上位 (円) 1.東電 <9501> 635円(+ 67円)109,380百万 2.ソフトBK<9984> 6300円(+ 60円) 84,370百万 3.トヨタ自 <7203> 6070円(+170円) 72,067百万 4.キヤノン <7751> 3035円(- 65円) 50,017百万 5.三井住友 <8316> 4505円(+ 40円) 44,595百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1370万株 買い1350万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が5日ぶりに大幅高、前日比208円 (1.53%)高の1万3869円で取引終了です。 昨晩のNYダウが36ドル安となったこと、また昨日までの下向きの流れの 中にあって朝方は売りが先行、9:54には一時下げ幅が47円となって1万 3613円まで下押しする場面がありました。ただ、昨日までの4日間で11 17円の下げとなっていたこと、テクニカル面から過熱感が後退したこと、下 値メドとして意識される黄金分割水準1万4700円どころに到達したことで 売り一巡後は一転して買いが優勢となり、円相場がやや円安に振れたこと、上 海・韓国・台湾などアジア主要市場が上昇していることも買い安心感を誘い、 引けにかけて上げ幅を拡大しています。売買代金は概算2兆2449億円、上 海総合指数は13ポイント高の1990です。 業種別では、海運、電力ガス、非鉄、鉄鋼、石油、証券、自動車などの上げ が目立ちます。 個別銘柄では、動画投稿共有サイト「ニコニコ動画」を運営するドワンゴが 42500円高の44万4000円と10%を超える大幅高。昨日にNTTが ドワンゴと資本・業務提携で合意したと発表し、好材料視した買いが入ってい ます。NTTは8月2日、ドワンゴの主要株主であるエイベックスから発行済 み株式の約5%を取得。スマートフォンなどの普及に伴って動画配信サービス を強化する計画です。 日産系最大の部品会社カルソニックカンセイが78円高の516円と17% を超える大幅高。昨日の引け後に4~6月期の連結純利益が前年同期のほぼ3 倍にあたる40億円と4~6月期として過去最高を記録と発表し、好感した買 いが集まっています。主力取引先の日産自の北米販売が好調で、空調機器や熱 交換器などが伸びています。対ドルなどでの円安進行も20億円強の増益要因 となり、営業利益はほぼ2倍の46億円です。 川崎重工が29円高の364円と5000万株を超える大商いで値を飛ばし ています。約2ヶ月ぶりの高値水準です。13時に4~6月期連結決算を発表。 営業利益が前年同期の約2.5倍の167億円と市場予想の110億円を大き く上回り、好感した買いが入っています。4~9月期の営業利益計画も同2. 4倍の240億円(従来計画は200億円)に上方修正しています。米ボーイ ング向け機材が好調で航空宇宙事業の受注増が寄与しています。航空機エンジ ンや液化天然ガス(LNG)船などの次世代品を相次ぎ投入しており、今後の 更なる増益期待が高まっています。 その他、好業績発表の精密プラスチック加工のエンプラスが1160円高の 8170円と大幅高で年初来高値更新、好業績と自社株買い発表のヤクルトが 700円高の4935円と大幅高、旧新和海運でバラ積み船が主のNSユナイ テッド海運が業績上方修正で40円高の179円と28%の大幅高、共栄タン カーも30円高の238円と大幅高、医師向け情報サイトのエムスリーが1万 8000円高の27万0400円と値を上げて年初来高値更新です。 本日の新高値銘柄は、トーエネク、エムスリー、ビックカメラ、四国化成、 エンプラス、ピジョン・・・等々です。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 【 アクア・スペシャル版 】 ┗━━━━┛ 投資力をアップさせたい方は必読です。 https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・4~6月期の景気判断、2期連続上方修正 財務局長会議 ・6月の失業率、3カ月連続改善で4年8カ月ぶりの3%台 ・6月の有効求人倍率、4カ月連続改善で5年ぶりの水準に ・6月の鉱工業生産速報3.3%低下 予想以上の落ち込み ・6月の消費支出、2カ月連続の減少 高額消費は好調持続 ・6月の自動車生産、前年比9.5%減 10カ月連続減少 ・日経と日本取引所、共同開発中の新株価指数の骨子を発表 ・ヤフー、中古不動産情報サイトに本格参入 情報独自収集 ・米アップル、中国生産委託先の劣悪な労働環境に再び批判 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [UBS証券] 新 規 A(2587)サントリー食品 4,400円 [ゴールドマンS証券] 据置き A(6301)コマツ 2,900→ 2,750円 据置き A(6305)日立建機 2,500→ 2,300円 [シティG証券] 据置き A(1878)大東建託 12,000円 据置き A(5002)昭和シェル石油 950円 [野村証券] 据置き A(6301)コマツ 3,300→ 2,780円 引上げ B→A(6997)日本ケミコン 360→ 600円 据置き A(8316)三井住友FG 5,100円 [三菱UFJMS証券] 引上げ B→A(5406)神戸製鋼所 120→ 210円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】地域経済情勢 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 財務局は財務省の地方支分部局(出先機関)であり、福岡財務支局長及び沖 縄総合事務局長を含む全国11の財務局長等が集まり、各地域の経済情勢など を財務大臣に報告するのが全国財務局長会議です。 通常は7月、10月、1月、4月の年4回開催されます。各地域の経済情勢 を判断する際の主な項目は、生産活動(沖縄は観光)、個人消費、雇用の3点 で、4~6月の経済情勢についての報告は7月の会議、同じように7~9月に ついては10月、10~12月については1月、1~3月については4月とい った具合に四半期毎に経済情勢の分析が行われます。 本日行われた全国財務局長会議の4~6月の経済情勢報告では、全11地域 のうち、判断を据え置いた東北を除く10地域で判断が上方修正され、全国の 景気総括判断は前回の「緩やかに持ち直しつつある」から「緩やかに持ち直し ている」に変更され、2期連続の上方修正となっています。 ちなみに、同じような指標として日銀が全国9地域の経済情勢をまとめた地 域経済報告(さくらリポート)があります。こちらもの7月、10月、1月、 4月の年4回ですが、発表のタイミングは各月の月初です。また、日銀の判断 項目は、公共投資、設備投資、個人消費、住宅投資、生産、雇用・所得動向な どとなっています。 今月5日に発表された7月の日銀地域経済報告では、東北を除く8地域の景 気判断が2期連続で上方修正されており、今回の財務局長会議での報告と整合 しています。 ___________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)や欧州中央銀行(ECB)理事会、 英中銀金融政策委員会などの結果待ちで、投資家の視線が欧米を向いていたと ころへ、オーストラリア準備銀行(中銀)総裁が本日の講演で予想外に利下げ の可能性に言及したことから豪ドルが主要通貨に対して急落。豪ドルの急落が 円相場にも波及し、円は朝方の97円台後半から98円台半ばにまで下げてい ます。 ___________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =7年連続受賞= ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2012 http://melma.com/contents/moy2012/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 5年連続での『総合大賞』 (06年と07年はマネー部門賞第1位) ◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし) ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断 でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ 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