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              ◎ ハロー!株式 ◎     2013/09/03 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 株式投資や投資信託等の譲渡益(値上がり益)または配当金・分配金にかか
る税率は現行10.147%ですが、証券優遇税制が今年12月末で廃止され
ることによって来年からは税率が倍の20.315%に跳ね上がります。

 軽減税率の廃止に伴い、それに代わる個人投資家の税制優遇策として来年1
月から始まるのが少額投資非課税制度(NISA)です。

 NISAを利用すれば、年間の新規投資額上限が100万円(投資総額は最
大500万円)については、株式や投資信託の譲渡益や分配金等が5年間非課
税となります。ただし、NISA口座で損失が発生しても、特定口座や一般口
座の利益と損益通算ができず、繰越控除も利用できないという点には注意が必
要です。

 ちなみに、NISAは2014年から2023年まで10年間の時限措置で、
非課税期間は2027年まで(最終2023年から5年間)となります。

 それぞれの非課税期間は最長5年ですが、口座内の移し替えを工夫すれば最
長14年間まで非課税期間を延ばすことが可能です。ただし、移し替え時の投
資枠は100万円に限られます。

 銀行や証券会社では現在、NISA口座獲得のためキャンペーンを展開して
おり、NISA口座での株式売買手数料を無料にしたり、口座開設で現金プレ
ゼントなどの特典をつけている証券会社もあります。

 NISA口座の正式な受付は10月1日からですが、予約という形ですでに
200万人超の人が口座開設を申し込んだと推計されています。

 現時点ではNISA口座は1人1つしか開設できず、いったん口座を開くと
4年間は他の金融機関に移すことができないという制約があるため、複数の金
融機関に口座開設を申し込んだ(予約した)人は今月末までに1社に絞り、他
への申し込みはキャンセルすることになります。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場 <スペシャル版(有料版)通信>

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.NISA導入で相次ぐ株式分割

 5.編集後記







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  13978.44(+405.52)△2.99%
◎TOPIX  1149.18(+ 31.40)△2.81%

◎売買高概算  24億2722万株
◎売買代金概算  1兆9565億円
◎時価総額  402兆2364億円

◎値上り銘柄数 1629  ◎(年初来)新高値 28
◎値下り銘柄数   88  ◎(年初来)新安値  7
◎変わらず     34

◎騰落レシオ(25日) 89.63%

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 ○●○●○●●●○●○○ 50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+1.82%  75日線比+1.11%

◎為替  (対ドル)99.54  (対ユーロ)131.09
◎出来高上位
 1.東電   <9501>  525円(+ 17円)236,119千株
 2.みずほ  <8411>  208円(+  5円)125,455千株
 3.三菱UFJ<8306>  607円(+ 29円) 90,871千株
 4.アイフル <8515>  954円(-  9円) 75,424千株
 5.マツダ  <7261>  416円(+ 17円) 67,382千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.東電   <9501>  525円(+ 17円)124,745百万
 2.アイフル <8515>  954円(-  9円) 72,018百万
 3.ソフトBK<9984> 6470円(+170円) 55,440百万
 4.三菱UFJ<8306>  607円(+ 29円) 54,945百万
 5.トヨタ自 <7203> 6200円(+200円) 54,078百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り850万株 買い800万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、前日比405円(2.99
%)高の1万3978円と1万4000円に急接近して取引終了です。昨日は
184円高となっており、2日間で589円の上げ幅となります。

 昨晩のNY市場はレーバーデーで休場でしたが、米国がシリアへの軍事介入
の判断を9日以降に先送りしたこと、世界景気の回復を示す指標が相次いだこ
とを好感して欧州市場のドイツDAX指数が140ポイント(1.7%)の大
幅高、ロンドンFTSE指数も93ポイント(1.5%)の大幅高となったこ
と。こうした流れを受けて東京市場も朝方から買いが先行。円相場が1ドル=
99.50円前後、1ユーロ=131円前後と大きく円安に進行したことも支
援材料となり、引けにかけて徐々に上げ幅を拡し、高値引けとなっています。
売買代金は概算1兆9565億円、上海総合指数は24ポイント(1.1%)
高の2123、注目のインドネシア市場も16時過ぎ現在で1.2%前後の上
昇となっています。

 業種別では、証券、銀行、倉庫、電力ガス、海運、陸運、鉄鋼、自動車など
の上げが顕著です。

 個別銘柄では、中堅化学メーカーのリケンテクノスがストップ高。80円高
の381円となっています。スマートフォンなどの表面保護向けにカバーガラ
スと同等の硬度を持ち、重さを10分の1にしたフィルムを開発、サンプル出
荷を始めたと報じられ、好感した買いが入っています。スマホの普及が進む中、
新フィルムが収益拡大に寄与するとの期待が高まっています。既に国内外の携
帯端末メーカーにサンプルを配布しており、数社で採用が内定しています。

 クボタが62円高の1418円と値を飛ばしています。政府が2日に開いた
産業競争力会議で、「農業」、「医療・介護」、「雇用・人材」の3つと成長
戦略の進み具合を点検する「フォローアップ」の計4つの分科会を設置すると
伝わり、材料視した買いが入っています。農業の分科会が優先して行われ、農
業の競争力が上がるとの期待から農機を手掛ける同社に物色の矛先が向かって
います。

 住友ゴムが57円高の1434円と値を飛ばしています。2013年末まで
に、インドの販売店を現在の2倍強に当たる650店に増やすと報じられ、収
益拡大期待から買いが入っています。2~3人だった現地の営業担当者を9月
末までに45人に増員し、広告宣伝も強化します。現地のタイヤ販売を13年
見通しの18万本から15年には76万本へ引き上げる計画です。

 三越伊勢丹が59円高の1355円と上昇。8月の月次売上高速報値が前年
同月比8.9%増と7ヶ月連続で増加。時計を含む高額品の販売好調が持続し
ており、好感した買いが入っています。大丸と松坂屋HDが統合のJフロント
も16円高の820円と値を上げています。

 その他、4期連続で最高益更新見通しでピジョンが360円高の4905円
と大幅高、トヨタ自が200円高の6200円、建機レンタル最大手のカナモ
トが27円高の2432円と連日で上昇、日本空港ビルが70円高の1939
円と値を飛ばし、地質調査首位の応用地質が100円高の1542円、農業関
連で農薬のクミアイ化学が34円高の610円と値を飛ばしています。


 本日の新高値銘柄は、大成建設、鉄建、トーエネック、明治HD、カカクコ
ム、四国化成、BML、住友大阪セメ、TOTO、冶金工、HIS、魚力、プ
レナス・・・等々です。


☆スペシャル版(有料版)通信

 = 日経平均株価405円高! =

 いよいよ相場は動き始めました。本日は日経平均株価で405円高、昨日は
184円高で2日間で589円という大幅高です。

 先週のスペシャル版にて、『アベノミクス相場の高値を付けた5月23日(
1万5942円)から日柄的に3ヶ月が経過し、小回り3ヶ月と申します通り、
そろそろ動き始める可能性が高いです』と申し上げましたがドンピシャリ。一
気に今週から相場は動き始めました。夏枯れ相場の為体(ていたらく)となっ
ていましたが、やはり「閑散に売りなし」。昨年も一昨年も、そしてその前の
年も、その前の前の年もこんな相場となっており、今年も然り。非常に分かり
やすい相場でした。そして、シナリオ通りに動き始めました。

 もちろん、これで一気に上昇していく訳ではありませんが、それでも上げ下
げしながらもやはり上向きの方向性が継続していく可能性は高いです。「秋に
買って春に売る」、これが最も投資成果が上がると申し上げてきましたが、ま
だまだ相場は動き始めたばかりであり、ここからが本番です。下押し局面は押
し目買い好機と捉えて臨みたいところです。

 スペシャル版にて直近ご紹介の「オイレス工業」、「ショーボンドHD」、
そして「カナモト」。相場全般軟調な中にあっていずれも大きく上昇してきて
います。その共通点はいずれも業績好調という点です。明日のスペシャル版で
も『業績絶好調で上昇余地大、この押し目で仕込んでおきたい○3○○!』と
しまして有望銘柄をご紹介させて頂きます。ご期待下さいませ。


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【2】主な材料                          **
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・証券投資の待機資金 MRFの残高が過去最高水準に

・主要企業の13年度増益率を上方修正 SMBC日興

・資金供給量、8月は42%増 6カ月連続で過去最高

・現金給与総額、7月は0.4%増 2カ月連続プラス

・政府、汚染水対策に470億円 浄化装置などを増設

・新関空会社、伊丹空港ビルを年内買収 一体運営加速

・マイクロソフト、ノキアの携帯電話事業の買収を発表



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【3】主な投資判断                        **
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[バークレイズ]
 据置き   A(7762)シチズンHD     700→   750円

[シティG証券]
 据置き   A(3436)SUMCO     1,370→ 1,150円
 据置き   A(6326)クボタ       1,650→ 1,600円
 引上げ B→A(9101)日本郵船       290→   320円
 据置き   B(9104)商船三井       450→   430円
 据置き   B(9107)川崎汽船           240円

[野村証券]
 据置き   A(7956)ピジョン      4,600→ 5,400円
 引上げ B→A(9962)ミスミグループ本社 2,800→ 3,060円

[大和証券]
 新 規   2(9433)KDDI          5,510円
 新 規   3(9432)NTT           5,130円
 新 規   3(9984)ソフトバンク        6,540円
 新 規   3(9437)NTTドコモ       16.4万円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価



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【4】NISA導入で相次ぐ株式分割                **
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 NISA制度導入のモデルとなった英国では、少額投資非課税制度の世帯普
及率が4割に達します。野村証券が7月に行った意識調査では年内に最大97
0万人がNISA口座を開設すると見られ、利用者数は3100万人に達する
との試算もありますが、2割の税金が免除されるわけですから、最終的な利用
者はさらに増える可能性があります。

 ちなみに、英国でも同制度は当初期限が設けられた時限的な措置でしたが、
その後恒久化されたという経緯があり、日本でもそうなる可能性があります。

 なお、NISA口座での年間の非課税投資額は上限100万円とされている
ため、個人投資家がNISAを利用して株式を購入できるようにとの狙いで、
株式分割による最低投資金額の引き下げが相次いでいます。

 たとえば、スナック菓子最大手のカルビーは9月末現在の株主に対し1対4
の株式分割を行います。同社の昨日終値9900円で計算すれば最低でも10
0万円近い投資資金が必要ですが、分割後は約4分の1程度の資金で購入でき
るようになります。

 NISA導入により投資家のすそ野拡大が期待されていますが、投資金額が
100万円を超える銘柄ではその恩恵が受けにくいため、今後は株式分割によ
って最低投資金額を引き下げる動きが相次ぐ可能性があり、市場も歓迎してい
ます。

 ちなみに、東証1部上場で最低投資金額(昨日終値ベース)が100万円を
超える銘柄は、(最低投資金額が多い順から)住友不動産、日揮、ファースト
リテイリング、キーエンス、三井不動産、東洋水産、三菱地所、富士重工、カ
ナモト、ゼリア新薬など73銘柄あり、最低投資金額が80万円を超える銘柄
を含めますと120超の銘柄があります。



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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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日経平均株価は本日の上昇で、25日、75日、100日、13週、26週等
の各移動平均線および上値抵抗となっていたトレンドラインを上抜き、新値三
本足が再陽転、パラボリックが買い転換するなど複数の強気シグナルが点灯し
ています。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =7年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2012 http://melma.com/contents/moy2012/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 5年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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