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              ◎ ハロー!株式 ◎     2013/10/22 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 日本の電子部品大手6社(村田製、京セラ、日本電産、TDK、アルプス電
気、日東電工)の業績が好調です。スマートフォン(スマホ)の普及拡大の波
に乗り、6社の7~9月の受注総額は過去最高を記録しました。

 スマホと言えば常に話題になるのがアップルの「iPhone」で、先月発
売された「5s」は中国でも大変な人気です。中でも新色のゴールドは品薄で
手に入りにくい状態が続いており、欧米のアップルストアでは現地在住の中国
人や華僑によるゴールドiPhoneの買い占めや大量購入が発生しています。

 見栄の道具としてほしがる人が多く、そんな熱狂ぶりを揶揄してゴールドの
iPhoneは「土豪金」と呼ばれます。中国において「土豪」は資産家の蔑
称で、「成り金」や「田舎の金持ち」といったニュアンスがあるそうです。

 日本でもゴールド色のiPhoneが人気ですが、中国における状況とは異
なり、景気回復への期待感を反映していると見られます。

 一般的に流行色というのは時代の雰囲気・景気の良し悪しを反映する傾向が
あり、景気が良い時は明るい色が流行し、景気が悪い時は黒やモノトーンなど
失敗の少ない無難な色が好まれると言われます。

 実際に2006年の好景気の際はシャンパンゴールドのような高級感のある
明るい色が流行り、その後のリーマン・ショックで景気が悪化した局面では黒
や茶色のような落ち着いた色が流行しました。

 日本では現在、景気の回復期待から消費者心理も明るくなり、高級感・高機
能、華やかさをイメージさせる金色が復権しています。金色人気はiPhon
eに限らずで、アクセサリーやファッション、家電などにも金色の装飾が目立
つようになり、ネーミングにも「金」や「ゴールド」が使われ、販売も好調の
ようです。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.CMEと指数先物

 5.編集後記







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  14713.25(+ 19.68)△0.13%
◎TOPIX  1214.44(+  2.08)△0.17%

◎売買高概算  21億7247万株
◎売買代金概算  1兆4826億円
◎時価総額  426兆2243億円

◎値上り銘柄数 998  ◎(年初来)新高値 62
◎値下り銘柄数 592  ◎(年初来)新安値  0
◎変わらず   163

◎騰落レシオ(25日)113.79%

◎サイコロ(日経平均) 9勝3敗 ●●○○○○○○○●○○ 75.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+1.95%  75日線比+3.84%

◎為替  (対ドル) 98.30  (対ユーロ)134.39

◎出来高上位
 1.三井住友建<1821>  127円(+  6円)196,183千株
 2.熊谷組  <1861>  261円(+ 27円)100,168千株
 3.キムラタン<8107>   11円(+  1円) 77,940千株
 4.シャープ <6753>  300円(+  5円) 64,927千株
 5.みずほ  <8411>  210円(+  1円) 58,310千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.ソフトBK<9984> 7620円(+140円) 92,923百万
 2.トヨタ自 <7203> 6370円(+ 70円) 43,140百万
 3.熊谷組  <1861>  261円(+ 27円) 25,737百万
 4.三井住友建<1821>  127円(+  6円) 24,436百万
 5.富士重  <7270> 2759円(- 67円) 19,927百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1210万株 買い1500万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅高、前日比19円(0.13%
)高の1万4713円で取引終了です。

 昨晩のNYダウが7ドルの小幅安となったことを受けて、加えて今晩に注目
の米雇用統計の発表を控えて持ち高調整の売りも見られ、朝方は軟調な展開。
ただ、下値を売る動きは限定的。円相場が1ドル=98円台前半、1ユーロ=
134円台前半で落ち着いた値動きとなっていることや週後半から本格化する
中間決算発表で好業績発表期待が根強く、売り一巡後は先高期待からの押し目
買いが優勢となり、すぐにプラスに転じています。もっとも米雇用統計の発表
や日米の決算発表が相次ぐことから結果を見極めたいと手控える向きも多く、
売買代金は概算1兆4826億円と今年8番目の少なさです。上海総合指数は
18ポイント安の2210です。

 業種別では、建設、非鉄、鉄鋼、情報通信などが高く、海運、電力ガス、医
薬品、食品などが下げています。

 個別銘柄では、防毒マスクの重松製作が4日連続高で47円高の990円と
値を飛ばしています。中国東北部の黒竜江省ハルビン市など深刻な大気汚染に
見舞われ、微小粒子状物質「PM2.5」濃度が基準値を大きく上回っていま
す。日本にも飛来する「PM2.5」について、国際がん研究機関が発がんリ
スクを5段階の危険度のうち最高レベルに分類したと発表しており、防毒マス
ク需要拡大への思惑から物色の矛先が向かっています。

 関連銘柄として、防じんマスク製造大手の興研も96円高の3095円、汚
染調査などを手掛ける環境管理も43円高の870円と値を上げています。

 トンネルなど大型土木に強みのある熊谷組が27円高の261円と11%を
超える大幅高で年初来高値を更新、約6年3ヶ月ぶり高値水準となっています。
東証が本日の売買分から信用取引に関する臨時措置を解除し、取引の際に必要
な委託保証金率が下がったのを受けて信用買いが再び増えるとの思惑が強まっ
ています。株価は2020年夏季五輪の東京開催の決定やリニア新幹線建設な
どを手掛かりに9月中に短期間で大幅に上昇し、東証は信用取引の規制を掛け
ていました。

 建設関連では、ダム・トンネルなど土木が得意の西松建設が11円高の32
6円、前田建設も23円高の697円、マンション建築首位の長谷工も8円高
の722円といずれも年初来高値を更新しています。

 旭化成が20円高の749円と連日で上昇。4~9月期の連結営業利益が7
00億円超と前年同期比83%増えた模様と報じられ、従来計画650億円を
上回って上期最高を更新する見通しであることから好感した買いが入っていま
す。住宅販売事業が消費増税前の駆け込み需要で好調。またスマートフォン向
け部品を供給するエレクトロニクス事業も好調で、14年3月期は営業最高益
の見通し(1300億円)を更に上回りそうです。

 電子部品大手でアップル関連の村田製作所が220円高の7840円と値を
飛ばしています。同社の7~9月の受注額が前年同期比29%増の2300億
円となって四半期ベースで過去最高を記録したと報じられ、好感した買いが入
っています。米アップルが9月に発売した「iPhone5s」や今月発表予
定の新型タブレット向けに通信用部品の需要が拡大しています。

 その他、建設向け仮設型枠や構造機材を手掛ける岡部が19円高の1291
円と値を上げて年初来高値更新、ソフトバンクも140円高の7620円と年
初来高値更新、石灰石の日鉄鉱業が40円高の595円、3Dプリンターの群
栄化学が32円高の525円と値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、長谷工、西松建、前田建、熊谷組、ABCマート、W
OWOW、岡部、ミネベア、ドン・キホーテ、オリックス、プレナス、ソフト
バンク・・・等々です。




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【2】主な材料                          **
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・来春の労使交渉、電機連合が5年ぶりにベア統一要求へ

・7~9月の企業の資金需要、2期ぶりに改善 日銀調査

・9月のパソコン出荷台数、3カ月ぶり減 出荷金額は増

・9月の食品スーパー売上高、0.2%減 非食品が低調

・阪急阪神ホテルズ、食材誤表示 7年間、延べ7万人超

・三菱重工など5社、ブラジル造船大手の株式を3割取得

・マネックスGの4~9月期、株式活況で純利益5.3倍

・独中銀、同国の不動産バブルを警告 住宅価格が割高に

・オバマケア保険サイトに障害 共和党、責任追及で攻勢



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【3】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 据置き   A(3046)ジェイアイエヌ       5,600円

[シティG証券]
 据置き   A(3436)SUMCO         1,050円

[野村証券]
 引上げ B→A(4733)OBC       3,000→ 4,100円
 据置き   A(8282)ケーズHD     4,000→ 3,500円

[日興SMBC証券]
 引上げ B→A(3099)三越伊勢丹         1,600円
 新 規   B(3064)MonotaRO      3,100円

[三菱UFJMS証券]
 引上げ B→A(4924)ドクターシーラボ  28万→35.2万円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価



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【4】CMEと指数先物                      **
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 本誌朝刊に記載しております「CME日経225先物」とは、シカゴ・マー
カンタイル取引所(シカゴ商業取引所)に上場している日経平均先物価格の現
地終値であり、同じ先物として大証225先物の前日終値との比較を括弧書き
で記載しています。

 CMEではドル建てと円建ての225先物が取引されていますが、最近は出
来高が多い円建ての終値をCME日経225先物の終値として紹介しているケ
ースが多いようです。

 日経225先物は大阪証券取引所やCMEの他、シンガポール取引所(SG
X)にも上場しています。現物相場の流動性が低く先物相場の影響が今よりも
大きかったバブル崩壊後の時期は、日本市場よりも取引時間が長いSGX(当
時SIMEX)の日経平均先物の動向が注目されました。

 先物の値は現物相場に先行して動く傾向があるため市場参加者の注目すると
ころとなります。日本市場が開く前に取引されているCME日経225の値が、
前日の東京市場の終値と開きがある場合には、東京市場はCMEにサヤ寄せし
て寄り付くことになります。

 CME日経225先物の影響は東京市場の寄り付き時のみであり、相場を動
かす多くの材料の中の一つに過ぎませんが、何らかの影響でCMEが大きく動
いた場合には、CMEに影響した材料が日本市場にも影響します。

 ちなみにCMEグループが運営する24時間取引システム「GLOBEX」
(グローベックス)で取引されている「ナスダック100指数先物」や「ダウ
先物」等の値動きが東京市場に影響する場合もあります。



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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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今晩発表予定の9月の米雇用統計は、米政府機関が閉鎖される前のデータであ
ることから材料とはなりにくいものの、市場予想(朝刊参照)と大きくズレた
場合、つまり予想外に悪い数値であれば「景況感の悪化」が「量的緩和の継続
観測」につながり、予想以上に良い数値であれば「景況感の改善」から「量的
緩和の縮小観測」が連想されることになり、景況感と金融政策のどちらに焦点
が当たるかで反応が違ってきます。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =7年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2012 http://melma.com/contents/moy2012/
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   「ハロー!株式」 5年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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